Biophysics

Biophysics · 11.03

Laser:光共振器

Laser: the optical resonator

🧠 は、を鏡の間に置いて光を往復させ、が損失を上回るモードだけを選択的に増幅する。

二枚の鏡と活性媒質

共振器は高反射鏡と部分透過の出力鏡でを挟む。をもつ媒質を光が繰り返し通過すると、が連鎖する。一方の鏡を部分透過にすることで増幅光の一部を外へ取り出す。

縦モードの共振条件

鏡間距離をLLとすると、往復光路に整数個の波長が入る定在波条件は

2L=mλ(m=1,2,3,)2L=m\lambda\qquad(m=1,2,3,\ldots)

である。許される周波数間隔はΔf=c/(2L)\Delta f=c/(2L)となる。帯域内に複数モードが入ることもあり、は共振器だけでなく幅とモード選択素子に依存する。

flowchart TD
  A["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='spontaneous emission'>自然放出</span>の一部が共振軸へ入る"] --> B["鏡間を往復"]
  B --> C["媒質通過ごとに<span class='jp-term jp-term-diagram' title='stimulated emission'>誘導放出</span>"]
  C --> D["共振条件を満たすモードが成長"]
  D --> E["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='gain'>利得</span>が鏡・散乱損失を上回る"]
  E --> F["出力鏡からレーザー光を取り出す"]

閾値と出力

レーザー発振には一往復の増幅が全損失以上になる閾値がある。共振器によるモード選択との同位相性が、レーザー光のを生む。

まとめ

  • 共振器は光をへ繰り返し通して増幅する。
  • 鏡間距離で許されるが決まり、が損失を超えると発振する。
  • 部分透過鏡から、共振器内光の一部を出力として取り出す。