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ボットが毎日ノートを確認し、最新の医学情報と食い違っていないかをチェックしています。修正した箇所はここに記録されます。254 runs · 1119 changes

  1. 2026 08.13

    pulmonology全45ファイルを通読し、修正点以外の裏付けが薄かった具体的数値・基準に出典を補強した(教科書的近似値は対象外)。

    • トピックArterial blood gas test and interpretation of the results酸塩基代償式(Winter式等)の出典としてNarins & Emmett 1980を追加した。
    • トピックCough小児急性咳嗽への蜂蜜の効果にCochraneレビューの出典を追加し、成人への外挿と切り分けた。
    • トピックPulmonary emergenciesARDSベルリン定義のP/F比分類と低一回換気量換気の根拠にBerlin Definition・ARDSNet試験の出典を追加した。
    • トピックThoracentesisライト基準に原著(Light et al. 1972)の出典を追加した。
    • トピックBronchial asthma急性増悪時の全身性ステロイド用量・期間に、既存のGINA出典への脚注リンクを補った。
  2. 2026 08.13

    surgery全37ファイルを通読し、修正点以外の裏付けが薄かった具体的数値・基準に出典を補強した(教科書的近似値は対象外)。

  3. 2026 08.13

    traumatology・ent・cardiologyの全160ファイルを通読し、修正点以外の裏付けが薄かった具体的数値・分類・治療推奨に原著を中心とした出典を補強した。

  4. 2026 08.13

    intmedの全24ファイルを通読し、修正点以外の裏付けが薄かった診断基準・分類に原著を出典として補強した。

  5. 2026 08.13

    皮膚科学1-09〜1-16をConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、細菌・抗酸菌・ウイルス・真菌感染症の診断、治療、予防を更新した。

  6. 2026 08.13

    皮膚科学1-17〜1-22をConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、修正点に加えて各ノートの主要な病態・診断・治療主張も引用で補強した。

  7. 2026 08.13

    皮膚科学2-01〜2-09の性感染症8ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、修正点に加えて主要な診断・治療・再感染予防の主張も引用で補強した。

  8. 2026 08.13

    皮膚科学2-10〜2-17の感染症8ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、修正点に加えて主要な病態・診断・治療・安全性の主張も引用で補強した。

    • トピックLymphogranuloma Venereum, Granuloma Inguinale and ChancroidLGV・鼠径肉芽腫・軟性下疳の診断、治療、妊娠時およびパートナー管理を精密化した。
    • トピックBacterial Vaginosis細菌性腟症の病態・診断・第一選択治療を補強し、男性パートナー治療の相反するエビデンスを整理した。
    • トピックTrichomoniasisトリコモナス症のNAAT診断、性別・妊娠・HIVを踏まえた治療、再検査とパートナー治療を更新した。
    • トピックGenital Candidiasis性器カンジダ症の顕微鏡・培養診断、複雑性・非albicans例、妊娠時の安全性を引用で補強した。
    • トピックScabies疥癬の第一選択治療、年齢別の塗布範囲、角化型疥癬の併用療法と治療失敗評価を更新した。
    • トピックPediculosisシラミ症の活動性感染診断、第一選択・代替治療、毛じらみ症のパートナー管理を補強した。
    • トピックHIV Infection and AIDSHIVの病態・皮膚所見・検査、AIDS監視定義、初回ARTとU=Uの条件を現行知見に合わせた。
    • トピックPrimary Syphilis and Differential Diagnosis一次梅毒の臨床像、血清学・直接検出、早期偽陰性、第一選択治療とJarisch–Herxheimer反応を補強した。
  9. 2026 08.13

    皮膚科学2-18〜2-20の梅毒3ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、病期別の臨床像・診断・治療と検査解釈の主要主張を引用で補強した。

    • トピックSecondary Syphilis第二期梅毒の血清学的診断、プロゾーン現象、第一選択治療と経時的追跡を明確化した。
    • トピックTertiary Syphilis第三期・神経・眼・耳・先天梅毒の評価と治療を精密化し、心血管病変とHutchinson三徴を補強した。
    • トピックDiagnosis of Syphilis and Biological False-Positive Reactions梅毒の直接検出と血清学的アルゴリズム、プロゾーン・血清固定・生物学的偽陽性の解釈を更新した。
  10. 2026 08.13

    方針転換前に処理した皮膚科学1-01〜1-16を再監査し、Consensus修正点だけでなく、各ノートの主要な病態・診断・第一選択治療・安全事項にも検証済み引用を配置した。

  11. 2026 08.13

    review-flags の対策済み項目43件を消し込み、機械的に解決できる4件を処理した。DIC診療ガイドラインの出典が別パートを同じidで呼んでいた誤りを7ファイルで是正した。

  12. 2026 08.12

    Joubert症候群の原因遺伝子の「最多」という順位づけを撤回し、肝の血管性病変の呼称と腕橈骨部そう痒症の表記を統一した。

    • 疾患Joubert症候群原因遺伝子の記述を「最多の原因遺伝子は`TMEM67`で全体の5〜10%を占める」から「`AHI1`・`CC2D2A`・`CEP290`・`CPLANE1`・`TMEM67` がいずれも同程度で全体の5〜10%ずつを占める」へ是正した。出典の GeneReviews は5遺伝子を同じ 5%-10% の頻度帯に並べており、どの遺伝子が最も多いかという順位づけを行っていない。この誤りは新設した COACH症候群ノートにも複製されていたため同時に是正した。
    • 疾患頭蓋底腫瘍小脳橋角部腫瘍の組織型内訳(前庭神経鞘腫75〜85%・髄膜腫10〜15%・類上皮腫7〜8%)を本ノートから外し、定性的な記述と新設の小脳橋角部腫瘍ノートへの参照に置き換えた。同一の出典・同一の数値が2ノートに重複しており、片方だけが改訂されたときに乖離を検出できない状態だったため、数値の所有者を1ノートに絞った。数値そのものは出典どおりで誤りではない。
    • 疾患遺伝性・後天性溶血性貧血(遺伝性球状赤血球症・G6PD欠乏症・自己免疫性溶血性貧血・発作性夜間ヘモグロビン尿症)検査値の関連ノートを間接クームス試験から直接抗グロブリン試験へ差し替えた。本ノートは診断フロー・自己免疫性溶血性貧血の病型表・まとめのいずれも直接抗グロブリン試験(DAT)で記述しており、間接クームス試験は本文に一度も登場しない。以前に是正した「ラベルが DAT なのに飛び先が間接クームス試験」という誤リンクの残り半分にあたる。
    • 疾患慢性単純性苔癬神経因性そう痒の代表例の表記を「上腕橈骨部そう痒症」から「腕橈骨部そう痒症」へ是正した。brachioradial pruritus の好発部位は前腕背外側であり、上腕ではない。
    • 微生物Bartonella henselae肝・脾の血管性病変の呼称を「細菌性紫斑病」から「肝紫斑病」へ統一した。同じ病変を扱う細菌性血管腫症・猫ひっかき病の各ノートはいずれも「肝紫斑病」を用いており、「紫斑病」単独では purpura と紛らわしい。
  13. 2026 08.12

    H2遮断薬とイトプリドの適応表で、機能性ディスペプシアが承認適応であるかのように読める記述を是正した。

    • 薬剤itopride適応表の並びを改め、日本の承認適応が「慢性胃炎における消化器症状」であることを明示したうえで、機能性ディスペプシアの行を「承認適応外」と区分した。従来は両者を同列に並べており、機能性ディスペプシアが承認された効能であるかのように読めた。日本でこの病名で承認されているのはアコチアミドのみである。
    • 薬剤famotidine適応表の機能性ディスペプシアの行を「承認適応外」と区分した。添付文書(ガスター)の効能効果は胃潰瘍・十二指腸潰瘍・吻合部潰瘍・上部消化管出血・逆流性食道炎・Zollinger-Ellison症候群および急性胃炎/慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変で、機能性ディスペプシアは含まれない。あわせて frontmatter の承認適応の一覧からも同疾患を削除した。
    • 薬剤ranitidine歴史的な適応の記述から機能性ディスペプシアを外し、承認適応外の使用であった旨の但し書きに改めた。米国FDAラベルの8適応(十二指腸潰瘍・胃潰瘍・過分泌状態・GERD・びらん性食道炎とその維持療法)にも同疾患は含まれない。あわせて frontmatter の承認適応の一覧からも削除した。
  14. 2026 08.12

    腎性貧血・細菌性血管腫症・レプトスピラ症で、ラベルと飛び先が違うリンクや出典と食い違う日数を是正した。

    • 疾患慢性腎臓病「腎性貧血」というラベルで慢性疾患に伴う貧血のノートへ飛ばしていたリンクを2箇所、新設した腎性貧血のノートへ張り替えた。腎性貧血はエリスロポエチン産生低下・尿毒症物質による骨髄抑制・赤血球寿命短縮・ヘプシジン上昇による機能的鉄欠乏が複合する病態で、炎症性サイトカインによるヘプシジン上昇を主機序とする慢性疾患に伴う貧血とは別に扱う。あわせて frontmatter の続発疾患も差し替えた。
    • 薬剤roxadustat適応の記述を「慢性疾患に伴う貧血のうち腎性貧血の枠に位置づけられる」という代用表現から、新設した腎性貧血のノートへの直接の参照に改めた。承認適応の一覧も同様に差し替えた。
    • 微生物Leptospira interrogans第1相(急性期・菌血症期)の持続を3〜7日から3〜9日へ是正した。本文に出典を持たない記述で、疾患側のノートが引く Rajapakse 2022 の原文は "three to nine days" と述べている。
    • 疾患Morvan症候群出典の要約欄にあった「電位依存性Kチャネル複合体抗体高力価症例の大半(97%)」という数値を是正した。Irani 2010 の原文にこの値は存在せず、96検体中 LGI1 抗体55・CASPR2 抗体19(77%)、既知の標的抗原が同定できたものは計78(81%)である。本文は「大半」としか書いていないため表示上の誤りは生じていなかった。
    • 疾患脊髄係留症候群円錐低位の閾値を「L2以下」から「L1-L2椎間板レベルより下位」へ一本化した。前者は発行日の記載がない患者向けページに由来し、同じ文の後半が引く Warder & Oakes 1994 の操作的定義と表現が食い違っていた。あわせて、健常者の正常範囲を問う物差し(L2-L3以上が正常)とは基準が異なり同じ椎体レベルが両方の答えを持ちうる点を注記した。
  15. 2026 08.11

    先天性水痘症候群を「失明を含む三徴」としていた3箇所を、眼病変と中枢神経障害を分けた四徴へ是正した。

    • 疾患水痘・帯状疱疹先天性水痘症候群の主徴を「四肢低形成・皮膚の瘢痕化・失明の三徴」から「皮節性の皮膚瘢痕・四肢低形成・眼病変・中枢神経障害の四徴」へ是正した(失明は眼病変の一帰結であって独立した徴候ではなく、中枢神経障害が抜けていた)。
    • 微生物Varicella zoster virus先天性水痘症候群の主徴の記述2箇所を、眼病変(小眼球・脈絡網膜炎・白内障)と中枢神経障害を分けた四徴へ是正した。
    • 疾患視神経低形成視隔膜異形成症で3徴すべてが揃う割合を64.9%とした記述に、単施設の内分泌専門外来コホート(171例)に基づく値であり原著自身が選択バイアスに言及していること、一般集団推計は24〜30%であることを補足した。
  16. 2026 08.11

    乳糖不耐症の食事指導を「乳製品を避ける」から「耐容量まで調整する」へ、hot cross bun徴候の信号を低信号から高信号へ是正した。

    • トピックMalabsorption成人型乳糖不耐症の食事指導を「乳製品を避けるべき」から「完全除去は不要で、耐容量まで乳糖摂取量を調整する」へ更新した(1回あたり乳糖12〜15g程度までは無症状で耐容できることが示されている)。
    • 疾患多系統萎縮症hot cross bun徴候を橋の「低信号」としていたのを「T2/FLAIRでの十字型の高信号」へ是正し、変性した橋横走線維が高信号を作る(橋被蓋・錐体路は温存される)という機序に修正した。
  17. 2026 08.11

    レカネマブ併用時の頭蓋内出血2.5%を「抗血栓薬併用例」から「抗凝固薬併用例」へ是正し、抗血栓薬全体の実数を併記した。

    • 疾患脳アミロイド血管症レカネマブ投与例の頭蓋内出血について「抗血栓薬併用例で2.5%」としていたのを「抗凝固薬(単独または抗血小板薬・アスピリン併用)で2.5%(2/79例)」へ是正した。米国添付文書では抗血栓薬全体では0.9%(3/328例)、非併用例0.6%(3/545例)で、添付文書自身が「抗血栓薬はARIAのリスクを高めなかった」と明記している。従来の記述は二次資料(NCBI Bookshelf)が添付文書を要約する際に母集団を広げてしまったものを引き継いでいた。
  18. 2026 08.11

    キトトリオシダーゼ欠損の頻度を約10%から約6%へ是正し、鼻腔一酸化窒素検査で嚢胞性線維症を除外すべき理由の数値を復活させ、テルリプレシンの表記を統一した。

    • 疾患Gaucher病キトトリオシダーゼが先天的に欠損する頻度を「一般人口の約10%」から「約6%(ヘテロ接合体を含めるとヨーロッパ系では最大40%)」へ是正した。従来の10%は出典が母集団を限定せず引用元も示していない値で、遺伝学的な一次データ(ホモ約6%+ヘテロ33〜35%)および GeneReviews の『ヨーロッパ系では最大40%』と整合しなかった。代替マーカーにグルコシルスフィンゴシンを追記した。
    • 疾患Kartagener症候群鼻腔一酸化窒素検査の前に嚢胞性線維症を除外すべき理由として「嚢胞性線維症患者の最大3分の1が77 nL/min未満を示す」という数値を追加した。この数値は以前『出典に見当たらない』と判断して削除していたが、米国胸部学会の技術文書に原文が存在することが確認できたため、当該文書を出典として復活させた。
    • 疾患肝硬変肝腎症候群の治療薬の表記を「テリプレシン」から「テルリプレシン」へ是正した。日本医薬品一般的名称(JAN)はテルリプレシン酢酸塩で、テリプレシンは登録名称ではない。
    • トピックGastrointestinal bleeding静脈瘤出血に用いる血管作動薬の表記を「テリプレシン」から「テルリプレシン」へ是正した(JAN に準拠)。同じ是正を病態生理学 II-4・内科学 L-50・外科学 S-27 にも行った。
  19. 2026 08.11

    シラミ媒介回帰熱の発熱発作の回数と未治療致死率を是正し、パルボウイルスB19の記述を独立ノートへ移した。

    • 微生物Borrelia recurrentis流行性回帰熱(シラミ媒介)の発熱発作の回数を「治療しなければ通常3〜10回程度」から「典型的に1〜2回」へ是正した。3〜7回の再発を繰り返すのはダニ媒介回帰熱の方で、両者の値を取り違えていた。あわせて未治療の致死率を「数%〜40%」から、大流行時の古典的報告(30〜80%)と文献をプールした解析(未治療6%、確定例10.2%、極端な集団発生を除くと3.1%)を書き分ける形へ改めた。従来の「40%」という上限はどの出典にも存在しなかった。
    • 疾患先天性TORCH感染症パルボウイルスB19の節にあった「独立した疾患ノートを持たないためここで詳しく扱う」という説明を改め、母体感染と胎児への影響に焦点を絞ったうえで、赤芽球癆・伝染性紅斑を含む疾患全体は新設のパルボウイルスB19感染症ノートを参照する形にした。
  20. 2026 08.10

    胸腺腫のTNM病期分類を第8版から2025年1月発効の第9版へ更新した。

    • 疾患胸腺腫TNM分類を第8版(2017年発効)から第9版(2025年1月発効、T2・T3区分見直し等)へ更新した。
  21. 2026 08.09

    呼吸器科45ノートのConsensusレビューを一次文献・現行ガイドラインで再検証し、38ノートの診断基準、治療推奨、検査解釈、数値・分類を修正した。

    • トピックPractical clinical aspects of lung anatomy and respiratory physiology誤嚥陰影を体位依存部位で説明し、低酸素血症の機序と低・高V/Qを真のシャント・死腔から区別した。
    • トピックArterial blood gas test and interpretation of the results氷冷プラスチック注射器でのPaO₂誤差を初期値・温度・時間に依存する現象として精密化した。
    • トピックExercise testing 6MWT6分間歩行試験の中止・再開を固定SpO₂閾値ではなく症状と安全性で個別判断する表現へ改めた。
    • トピックLung function measurements static and dynamic lung volumesFVC低下だけで拘束性障害を確定せずTLCで確認し、非特異的パターンやエアトラッピングも再評価する流れを追加した。
    • トピックBronchial provocation testing and pharmacospirometry気管支拡張反応の固定閾値を削り、ERS/ATS更新基準と疾患別指針で判定が異なることを明記した。
    • トピックChest pain肺塞栓除外のDダイマー戦略を検証対象に限定し、心膜炎の典型的ECG所見が全例には現れないことを明記した。
    • トピックDyspneaNIVの対象を急性高CO₂血症性COPD増悪へ限定し、肥満低換気とPOCUSの位置づけを精密化した。
    • トピックPhysical examination肺炎の身体所見を異常バイタル・全体印象と統合する表現へ改め、肺音の標準化用語を確認した。
    • トピックPulmonary emergencies新グローバルARDSを定義案として位置づけ、ATS治療更新と市中肺炎の病原体・検査選択を現行推奨へ更新した。
    • トピックBronchoscopyリドカイン濃度、抗血栓薬休薬、モニタリング、TBLB後の観察・遅発性気胸説明を個別リスクに沿って修正した。
    • トピックThoracentesis排液1.5 Lを非絶対的な実務目安とし、抗血栓薬休薬と肋間動脈走行を個別評価する記載を追加した。
    • トピックImaging techniques in pulmonologyPET-CT単独で縦隔リンパ節転移を確定せず、必要時に追加画像または病理確認を行うことを明記した。
    • トピックInhalation pharmacotherapyCOPDでのICS利益と肺炎リスクを増悪歴・好酸球数で整理し、SMIの吸気条件を精密化した。
    • トピックSystemic pharmacotherapyCOPD増悪の抗菌薬適応を呼吸困難増加・喀痰量増加・喀痰膿性化の3徴候で整理した。
    • トピックRespiratory physiotherapy, rehabilitation, and palliative care肺高血圧症の呼吸リハビリテーション参加を専門管理下の条件付き提案として明示した。
    • トピックLung transplantation維持免疫抑制は3剤併用を軸としつつ、単一の標準レジメンではないことを明記した。
    • トピックBronchial asthma急性増悪初期1時間に短時間作用性β₂刺激薬を反復投与する推奨を追加した。
    • トピックCOPD and emphysema肺気腫分布だけでα1アンチトリプシン欠乏症を除外しない注意を追加し、GOLD E群の定義を修正した。
    • トピックCOPD acute exacerbationCOPD増悪の抗菌薬適応から発熱を除き、喀痰膿性化を含む3徴候で整理した。
    • トピックPneumonia重症市中肺炎でのステロイド推奨と、ウイルス陽性時の抗菌薬判断に学会間差があることを追記した。
    • トピックViral pneumonia非重症インフルエンザの抗ウイルス薬推奨にWHO・CDC間差があることと、COVID-19ステロイド適応を酸素需要で整理した。
    • トピックTuberculosis薬剤感受性肺結核の4か月レジメン略号を2HPZM/2HPMへ訂正し、適格条件を一次資料で補強した。
    • トピックOther pulmonary infectionsABPA追加基準を明確化し、侵襲性肺アスペルギルス症の第一選択薬と代替薬を現行推奨へ更新した。
    • トピックLung cancer pathology and molecular biologyLCNEC・SCLC・大細胞癌のWHO分類上の位置づけと、進行時の循環腫瘍DNA利用を精密化した。
    • トピックLung cancer: diagnostics and staging低線量CT検診の死亡減少効果に加え、偽陽性、侵襲的検査、過剰診断、偶発所見の不利益を追記した。
    • トピックPrinciples of lung cancer therapy限局型SCLCのデュルバルマブ地固め療法と、EGFR変異III期でのデュルバルマブ利益の不確実性を追記した。
    • トピックChemo-, immune- and targeted therapy of lung cancer限局型SCLC・EGFR変異III期の記載を更新し、適格切除可能NSCLCの周術期免疫療法を追記した。
    • トピックDiagnostics of sleep related breathing disordersSTOP-BANGを検査前確率推定ツールとし、覚醒時SpO₂単独でOHSのABG要否を決めないことを明記した。
    • トピックPrinciples of OSAS, central apnea and obesity hypoventilation syndrome therapy口腔内装置の調整・咬合・追跡睡眠検査と、PAP圧関連副作用時の睡眠外科紹介を追記した。
    • トピックAcute respiratory failure高V/Qと死腔を区別し、酸素目標、HFNC・NIVの病型別選択、挿管判断を現行推奨へ更新した。
    • トピックNIV therapyS/Tモードのバックアップ換気が無呼吸時だけでなく設定呼吸数未満で作動することを明記した。
    • トピックPathology and diagnostics of interstitial lung diseases根拠のないILD構成比を削除し、過敏性肺炎における凍結生検の病型別推奨を明記した。
    • トピックIdiopathic pulmonary fibrosis抗線維化薬のFVC低下抑制と有害な三剤併用の根拠をRCT・メタ解析へ差し替えた。
    • トピックPulmonary embolism年齢調整Dダイマー、ESCリスク層別化、再灌流適応、少なくとも3か月の抗凝固へ修正した。
    • トピックPulmonary hypertensionPH-ILDで吸入トレプロスチニルのRCT有効性と専門施設での選択的使用を明記した。
    • トピックPleural effusion排液1.5 Lを安全上の目安とし、悪性胸水でのIPC・胸膜癒着術選択とIPC感染リスクを追記した。
    • トピックPneumothoraxドレナージ不要で入院観察する気胸の高濃度酸素を、目標SpO₂と高CO₂血症リスクに沿って整理した。
    • トピックGenetic pulmonary disordersマルファン症候群でβ遮断薬とARBの併用を症例に応じて考慮する記載を追加した。
  22. 2026 08.09

    耳鼻咽喉科51〜60の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、喉頭の解剖・検査・気道管理、喉頭疾患、発声再建、気管・食道異物の記載を更新した。

  23. 2026 08.09

    耳鼻咽喉科61〜66の6ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、発声障害、HPV関連中咽頭癌、頸部郭清、喉頭部分切除・全摘、頭頸部癌集学的治療の記載を更新した。

  24. 2026 08.09

    外傷学01〜10の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、開放骨折、骨折治療、脱臼、頭部外傷、頭蓋内血腫、脊椎・脊髄損傷の記載を更新した。

  25. 2026 08.09

    外傷学11〜20の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、脊椎・胸部・腹部外傷、肩甲帯・上肢骨折、手関節・手指外傷の記載を更新した。

  26. 2026 08.09

    外傷学21〜30の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、手外傷・骨盤輪・股関節・大腿骨・膝関節外傷の診断、手術適応、周術期管理を更新した。

  27. 2026 08.09

    外傷学31〜36の最終6ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、脛骨・足関節・踵骨・アキレス腱・コンパートメント症候群の診断と治療を更新した。

  28. 2026 08.09

    内科学E/01〜E/08をConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、内分泌疾患の診断基準・治療選択・安全上の注意を更新した。

  29. 2026 08.09

    内科学E/09〜E/12・G/01〜G/04をConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、代謝・糖尿病・消化管疾患の診断と治療を更新した。

  30. 2026 08.09

    内科学G/05〜G/07・N/01〜N/05をConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、消化器・腎疾患の診断と治療を更新した。

  31. 2026 08.09

    皮膚科学1-01〜1-08をConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、皮膚の基礎機能、蕁麻疹、湿疹、薬疹、細菌感染症を更新した。

  32. 2026 08.09

    外科37ノートのConsensusレビューを一次文献・現行ガイドラインで再検証し、診断、手術適応、周術期管理、治療選択、数値・分類を更新した。

  33. 2026 08.09

    循環器科A-24〜A-37の14ノートをConsensusレビューと一次文献・現行ガイドラインで再検証し、再灌流、抗血栓療法、不整脈、デバイス、構造的心疾患治療を更新した。

  34. 2026 08.09

    循環器科B-01〜B-21の21ノートをConsensusレビューと一次文献・現行ガイドラインで再検証し、17ノートの弁膜症、大動脈・末梢血管疾患、静脈疾患、補助循環、心臓外科治療を更新した。

  35. 2026 08.09

    耳鼻咽喉科01〜10の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、外耳・中耳解剖、聴覚検査、補聴機器、前庭診察、外耳炎、滲出性中耳炎の記載を更新した。

  36. 2026 08.09

    耳鼻咽喉科11〜20の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、中耳炎、耳科手術、顔面神経麻痺、耳硬化症、耳外傷、内耳障害、メニエール病の記載を更新した。

  37. 2026 08.09

    耳鼻咽喉科21〜30の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、めまい・感音難聴・聴覚インプラント・鼻副鼻腔診療の記載を更新した。

  38. 2026 08.09

    耳鼻咽喉科31〜40の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、顔面外傷、鼻副鼻腔炎、咽頭解剖、睡眠時無呼吸、上咽頭・口腔咽頭疾患の記載を更新した。

  39. 2026 08.09

    耳鼻咽喉科41〜50の10ノートをConsensusレビューと検証済み文献で再評価し、扁桃疾患、口腔・中咽頭腫瘍、頸部解剖・感染、甲状腺・唾液腺疾患の記載を更新した。

  40. 2026 08.08

    感染性心内膜炎(A-10)で、2023 Duke-ISCVID基準の裏付け、血液培養陰性IEの評価、静注薬物使用者IEの特徴を文献に基づき補足した。

    • トピックInfective EndocarditisDuke基準の記載が2023年改訂のDuke-ISCVID基準であることを明記し、採血要件撤廃・新規大基準(PCR/シーケンス/FDG-PET/CT/心臓CT/術中所見)と、旧基準に対する感度・特異度の外部検証結果を追加。再評価ステップに血液培養陰性IEの原因・代表病原体・診断技術(血清学、培養延長、16S/18S PCR、mNGS)を追加。静注薬物使用者IEが右心系・三尖弁優位で黄色ブドウ球菌主体、グラム陰性菌/真菌の頻度も高いことを追加(Fowler et al. 2023; Van Der Vaart et al. 2024; Kaushik et al. 2026; Bursy et al. 2025)。
  41. 2026 08.08

    心膜炎・心嚢液貯留(A-11)で、診断基準(4所見中2つ)、原因の頻度、入院適応、コルヒチンの中核的位置づけ、effusive-constrictive pericarditisを文献に基づき補足した。

    • トピックPericarditis, pericardial effusion急性心膜炎の診断基準(胸膜性胸痛・ST上昇/PR低下・心嚢液貯留・心膜摩擦音の4所見中2つ、各所見の頻度)を追加。先進国での特発性/ウイルス性の割合(80-90%)とTB流行地での位置づけを追加。高熱・亜急性経過・大量心嚢液/タンポナーデ・NSAID不応が入院適応であることを追加。コルヒチンが補助薬でなく中核薬で急性例3か月・再発例6か月以上継続すること、多発再発例でのIL-1阻害薬を追加。effusive-constrictive pericarditis(ECP)を新規に補足(Imazio et al. 2015; Cremer et al. 2024; Melendo-Viu et al. 2023; Harake et al. 2026; Kim et al. 2018)。
  42. 2026 08.08

    大動脈弁狭窄症・大動脈弁逆流症の診断(A-12)で、AS重症度基準と評価不一致、年齢別SAVR/TAVI選択、AR多指標評価と介入閾値を文献に基づき補足した。

    • トピックAortic valve stenosis. Diagnosis of aortic valve insufficiency重症ASの定義(最高流速≥4.0 m/s・平均圧較差≥40 mmHg・弁口面積≤1.0 cm²)と指標間の不一致(低流量状態での過小評価)を追加。無治療症候性重症ASの1年死亡率が最大50%であることを追加。SAVR/TAVI選択にNOTION試験10年成績(複合転帰に差なし)と65歳以下でのSAVR優先を追加。ARの重症度評価にmultiparametric・multimodality approachの必要性を追加。AR介入閾値(LVEF<55%・LVESD>50mm)と、現行閾値による介入の遅れ・早期介入戦略の検討を追加(Otto et al. 2024; Ossola et al. 2026; Thyregod et al. 2024; Lebehn et al. 2023; Marigliano et al. 2024)。
  43. 2026 08.08

    僧帽弁狭窄症・僧帽弁閉鎖不全症の診断(A-13)で、MSのPASP予後価値、一次性MR多指標評価の落とし穴、二次性MRの管理とatrial secondary MRを文献に基づき補足した。

    • トピックMitral valve stenosis. Diagnosis of mitral valve insufficiency重症リウマチ性MSで、PASP>50mmHgや新規AFという既存の介入基準に、AFよりPASPの方が予後指標として一貫しており最適閾値は45mmHg超という報告を追加。一次性MRの重症度評価に、late-systolic MR・多発ジェット・偏心性ジェットなど過小/過大評価が起きやすい状況を追加。二次性MRの管理(GDMT最適化優先、TEER効果とLVリモデリングの関係、RESHAPE-HF2試験の知見)とatrial secondary MRという別表現型を新規補足(Choi et al. 2024; Lancellotti et al. 2024; Venturiello et al. 2026; Altes et al. 2023)。
  44. 2026 08.08

    心房・心室中隔欠損(A-14)で、ASD閉鎖適応と型別のアプローチ選択、PAH-CHD/アイゼンメンジャーの疫学と管理方針を文献に基づき補足した。

    • トピックAtrial and ventricular septal defects, congenital heart diseaseASD閉鎖の主要適応が右心容量負荷であり症状の有無を問わないこと、二次孔型(rim十分なら経カテーテル中心)と一次孔型/静脈洞型/冠静脈洞型(外科中心)の使い分け、TTEでの型鑑別とTEE/ICEでのデバイス最終適否評価、閉鎖後の逆リモデリング評価を追加。アイゼンメンジャー症候群を含むPAH-CHDが成人CHD患者の5-10%にみられ、内科的治療(PAH標的薬)が主体でシャント閉鎖は選択的であることを追加(Martin et al. 2014; Rao 2022; Goldstein & Krasuski 2022; Favoccia et al. 2019)。
  45. 2026 08.08

    高血圧I 病因・診断(A-15)で、一次性高血圧の圧利尿機序、二次性高血圧を疑う状況、ABPMの基準的位置づけと仮面高血圧の頻度・検出能を文献に基づき補足した。

    • トピックHypertension I. Etiology, diagnosis一次性高血圧が全体の90-95%を占め、腎の圧利尿機構の破綻とRAAS・交感神経の過活動による圧利尿曲線の右方偏位が中心機序であることを追加。二次性高血圧を疑う状況(若年発症、家族歴に乏しい、急な悪化、治療抵抗性)を追加。ABPMが24時間・夜間血圧の相関の強さから確定診断の基準的方法であること、境界域診察室血圧では仮面高血圧を十分に確定・除外できないこと(LR+ 2.984、LR- 0.330)、仮面高血圧の頻度が約25.8%でABPMでのみ検出される例が多く左室重量指数増加と関連することを追加(Kim 2024; Sudano et al. 2023; Huang et al. 2021; Walsh et al. 2025; Anstey et al. 2018)。
  46. 2026 08.08

    Consensus引用パッチ。高血圧治療(A-16)でβ遮断薬・利尿薬の第一選択における位置づけ、併用療法の記載、高血圧性心疾患の病態モデルを現行ガイドライン・総説に基づき是正した。

    • トピックHypertension II. Treatment. Hypertensive Heart Diseaseβ遮断薬は一般高血圧の第一選択4剤に含まれず併存疾患時に追加する位置づけであること、インダパミドはサイアザイド類似利尿薬であること、代表的併用はACE阻害薬に限らずARBも標準的であることを2024 ESCガイドライン・JAMAレビューに基づき明記。高血圧性心疾患の病態(全体像・フローチャート・まとめ)を、求心性LV肥大の一本線モデルから線維化・拡張障害・心房リモデリングを含む病態として書き直した。
  47. 2026 08.08

    Consensus引用パッチ。抗凝固療法(A-17)でAFにおけるNOAC例外、CHA₂DS₂-VAへの更新、Xa阻害薬の代表例、ダビガトランのVTE導入条件、機械弁のINR目標、PE血栓溶解の適応を現行ガイドライン・レビューに基づき是正した。

    • トピックAnticoagulant treatment and indicationsAFの『NOACを優先』に機械弁・中等度〜重度僧帽弁狭窄の除外を明記。CHA₂DS₂-VAScの記載に2024年ESCのCHA₂DS₂-VAへの更新を明示(出典追加)。直接第Xa因子阻害薬にアピキサバン・エドキサバンを追加。ダビガトランのVTE導入は初期非経口抗凝固が必要な点を追記。機械弁のINR目標が僧帽弁で高くなりやすい点を追記。血栓溶解薬の適応を『重症PE』から『血行動態不安定または低血圧を伴うPE』に是正。
  48. 2026 08.08

    Consensus引用パッチ。抗血小板療法(A-18)でアブシキシマブの機序記載、脳梗塞/TIAでの非心原性の書き分け、プラスグレルの適応限定、DAPT期間・de-escalationを現行レビューに基づき是正した。

    • トピックAnti-platelet treatment and indicationsアブシキシマブの『GPIIb/IIIaへのリガンド結合を可逆的に阻害する』という不正確な記載を修正。クロピドグレル・アセチルサリチル酸の脳卒中適応が『非心原性』TIA/虚血性脳卒中に限られる点を表・本文で明記。プラスグレルが内科的治療のみのACSには通常用いないことをTRILOGY ACS試験の解析に基づき追記。ACS/PCIのDAPT調整に虚血リスク評価とde-escalationを追記。軽症非心原性脳梗塞・高リスクTIAでの21〜30日短期DAPTと、長期DAPTを避けるべき点を追記。
  49. 2026 08.08

    Consensus引用パッチ。虚血性心疾患の評価(A-19)でCCTA優先の評価アルゴリズム、造影と治療(PCI)の区別、Holter・運動負荷心電図の診断限界、無症候性虚血の機序・危険因子を現行レビュー・メタ解析に基づき是正した。

    • トピックManifestations and evaluation of Ischemic Heart Disease (IHD)評価アルゴリズムを、安静時ECG・心エコーからCCTA/負荷画像検査を優先し侵襲的冠動脈造影は高リスク例に限る流れへ更新。冠動脈造影(診断)とPCI(治療)を区別し、狭窄の生理学的意義はFFRで評価する旨を追記。運動負荷心電図とHolter心電図の診断能の限界(感度・特異度、単独では除外不可)を明記。無症候性虚血の機序を心臓自律神経障害中心に絞り、危険因子に罹病期間・血糖コントロール・高血圧を追加。心臓症候群X/ANOCA節の根拠不十分な薬剤列挙を、CCTA後の機能評価追加という記載に置き換えた。
  50. 2026 08.08

    Consensus引用パッチ。狭心症(A-20)で安定狭心症の評価をCCTA優先へ更新、異型・血管攣縮性狭心症をST上昇限定から広げ誘発試験をゴールドスタンダードと明記、ACSをトリアージ中心の記載へ是正した。

    • トピックAngina pectoris安定狭心症の評価順序を、運動負荷心電図優先からCCTA/負荷画像検査優先へ更新し、SCOT-HEART事後解析の運動負荷心電図の感度39%・特異度91%を明記。異型狭心症の表を一過性ST上昇限定からST低下等を含む虚血性変化・不整脈/失神/突然死リスクへ拡張。血管攣縮性狭心症の誘発試験を『必要時』からゴールドスタンダードの確定診断法へ位置づけ直し、CCTA単独では否定不可と追記。ACSのまとめを『緊急入院』からECG・高感度トロポニンによる速やかなトリアージ中心の記載へ修正。NSTE-ACSのECG所見(ST低下・T波陰転・変化なしがあり得る)を補足。
  51. 2026 08.08

    Consensus引用パッチ。NSTE-ACS(A-21)でECG所見の書き分けを広げ、病因を部分閉塞だけでなく冠攣縮・需給不均衡を含む形へ修正し、hs-cTnアルゴリズムの0/1h・0/2h優先と旧マーカーの補助的位置づけを明記した。

    • トピックNon-ST-segment elevation Acute Coronary Syndrome I: Etiology, manifestations, diagnosis不安定狭心症・NSTEMIのECG所見を『ST低下』『ST低下・T波逆転』の限定表現から、一過性ST上昇や正常ECGもありうる旨を含む記載へ拡張。まとめの病因を『部分閉塞による心内膜下虚血』から、冠攣縮・需給不均衡(低血圧・貧血・敗血症等)も含む記載へ修正。心筋バイオマーカー節に、hs-cTnが中心的マーカーでCK-MB/LDH/ミオグロビンは補助的・歴史的である旨のリード文を追加し、hs-cTn表に0/1h・0/2hアルゴリズムが0/3hより高精度であることを追記。
  52. 2026 08.08

    Consensus引用パッチ。NSTE-ACS治療(A-22)で抗凝固薬をUFH限定から複数選択肢へ拡張、P2Y12阻害薬のルーチン前投与非推奨、GRACE>140の24時間造影の根拠の強さ、PCI/CABGの長期転帰、退院後負荷試験の個別化を現行文献に基づき是正した。

    • トピックNon-ST-segment elevation Acute Coronary Syndrome II: Treatment抗凝固薬の記載を『ヘパリン』単独からUFH第一選択+エノキサパリン/フォンダパリヌクスの選択肢へ拡張。DAPTの記載に、冠動脈解剖判明前のP2Y12阻害薬ルーチン前投与がACCOAST試験に基づき推奨されない旨を追記。GRACE>140での24時間以内造影に、単純閾値では便益を十分特定できないとする最新研究の注記を追加。PCI/CABGの記載に、CABGが長期MACE・再血行再建で有利な一方、長期死亡・MIはPCIと有意差なしとするメタ解析の知見を追加。退院後の『運動負荷ECG』を一律の項目から、症状・リスク・治療内容に応じた個別化評価へ修正。
  53. 2026 08.08

    Consensus引用パッチ。STEMI(A-23)にプラークびらんの頻度、非アテローム性病因(冠塞栓・解離・攣縮)、RBBBの高リスク性、初回トロポニンの限界、非虚血性ST上昇の鑑別を追加した。

    • トピックST-segment elevation Acute Coronary Syndrome I: Etiology, pathomechanism, diagnosis病因・病態機序節に、OCT研究に基づくプラークびらんの頻度(約25〜33%)と、冠動脈塞栓・自然冠動脈解離・冠攣縮などの非アテローム性機序を追記。診断節に、RBBBが基準未満でもSTEMIが多く1年死亡も高い高リスク所見であること、初回トロポニンの感度がOMI(occlusion myocardial infarction)に対して限定的であることを追記。鑑別診断リストに心膜炎/心筋炎・Brugada pattern・早期再分極・Takotsubo症候群などの非虚血性ST上昇パターンを追加。
  54. 2026 08.08

    心血管リスク因子と一次・二次予防(A-03)で、血圧目標の年齢層別化、ACS/PCI後抗血小板療法のP2Y12薬剤選択、LDL再発時目標を文献に基づき補足した。

    • トピックRisk factors, primary and secondary prevention旧SCORE表の境界値の齟齬(「低い」行がSCORE 1%で「中等度」の1–5%と重複)を修正。血圧目標を「<140/90一律」から年齢層別(18-69歳は収縮期120-130、70歳以上は<140かつ可能なら130)へ補足し、二次予防で135/85未満を一律に狙う根拠が弱いことも追加(Visseren et al. 2021 ESC guideline; Manta et al. 2024; Saiz et al. 2020 Cochrane)。ACS/PCI後DAPTの標準P2Y12薬剤をクロピドグレルからプラスグレル/チカグレロルへ補足し、単剤化はチカグレロルでのみ非劣性が示されクロピドグレルでは非劣性未達であることを追加(Ge et al. 2024 ULTIMATE-DAPT; Watanabe et al. 2022 STOPDAPT-2 ACS)。LDLの再発時厳格目標(<1.0mmol/L)と欧州の目標未達率(約80%)を追加(Mach et al. 2020 2019 ESC/EAS guideline; Ray et al. 2023 SANTORINI)。
  55. 2026 08.08

    拡張型心筋症(A-04)で、DCM定義の拡張、家族性の頻度と原因遺伝子、感染性病因、診断ワークアップ、心不全治療の4本柱、ICD適応の多因子評価を文献に基づき補足した。

    • トピックDilated cardiomyopathyDCM定義に『拡大を伴わないLV低収縮も初期像として含む』考え方を追加(Heymans et al. 2023 Lancet)。家族性の頻度を『約25%』から『約35〜50%』へ、原因遺伝子にTTN・LMNA・MYH7を追加(Reichart et al. 2019; Wang et al. 2025)。感染性病因を『コクサッキーB』からウイルス性心筋炎一般へ拡張(Schultheiss et al. 2019)。診断で心エコーを初期評価と位置づけCMR・遺伝学的評価の重要性を追加(Sorella et al. 2024)。心不全治療を旧来の薬剤列挙からARNI/ACEi/ARB・β遮断薬・MRA・SGLT2阻害薬の4本柱へ更新(McDonagh et al. 2021 ESC HF guideline)。ICD適応をLVEF単独から遺伝子型・CMR線維化・伝導障害等を含む多因子評価へ補足(Ferreira et al. 2023)。
  56. 2026 08.08

    肥大型心筋症(A-05)で、LVOTOの頻度、CMR/遺伝学的評価の位置づけ、心筋ミオシン阻害薬の効果と限界、ICD適応の多因子評価を文献に基づき補足した。

    • トピックHypertrophic cardiomyopathyLVOTOが高頻度で誘発検査(Valsalva等)で初めて明らかになる例が多いことを追加(Ottaviani et al. 2023)。心エコーを標準検査としつつCMRの重要性(診断不確実例・心尖部HCM・ICD判断補助)を追加(2024 AHA/ACC/AMSSM/HRS/PACES/SCMRガイドライン; Litt et al. 2023)。心筋ミオシン阻害薬にアフィカムテンの承認状況の地域差と、RCTメタ解析の具体的な効果量(NYHA改善RR2.33、LVOT較差-38.7/-47.3mmHg等)および長期転帰未確立の限界を追加(Braunwald et al. 2023; Ezenna et al. 2025)。ICD適応にLGE・LVEF低下・遺伝学的所見と、欧州/米国スコアの違いを追加(Amr et al. 2023)。
  57. 2026 08.08

    急性心不全・心原性ショック(A-06)で、心原性ショックの定義(低血圧非必須)、AMI偏重からの転換、SCAI分類を文献に基づき補足した。

    • トピックAcute heart failure, cardiogenic shock - etiology, symptoms, diagnostics心原性ショックの所見から低血圧を必須条件から外し、組織低灌流が本態であること・正常血圧でも低灌流が進むnormotensive CSの存在を追加。AMIが心原性ショック研究の中心だった一方、現在は多くの施設で心不全関連が優位であることを追加。昇圧薬・強心薬の選択がショック重症度とフェノタイプに応じて個別化されることを追加。重症度評価にSCAI分類を追加(Jentzer et al. 2023; Riccardi et al. 2024)。
  58. 2026 08.08

    急性心不全の治療(A-07)で、酸素投与の閾値、利尿薬反応の再評価戦略、血管拡張薬の位置づけ、β遮断薬継続エビデンスの確実性を文献に基づき補足した。

    • トピックTreatment of acute heart failure酸素投与をroom air SpO2 95%未満に限定しルーチン投与を避けることを追加。ループ利尿薬投与後の尿量・ナトリウム利尿早期確認とアセタゾラミド・サイアザイド系追加による反応不良例への対応を追加。血管拡張薬が症状緩和目的であり生存改善の明確なエビデンスがないこと(2021年ESCガイドラインでの位置づけ引き下げ)を追加。β遮断薬継続方針の既存記載に、中止群の短期死亡リスク(統合HR 2.30)とエビデンスの確実性の低さ(適応交絡の可能性)を補足(Miró et al. 2025; Chioncel et al. 2025; Alaeiilkhchi et al. 2026)。
  59. 2026 08.08

    慢性心不全(A-08)で、定義(収縮・拡張両障害)、右心不全の位置づけ、NT-proBNP閾値の肥満/AF限界、NYHAの弁別能限界を文献に基づき補足した。

    • トピックChronic heart failure - etiology, symptoms, diagnostics定義に拡張障害も含まれることと、呼吸困難が最も負担の大きい症状であることを追加。右心不全が左心疾患(冠動脈疾患・高血圧・弁膜症・心筋症・心筋炎)の合併として高頻度に生じること、本質が全身静脈うっ血を解除できないことにあることを追加。NT-proBNP除外閾値の感度がBMI≥35で67%に低下し、AF合併呼吸困難患者では98%以上がHFpEFで同閾値の鑑別能が乏しいことを追加。NYHA I/IIの弁別能が低いことと実地診療での明記率(12.4%)を追加(Brake & Jones 2017; Dini et al. 2023, 2026; Reddy et al. 2025; Blacher et al. 2021; Adejumo et al. 2024)。
  60. 2026 08.08

    慢性心不全治療(A-09)で、4本柱の効果の定量化、腎機能低下時のGDMT継続、高頻度RVペーシング負荷でのCRTアップグレードを文献に基づき補足した。

    • トピックTreatment of chronic heart failureHFrEF4本柱併用の全死亡抑制効果を定量化(無治療比HR 0.39、70歳患者で推定+5.0年)して追加。腎機能悪化・クレアチニン上昇がGDMT導入を控える理由として過大評価されがちで、腎機能低下患者でも死亡・罹患率を下げることを追加。デバイス治療表に、高頻度RVペーシング負荷(≥20%)でCRT-Dへのアップグレードを検討する行を追加(HR 0.27)(Tromp et al. 2022; Mullens et al. 2022; Merkely et al. 2023)。
  61. 2026 08.07

    拡張期心雑音・心音(A-01)で、S4の「アスリートで生理的」表現、AR薬物療法のβ遮断薬一律使用、症候性の限定なしのMS介入基準、MSの病歴聴取を、文献に基づき是正した。

    • トピックDiastolic heart murmurs and heart soundsS4を「鍛えたアスリートで生理的」から「心室コンプライアンス低下でみられることが多い」へ修正(Marcus et al. 2005, JAMA)。AR治療でβ遮断薬の一律使用を、術後の有用性が明確でない旨の注意書きへ変更(Törngren et al. 2023)。MSの経皮的交連切開術の適応を「MVA<1.5cm²のみ」から「症候性かつ弁形態良好」へ限定(Galusko et al. 2022)。MSの病歴聴取を「長期高熱の感染症歴」から「リウマチ熱の既往」へ是正(同)。
  62. 2026 08.07

    収縮期心雑音・心音(A-02)で、ASの弁口面積の基準値、症状別予後の古典的順序、SAVR/TAVI選択基準、MRの介入閾値を、文献に基づき是正・補足した。

    • トピックSystolic heart murmurs and heart sounds正常大動脈弁口面積を「2.5cm²超」から「2.6±0.7cm²、AVA単独では判別不可」へ修正(González-Mansilla et al. 2019, Heart)。AS症状別の予後を「狭心症→失神→心不全の順」から「心不全・失神が特に不良、症状の有無自体が重要」へ修正し無症候期の自然歴データを追加(Kemi et al. 2024; Tan et al. 2025; Solomon et al. 2025)。SAVR/TAVI選択で経大腿アプローチの可否と低リスクTAVIのRCT根拠を追記(Scheidt et al. 2019)。MR手術閾値(LVEF60%/LVESD40mm)を下回っても術後LV機能低下と関連する複数コホートの知見を補足(Sasaki et al. 2025; Kitai et al. 2014; Abadie et al. 2024)。
  63. 2026 08.07

    クリプトコッカス症の維持療法中止基準の国際差、および雷鳴頭痛でのSAH除外に用いるオタワSAHルール・発症6時間以内CTルールの具体的な感度・特異度を追記した。

    • 疾患クリプトコッカス症維持療法(フルコナゾール200 mg/日)の中止基準としてWHO 2022年版(CD4数>200/µL超かつARTによるウイルス抑制)のみを記載していたのを是正し、米国のNIH/CDC/HIVMAガイドライン(Guidelines for the Prevention and Treatment of Opportunistic Infections in Adults and Adolescents with HIV)が抗真菌薬治療開始から少なくとも1年間の投与継続に加えCD4数≥100/µLかつHIV RNA抑制が3か月以上持続することを基準(BII)としており、WHO基準より最低投与期間の要件が明示的でCD4閾値も低いことを追記した(出典:NIH/CDC/HIVMA Cryptococcosis Guidelines PDF)。
  64. 2026 08.04

    生理学トピックの呼吸筋の表で、胸鎖乳突筋と斜角筋が「努力呼気時の呼気筋」に分類されていたのを是正した。この2筋は努力吸気を助ける補助吸気筋であり、努力呼気を担うのは腹壁筋群と内肋間筋である。

  65. 2026 08.04

    インスリノーマの局在診断で、選択的動脈内カルシウム注入試験の成績を「90%を超える感度」と断定していたのを一次資料の値へ是正した。あわせて甲状腺髄様癌の腫瘍マーカー欄で「カルシトニン」が薬剤ノートを指していた誤リンクを、検査値ノートへ張り替えた。

    • 疾患低血糖(非糖尿病性)「内因性高インスリン血症が確認された後の局在診断」節で、選択的動脈内カルシウム注入試験(SACST)について「基礎値の2倍以上の上昇があれば90%を超える感度で責任領域を同定できる」と書いていた。90%超という数値は総説がまとめた「局在の正診率(correct regionalization)」であって感度ではなく、手術で確認された45例の単一施設シリーズでは正診率84%・偽陰性11%・偽陽性4%で90%に届かない。また総説の実際の記載は67〜100%と幅があり、断定形で使える値ではない。指標のすり替えと数値の断定を解き、「基礎値の2倍以上の上昇があった動脈の灌流域に責任病変があると判定する。局在の正診率は45例の単一施設シリーズで84%、複数の報告を横断すると67〜100%で多くは90%以上」と改めた。(出典:Guettier JM, et al. J Clin Endocrinol Metab 2009 で45例中38例=84%・偽陰性5例・偽陽性2例を、Zhao K, et al. J Clin Med 2020 で複数報告を横断した67〜100%というレンジを確認した)
    • トピックThyroid nodules and cancer甲状腺癌の組織型を比較する表で、髄様癌の「マーカー・遺伝子」欄の「カルシトニン」が薬剤ノート(骨粗鬆症・高カルシウム血症に用いるカルシトニン製剤)へリンクされていた。ここで指しているのは C細胞由来の腫瘍マーカーとしての血中カルシトニン測定なので、新設した検査値ノートへ張り替えた。同じ誤りが `intmed6/l-79-thyroid-tumors`・`ent/48` の腫瘍マーカー欄と `lab-values/carcinoembryonic-antigen` の術後倍加時間の記述にもあり、あわせて是正した。
    • トピックInflammatory diseases, degenerative diseases and tumors of the thyroid gland甲状腺腫瘍の組織型表で、髄様癌の腫瘍マーカーとして挙げた「カルシトニン」が薬剤ノートを指していたため、血中カルシトニン測定の検査値ノートへ張り替えた。読者が腫瘍マーカーの基準値・術後倍加時間・偽陽性を調べようとして薬剤の用法・用量のページに着く状態を解消した。
    • トピックThyroid Tumors甲状腺腫瘍の比較表で、髄様癌の腫瘍マーカー欄の「カルシトニン」が薬剤ノートを指していたため検査値ノートへ張り替えた。あわせて「髄様癌では血清カルシトニンとCEAを測定し」の記述からも同ノートへリンクを張り、基準値・性差・偽陽性・術後の倍加時間を追える導線にした。
  66. 2026 08.04

    Buerger病の発症年齢が、公表されているどの診断基準よりも狭い「35歳未満」で書かれていたため是正した。

    • トピックArteritis and Phlebitis閉塞性血栓血管炎(Buerger病)の記述を「ほぼ例外なく35歳未満の喫煙者」から「ほぼ例外なく喫煙者で、多くは若年発症」へ改めた。35歳未満はOlin基準(45歳未満)・Shionoya基準(50歳未満)のいずれよりも狭く、除外の閾値として使うと偽陰性を生むため、両基準の年齢を併記した。
  67. 2026 08.04

    解剖学の眼窩ノートで、一過性黒内障のリンクが巨細胞性動脈炎のノートへ飛んでいたため正しい行き先へ是正。

    • トピックHead — Orbit & eye網膜中心動脈の終動脈性を説明する箇所で、表示テキスト「一過性黒内障」のリンク先が巨細胞性動脈炎のノートになっていた。一過性黒内障は網膜への一過性虚血という症候であり、巨細胞性動脈炎はその原因の一つにすぎないため、リンク先を一過性黒内障のノートへ是正した。
  68. 2026 08.04

    Nugentスコアの配点とSCORE2/SCORE2-OPの対象年齢を一次資料に基づき是正した。

    • 疾患細菌性腟症Nugentスコアの配点を「3形態型をそれぞれ0〜4点」としていたのを是正した。原著(Nugent 1991, Table 1)ではLactobacillus形態とGardnerella/Bacteroides様形態が各0〜4点、彎曲グラム可変桿菌のみ0〜2点で、表の脚注も彎曲桿菌に与える重みが小さいことを明記している。従来の記述では3項目の上限の合計が12点となり、同じ文中の「0〜10点」と算術的に矛盾していた(出典:Nugent 1991, J Clin Microbiol 29(2):297-301)。
    • 疾患アテローム性動脈硬化症一次予防のリスク層別化で「SCORE2/SCORE2-OP…を用いて40〜75歳を層別化する」と、米国のpooled cohort equations(40〜75歳)と対象年齢を一括りにしていたのを是正し、SCORE2が40〜69歳、SCORE2-OPが70歳以上を対象とする別々のモデルであることを明記した(出典:2021 ESC Guidelines on cardiovascular disease prevention in clinical practice)。
  69. 2026 08.04

    卵巣腫瘤のリスク層別化で、O-RADS USの分類段数と悪性リスク指数の紹介閾値の帰属を一次資料へ是正した。

    • 疾患卵巣機能性嚢胞・良性腫瘍O-RADS USを「5段階」と記載しO-RADS 0を欠いていたのを、ACR 2022年版どおり0〜5の6カテゴリーへ是正した(O-RADS 0=検査の適応上描出されるはずの卵巣が描出されない、技術的に不十分な検査)。あわせてO-RADS 1が生理的所見を前提とするため閉経前女性にのみ用いる点を追記した。
    • 疾患卵巣機能性嚢胞・良性腫瘍「RCOGは悪性リスク指数(RMI)I 200以上を専門紹介の目安とする」という帰属を削除した。RCOG Green-top Guideline 62の原文にこの推奨は無く、200はJacobsの原カットオフでRMI I〜IIIに共通する値のため、版ごとのカットオフ(I〜IIIは200、IVは450)という記述へ改めた。
  70. 2026 08.04

    妊娠悪阻のPUQEスコアの評価対象期間が原版の12時間のままだったため、現行のPUQE-24(24時間)へ更新した。

    • 疾患妊娠悪阻PUQEスコアの説明が「過去12時間」の原版のままだったため是正。現在広く使われるPUQE-24は過去24時間を対象とすること、どちらの版で採点したかで点数の意味が変わることを明記した。
  71. 2026 08.04

    妊娠性絨毛性疾患の修正WHO予後スコアで、最大腫瘍径の1点の範囲がFIGO原表と食い違っていたため是正した。

    • 疾患妊娠性絨毛性疾患(胞状奇胎・絨毛癌)FIGO/WHO予後スコアの「最大腫瘍径」の配点を、1点=3〜5cm未満としていたのをFIGO Cancer Report 2021のTable 2どおり1点=3〜4cmへ是正。項目名も原表に合わせて「子宮を含む」最大径であることを明示した。
  72. 2026 08.04

    IgA腎症のオックスフォード分類で、E項目の訳語が「内皮細胞増多」となっていたのを標準訳の「管内細胞増多」へ是正した。

    • 疾患IgA腎症MEST-C表のE項目を「内皮細胞増多」から「管内細胞増多」へ是正(原著の定義は毛細血管腔内の細胞数増加であり、内皮細胞そのものの増殖を指す語ではない)。
  73. 2026 08.04

    前回未読だった性器ヘルペスIUSTI 2024年改訂版をPMC経由で確認し、用量は不変だが妊娠中抑制療法の開始時期と新生児PCR採取部位を最新化。HSV脳炎の髄液PCR再検・ステロイド併用の位置づけも追記した。

    • 疾患単純ヘルペスウイルス感染症性器ヘルペスの出典をIUSTI 2017年版から2024年改訂版(PMC11934026、2025年JDV掲載)へ更新。抗ウイルス薬の用量自体は不変と確認したが、妊娠中の抑制的アシクロビルは早産リスクがあれば32週、特に高リスクなら22週からの開始も検討し自国の新生児HSV疫学を踏まえて判断するという2024年版の記述を反映、分娩時初発病変児のPCR採取部位を口腔咽頭・鼻腔・結膜・直腸・可視病変に是正し、HIV陽性者の抑制療法が奏効しない場合の増量・ファムシクロビルへの変更を追記した。(出典:2024 European guidelines for the management of genital herpes (PMC)
    • 微生物Herpes simplex virus 2性器ヘルペス初回エピソードのバラシクロビル用量の出典をIUSTI 2017年版から2024年改訂版へ更新(用量自体に変更なし)。(出典:2024 European guidelines for the management of genital herpes (PMC)
    • 疾患ウイルス性脳炎HSV脳炎の髄液PCRが初回陰性でも症状発現3日以内なら偽陰性の可能性があり3〜7日後に再検査すること、アシクロビルを中止できる具体的条件、副腎皮質ステロイド併用が細菌性髄膜炎のデキサメタゾンのような確立した標準治療ではなく議論の的であることを追記した。(出典:Herpes Simplex Encephalitis (StatPearls)
  74. 2026 08.04

    くも膜下出血ノートに重症度分類(Hunt-Hess/WFNS/Fisher)の配点定義とオタワSAHルール・6時間CTルールを追加し、動脈瘤治療タイミングとコイル塞栓優先の根拠をAHA/ASA 2023年版で更新。関連する薬剤2剤とクラミジア性器感染症の妊婦治癒確認検査も是正した。

    • 疾患くも膜下出血重症度分類(Hunt-Hess・WFNS・Fisher/modified Fisher)の配点が省略されていたため定義表を追加。オタワSAHルールと発症6時間以内CTの高感度を診断節に追加し、動脈瘤治療(コイル塞栓またはクリッピング)は発症24時間以内が目標であること、両術式が可能な場合はコイル塞栓が優先されることを追記。ニモジピンの早期開始とTriple-H療法(予防的循環血液量増加)を行うべきでない根拠をAHA/ASA 2023年版ガイドラインへ更新した。(出典:2023 AHA/ASA aSAHガイドラインOttawa SAH Rule検証研究6時間CTルールの感度検討
    • 疾患クラミジア性器感染症妊婦は非妊娠成人と異なり治療完了後4週でNAATによる治癒確認検査(TOC)を行うべきという例外規定が抜けていたため追記した。(出典:CDC STI Treatment Guidelines, 2021
    • 薬剤nimodipine承認適応(indicationDiseases)が空欄だったためくも膜下出血を追加し、早期開始が推奨される根拠をAHA/ASA 2023年版ガイドラインで補強した。(出典:2023 AHA/ASA aSAHガイドライン
    • 薬剤tranexaminic acid禁忌欄(contraindicatedDiseases)からくも膜下出血を削除した。規制上の区分はEUのSmPCを第一順位に採る方針だが、英国SmPCの4.3にも日本の電子添文にもくも膜下出血は無く、禁忌としているのは米国添付文書のみであるため。国ごとの違いと、AHA/ASA 2023年版がULTRA試験を根拠に有効性の欠如(Class 3: No benefit)を理由にルーチン使用を推奨しない(安全性上の絶対禁忌ではない)ことを本文に明記した。あわせて本文の禁忌一覧に、英国SmPC 4.3にありながら抜けていた過敏症と「消費性凝固障害に続く線溶亢進状態」を追加し、これを慎重投与とする日本との区分差を併記した。(出典:Cyklokapron SmPC2023 AHA/ASA aSAHガイドライン
  75. 2026 08.04

    プロベネシドの略語未展開と適応欄の空欄、アセクロフェナクの心血管禁忌の欠落を一次資料で是正し、同型の欠落があったジクロフェナクも修正した。

    • 薬剤probenecid略語ULTを本文全箇所で「尿酸降下療法」に展開し、適応欄(indicationDiseases)に痛風を追加。腎機能低下時の無効閾値(GFR 30 mL/分以下)が日本の添付文書・EULAR 2016年版双方の記載と一致することを確認し出典を追加、ACR2020・EULARにおけるアロプリノール第一選択の位置づけにも出典を付けた。(出典:ベネシッド錠250mg添付文書2016 updated EULAR recommendations for goutACR 2020 Gout Guideline press release
    • 薬剤aceclofenac適応欄(indicationDiseases)が空欄だったため英国・スペインのSmPCを読んで変形性関節症・関節リウマチ・強直性脊椎炎を追加。2014年前後のEMA審査でジクロフェナクと同じ心血管リスクを理由に追加された心血管系禁忌(うっ血性心不全NYHA II〜IV度・虚血性心疾患・末梢動脈疾患・脳血管疾患)が反映されていなかったため禁忌欄に追加した。(出典:Preservex SmPC (emc)Airtal Ficha Técnica (AEMPS/CIMA)
    • 薬剤diclofenacアセクロフェナクの禁忌是正の波及として確認したところ、同じ心血管系禁忌のうち末梢動脈疾患・脳血管疾患が禁忌欄に抜けていたため追加した(うっ血性心不全・虚血性心疾患は既存)。(出典:Voltarol Rapid SmPC (emc)
  76. 2026 08.04

    リサンキズマブ・バモロロン・グセルクマブの適応欄(indicationDiseases)が空欄だったためEU SmPC等の一次資料で埋め、バモロロンの禁忌の誤記(存在しない「全身性真菌感染」)を是正した。

    • 薬剤risankizumab適応欄(indicationDiseases)が空欄だったためEUのSkyrizi SmPC(Annex I)とemcのSkyrizi 600mg SmPCを読み、尋常性乾癬・乾癬性関節炎・Crohn病・潰瘍性大腸炎の4件を追加。適応ごとの用量(乾癬・PsAは150mg皮下注、Crohn病はIV導入600mg→SC維持360mg、潰瘍性大腸炎はIV導入1200mg→SC維持180/360mg)を明記し、禁忌(4.3:過敏症・重要な活動性感染症)と警告(4.4:結核スクリーニング)が混同されていないことを確認した。日本の電子添文がEUには無い膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症・掌蹠膿疱症も適応に含む点を本文に追記した(フィールドはEUの4疾患のまま)。(出典:Skyrizi SmPC (EMA)Skyrizi 600mg concentrate SmPC (emc)
    • 薬剤vamorolone適応欄(indicationDiseases)が空欄だったためEUのAgamree SmPC(Annex I)を読みDuchenne型筋ジストロフィー(Becker型は含まない)を追加。禁忌欄に誤って記載されていた「全身性真菌感染」(EU・米国いずれの一次資料にも記載なし)を削除し、実際の禁忌(過敏症・重度肝機能障害Child-Pugh C・開始6週間前からの生ワクチン接種)に是正した。適応年齢を「4歳以上」から現行の「2歳以上」に更新し、体重別用量(<40kg:6mg/kg/日、≥40kg:240mg/日、4→2mg/kg/日への減量オプション)・他の経口グルココルチコイドからの切り替え方法・急な減量を避け約20%ずつ漸減する必要性を追記した。機序にミネラルコルチコイド受容体拮抗作用(プレドニゾロンと逆にMRアンタゴニストとして働く)を追加し、成長抑制回避の主張に18か月延長試験の実測値を出典付きで追加した。日本国内で承認情報が確認できない旨を明記した。(出典:Agamree SmPC (EMA)Efficacy and safety of vamorolone in DMD: 18-month interim analysis (PLOS Medicine, 2020)
    • 薬剤guselkumab適応欄(indicationDiseases)が空欄だったため乾癬・乾癬性関節炎・Crohn病・潰瘍性大腸炎を追加(疾患側のtreatmentDrugsと整合)。本文で米国の承認日(潰瘍性大腸炎2024年9月・Crohn病2025年3月)が国を明示せず記載され、EUの承認(潰瘍性大腸炎2025年4月・Crohn病2025年5月)と無区別だったため国別に是正した。(出典:Tremfya 200mg concentrate SmPC (emc)
    • 疾患デュシェンヌ・ベッカー型筋ジストロフィーバモロロンの監査に伴う波及。本文の標準治療表にバモロロンが記載されているのにtreatmentDrugsに欠けていたため追加し、DMD限定でBMDには適応が無い旨を追記した。
  77. 2026 08.04

    皮膚糸状菌症とクリプトコッカス症の全身療法・スクリーニングの記述を現行ガイドラインへ更新した。

    • 疾患皮膚糸状菌症(白癬)頭部白癬の全身療法の第一選択が起因菌(Trichophyton属はテルビナフィン、Microsporum属はグリセオフルビン)で異なる点と、テルビナフィン耐性Trichophyton indotineaeの世界的拡大・イトラコナゾールへの切り替えを追記した(出典:AAFP 2025Antibiotics 2025)。
    • 疾患クリプトコッカス症治療を導入・地固め・維持の3相へ整理し、WHO 2022年版の用量(地固め:フルコナゾール800mg×8週、維持:200mg・CD4>200まで)、ART開始を「抗真菌薬治療の開始時点から」4〜6週遅らせる推奨(導入療法の終了時点からではない)、導入期のステロイド非推奨、CD4<100でのCrAgスクリーニング、Cryptococcus gattiiの宿主・治療期間の違いを追記した(出典:WHO 2022(NBK581839)WHO 2022(NBK620076))。
    • 薬剤terbinafine頭部白癬での適応をTrichophyton属(第一選択)とMicrosporum属(効果が劣る)で書き分け、世界的に拡大するテルビナフィン耐性Trichophyton indotineaeとイトラコナゾールへの切り替えを追記した(出典:AAFP 2025Antibiotics 2025)。
    • 微生物Trichophyton mentagrophytes同じ複合種群から分離されるテルビナフィン耐性Trichophyton indotineae(旧ITS genotype VIII)の出現・臨床像・診断上の注意点を追記した(出典:Antibiotics 2025)。
  78. 2026 08.04

    肛門管癌の一次治療レジメン・病期分類・スクリーニングを現行知見へ更新し、ニボルマブの肛門癌適応の位置づけを是正した。

    • 疾患肛門管癌転移性・切除不能局所再発病変の一次治療をシスプラチン主体からカルボプラチン+パクリタキセル(InterAAct試験、OS 20か月対12.3か月)へ是正し、レチファンリマブが一次治療の上乗せとプラチナ製剤後の単剤療法の2つの適応を持つこと、ニボルマブ/ペムブロリズマブはガイドライン推奨でありFDA承認適応ではないことを明確化した。病期分類を第8版の記述から2023年のAJCC Version 9(Tisと病期0の廃止、N1aへの閉鎖リンパ節追加、病期IIB/IIIA/IIICの組み替え)へ更新し、RTOG 98-11試験(マイトマイシンをシスプラチンに置換すると劣る)、化学放射線療法後の効果判定時期(26週前後)、HIV陽性者への肛門HSILスクリーニング(ANCHOR試験)を追記した(出典:AJCC Anus Version 9NCI PDQ 2025ZYNYZ 添付文書ANCHOR試験)。
    • 薬剤nivolumab肛門管癌を他の癌種と並列に「承認されている」適応として記載していたのを是正し、既治療転移例へのNCCNガイドライン推奨薬でありFDA添付文書上の正式な承認適応ではないことを明記した(出典:JCO 2026, NCI9673 Part B)。
    • 疾患胎児性アルコール症候群カナダの2016年ライフスパンガイドラインが米国IOM/Hoyme基準のFAS/pFAS/ARND/ARBD分類を用いず「FASD」自体を臨床診断名とし、顔貌所見は診断名を分ける基準ではなく「伴う/伴わない」の修飾語として併記されること、成長障害を必須基準に含めないこと、基準を満たさない児に「at risk」カテゴリーを設けていることを追記し、「安全な量はない」という助言の根拠が主に観察研究であり量反応関係の証拠が限定的である点を明記した(出典:AAP診断アプローチ比較Int J Epidemiol 2020)。
  79. 2026 08.03

    心室性不整脈の同期カルディオバージョンについて、律動別の具体的なジュール値を示す旧い記載を、機種の推奨エネルギーに従う現行の方針へ更新した。

    • 疾患心室性不整脈(心室頻拍・心室細動)単形性心室頻拍への同期カルディオバージョンを「初回120〜150 J、以後漸増」と具体的なジュール値で示していた記述を更新。2025年AHAガイドラインでは律動別の推奨エネルギー値が撤回され、使用する機種の推奨エネルギーに従い(不明なら最大出力を用いて)初回ショックの成功率を最大化する方針へ変わっているため、急性期フローの図と本文の両方を書き換えた。(出典:Part 9: Adult Advanced Life Support — 2025 AHA Guidelines for CPR and ECC
  80. 2026 08.03

    泌尿器科の2トピックで持続勃起症の定義が「4〜6時間」の旧記述のまま残っていたため、現行のAUA/SMSNAガイドラインの4時間超へ是正した。

    • トピックUrological emergency持続勃起症の定義を「4〜6時間以上」から現行のAUA/SMSNAガイドラインに合わせて「4時間を超えて持続する勃起」へ是正し、4時間未満で消退するものが「遷延勃起」として区別されることを補った。治療の閾値も「6時間を超える持続勃起症は直ちに泌尿器科的介入を要する」から「4時間を超える低流量型(虚血性)は直ちに介入」へ改め、6時間を待たない旨を明記した。(出典:AUA/SMSNA Priapism Guideline (2022)))
    • トピックDiseases of the male genitalia, their diagnostics and treatment持続勃起症の定義を「4〜6時間を超えて」から「4時間を超えて」へ是正した。同ノートのまとめと治療の節は既に4時間超へ更新されており、定義の一文だけが旧記述のまま残って自己矛盾していた。(出典:AUA/SMSNA Priapism Guideline (2022)))
  81. 2026 08.03

    ジスルフィラムの禁忌・注意節で「メトロニダゾール自体も単独でジスルフィラム様反応を起こす」という記述が旧説のまま残っていたため、2021年CDC性感染症治療ガイドラインの根拠レビューに沿って是正した。

    • 薬剤disulfiram「メトロニダゾール自体も単独でジスルフィラム様反応を起こしうる薬であり」という一文を是正した。2021年CDC性感染症治療ガイドラインの根拠レビューでは、メトロニダゾールとアルコールの相互作用を支持するin vitro・動物・臨床のエビデンスが見当たらず、メトロニダゾールはジスルフィラムと違ってアルデヒド脱水素酵素を阻害しないことが確認されている。併用を避ける理由は精神症状(せん妄・錯乱)であってアセトアルデヒドの蓄積ではない旨を明記した。姉妹ノート drugs/metronidazole は既に同ガイドラインへ更新済みで、ジスルフィラム側だけが旧記述のまま食い違っていた。(出典:2021 CDC STI Treatment Guidelines の根拠レビュー
  82. 2026 08.03

    検査法の記述2件を一次資料で是正した。単純ヘルペス感染症で「蛍光抗体法はHSVとVZVを区別できない」としていたのは誤りで、区別できないのはツァンク試験だけである。薬理トピックのメトロニダゾールも「アルコール禁忌」という断定を現行の見解に合わせた。

    • 疾患単純ヘルペスウイルス感染症診断節で「ツァンク試験や蛍光抗体法などのウイルス抗原検出法は多核巨細胞を示し得るが、HSVとVZVを区別できず感度も低い」と2つの検査を同列に扱っていたのを分けた。多核巨細胞しか見えず、HSVとVZVもHSV-1とHSV-2も区別できないのはツァンク試験である。直接蛍光抗体法はウイルス抗原そのものを検出する別方式で、ウイルス特異的モノクローナル抗体を使えばHSVとVZVを区別でき、この点でツァンク試験より強力である。感度がPCRに劣り現在はPCRを優先するという結論自体は両者に共通で変わらない。(出典:Human Herpesviruses: Biology, Therapy, and Immunoprophylaxis(NCBI Bookshelf)。本ノートが既に引用している性器ヘルペスの臨床検査診断の総説も、区別できないのはツァンク試験だと明記している)
    • トピックC18: Metronidazole. Fidaxomicin. Rifaximin. Nitrofurantoin. Fosfomycinメトロニダゾールを「アルコール禁忌」と3箇所で断定していたのを、2021年CDC性感染症治療ガイドラインの根拠レビューに沿って併記の形へ改めた。同レビューはこの相互作用を支持するin vitro・動物・臨床のエビデンスを見いだせず、服薬中の一律の禁酒指導は推奨されなくなっている。薬剤ノート drugs/metronidazole・drugs/tinidazole は既に是正済みで、薬理トピック側だけが旧記述のまま食い違っていた。(出典:2021 CDC STI Treatment Guidelines の根拠レビュー
  83. 2026 08.03

    品質監査バッチ8。高安動脈炎でトシリズマブをTNF阻害薬と誤分類していた記述と、グセルクマブの適応が「Crohn病に適応なし」のまま古かった記述を一次資料で是正した。

    • 疾患高安動脈炎トシリズマブ(IL-6受容体阻害薬)をTNF阻害薬の一種として誤分類していた記述を、作用機序の異なる別クラスとして是正。あわせて難治例ではTNF阻害薬をトシリズマブより優先するという条件付き推奨を追記した。(出典:2021 ACR/Vasculitis Foundation Guideline for GCA and Takayasu Arteritis
    • トピックMedium- and Large-Vessel Vasculitides高安動脈炎の治療でTNF阻害薬とトシリズマブを同列に並べていた記述を、別クラスであることと2021年ACR/VFの優先順位(高安動脈炎ではTNF阻害薬を優先、巨細胞性動脈炎では逆)を示す形へ書き換えた。(出典:2021 ACR/Vasculitis Foundation Guideline
    • 薬剤guselkumab「リサンキズマブと異なりCrohn病への適応は持たない」という記述が現在は誤り。潰瘍性大腸炎(2024年)・Crohn病(2025年3月)の承認を反映し、IBDの導入(静注200 mgまたは皮下注400 mgを0・4・8週)・維持レジメンと、IBD用量に固有の肝酵素・ビリルビンのモニタリングを追記した。(出典:TREMFYA 添付文書(FDA/DailyMed)
    • 薬剤risankizumab「IL-23選択的p19阻害薬の中で唯一Crohn病に適応が広がっている」という独自性の記述を是正。潰瘍性大腸炎の適応を追加し、グセルクマブも同じ4領域に承認されたため適応範囲では両剤を区別できないことを明記した。(出典:SKYRIZI 添付文書(FDA/DailyMed)
    • 薬剤ustekinumabIL-23選択的p19抗体の主な適応を「乾癬・PsA・Crohn病」から潰瘍性大腸炎を含む現行の範囲へ修正した。(出典:SKYRIZI 添付文書(FDA/DailyMed)
    • トピックB30: Immunopharmacology III (Antibodies and fusion proteins)グセルクマブの適応を「乾癬・乾癬性関節炎」からIBDを含む現行の範囲へ修正し、p19阻害薬2剤の適応が揃ったことを反映した。(出典:TREMFYA 添付文書(FDA/DailyMed)
    • 疾患クローン病ACG 2025年版に基づき、中等症〜重症では従来治療の失敗を待つ「ステップアップ」に固執せず高度治療を早期導入すること、経口メサラジンは寛解導入・維持のいずれにも有効性が乏しくスルファサラジンは軽症結腸型に限ることを明確化。IL-23選択的p19阻害薬としてグセルクマブ(2025年3月承認)を追加し、ナタリズマブのPMLリスクを補った。(出典:ACG Clinical Guideline: Management of Crohn's Disease in AdultsTREMFYA 添付文書
    • 疾患潰瘍性大腸炎本文で高度治療の選択肢として挙げていたリサンキズマブ・グセルクマブが治療薬フィールドから漏れていたため補った。(出典:SKYRIZI 添付文書
    • 疾患急性扁桃炎・扁桃周囲膿瘍IDSA 2025年改訂が初めて正式に推奨したCentor・McIsaac臨床スコアによるGAS検査対象の絞り込みと、GAS咽頭炎の標準投与期間(10日間)を追記。扁桃摘出のParadise基準に出典を付けた。(出典:IDSA GAS Pharyngitis Guideline Update 2025
    • 疾患急性腎障害造影剤関連AKIの現行の考え方(静注ヨード造影剤単独のリスクは従来過大評価されており、等張輸液以外に一貫した予防効果を示す介入は無く、N-アセチルシステイン・炭酸水素ナトリウムに明確な有効性は無い)と、切迫適応が無ければ腎代替療法の早期開始が転帰を改善しないという知見を追記した。(出典:ACR/NKF Consensus Statement, Radiology 2020STARRT-AKI, NEJM 2020
    • 疾患溶血性尿毒症症候群STEC-HUSで抗菌薬を避ける根拠(方法論の質が高い研究に限るとHUS発症オッズ比2.24倍)を明示し、aHUSにおけるC5阻害薬の第一選択、TTPとの鑑別閾値であるADAMTS13活性10%未満に一次資料の出典を付けた。(出典:Freedman et al., Clin Infect Dis 2016ISTH TTP Diagnosis Guidelines 2020
    • 疾患肥大型心筋症アフィカムテン(Myqorzo)のFDA承認日と中隔縮小療法の年齢基準を一次資料で照合し、記述が現行版と一致することを確認して出典を付けた。(出典:2024 AHA/ACC HCM Guideline
    • 疾患サラセミアルスパテルセプトを「エリスロポエチン成熟促進薬」と書いていたのは機序を誤解させるため「赤血球成熟促進薬」へ訂正(実際はエリスロポエチンとは独立にTGF-βスーパーファミリーシグナルを阻害する)。遺伝子治療の適応年齢も是正し、Casgevyが2026年7月に2歳以上へ拡大されたこと、Zyntegloは年齢下限が明記されず4歳未満は未確立であることを反映した。(出典:CASGEVY 添付文書(FDA/DailyMed)ZYNTEGLO 添付文書
    • 疾患鎌状赤血球症遺伝子治療2剤をまとめて「12歳以上」と書いていたが、Casgevyは2026年7月に2歳以上へ拡大され、Lyfgeniaは12歳以上のままで適応年齢がそろっていない。両者を区別して記載した。(出典:CASGEVY 添付文書LYFGENIA 添付文書
    • 疾患免疫性血小板減少症SYK阻害薬フォスタマチニブ(2018年FDA承認)とFcRn阻害薬エフガルチギモド(2024年3月に日本が成人ITPで世界初承認、米国は未承認)の位置づけを追加し、H. pylori除菌の推奨条件を2019年ASHガイドラインに沿って「活動性感染を確認した例で除菌、小児ではルーチンにしない」と精緻化した。(出典:ASH 2019 ITP Guidelines
    • 疾患急性冠症候群DAPTの既定12か月とNSTE-ACSでのP2Y12阻害薬ルーチン前投与を推奨しない方針が現行版と一致することを確認して出典を付け、scoresに挙げながら本文に一度も出てこなかったKillip分類をポンプ不全の層別化として本文に位置づけた。(出典:2023 ESC Guidelines for the management of acute coronary syndromes
  84. 2026 08.03

    品質監査バッチ10(続き)。トロピカミド点眼薬の禁忌記載を精密化し、散瞳による急性緑内障発作の実際の頻度・開放隅角緑内障との違い・新生児での全身性抗コリン作用に関する現行の知見を補った。

    • 薬剤tropicamid禁忌の対象を「閉塞隅角緑内障(狭隅角・浅前房)」に限定し、開放隅角緑内障は禁忌ではないことを明記した。診断的散瞳で急性閉塞隅角発作が実際に誘発される頻度が推定0.03%とまれであること、散瞳の作用持続を4〜6時間から4〜8時間(完全回復に24時間を要することがある)へ精密化したこと、濃度(0.5%/1%)と用途の対応、未熟児網膜症スクリーニングなど新生児での全身性抗コリン作用への注意を追加した。frontmatterに禁忌疾患([[diseases/glaucoma]])を追加した。(出典:Medication-Induced Acute Angle-Closure Glaucoma(AAO EyeNet, 2020)Tropicamide(StatPearls, 2023)ミドリンM点眼液0.4% 添付文書(PMDA/KEGG MEDICUS)
  85. 2026 08.03

    ビンカアルカロイド3剤(ビンデシン・ビンクリスチン・ビンブラスチン)の記述を、フィルデシン添付文書・FDA添付文書・Holland-Frei Cancer Medicineの一次資料に合わせて是正した。

  86. 2026 08.03

    神経管閉鎖不全ノートを更新し、葉酸予防投与量(標準0.4〜0.8mg/日、既往妊娠例4mg/日)、胎児期子宮内修復(MOMS試験)、母体血清AFP単独から妊娠中期超音波中心へ移った出生前スクリーニングの現状を反映した。

  87. 2026 08.03

    ジギトキシン・ジゴキシンの記述を、心不全ガイドラインでの位置づけ(Class IIb・目標血清濃度0.5〜0.9 ng/mL)と、ジギトキシンの薬物動態(半減期・蛋白結合率・市場状況)の最新知見に合わせて更新した。

  88. 2026 08.03

    ソトロビマブが2022年のOmicron BA.2出現でFDAの緊急使用許可(EUA)を失い、現在は承認・推奨国が無いことを一次資料で確認して反映した。

  89. 2026 08.03

    過活動膀胱治療薬2件(ダリフェナシン・トルテロジン)で、抗コリン薬の認知症リスクに関する記述をAUA/SUFU2024年ガイドラインに沿って是正し、添付文書に基づき禁忌・肝機能別用量・トルテロジンのQT延長関連の記載を精緻化した。

    • 薬剤darifenacin「中枢移行が少なく認知機能への影響が小さいと期待される」という記述に、AUA/SUFUの2024年ガイドラインが受容体選択性によらず抗コリン薬の認知症リスクを話し合うよう求めていること、ダリフェナシンを含む膀胱抗コリン薬7剤の症例対照研究で曝露量に応じた認知症リスク増加が報告されていることを補い、過信を戒める記述へ是正した。禁忌を「尿閉・胃内容排出遅延・コントロール不良の閉塞隅角緑内障」に精緻化し、重度肝障害では投与非推奨・中等度肝障害/強いCYP3A4阻害薬併用では1日7.5 mg上限という添付文書の用量調整を追加した。(出典:AUA/SUFU OAB Guideline (2024)Harnod et al., Sci Rep 2021ENABLEX Prescribing Information
    • 薬剤tolterodin同様に認知機能低下・認知症リスクの記述へAUA/SUFU2024年ガイドラインの観点(受容体選択性を問わず話し合うべきリスクであること)を補った。CYP2D6のpoor metabolizer・強いCYP3A4阻害薬併用時・軽度〜中等度肝障害での用量(徐放製剤1日1回2 mg)を添付文書どおりに明記し、重度肝障害を「禁忌」区分から用量調整上の「投与非推奨」に訂正した。QT延長についても先天性QT延長症候群・クラスIA/III抗不整脈薬併用時の注意点と、市販後にtorsade de pointesとの関連報告がないことを追加した。(出典:AUA/SUFU OAB Guideline (2024)Harnod et al., Sci Rep 2021DETROL LA Prescribing Information
  90. 2026 08.03

    循環器3件(大動脈弁狭窄症・心房細動・慢性心不全)を監査。心房細動は2024年ESC/EACTS指針のアブレーション格上げ・周術期抗凝固期間に出典を付け、慢性心不全はHFmrEF/HFpEFへのフィネレノンの位置づけとARNI切替時の血管性浮腫リスクを追記した。

  91. 2026 08.03

    脳梗塞の心房細動関連抗凝固薬開始時期と、巨細胞性動脈炎の視覚切迫例へのステロイドパルス用量を一次資料で補った。

  92. 2026 08.03

    関節リウマチの治療戦略をEULAR 2025年版に合わせて更新し、リウマチ熱に反応性関節炎との鑑別を補った。

  93. 2026 08.03

    潰瘍性大腸炎・鉄欠乏性貧血・横紋筋肉腫の3ノートを最新ガイドラインで確認し、リンク漏れと出典を補った。

  94. 2026 08.03

    品質監査バッチ10で鎌状赤血球症のヒドロキシ尿素適応と鼻閉点鼻薬3剤の小児禁忌を是正し、DPP-4阻害薬4剤の「禁忌」区分を添付文書どおりに直した。

    • 疾患鎌状赤血球症ヒドロキシ尿素を「病型を問わず標準的」と一般化していたのを是正し、HbSS・HbSβ⁰サラセミアでは生後9か月以上へ重症度を問わず勧める強い推奨、HbSC・HbSβ⁺サラセミアでは反復する有症状疼痛がある場合に個別検討する弱い推奨、という非対称性を明記。ペニシリン予防投薬の開始(生後2か月頃)と中止基準(HbSSは5歳、脾摘・重症肺炎球菌感染歴とワクチン接種状況による)も補った。無形成発作については、パルボウイルスB19が赤芽球前駆細胞を壊すため網赤血球も同時に下がるという機序と診断の手掛かりを追加した。(出典:NHLBI Evidence-Based Management of Sickle Cell Disease: Expert Panel Report (2014)
    • 薬剤naphasolin「乳幼児では注意」という弱い書き方を、点鼻液は乳児及び2歳未満の幼児に禁忌、という添付文書どおりの記載へ是正。抜けていたMAO阻害薬併用禁忌(高血圧クリーゼのおそれ)と閉塞隅角緑内障の禁忌を追加し、連用上限を「3〜5日」の曖昧な表現から3日へ一本化した。点鼻液と点眼液で禁忌・年齢制限が異なることも書き分けた。(出典:プリビナ液0.05%(ナファゾリン硝酸塩点鼻液)添付文書FDA Privine (naphazoline) OTC Drug Facts labelAZILECT (rasagiline) Prescribing Information §7.4
    • 薬剤xylometazolin「製剤によって3〜5日、あるいは5〜7日」という曖昧な連用上限を、製剤濃度別の確定値(成人用0.1%は7日まで・12歳未満禁忌、小児用0.05%は医師の指示なしに5日まで・6歳未満禁忌)へ是正。抜けていたMAO阻害薬(中止後14日以内を含む)・褐色細胞腫・閉塞隅角緑内障の禁忌を追加し、適応にアレルギー性鼻炎・副鼻腔炎を明記した。(出典:Otrivine 0.1% SmPCOtrivine Child Nasal Drops 0.05% SmPC
    • 薬剤oxymetazoline同系統2剤で見つかったのと同じ欠落を是正。皆無だったMAO阻害薬併用禁忌を追加し、「乳幼児では注意」を法域・製剤別の具体的な年齢制限(日本OTCは15歳未満禁忌、日本の医療用点鼻・点眼液は乳児及び2歳未満禁忌、米国OTCは6歳未満で医師相談)へ置き換えた。連用上限も根拠不明の「3〜5日」から日本1週間・米国3日という実数へ改めた。リバウンド性鼻炎の機序(受容体の脱感作とα2自己受容体を介した内因性ノルアドレナリン産生の抑制)は、同系統の他ノートがこの節に説明を委ねているため厚く書き直した。(出典:ナシビンMスプレー添付文書(PMDA)Afrin (oxymetazoline) OTC label, DailyMed
    • 薬剤linagliptin「禁忌・慎重投与:1型糖尿病、急性膵炎の既往」と一括りにしていた記述を添付文書どおりに分離。禁忌区分は本剤成分への過敏症のみで、1型糖尿病・糖尿病性ケトアシドーシスは効果が期待できないための Limitations of Use、膵炎既往は使用経験が乏しいための注意、と書き分けた。抜けていた心不全のクラス注意(サキサグリプチン・アログリプチンで心不全入院の増加が観察されたが、リナグリプチン自身のCARMELINA試験では増加なし)、GLP-1受容体作動薬との併用が推奨されないこと、強いCYP3A4/P糖蛋白誘導薬でAUCが約60%低下することを追加した。(出典:TRADJENTA Prescribing Information (2023)ADA Standards of Care in Diabetes—2026, Sec.9
    • 薬剤sitagliptinリナグリプチンと同じ「禁忌」区分の混同を是正したうえで、2剤の決定的な違いである腎機能別の減量をeGFR基準の表で明示した(eGFR 45以上は100 mgで調整不要、30以上45未満は50 mg、30未満・末期腎不全の透析中は25 mg)。心不全についても、クラスとしての注意の由来(サキサグリプチン・アログリプチン)と、シタグリプチン自身のTECOS試験で心不全入院が増えなかったこと(ハザード比1.00、95%信頼区間0.83〜1.20)を区別して書いた。(出典:JANUVIA Prescribing Information (2024)TECOS, N Engl J Med 2015
    • 薬剤vildagliptin同じ「禁忌」区分の混同を是正し、ビルダグリプチン固有の肝機能要件(投与前の検査、初年度は3か月ごと、以降も定期的に測り、ALT/ASTが基準上限の3倍以上で持続すれば中止)と腎機能別の減量を追加した。心不全は、クラスとしての注意ではなくビルダグリプチン自身のVIVIDD試験の所見(左室駆出率の変化はプラセボに非劣性だが左室拡張末期・収縮末期容積はより増加)として書き分け、NYHA class IVでは使用経験がなく推奨されないことも補った。(出典:Galvus SmPC (EMA)VIVIDD, JACC: Heart Failure 2018
    • 薬剤fibrin foam現行の製剤であるかのように書かれていたが、フィブリンフォームは1940年代のヒト血漿由来の局所止血材で、プール血漿による肝炎・HIVなどの伝播リスクを抱えていた歴史的製剤である。1998年にウイルス不活化を経たフィブリンシーラント(Tisseel、Evicelなど)が承認されて置き換わった経緯と、機序の異なるゼラチンスポンジという別の代替があることを明記した。(出典:Spotnitz WD. Fibrin Sealant: The Only Approved Hemostat, Sealant, and Adhesive. ISRN Surgery 2014
    • 疾患心室性不整脈(心室頻拍・心室細動)手順として抜けていた電気ストーム(24時間以内にVT/VFが3回以上再発する状態)の項目を追加し、鎮静・β遮断薬の強化・交感神経遮断・早期のアブレーション紹介という対応を書いた。無脈性VT/VFの薬物投与順序とICD一次予防の基準(左室駆出率35%以下、NYHA分類、至適薬物治療後、期待余命1年超)は現行ガイドラインと一致することを確認し、出典を付けた。(出典:2017 AHA/ACC/HRS Guideline for Management of Patients With Ventricular Arrhythmias and the Prevention of Sudden Cardiac Death2025 AHA Guidelines for CPR and ECC, Part 9
    • 疾患肺血栓塞栓症年齢調整D-ダイマー(50歳超で年齢×10 µg/L FEU)に加え、現行指針が併記するYEARSアルゴリズム(深部静脈血栓症の徴候・血痰・肺塞栓症が最も考えられるかの3項目で閾値500と1000 µg/Lを使い分ける)を追加した。ESCの全面改訂版が2026年8月時点で未発行であることを確認したうえで、既存の記述に出典を付けた。(出典:2026 AHA/ACC/ACCP/ACEP/CHEST/SCAI/SHM/SIR/SVM/SVN Guideline for the Management of Acute Pulmonary Embolism
    • 疾患巨赤芽球性貧血悪性貧血の自己抗体検査を「特異度が高いが陰性でも否定できない」とだけ書いていたのを、抗内因子抗体は特異度がほぼ100%だが感度は40〜60%、抗胃壁細胞抗体は感度約90%だが特異度で劣る、と定量化した。frontmatterに原因として挙げていた広節裂頭条虫が本文で説明されていなかったため、虫体が腸管内でビタミンB12を消費するという機序を補った。(出典:StatPearls, Pernicious Anemia (2023)
    • 疾患消化性潰瘍穿通の説明が「膵へ達することがある」で止まっていたため、後壁十二指腸潰瘍の膵浸潤が急性膵炎を来しうるという帰結を明示した。H. pylori除菌の第一選択(感受性不明なら14日間の最適化ビスマス四剤療法が中心で、クラリスロマイシン・レボフロキサシンを含むレジメンは感受性が確認できた例に限る)、除菌判定の時期、出血性潰瘍の内視鏡止血後のPPI投与法は、いずれも現行ガイドラインと一致することを確認して出典を付けた。(出典:ACG Clinical Guideline: Treatment of Helicobacter pylori Infection (2024)ACG Clinical Guideline: Upper Gastrointestinal and Ulcer Bleeding (2021)
    • 疾患市中肺炎病原体表の学名が本文とfrontmatterで食い違っていたため Chlamydophila pneumoniae へ統一した。ウイルス陽性例への経験的抗菌薬・重症例への全身性ステロイド・抗菌薬期間の記述が現行の推奨と一致することを確認し、この2025年更新のうち2推奨についてはIDSAが承認を保留している(学会間で見解が割れている)ことの出典も併せて付けた。(出典:ATS Clinical Practice Guideline on Diagnosis and Management of CAP (2025)IDSA Position Statement: Why IDSA Did Not Endorse the CAP Guidelines 2025 Update
  95. 2026 08.03

    呼吸器学36〜40を監査し、急性呼吸不全の非侵襲的呼吸補助、間質性肺疾患の診断・治療、サルコイドーシスの臓器評価を現行ガイドラインに合わせた。

  96. 2026 08.03

    モメタゾン・オロパタジンと呼吸器学41〜45を監査し、適応・副作用、肺塞栓症、肺高血圧症、胸膜疾患、遺伝性肺疾患の記載を現行指針に合わせた。

  97. 2026 08.03

    バシトラシンの記述を、注射剤の米国市場撤退(2020年FDA)・接触皮膚炎アレルゲンとしての位置づけ・清潔創へのルーチン外用に関するRCT知見に合わせて更新した。

  98. 2026 08.03

    品質監査バッチ12。ボツリヌス症の乳児型潜伏期・毒素の熱失活温度・感染源の記述、ビマトプロスト睫毛用製剤の濃度、アンベノニウムの作用持続と禁忌を一次資料で是正した。

    • 疾患ボツリヌス症乳児ボツリヌス症の潜伏期を「約6か月」から10〜30日程度へ是正(発症年齢のピークとの取り違えだった)。感染源を「蜂蜜由来」中心の記述から「土壌・粉塵など環境由来が多く、蜂蜜は数少ない特定・回避可能な感染源」へ改め、毒素の熱失活条件を60℃10分から85℃5分以上へ更新。診断表から血清抗体検査(EIA)の行を削除し、マウス生物検定が唯一のFDA承認確定診断法であること・質量分析(Endopep-MS)が迅速代替法であることを明記した。(出典:StatPearls Infantile BotulismFDA Bad Bug Book 2nd Ed.pdf)、CDC Clinical Guidelines for Diagnosis and Treatment of Botulism, 2021
    • 微生物Clostridium botulinum疾患ノートと同じ4点(潜伏期・感染源・熱失活温度・血清学的検査の行)を同一の一次資料で是正した。(出典:CDC Clinical Guidelines for Diagnosis and Treatment of Botulism, 2021
    • 薬剤bimatoprost睫毛貧毛症用製剤を「低濃度製剤」としていた記述を是正。日本ではルミガン点眼液・グラッシュビスタ外用液剤とも0.03%で同一濃度、米国では緑内障用Lumigan 0.01%に対し睫毛用Latisse 0.03%とむしろ高濃度で、違うのは濃度ではなく投与経路と1回量である。ラタノプロストとの眼圧下降差(平均差0.69 mmHg)も2025年のネットワークメタ解析で裏付けた。(出典:Latisse labelグラッシュビスタ添付文書
    • 薬剤ambenonium作用持続を「約3〜8時間」から添付文書どおり約8時間へ是正し、禁忌に迷走神経緊張症・脱分極性筋弛緩薬投与中を追加。喘息・徐脈性不整脈は禁忌ではなく慎重投与であることを明記した。(出典:マイテラーゼ錠10mg 添付文書
    • 薬剤pyridostigmine比較表のアンベノニウムの作用持続を同じ添付文書に合わせて約8時間へ是正した。(出典:マイテラーゼ錠10mg 添付文書
    • 疾患ウイルス性胃腸炎ノロウイルスの診断から放射免疫測定法・血清学(現在は用いられない歴史的手法)を外し、RT-PCRをgold standard、抗原検出(EIA)を補助的検査として整理。生後6か月以上の小児の嘔吐に対する単回経口オンダンセトロン(0.15 mg/kg、最大8 mg)を適応・非適応とともに追記し、ロタウイルスの「dsRNAウイルスで唯一」という断定を是正した。(出典:StatPearls NorovirusCanadian Paediatric Society position statement on oral ondansetron
    • 微生物Norovirus診断節の同じ誤り(放射免疫測定法・血清学を現行検査として挙げていた点)を是正した。(出典:StatPearls Norovirus
    • 疾患ウェルニッケ・コルサコフ症候群英国のチアミン用量を旧RCPの「500 mg×3回」固定から現行OHID全国指針の「300〜500 mg×3回、3〜5日間」という用量幅へ更新し、反復静注時の過敏反応と30分かけた希釈静注という投与上の注意を追記した。(出典:NHS Specialist Pharmacy Service: Using and prescribing thiamine in alcohol dependence
    • 疾患頸椎・腰椎椎間板ヘルニアによる神経根症硬膜外ステロイド注射の位置づけを「根性痛への短期的な症状緩和に限る/長期使用と経口ステロイドは推奨されない」と明確化し、ルーチン画像検査を行わない方針と安静臥床を避ける方針に出典を付けた。(出典:AAFP Chronic Low Back Pain in Adults, 2024
    • 薬剤glipizide「代謝物が完全に不活性」という断定を「大部分が不活性(用量の2%未満を占める微量代謝物に親化合物の1/10〜1/3の活性が残る)」へ是正し、G6PD欠損症での溶血性貧血リスクを追記。禁忌(1型糖尿病・ケトアシドーシス)と慎重投与(重度腎・肝機能障害)を分けて記載した。(出典:GLUCOTROL XL 添付文書
    • 薬剤bebtelovimab「現在流行している変異株に活性が乏しい」という一般論を、FDAが2022年11月30日にOmicron亜系統BQ.1・BQ.1.1への中和活性喪失を理由に全米でEUA下の使用を認めないと発表した事実へ具体化した。(出典:Wisconsin DHS Health Alert #52(FDA発表を転載)
    • 薬剤indevimabカシリビマブとの併用用量(各600 mg)と、皮下注・静注のいずれでも投与できることを明記した。(出典:FDA: REGEN-COV Monoclonal Antibody Therapy for Post-Exposure Prophylaxis
    • 薬剤vinpocetin認知症に対する有効性が不十分という記述に、583例・3件のRCTを対象とし臨床使用を支持しないと結論したコクランレビューを出典として付けた。(出典:Vinpocetine for cognitive impairment and dementia
  99. 2026 08.03

    品質監査バッチ13。ペランパネルの枠組み警告、ラニチジンの抗アンドロゲン作用の誤り、先天性トキソプラズマ症の古典的三徴、COVID-19中和抗体のEUA失効を一次資料で是正した。

    • 薬剤perampanel精神・行動有害反応(攻撃性・敵意・易怒性・怒り・殺人念慮/脅迫)が米国添付文書の枠組み警告(boxed warning)であることを明記。これとは別立ての「希死念慮・自殺行動」が抗てんかん薬共通のクラス警告(リスク約2倍、治療患者530人あたり1例)であることも区別して記載した。適応も焦点性発作(4歳以上・単剤療法可)と全般強直間代発作(12歳以上・併用療法のみ)に書き分けた。(出典:FYCOMPA Prescribing Information
    • 薬剤ranitidineファモチジンとの比較表にあった「ラニチジンは抗アンドロゲン作用がわずかに強く女性化乳房の頻度が高い」という記述は誤りだったため是正した。抗アンドロゲン作用で知られるのはシメチジンであり、ラニチジンの添付文書はむしろ抗アンドロゲン作用を否定している。NDMA回収の年表(日本は2019年9月に厚労省が分析・出荷停止を指示、EMAは2020年4月30日勧告・同年11月24日に欧州委員会が最終決定)と、NDMAが生成する分子機序(第三級アミン基のニトロソ化)も追記した。(出典:EMA ranitidine referral厚労省事務連絡
    • 疾患トキソプラズマ症先天性トキソプラズマ症の古典的三徴を「水頭症/小頭症・失明・精神発達遅滞」から正しい「脈絡網膜炎・水頭症・頭蓋内石灰化」へ是正。IgM単独では急性感染を診断できない(1年以上陽性が持続しうる)点を明記し、羊水PCRの実施時期(妊娠18週以降)、AIDS患者の一次予防の中止基準(CD4>200/µLが3か月以上かつウイルス抑制)を具体化した。ロイコボリン併用の機序と予防(生肉・猫トイレ・園芸)の節も新設した。(出典:StatPearls Congenital ToxoplasmosisToxoplasma IgM の意義
    • 微生物Toxoplasma gondii先天性トキソプラズマ症の古典的三徴として4項目を列挙していた誤りを疾患ノートと同じ内容へ是正し、終宿主がネコ単独ではなくネコ科動物(Felidae)全般であることを明記した。IgM・アビディティ試験の解釈も同様に訂正した。(出典:StatPearls Congenital ToxoplasmosisFelidae as definitive hosts
    • 薬剤bamlanivimab「使用は推奨されていない」という曖昧な記述を、EUAの法的経過へ改めた。単剤のEUAは2021年4月16日に取り消され、エテセビマブとの併用も2022年1月24日にOmicron流行を理由に全米で事実上使用不可となり、2023年12月14日にEUA自体が取り消された。(出典:FDA 2021年4月16日通知連邦官報 89 FR
    • 薬剤etesivimabINNの綴りが etesivimab ではなく etesevimab(エテセビマブ)であることを一次資料で確認し表記を統一した。適応もEUAの法的経過(2022年1月24日の全米での使用制限、2023年12月14日のEUA取り消し)へ書き改めた。(出典:FDA 2022年1月24日通知連邦官報 89 FR
    • 薬剤casirivimabREGEN-COV(カシリビマブ+イムデビマブ)も2022年1月24日に全米で事実上使用不可となり、2024年12月13日にEUA自体が取り消されたことを明記した。(出典:連邦官報 90 FR
    • 薬剤brivaracetam適応を「主に併用療法」から是正し、米国添付文書では単剤療法としても承認され、適応年齢が生後1か月以上であることを明記した。(出典:BRIVIACT Prescribing Information
    • 薬剤rufinamideLennox-Gastaut症候群の補助療法としての適応年齢が1歳以上であること、家族性QT短縮症候群が「避ける」ではなく禁忌であることを一次資料で確認して明記した。(出典:BANZEL Prescribing Information
    • 薬剤carbachol前房内投与用製剤の濃度が0.01%であることを明記し、縮瞳薬(副交感神経作動薬)が緑内障治療の第一選択ではなくガイドライン上の「第二選択薬」であることを日本緑内障学会のガイドラインで裏付けた。急性閉塞隅角発作では瞳孔括約筋が虚血麻痺しており、頻回点眼は縮瞳せず毛様体筋の前方移動により瞳孔ブロックをかえって増強しうる点も追記した。(出典:緑内障診療ガイドライン第5版MIOSTAT label
    • 薬剤vinblastin「1回6 mg/m²」がABVD併用時(day1・15)の用量であることを明記し、単剤では3.7 mg/m²から18.5 mg/m²まで漸増する別スケジュールがあることを追加。肝障害時の減量基準(直接ビリルビン3 mg/100 mL超で50%減量)と、血管外漏出時にヒアルロニダーゼへ適度な温罨法を併用する添付文書上の対応も明記した。(出典:VINBLASTINE SULFATE label
    • 薬剤bromhexine経口用量が国を明示せず「8〜16 mgを1日3回」とだけ書かれていた点を是正し、日本のビソルボン錠は1回4 mgを1日3回、欧州製剤は1回8 mg(開始時は最大12 mg)を1日3回であることを明記。アンブロキソール項へ丸投げしていたStevens-Johnson症候群など重篤な皮膚粘膜反応の注意を本文に書き出した。(出典:ビソルボン錠添付文書EMA PRAC 2015
    • 薬剤ambroxol同じく用量の国が不明だった点を是正し、日本のムコソルバン錠は1回15 mgを1日3回、欧州の30 mg錠は漸減法(開始2〜3日は30 mg×3回、以降30 mg×2回)であることを明記した。既存のStevens-Johnson症候群の記述には出典を付けた。(出典:ムコソルバン錠添付文書
    • 疾患先天性TORCH感染症終宿主の記述を「ネコ」から「ネコ科動物(Felidae)」へ是正した。(出典:Felidae as definitive hosts
  100. 2026 08.03

    オクスカルバゼピン・ゾニサミドの添付文書ベースの安全性情報(低Na血症・HLA-B*1502・スルホンアミド過敏・乏汗症/高体温など)を補い、日本と米国で承認適応の範囲が異なる点を明記した。

    • 薬剤oxcarbazepin低Na血症の頻度(約2.5%)と好発時期、HLA-B*1502保有者でのSJS/TENリスク、カルバマゼピン過敏症患者の約25〜30%に及ぶ交差反応、経口避妊薬の効果減弱(CYP3A4/5誘導)を添付文書に基づき追記した。(出典:TRILEPTAL prescribing information (DailyMed)
    • 薬剤zonisamid「焦点性発作(主に併用療法)」という記載を是正し、日本のエクセグランは部分発作・全般発作の両方に適応があり単剤・併用の区別が無いこと、米国Zonegranは成人の部分発作への併用療法のみである国ごとの違いを明記。代謝性アシドーシスの頻度・重炭酸モニタリング推奨、乏汗症・高体温(特に小児)という記載が抜けていた副作用を追加し、スルホンアミド過敏を「考慮」から添付文書どおり「禁忌」に是正した。(出典:ZONEGRAN prescribing information (DailyMed)エクセグラン錠 添付文書 (KEGG MEDICUS)
  101. 2026 08.03

    エキノキャンディン系3剤(アニデュラファンギン・ミカファンギン・カスポファンギン)の承認適応と肝機能障害時の扱いを添付文書ベースで是正した。

    • 薬剤anidulafungin承認適応がカスポファンギンと同一であるかのような記述を修正し、侵襲性アスペルギルス症・好中球減少症の経験的治療は適応に含まれないことを明記、標的微生物(C. glabrata・C. krusei・C. tropicalis)と承認適応(カンジダ症)のWikilinkを補った。(出典:ERAXIS prescribing information (DailyMed)IDSA aspergillosis guideline 2016
    • 薬剤micafungin「明確な減量基準はなく調整がほぼ不要」という曖昧な記述を、米国添付文書の中等度・重度肝機能障害でも調整不要という具体的根拠に置き換え、ラット肝腫瘍所見に基づくEUでの適応制限(他剤が不適な場合のみ使用)と肝機能モニタリング義務を追記、アスペルギルス症救済治療がガイドライン上の適応外使用であり承認適応ではないことを明確化した。(出典:MYCAMINE prescribing information (DailyMed)Mycamine EPAR (EMA)
    • 薬剤caspofungin比較表のミカファンギン・アニデュラファンギンの肝機能障害時調整と承認適応の記述を添付文書ベースの正確な内容に更新した。(出典:MYCAMINE prescribing information (DailyMed)
  102. 2026 08.03

    細菌性腟症・トリコモナス症の治療ガイドラインを2021年CDC指針で確認し、メトロニダゾール/チニダゾール関連ノートに残っていたアルコール相互作用の古い記述を是正した。

  103. 2026 08.03

    ピペクロニウム・フェロジピン・エタムシレートの3件で、一次資料に基づき適応・禁忌・相互作用・エビデンス水準の記述を是正した。

    • 薬剤pipecuroniumスガマデクスがピペクロニウムも薬理学的・臨床試験レベルでは有効に拮抗できる一方、添付文書上の適応はロクロニウム・ベクロニウムに限られピペクロニウムへの使用は適応外であることを追記した。(出典:BMC Anesthesiology 2021Merck社 FDA承認発表 2015
    • 薬剤felodipine承認適応が高血圧のみでなく慢性安定狭心症の予防も含むこと(冠攣縮性狭心症は含まない)、イトラコナゾール等CYP3A4阻害薬・カルバマゼピン等誘導薬との相互作用、大動脈弁狭窄症・非代償性心不全の禁忌、歯肉増生の副作用、徐放錠を割る/砕く/噛み砕くことの禁止を追記した。(出典:Pinefeld XL SmPC, electronic Medicines Compendium
    • 薬剤etamsylate過多月経・未熟児の脳室内出血予防のいずれも臨床的な有効性を裏付けるエビデンスが乏しくルーチン使用は推奨されないこと、日本で承認されているのはエタムシレートではなく別化合物のカルバゾクロム(アドナ)であることを追記した。(出典:Cochrane Database of Systematic Reviews 2010BMJ 1996
  104. 2026 08.03

    唾液腺炎・唾石症の起炎菌・抗菌薬選択・画像診断・低侵襲治療の位置づけを一次資料で是正し、シェーグレン症候群のMALTリンパ腫合併を関係として明示した。

    • 疾患唾液腺炎・唾石症唾石の好発部位(顎下腺、約85%)とその機序、超音波・CTが従来の唾液腺造影に代わる画像診断の中心であること、唾液腺内視鏡などの低侵襲手技が現在の標準治療で腺摘出術は最後の手段であること、急性化膿性唾液腺炎の経験的抗菌薬がアモキシシリン/クラブラン酸またはクリンダマイシンであることを追記し、治療薬・原因薬剤・症状・検査値・画像所見・合併症(MALTリンパ腫)のWikilinkを補った。(出典:StatPearls: SialolithiasisStatPearls: Submandibular Sialadenitis and Sialadenosis
    • 疾患シェーグレン症候群本文で繰り返し言及されるMALTリンパ腫の合併リスクを、正本の合併症リンク(complicationDiseases)として明示した。
  105. 2026 08.03

    ムピロシンの鼻腔MRSA除菌レジメンをSHEA/IDSA/APIC 2022年版で確認し、フシジン酸はリファンピシン併用時の薬物動態相互作用(CYP3A4誘導によるフシジン酸曝露低下)を追記して、両剤の本文Wikilinkを補った。

    • 薬剤mupirocin鼻腔MRSA除菌の1日2回5日間レジメンとクロルヘキシジン全身清拭との併用が現行のSHEA/IDSA/APIC実践勧告と一致することを確認し、本文の膿痂疹・クロルヘキシジンにWikilinkを補った。(出典:SHEA/IDSA/APIC Practice Recommendation 2022 Update
    • 薬剤fusidic acidリファンピシンとの併用でCYP3A4誘導によりフシジン酸の血中曝露が投与6週時点で40〜45%低下し、リファンピシン耐性出現のリスクが高まるという薬物相互作用を禁忌・注意節に追記し、majorInteractionDrugsへリファンピシンを追加した。本文の膿痂疹・骨髄炎・関節炎・接触皮膚炎にWikilinkを補った。(出典:Pushkin et al., Clin Infect Dis 2016;63(12):1599-1604Fernandes, Cold Spring Harb Perspect Med 2016
  106. 2026 08.03

    軟性下疳・鼠径リンパ肉芽腫症・鼠径肉芽腫ノートにCDC 2021治療ガイドラインの一次資料照合を追加し、リンパ節腫脹のwikilink漏れとパートナー管理の期間を是正した。

  107. 2026 08.03

    水頭症ノートにDESH・Evans Indexの定義とNeurocritical Care Society 2020の浸透圧療法・頭位挙上の推奨を追記し、治療薬・鑑別のwikilink漏れを是正した。

  108. 2026 08.03

    抗ムスカリン薬5ファイル(ソリフェナシン・アクリジニウム・ダリフェナシン・トルテロジン・オキシブチニン)とLAMA3ファイルで、禁忌「尿閉」の未リンクを解消し、前立腺肥大症・閉塞隅角緑内障の禁忌/慎重投与の分類を添付文書で確認して訂正し、高齢者の抗コリン負荷と認知症リスクに関するAUA/SUFU 2024年ガイドラインの記載を追加した。

    • 薬剤solifenacin禁忌の『尿閉』を前立腺肥大症ノートへリンクし、重度肝障害(Child-Pugh C)は添付文書上の禁忌区分ではなく用量調整セクションの制限であると訂正、腎障害・中等度肝障害・強いCYP3A4阻害薬併用時の上限(1日5 mg)を明記、AUA/SUFUの2024年ガイドラインに基づき受容体選択性を問わない認知症・認知機能障害リスクの記載を追加した(出典:VESICARE Prescribing InformationAUA/SUFU OAB Guideline)。
    • 薬剤oxybutinin禁忌の『尿閉』を前立腺肥大症ノートへ、『閉塞隅角緑内障』を緑内障ノートへリンクし、frontmatterのcontraindicatedDiseasesに前立腺肥大症・閉塞隅角緑内障を追加、DailyMed添付文書とAUA/SUFUの2024年ガイドラインに基づく高齢者の認知症リスクの出典を追加した(出典:DITROPAN XL Prescribing InformationAUA/SUFU OAB Guideline)。
    • 薬剤aclidinium1日2回投与の理由を『血漿クリアランスの速さ』から『M3受容体からの解離半減期がチオトロピウムより短いこと(約29時間 対 約62時間)』に訂正し、血漿中での急速な加水分解は全身性副作用が少ない理由であって投与回数の理由ではないことを明記した。前立腺肥大症・閉塞隅角緑内障は添付文書上禁忌ではなく慎重投与であることを確認し、frontmatterのcontraindicatedDiseasesから前立腺肥大症を除いた(出典:TUDORZA PRESSAIR Prescribing InformationAlagha et al. 2014)。
    • 薬剤darifenacin禁忌の『尿閉』を前立腺肥大症ノートへリンクし、frontmatterのcontraindicatedDiseasesに前立腺肥大症を追加した。
    • 薬剤tolterodin禁忌の『尿閉』を前立腺肥大症ノートへリンクし、frontmatterのcontraindicatedDiseasesに前立腺肥大症を追加した。
    • 薬剤tiotropium前立腺肥大症・閉塞隅角緑内障は添付文書上禁忌ではなく慎重投与であることを確認し、frontmatterのcontraindicatedDiseasesから前立腺肥大症を除いた(出典:SPIRIVA HANDIHALER Prescribing Information)。
    • 薬剤umeclidinium前立腺肥大症・閉塞隅角緑内障は添付文書上禁忌ではなく慎重投与であることを確認し、frontmatterのcontraindicatedDiseasesから前立腺肥大症を除いた(出典:INCRUSE ELLIPTA Prescribing Information)。
    • 薬剤glycopyrronium注射薬(周術期)では前立腺肥大症・閉塞隅角緑内障・尿閉が添付文書上の禁忌区分だが、吸入薬(COPD維持療法)ではいずれも慎重投与の区分であり分類が投与経路で異なることを明記し、frontmatterのcontraindicatedDiseasesから前立腺肥大症を除いた(出典:SEEBRI NEOHALER Prescribing Information)。
  109. 2026 08.03

    片頭痛・一次性頭痛症候群ノートにICHD-3(2018年正式版)の診断基準・薬剤使用過多頭痛のクラス別閾値・トリプタン/エルゴタミンの心血管禁忌・巨細胞性動脈炎などの二次性頭痛鑑別・妊娠中の治療方針を追記し、AHS 2024年声明を出典として明記した。

    • 疾患片頭痛・一次性頭痛症候群片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の診断基準がICHD-3(2018年正式版)と一致することを確認し、薬剤使用過多頭痛の閾値が単純鎮痛薬は月15日以上・トリプタン/エルゴタミン/合剤/オピオイドは月10日以上とクラスで異なることを明記した。トリプタン・エルゴタミンの心血管禁忌と妊娠中の治療方針、群発頭痛の酸素療法の投与法、新規発症高齢者での巨細胞性動脈炎の鑑別を追記し、細菌性髄膜炎・ウイルス性脳炎・中枢神経系腫瘍・巨細胞性動脈炎を鑑別疾患に追加した(出典:ICHD-3, 3rd editionAHS 2024年声明Dirkx et al. 2018)。
    • トピックG1-40: Primary headache syndromes同内容の神経学トピックノートにも、薬剤使用過多頭痛のクラス別使用日数閾値、トリプタン・エルゴタミンの心血管禁忌と妊娠中の治療方針、巨細胞性動脈炎などの二次性頭痛鑑別を反映した(出典:ICHD-3, 3rd editionAHS 2024年声明)。
    • 薬剤rimegepant片頭痛予防における第一選択肢としての位置づけが2024年のAHS声明に基づく記述であることを出典として明記した(出典:AHS 2024年声明)。
    • 薬剤galcanezumab片頭痛予防における第一選択肢としての位置づけが2024年のAHS声明に基づく記述であることを出典として明記した(出典:AHS 2024年声明)。
  110. 2026 08.03

    エボロクマブにホモ接合体家族性高コレステロール血症での増量規定・小児適応・VESALIUS-CV試験(2026年)を追記し、カバジタキセルにPROSELICA/CARD試験に基づく現行用量とG-CSF一次予防・前投薬・好中球数閾値を追記した。

    • 薬剤evolocumabホモ接合体家族性高コレステロール血症では420 mgを月1回で開始し12週で効果不十分なら420 mgを2週ごとへ増量するという通常量とは異なる用法、および10歳以上の小児適応を追記し、FOURIER試験に加え一次予防高リスク例での有効性を示した2026年のVESALIUS-CV試験を追記した(出典:Repatha Prescribing InformationEvolocumab in Patients without a Previous Myocardial Infarction or Stroke)。
    • 薬剤cabazitaxel現行の承認用量が20 mg/m²(25 mg/m²は選択例のみ)であることをPROSELICA試験に基づき明記し、好中球数1,500/mm³以下での投与禁忌・前投薬(抗ヒスタミン薬・ステロイド・H2拮抗薬)・高リスク例でのG-CSF一次予防を追記、ドセタキセル+アンドロゲン受容体シグナル阻害薬に不応の患者でカバジタキセルが有効というCARD試験のエビデンスを追加した(出典:Jevtana Prescribing InformationPROSELICACARD trial)。
  111. 2026 08.03

    抗コリン薬4剤の禁忌が日本の添付文書と食い違っていたため復元し、前立腺癌のmCRPC治療にCARD試験の但し書きを加えた。

    • 疾患前立腺癌去勢抵抗性前立腺癌の治療表で「未使用のARPIへの変更」を無条件の選択肢として挙げていたが、ドセタキセルと一方のARPIの両方に既治療の例ではカバジタキセルへの切替えの方が無増悪生存・全生存とも優れる旨の但し書きを加えた(画像上無増悪生存8.0対3.7か月、全生存13.6対11.0か月)。(出典:CARD試験, NEJM 2019
    • 薬剤tiotropium閉塞隅角緑内障と前立腺肥大等による排尿障害を禁忌として復元した。米国添付文書はこれらを慎重投与に置くが、日本の添付文書は禁忌に区分しており、本文に日米の区分差を明記した。(出典:スピリーバ添付文書
    • 薬剤umeclidinium同上。閉塞隅角緑内障と前立腺肥大等による排尿障害を日本の添付文書に基づき禁忌として復元し、米国添付文書との区分差を併記した。(出典:エンクラッセ添付文書
    • 薬剤glycopyrronium「剤形で禁忌区分が変わる(注射は禁忌・吸入は慎重投与)」という記述を是正した。日本では吸入薬(シーブリ)でも閉塞隅角緑内障・前立腺肥大等による排尿障害が禁忌であり、区分が分かれるのは剤形ではなく国である。(出典:シーブリ添付文書
    • 薬剤solifenacin重度肝機能障害(Child-Pugh分類C)を禁忌として復元し、重症筋無力症・消化管閉塞/麻痺性イレウスも追加した。米国添付文書は重度肝障害を禁忌ではなく「投与を推奨しない」制限として扱うが、日本の添付文書は禁忌に置く。(出典:ベシケア錠添付文書
    • 疾患片頭痛・一次性頭痛症候群群発頭痛の酸素療法を「目安12L/分以上」から「7L/分で開始し無効なら12L/分へ」に改めた。引用していた無作為化試験は7L/分と12L/分に有意差を認めず、低流量からの開始を費用対効果の面で支持している。(出典:Dirkx et al. 2018
  112. 2026 08.03

    循環器の遮断薬4剤(セリプロロール・テラゾシン・プラゾシン・ドキサゾシン)の用法用量・承認適応を日本の添付文書に照らして是正し、セリプロロールに血管型エーラス・ダンロス症候群の適応と心不全禁忌を追記した。

    • 薬剤celiprolol日本の承認用量(本態性・腎実質性高血圧症は1日1回100〜200mg、狭心症は1日1回200mg、いずれも食後・最高400mg/日)を追記し、禁忌にうっ血性心不全・肺高血圧症による右心不全・妊婦・糖尿病性ケトアシドーシス・未治療の褐色細胞腫を追加した。ネビボロールと同じ表で『心不全にも適応』とまとめていた誤りを是正(セリプロロールは心不全にはむしろ禁忌)。血管型エーラス・ダンロス症候群における動脈イベント予防という他のβ1選択薬にはない適応をBBEST試験に基づき追記した(出典:セレクトール添付文書Medical Sciences 2025 systematic review)。
    • 薬剤terazosin海外流の『1日1回・最大10〜20mg』という用法用量を、日本の承認用法である1日2回分割投与(高血圧症は1日0.5〜4mg、前立腺肥大症に伴う排尿障害は1日1〜2mg)に是正し、販売終了した先発品ハイトラシンを現行のバソメットに更新した(出典:バソメット医薬品インタビューフォーム2026年4月改訂)。
    • 薬剤prazosin用法用量を日本の承認値(1日1〜1.5mgから開始し1.5〜6mgに漸増、1日2〜3回分割、まれに15mgまで)に是正し、PTSDの悪夢に対する用法が国内未承認である点を明記した(出典:ミニプレス添付文書情報(KEGG MEDICUS))。
    • 薬剤doxazosin日本のカルデナリンに前立腺肥大症の適応が無く高血圧症・褐色細胞腫による高血圧症のみが承認適応であることを明記し、開始用量を誤っていた1mgから承認用量の0.5mgに是正、褐色細胞腫では1日最高16mgまで増量できる点を追記した(出典:カルデナリン添付文書2026年2月改訂)。
    • 疾患エーラス・ダンロス症候群血管型に対するセリプロロールの動脈イベント予防効果に出典を追加し、確立した標準治療ではなく考慮すべき治療選択肢という現行のエビデンスレベルを明記した(出典:Medical Sciences 2025 systematic review)。
  113. 2026 08.03

    抗腫瘍薬6件・急性骨髄性白血病ノートを更新。EGFR-TKI(ゲフィチニブ・エルロチニブ)の一次治療がオシメルチニブへ移った現行の位置づけ、AML「7+3」への分子標的薬(ミドスタウリン・ゲムツズマブオゾガマイシン・CPX-351)の上乗せ、アントラサイクリンの心毒性累積量とデクスラゾキサンの適応範囲、G-CSF製剤の急性放射線症候群への適応を添付文書・ASCOガイドラインに基づき是正・追記した。

    • 薬剤gefitinibEGFR変異陽性NSCLC一次治療の第一選択が第3世代オシメルチニブに移り、ゲフィチニブ(第1世代TKI)が未治療例の第一選択になる場面が限られている現行の位置づけを追記した(出典:DailyMed TAGRISSO label)。
    • 薬剤erlotinib第3世代EGFR-TKI(オシメルチニブ)を『第1世代耐性後の標準治療』とのみ記述していたのを、FLAURA試験に基づく一次治療の第一選択として是正した(出典:DailyMed TAGRISSO label)。
    • 薬剤daunorubicinAML寛解導入『7+3』への分子標的薬の上乗せ(FLT3変異陽性→ミドスタウリン、CD33陽性→ゲムツズマブオゾガマイシン、治療関連/骨髄異形成関連AML→CPX-351)を追記し、心毒性の累積投与量閾値(成人400〜550 mg/m²)を数値化、デクスラゾキサンの心保護適応がドキソルビシン(乳癌)専用でダウノルビシンには確立していないことを明記した(出典:DailyMed RYDAPT labelDailyMed MYLOTARG labelDailyMed VYXEOS labelDailyMed dexrazoxane label)。
    • 薬剤doxorubicin心筋症発生率の累積投与量依存性を、本文中で食い違っていた数値(300〜550 mg/m² vs 450〜550 mg/m²)を添付文書の実測値(300 mg/m²で1〜2%、400で3〜5%、450で5〜8%、500で6〜20%、550超でさらに増加)に統一し、デクスラゾキサンの適応が乳癌患者の累積300 mg/m²以上に限定される点を明記した(出典:DailyMed doxorubicin label)。
    • 薬剤pegfilgrastim発熱性好中球減少症一次予防の20%閾値がASCO 2026年版ガイドライン更新でも維持されていることを確認し出典を追加、化学療法とは独立した『骨髄抑制用量の放射線への急性被曝患者の生存率を高める』適応とオンボディインジェクターによる自動投与を追記した(出典:DailyMed NEULASTA labelASCO WBC Growth Factors Guideline Update 2026)。
    • 薬剤filgrastim化学療法支持療法・幹細胞動員に加え、化学療法とは独立した『骨髄抑制用量の放射線への急性被曝患者の生存率を高める』適応(造血症候群型急性放射線症候群)を追記した(出典:DailyMed NEUPOGEN label)。
    • 疾患急性骨髄性白血病強力療法適格AMLの治療表で、FLT3変異陽性へのミドスタウリン併用、CD33陽性へのゲムツズマブオゾガマイシン併用、治療関連/骨髄異形成関連AMLでのCPX-351使用を薬剤名で具体化した(出典:DailyMed RYDAPT labelDailyMed MYLOTARG labelDailyMed VYXEOS label)。
  114. 2026 08.03

    抗感染薬・吸入薬6剤(ジクロキサシリン・イソコナゾール・ウメクリジニウム・フルクロキサシリン・チオトロピウム・アクリジニウム)の適応記述を添付文書・現行ガイドラインに照らして是正し、本文のWikilink漏れを補った。

  115. 2026 08.03

    ハンチントン病の舞踏運動治療を3剤目のVMAT2阻害薬バルベナジン承認とトミナーセンGENERATION HD2試験の中止(2026年7月)で更新し、ε-アミノカプロン酸のDIC・上部尿路出血の禁忌をFDA添付文書の条件付き記載に是正した。

    • 疾患ハンチントン病舞踏運動治療にFDA承認済みの第3のVMAT2阻害薬バルベナジン(2023年)を追記し、テトラベナジン・デューテトラベナジン・バルベナジンの相対的な効果と忍容性の違いを明記した。トミナーセンのGENERATION HD2試験が2026年7月に中止発表され、髄液バイオマーカーは改善したが臨床機能評価では有効性を示せなかったことを追記した(出典:Frontiers in Pharmacology 2025 network meta-analysisEHDNHDBuzz)。
    • 薬剤tetrabenazinテトラベナジンを『第一選択』と断定する記述を、デューテトラベナジン・バルベナジンを含む3剤のFDA承認薬として並記し、舞踏運動スコア改善は最大だが有害事象発現率も最も高いという現行のエビデンスに合わせて是正した(出典:Frontiers in Pharmacology 2025 network meta-analysis)。
    • 薬剤epsilon-amino-caproic acidDIC・上部尿路出血を無条件の禁忌としていた記載を、米国添付文書(AMICAR)が実際に定める『DICはヘパリン併用時のみ使用可、上部尿路出血は利益が危険性を明らかに上回る場合のみ』という条件付きの禁忌に是正し、用法・用量(初回5g・維持1g/時間)を追記した(出典:DailyMed AMICAR label)。
  116. 2026 08.03

    セリプロロールを『心不全に使えるβ1選択薬』としていた比較表の誤りを、同じ表を持つβ遮断薬4ノートへ横断的に是正した。

    • 薬剤nebivolol「β1選択・血管拡張性」の比較表で、ネビボロールとセリプロロールの主な適応を一括して『高血圧・心不全』としていたが、セリプロロールは日本の添付文書でうっ血性心不全・肺高血圧による右心不全が禁忌に区分されている。心不全に使えるのはネビボロールのみである旨を明記した(出典:セレクトール錠添付文書)。
    • 薬剤bisoprolol同じ比較表の同じ誤り(セリプロロールの主な適応に心不全を含めていた)を是正した(出典:セレクトール錠添付文書)。
    • 薬剤metoprolol同じ比較表の同じ誤り(セリプロロールの主な適応に心不全を含めていた)を是正した(出典:セレクトール錠添付文書)。
    • 薬剤esmolol同じ比較表の同じ誤り(セリプロロールの主な適応に心不全を含めていた)を是正した(出典:セレクトール錠添付文書)。
  117. 2026 08.03

    褥瘡の病期分類をNPUAP 2016年改訂(ステージのアラビア数字化、DTPIから「疑い」を削除、医療機器関連圧迫損傷・粘膜圧迫損傷の新設)に更新し、体位変換の頻度を固定間隔から個別化の考え方に是正。細菌性皮膚感染症はIDSA 2014年版に基づきMRSA疑い時の代替経口薬を明記した。

    • 疾患褥瘡病期分類をローマ数字(ステージI〜IV)からアラビア数字(ステージ1〜4)に是正し、深部組織褥瘡(DTPI)の名称から『疑い』を削除、医療機器関連圧迫損傷(MDRPI)・粘膜圧迫損傷という2016年新設区分を追記。体位変換を『2時間ごとが目安』という固定間隔の書き方から、活動性・皮膚耐性・支持面などを総合した個別化推奨へ是正した(出典:NPUAP Position Statement on Staging – 2017 ClarificationsNPIAP/EPUAP/PPPIA Repositioning Guideline 2025)。
    • 疾患細菌性皮膚感染症(伝染性膿痂疹・毛包炎・せつ・よう)伝染性膿痂疹の経口治療薬をジクロキサシリン・セファレキシンと具体名に是正し、MRSA疑い時はドキシサイクリン・クリンダマイシン・ST合剤へ切り替える記載を追加。せつ・よう・膿瘍でも同様のMRSA代替薬と重症例でのセフタロリンホサミルの位置づけを追記した(出典:IDSA Skin and Soft Tissue Infections Guideline 2014)。
    • 疾患外傷性脊椎・脊髄損傷褥瘡予防の除圧を『定期的』という固定間隔の表現から、感覚障害・皮膚耐性・支持面を踏まえた個別化の表現に是正した(出典:NPIAP/EPUAP/PPPIA Repositioning Guideline 2025)。
    • トピックImpetigo Folliculitis Furuncles and Carbuncles伝染性膿痂疹の経口治療薬を具体名に是正し、MRSA疑い時の代替経口薬(ドキシサイクリン・クリンダマイシン・ST合剤)を追記した(出典:IDSA Skin and Soft Tissue Infections Guideline 2014)。
  118. 2026 08.03

    ペルツズマブ・トラスツズマブの慢性心不全、イキセキズマブ・セクキヌマブのクローン病を、EU SmPC・日本の電子添文いずれにも禁忌記載が無いことを確認し禁忌一覧から除去(心毒性・IBD悪化の警告自体は残置)。ブロダルマブはEU・日本でクローン病の規制区分が食い違う点を明記。エピルビシンの累積投与量上限(900 mg/m²)を具体値で追記した。

    • 薬剤pertuzumab禁忌一覧から慢性心不全を除去(EU SmPC・日本の電子添文とも禁忌は過敏症のみで、心不全・LVEF低下は警告区分であることを確認)。皮下注固定用量配合剤Phesgo(2020年EU承認)の存在を追記した(出典:Perjeta SmPC、パージェタ添付文書、Phesgo EPAR)。
    • 薬剤trastuzumab禁忌一覧から慢性心不全を除去(EU SmPC・日本の電子添文とも禁忌は過敏症等のみで、心不全・LVEF低下は警告区分であることを確認。ペルツズマブと同型の誤りを是正)(出典:Herceptin SmPC、ハーセプチン添付文書)。
    • 薬剤ixekizumab禁忌一覧からクローン病を除去(EU SmPC・日本の電子添文ともクローン病は禁忌ではなく警告・慎重投与区分であることを確認)。適応の記述を『体軸性脊椎関節炎全般でやや広い』という曖昧な表現から、成人適応はセクキヌマブとほぼ同一で小児適応(乾癬のみ)がむしろ狭いという事実関係に是正した(出典:Taltz SmPC、トルツ添付文書)。
    • 薬剤secukinumab禁忌一覧からクローン病を除去(イキセキズマブと同型の誤りを是正)。小児適応(付着部炎関連関節炎・若年性乾癬性関節炎)がイキセキズマブより広い点を追記した(出典:Cosentyx SmPC、コセンティクス添付文書)。
    • 薬剤brodalumab禁忌一覧のクローン病は維持(EU SmPCで正式な禁忌と確認)しつつ、日本の電子添文では禁忌ではなく注意事項である旨を本文に追記し、他のIL-17阻害薬との規制区分の違いを明示した(出典:Kyntheum SmPC、ルミセフ添付文書)。
    • 薬剤epirubicin累積投与量上限の具体値(900 mg/m²前後)と代表用量、ベースライン心電図+MUGA/心エコーによる心毒性モニタリングの考え方を追記した(出典:Pharmorubicin SmPC、2022 ESC心臓腫瘍学ガイドライン)。
  119. 2026 08.03

    レレバクタム・バボルバクタムの適応を米国基準の記述から欧州SmPC・日本添付文書に基づく地域差の記載に是正し、テイコプラニンの半減期・TDM目標値・経口C. difficile適応をEU SmPC/日本TDM指針で更新。バンコマイシン・テイコプラニンのRed man症候群の呼称を現行の「バンコマイシン注入反応」表記へ改めた。

    • 薬剤relebactam適応を『複雑性尿路感染・複雑性腹腔内感染』という米国添付文書(2019年時点)の記載から、欧州SmPC(院内肺炎・人工呼吸器関連肺炎・関連菌血症・治療選択肢が限られる好気性グラム陰性菌感染)と日本の添付文書(各種感染症、ただしカルバペネム耐性の指定7菌属・Ambler class A/Cのβラクタマーゼ関与例に限定、バルプロ酸ナトリウム併用禁忌)を併記する記載に是正し、米国添付文書も2020年にHABP/VABPが追加され現在は3系統が適応であることを追記した(出典:Recarbrio SmPCレカルブリオ添付文書情報RECARBRIO DailyMed)。
    • 薬剤teicoplanin半減期を『45〜70時間』から、長期採血を行った近年の研究に基づく『約100〜170時間』に是正し、TDM目標トラフ値(欧州:通常感染10 mg/L以上・重症15〜30 mg/L、日本のTDM指針:20〜30 μg/mL)と負荷投与レジメンを追記。経口投与によるC. difficile治療を『実質的に使われない』としていた記載を、欧州SmPC上は代替治療として承認されている(バンコマイシンより使用実績は少ない)という記載に是正した(出典:Targocid SmPC日本化学療法学会 テイコプラニンTDM委員会報告)。
    • 薬剤vancomycinRed man症候群という呼称を、現行のStatPearls記載に基づき『バンコマイシン注入反応(vancomycin infusion reaction、旧称Red man症候群)』を主表記とする記載に是正した(出典:StatPearls: Vancomycin Infusion Reaction)。
    • 薬剤avibactam適応を『複雑性尿路感染・複雑性腹腔内感染』という米国基準の記載から、院内肺炎・人工呼吸器関連肺炎を含む広い適応(詳細はセフタジジム+アビバクタムの項)へ是正した。
    • 薬剤vaborbactam適応を『複雑性尿路感染』のみとする記載から、欧州SmPC(複雑性尿路感染・複雑性腹腔内感染・院内肺炎/人工呼吸器関連肺炎)と米国添付文書(複雑性尿路感染のみ、2017年承認以来拡大なし)を併記する記載に是正した(出典:Vaborem SmPCVABOMERE DailyMed)。
  120. 2026 08.03

    フェニルブタゾンの禁忌に心不全を追加し欧州での人体用販売終了の経緯を明記、ラベプラゾールの代謝・H. pylori除菌レジメン・クロピドグレル相互作用を最新の添付文書とガイドラインで是正、スフェンタニルにEU承認の舌下錠Dzuveoの存在と剤形別禁忌を追記した。フェンタニル・レミフェンタニルにも同系統の禁忌欄の抜けを補った。

    • 薬剤phenylbutazone禁忌一覧に心不全を追加(本文の禁忌記載とfrontmatterの食い違いを解消)。フランスでは2011年末にヒト用製剤ブタゾリジンの販売が終了していることを明記し、ワルファリンとの併用がフランスSmPCで禁忌指定であることを追記した(出典:Butazolidine RCP(ANSM, 2012年改訂)、Vidal「Butazolidine:arrêt de commercialisation」2011年)。
    • 薬剤rabeprazole代謝が主に非酵素的チオエーテル体生成でCYP関与は副次的であることを現行のパリエット添付文書で確認・出典化し、リルピビリンとの併用禁忌を追記。H. pylori除菌はクラリスロマイシン耐性・感受性未検査時にボノプラザンが優先される現行ガイドラインの位置づけを追加し、クロピドグレルとの相互作用が2010年EMA見直しでオメプラゾール・エソメプラゾールに限定された経緯を明記した(出典:パリエット添付文書2026年改訂、EMA「Interaction between clopidogrel and proton-pump inhibitors」2010年、日本ヘリコバクター学会ガイドライン2024年)。
    • 薬剤sufentanilEUで2018年に承認された舌下錠Dzuveoの存在(監視下でのみ使用、48時間以内)を追記し、フェンタニル比の力価を『5〜10倍』から一次資料に基づく『7〜10倍』へ是正。禁忌が剤形(舌下錠は重度呼吸抑制・肺機能障害、注射剤は硬膜外を妨げる病態など)で異なることを明記した(出典:Dzuveo EPAR/SmPC(EMA, 2018年)、Sufenta RCP(ANSM, 2020年改訂))。
    • 薬剤fentanyl禁忌一覧が空だった点を是正し、気管支喘息・COPDなど閉塞性気道疾患、重度呼吸抑制、MAO阻害薬併用を追加した(出典:Fentanyl Injection SmPC(emc, 2024年改訂))。
    • 薬剤remifentanil添加物グリシンによる硬膜外・くも膜下投与の禁忌と、単独麻酔導入薬としての使用禁忌を追記した(出典:Remifentanil SmPC(emc, 2024年改訂))。
  121. 2026 08.03

    横断監査での検算により3件を是正。フェニルブタゾンはドイツで今もヒト用製剤が承認されている事実と禁忌が『重度』心不全である点、フェンタニルは喘息とCOPDで日本の規制区分が違う点、エピルビシンは乳癌補助療法の用量をSmPCの記載どおりに直した。

    • 薬剤phenylbutazone出典が販売終了製品(フランスのブタゾリジン、2011年終売)の凍結ラベルだったため、現行のドイツのヒト用製剤Ambene(2025年9月改訂)を一次資料に追加。『ヒトへの使用がほぼ失われた歴史上の薬』という記述を、強直性脊椎炎・関節リウマチの急性増悪と痛風発作に限って今も承認されている(1日400 mg筋注・治療期間1週間以内)という事実に是正し、禁忌の心不全が『重度心不全』であること、腎機能障害・肝機能障害も禁忌であることを明記した(出典:Ambene parenteral Fachinformation)。
    • 薬剤fentanylEUのSmPCが『閉塞性気道疾患』と一括りにするのに対し、日本の注射剤の電子添文は喘息のみを禁忌とし慢性肺疾患は慎重投与にとどめる、という規制区分の差を追記。日本が禁忌に挙げる痙攣発作の既往・ナルメフェン併用なども補った(出典:フェンタニル注射液「第一三共」添付文書)。
    • 薬剤epirubicin乳癌補助療法の用量を『90〜120 mg/m²』からSmPCの記載どおり『100 mg/m²(day1単回)〜120 mg/m²(day1・8分割)を3〜4週ごと』へ訂正し、90 mg/m²以上が適応横断の高用量閾値(骨髄抑制・粘膜炎が強く出る)である旨を分けて記載した(出典:Pharmorubicin SmPC)。
  122. 2026 08.03

    実行中に確定した新方針(読んだ薬剤ノートの indicationDiseases を埋める)に従い、EU SmPC の適応節を逐語で確認できた6剤に承認適応を追加した。

    • 薬剤ixekizumab承認適応(尋常性乾癬・乾癬性関節炎・強直性脊椎炎/体軸性脊椎関節炎)を追加した(出典:Taltz SmPC 4.1)。
    • 薬剤secukinumab承認適応(尋常性乾癬・乾癬性関節炎・強直性脊椎炎/体軸性脊椎関節炎、および小児の付着部炎関連関節炎・若年性乾癬性関節炎)を追加した(出典:Cosentyx SmPC 4.1)。
    • 薬剤brodalumab承認適応を成人の尋常性乾癬のみとして追加した(他のIL-17阻害薬と異なり乾癬性関節炎・体軸性脊椎関節炎の承認が無いことをSmPCで確認)(出典:Kyntheum SmPC 4.1)。
    • 薬剤pertuzumab承認適応をHER2陽性乳癌のみとして追加した(早期乳癌の術前・術後補助療法と、転移・局所再発乳癌の一次治療)(出典:Perjeta SmPC 4.1)。
    • 薬剤trastuzumab承認適応(HER2陽性の乳癌と、HER2陽性の転移胃腺癌)を追加した(出典:Herceptin SmPC 4.1)。
    • 薬剤phenylbutazone承認適応(強直性脊椎炎の急性増悪・関節リウマチの急性増悪・痛風発作)を追加した。現行のヒト用製剤が残るドイツの添付文書に基づく(出典:Ambene parenteral Fachinformation 4.1)。
  123. 2026 08.03

    ラベプラゾール・パントプラゾール・ボノプラザンの承認適応が空欄だった問題を、EU SmPCと日本の電子添文を実際に読んで是正。2026年7月改訂で3剤とも追加された長期投与時の血清マグネシウム測定推奨や、ボノプラザンの禁忌薬の記載漏れ(アタザナビル)も併せて修正した。

    • 薬剤rabeprazole承認適応(GERD・消化性潰瘍・Zollinger-Ellison症候群はEU・日本共通、日本はさらにH. pylori除菌補助として胃MALTリンパ腫・免疫性血小板減少症・早期胃癌内視鏡治療後胃・ヘリコバクター感染胃炎も承認)を追加。2026年7月改訂の添付文書に基づき、長期投与時の血清マグネシウム測定推奨と高用量メトトレキサートとの併用注意を追記した(出典:パリエット添付文書2026年7月改訂、PARIET SmPC)。
    • 薬剤pantoprazole承認適応(EU SmPC:GERD・消化性潰瘍・Zollinger-Ellison症候群など病的高分泌状態)を追加。長期投与時の低マグネシウム血症モニタリング推奨と高用量メトトレキサートとの併用注意を追記した(出典:Pantoprazole 40 mg gastro-resistant tablets SmPC, emc)。
    • 薬剤vonoprazan承認適応(GERD・消化性潰瘍、H. pylori除菌補助としての胃MALTリンパ腫・免疫性血小板減少症・早期胃癌内視鏡治療後胃・ヘリコバクター感染胃炎。Zollinger-Ellison症候群の適応は無し)を追加。禁忌薬にアタザナビルの記載漏れがあったため追記し、2026年7月改訂の添付文書に基づき『理論上のリスク』としていた低マグネシウム血症を、定期的な血中濃度測定が明記された既知の副作用へ是正した(出典:タケキャブ添付文書2026年7月改訂)。
  124. 2026 08.03

    オピオイド4剤(スフェンタニル・ジヒドロコデイン・ナルデメジン・コデイン)の適応・禁忌を一次資料(EU SmPC・日本の電子添文)で確認し、EUと日本の区分の違い(イレウスの禁忌/慎重投与)を明記した。

    • 薬剤sufentanilindicationDiseasesが空欄の理由を明記。EU SmPC(Dzuveo舌下錠4.1・Sufenta注射剤4.1)はいずれも疾患名でなく「成人の中等度〜重度急性痛の管理」「全身麻酔の鎮痛補助」等の臨床状態のみを適応とするため、疾患名フィールドは意図的に空欄とした。
    • 薬剤dihydrocodeine禁忌にEUのcontraindicatedDiseases(気管支喘息・COPD・イレウス腸閉塞)を追加。日本の電子添文(第一三共、2025年改訂)を確認し、麻痺性イレウスはEUでは禁忌だが日本では慎重投与であること、12歳未満・扁桃摘出後18歳未満・授乳中の禁忌はCYP2D6超高速代謝者のリスクに基づくことを出典付きで明記。適応に「激しい下痢症状の改善」(日本の効能又は効果)を追加した。
    • 薬剤naldemedinmajorInteractionDrugsにCYP3A阻害剤(イトラコナゾール・フルコナゾール)・CYP3A誘導剤(リファンピシン)・P糖蛋白阻害剤(シクロスポリン)を追加。日本の添付文書(塩野義、2022年改訂)に基づき、血液脳関門機能不全患者でのオピオイド離脱症候群リスクと、EUのRizmoicが適応を「下剤前治療歴のある患者」に限る一方、日本のスインプロイクにはその要件が無いことを追記した。
    • 薬剤codeinecontraindicatedDiseasesに気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患を追加。EU SmPC(2026年改訂)とジヒドロコデインと同型の日本の電子添文を確認し、麻痺性イレウスがEUでは禁忌・日本では慎重投与という国差を明記した。
  125. 2026 08.03

    淋菌感染症・腸チフスの治療ガイドラインを一次資料で確認し、セフィキシムの位置づけ・新規薬剤・腸チフスワクチンの記載を現行化。関連する微生物・薬剤ノート2件にも波及した。

    • 疾患淋菌感染症セフィキシムが現行ガイドラインでは単剤の第一選択ではなくIM注射が使えない場合の代替に格下げされていることを明記し、米国CDC・英国BASHH双方の代替用量を追記した。2025年12月にFDA承認された新規経口薬ゾリフロダシンにも言及した(出典:CDC MMWR 2020年版淋菌治療指針更新、BASHH淋菌感染症国内指針2025年版、GARDP)。前立腺炎・精巣上体炎への進展をcausesDiseasesに追加した。
    • 疾患腸チフス予防ワクチンの記載を、生弱毒経口ワクチンのみの記述からWHOが全年齢で優先する結合型ワクチン(TCV)中心の記述へ更新した(出典:WHO腸チフスワクチンポジションペーパー2018年版)。超多剤耐性(XDR)株の記述に出典を追加し、腸穿孔をcomplicationDiseasesに追加した。
    • 微生物Salmonella typhi腸チフスノートと同様、予防ワクチンの記載をWHOが優先する結合型ワクチン(TCV)中心の記述へ更新した(出典:WHO腸チフスワクチンポジションペーパー2018年版)。
    • 薬剤chloramphenicol腸チフスの適応記述で、感受性確認後にしか使わないフルオロキノロン系をセフトリアキソン・アジスロマイシンと同列の『優先される』選択肢として書いていた誤りを是正した(出典:CDC Health Alert Network、超多剤耐性チフス菌に関する勧告)。
  126. 2026 08.03

    レレバクタム・テイコプラニンの承認適応(indicationDiseases)を添付文書を実際に読んで記入し、テイコプラニンのTDM目標トラフ値を2022年の日本化学療法学会・日本TDM学会合同ガイドラインへ更新。波及先のバボルバクタム・セフタジジム+アビバクタムも同様に適応を追記した。

    • 薬剤relebactam承認適応(indicationDiseases)に米国で承認されている複雑性尿路感染・複雑性腹腔内感染を追加し、配合比(イミペネム/シラスタチン/レレバクタム 500 mg/500 mg/250 mg)と腎機能別の減量表を追記した。欧州の主要適応(院内肺炎・人工呼吸器関連肺炎・それに伴う菌血症)は対応する疾患ノートが無いため未反映(出典:Recarbrio SmPC 2026年版, EMA/emc)。
    • 薬剤teicoplanin承認適応(indicationDiseases)を欧州SmPCの4.1節を実際に読んで8件(皮膚軟部組織感染・骨関節感染・肺炎・複雑性尿路感染・感染性心内膜炎・CAPD関連腹膜炎・C. difficile感染症)記入した。TDMの目標トラフ値を、単施設204例に基づく2012年の旧指針から日本化学療法学会・日本TDM学会の2022年合同ガイドライン(非複雑性15〜30 mg/L、複雑性・重症20〜40 mg/L、Day 4評価)へ更新し、ローディング用量の記載も追加した(出典:Targocid SmPC 2025年版;J Antimicrob Chemother 2022年テイコプラニンTDMガイドライン)。
    • 薬剤vaborbactam承認適応(indicationDiseases)に複雑性尿路感染・複雑性腹腔内感染を追加した(欧州・米国とも共通の適応。出典:Vaborem SmPC 2026年版)。
    • 薬剤ceftazidime + avibactam承認適応(indicationDiseases)に複雑性腹腔内感染・複雑性尿路感染を追加し、禁忌がセファロスポリンだけでなく他のβラクタム系全般への重篤な過敏症も含むことを追記した(出典:Zavicefta SmPC 2025年8月改訂版)。
  127. 2026 08.03

    エピルビシンの承認適応が空欄だった問題をEU SmPCと日本の電子添文(後発品)を実際に読んで是正し、日本の生涯累積投与量上限(900 mg/m²、EUと一致)を併記した。褥瘡ガイドラインの横断点検も行い、体位変換を固定間隔で説明している旧式の記述が1件(許可リスト外)見つかった。

    • 薬剤epirubicin承認適応(EU SmPC:乳癌・卵巣癌・胃癌・肺癌・大腸癌・悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫・表在性膀胱癌)を追加。日本の電子添文(後発品)はEUと異なり肝癌(TACE)・尿路上皮癌(腎盂・尿管腫瘍含む)を含み肺癌・大腸癌・多発性骨髄腫を含まないため、本文で差を明記した。生涯累積投与量上限900 mg/m²は日本の添付文書でもEU SmPCと一致することを確認し、他のアントラサイクリン前治療歴の限界量(ドキソルビシン500 mg/m²、ダウノルビシン25 mg/kg)を併記した。
    • 薬剤daunorubicin日本の添付文書がダウノルビシンの前治療限界量を体表面積(mg/m²)ではなく体重当り25 mg/kgで示すことを追記し、米国添付文書の400〜550 mg/m²表記と単位基盤が異なる点を明記した。
  128. 2026 08.03

    レテプラーゼの禁忌をEU SmPCとESC 2023指針に基づき拡充し現行の血栓溶解療法の位置づけを追記、インダパミドの承認適応・禁忌をEU/日本の一次資料から新規に埋め、ディメティンデンの前立腺肥大症・緑内障を現行EU添付文書に基づき絶対禁忌から慎重投与へ是正した。

    • 薬剤reteplaseEU SmPC (Rapilysin) 4.3を実読し、禁忌に脳卒中の既往・大動脈解離・感染性心内膜炎・消化性潰瘍を追加(従来は中枢神経系腫瘍のみ)。用法を「10単位+10単位を30分あけて静注」の二段階ボーラスに具体化し、ESC 2023指針に基づき現行の血栓溶解療法が一次PCI(120分以内)の代替という位置づけであること、フィブリン特異的薬剤が優先されることを追記した。
    • 薬剤indapamide承認適応が空欄だった問題をEU SmPC (Natrilix SR)と日本の電子添文(ナトリックス)を実読して是正し、本態性高血圧症のみであること(HCTZと異なり浮腫の適応はない)を明記。禁忌(無尿・急性腎不全、重度肝機能障害、スルホンアミドアレルギー、難治性低K血症)も新規に追加した。あわせてHYVET試験の一次エンドポイント(脳卒中)が有意差に達していなかった点(HR 0.70, P=0.06)を明記し、従来の「脳卒中を有意に減らす」という言い過ぎを是正した。
    • 薬剤dimetinden現行のEU添付文書(Fenistil Tropfen/Dragees, 2024年版)を実読した結果、前立腺肥大症・緑内障は4.3の絶対禁忌ではなく4.4の慎重投与に区分されていることを確認し、frontmatterと本文を是正した。あわせて承認適応(アレルギー性鼻炎・蕁麻疹・水痘に伴う掻痒等)を新規に追加し、ARIA指針に基づき現行ガイドラインが第2世代抗ヒスタミン薬を第一選択としている旨を追記した。
    • 薬剤dimenhydrinateディメティンデンの禁忌区分の点検に伴い、同じ第1世代抗ヒスタミン薬であるジメンヒドリナート(Vomex A)のEU添付文書を実読し、閉塞隅角緑内障が本文に既に禁忌として記載されていたにもかかわらずfrontmatterの禁忌疾患に反映されていなかった漏れを是正した。
  129. 2026 08.03

    自己免疫性脳炎にGraus基準(2016年)の実際の項目とNEOSスコアを追記し、経験的アシクロビルを治療薬フィールドから外した。セビメリンはEUで未承認(2001年に販売承認拒否)と判明したため日本の電子添文を正本とし、閉塞隅角緑内障の禁忌記載の誤りを是正。同じ問題があったピロカルピンの禁忌区分も国別に是正した。

    • 疾患自己免疫性脳炎Graus基準(2016年)のPossible/Probable/Definite各カテゴリーの具体的な必要項目を追記し、抗NMDA受容体脳炎の1年後機能予後を予測するNEOSスコア(5項目・配点)を新設。静注アシクロビルは自己免疫性脳炎そのものへの治療薬ではなくHSV脳炎への経験的カバーであることを明記し、treatmentDrugsから外した(出典:Neurology: Clinical Practice誌によるGraus基準の実地適用研究2023年、Neurology誌のNEOSスコア原著2019年)。
    • 薬剤cevimelineセビメリンはEUで未承認(EMEA/CPMPが2001年に販売承認を拒否)であることが判明したため、日本の電子添文を禁忌区分の正本とし、誤って記載されていた閉塞隅角緑内障を禁忌から削除。日本の電子添文にある重篤な虚血性心疾患・消化管/膀胱頸部閉塞・てんかん・パーキンソン病の禁忌記載漏れを追加し、承認適応(シェーグレン症候群の口腔乾燥)を追記した(出典:サリグレンカプセル30mg添付文書2023年6月改訂、EMEA Annex I 2001年)。
    • 薬剤pilocarpine経口ピロカルピン(サラジェン)の禁忌が英国SmPC・日本の電子添文・米国添付文書で範囲が異なることを明記。急性虹彩炎は慎重投与ではなく禁忌であること、日本の電子添文のみが重篤な虚血性心疾患・消化管/膀胱頸部閉塞・てんかん・パーキンソン病を個別に禁忌とすることを追記し、承認適応(シェーグレン症候群と頭頸部放射線治療後の両方)を追記した(出典:Salagen 5mg SmPC 2025年改訂、サラジェン錠5mg添付文書2023年6月改訂)。
  130. 2026 08.03

    バッチ17から持ち越された「褥瘡ガイドラインの旧版が他ノートに残っている」「メロペネム/バボルバクタムの日本での承認状況」の2件を決着させ、口腔乾燥の治療薬の禁忌が米国基準のまま書かれていた箇所を是正した。

    • トピックImmobilization syndrome — effects on somatic functions褥瘡について「2時間以内に不可逆性壊死」という固定の閾値と「定期的な体位変換が必須」という固定時間割の記述を、圧の大きさと持続時間の積で決まるという説明と個別化した体位変換へ是正。バッチ17で pressure-injury 本体を更新した際に横断確認が済んでいなかった最後の1件。(出典:NPIAP/EPUAP/PPPIA Repositioning for Preventing Pressure Injuries 2025
    • 薬剤vaborbactamメロペネム/バボルバクタムが日本では未承認であることを地域別の適応表に追記。従来は欧州と米国の差だけを書いており、日本の欄が無かった。(出典:KEGG DRUG D11015
    • 薬剤azithromycin腸チフスを「代替」として1語で挙げるだけだったのを、XDR株の拡大により経験的第一選択の一つになった現状の位置づけへ書き改めた。フルオロキノロンを感受性確認後に限る点も明記。(出典:CDC HAN Advisory 00439
    • 薬剤cevimeline日本の電子添文が気管支喘息と同じ項で禁忌に挙げるCOPDが contraindicatedDiseases から漏れていたため追加(本文には既に記載があった)。あわせて口腔乾燥(xerostomia)の解説側が米国添付文書だけを根拠に「閉塞隅角緑内障で禁忌」と書いていたのを是正し、それが米国のみの区分で日本の電子添文には記載が無いこと、英国SmPCは慎重投与に置いていることを明記した。(出典:サリグレンカプセル30mg 添付文書
    • 薬剤pilocarpine同上。日本の電子添文が禁忌に挙げるCOPDが contraindicatedDiseases から漏れていたため追加し、口腔乾燥の解説側の禁忌記述も日本・英国・米国の区分差が分かる形へ揃えた。(出典:サラジェン錠5mg 添付文書Salagen SmPC
  131. 2026 08.03

    ジフェノキシレート・エラバサイクリン・グリセロール・パニツムマブの承認適応が空欄だった問題を、添付文書を実際に読んで是正。あわせて各剤で見落とされていた禁忌(重症筋無力症・成人発症II型シトルリン血症・間質性肺炎の既往など)を追記した。

    • 薬剤diphenoxylateアイルランドHPRA登録のLomotil SmPC(成人の急性下痢に対する輸液療法補助のみが適応で特定疾患名なし)を確認し、indicationDiseasesは空欄のままとした。禁忌に重症筋無力症・イレウス/腸閉塞・前立腺肥大症・頭部外傷/頭蓋内圧亢進を追加し、呼吸抑制の特異的解毒薬としてナロキソンの記載を追加した(出典:Lomotil 2.5mg/0.025mg Tablets SmPC, HPRA Ireland, 2015年改訂)。
    • 薬剤eravacyclinEU SmPC(emc, 2024年改訂)を確認し、承認適応(複雑性腹腔内感染、成人のみ)に対応する疾患ノートとしてdiseases/peritonitisをindicationDiseasesに追加した。あわせてC. difficile関連下痢症・凝固能異常(PT/aPTT延長)のリスク、強力なCYP3A4誘導薬(リファンピシン等)併用時の増量を追記した。
    • 薬剤glycerol日本の電子添文(EUに承認製剤なし、KEGG MEDICUS収載、2023年改訂)を確認し、承認適応として脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血・頭部外傷に伴う頭蓋内圧亢進、および緑内障を含む眼内圧下降をindicationDiseasesに追加した。禁忌に成人発症II型シトルリン血症の記載漏れがあったため追加した。
    • 薬剤panitumumabEU SmPC(emc, 2025年改訂)を確認し、承認適応(RAS野生型転移性大腸癌)をindicationDiseasesに追加した。間質性肺炎・肺線維症の既往がセツキシマブと異なり絶対禁忌であることの記載漏れを追加し、用量(6 mg/kgを2週毎)を具体化した。
  132. 2026 08.03

    抗てんかん薬3剤の承認適応を添付文書から確認して追記し、非脱分極性筋弛緩薬3剤で重症筋無力症を「禁忌」から「慎重投与」へ是正、ベル麻痺の原因微生物の取り違えを是正した。

    • 薬剤lacosamide承認適応(indicationDiseases)が空だったため、EU(EMA SmPC)・日本(添付文書)を確認して追記した。焦点性発作(二次性全般化を含む)には単剤・併用療法いずれも承認されているが、強直間代発作は他の抗てんかん薬との併用療法としてのみ承認されており単独投与のデータがない点を本文に明記した。(出典:Vimpat SmPC
    • 薬剤primidon承認適応(indicationDiseases)が空だったため確認し、てんかんを追記した。本態性振戦への使用は広く行われているが、ドイツ(EU)・日本・米国のいずれの添付文書にも記載がなく事実上のオフラベル使用であることを本文で明示した(英国のSmPCのみ例外的に本態性振戦を適応として記載)。(出典:Mylepsinum Fachinformation
    • 薬剤vecuronium重症筋無力症をfrontmatterのcontraindicatedDiseases(禁忌)としていたのを是正した。EU(独Fachinformation)・改訂後の日本添付文書とも重症筋無力症は禁忌でなく、感受性亢進のため個別に用量を滴定する慎重投与の対象。日本では2016年の改訂で、禁忌は「重症筋無力症・筋無力症候群の患者のうちスガマデクスに過敏症の既往がある患者」のみに限定された。人工呼吸ができない患者が禁忌であることも追記した。(出典:Fachinformation Vecuronium Inresa添付文書改訂のお知らせ2016年3月
    • 薬剤rocuroniumvecuroniumと同型の誤り(重症筋無力症を禁忌としていた)を是正した。英国SmPC・日本の2016年添付文書改訂とも、禁忌ではなく慎重投与(少量から個別に滴定)であることを反映し、日本の禁忌はスガマデクス過敏症を併せ持つ場合に限られることを追記した。(出典:Esmeron SmPC添付文書改訂のお知らせ2016年3月
    • 薬剤pipecuronium同系統薬(vecuronium・rocuronium)と同型の誤り(重症筋無力症を禁忌としていた)を是正した。ハンガリー(EU、開発元Gedeon Richter社Arduanの患者向け添付文書)でも重症筋無力症は禁忌でなく慎重投与であることを確認した。(出典:Arduan betegtájékoztató
    • 疾患ベル麻痺(末梢性顔面神経麻痺)frontmatterのcausativeMicrobesが水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)となっていたのを是正した。本文が一貫して機序として挙げているのは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の再活性化であり、VZV再活性化は別疾患(帯状疱疹性耳炎症候群、Ramsay Hunt症候群)の原因である。あわせて発症72時間以内のステロイド+抗ウイルス薬併用の位置づけを一次資料で確認し出典を追記した。(出典:AAO-HNSF Bell's Palsy CPGCochrane 2019
    • 疾患ポルフィリン症急性発作の誘因として本文に名前だけ挙がっていたフェノバルビタール・フェニトイン・カルバマゼピン・リファンピシンと、フェノバルビタールに代謝されるプリミドンを、frontmatterのcausativeDrugs(原因薬剤)へ追記した(従来はチオペンタールのみ)。
  133. 2026 08.03

    淋菌感染症・破傷風・白内障の3ノートを監査。淋菌感染症はセフトリアキソンの投与経路が日本では静注・点滴静注限定(筋注の記載なし)であることを添付文書で確認して地域差の記述を厚くし、破傷風は創傷管理(トキソイド・TIGの適応)が本文に無かったため新設し、白内障は術後合併症の後発白内障(YAGレーザー後嚢切開術とその合併症)を追記した。あわせて白内障と糖尿病・副甲状腺機能低下症の関係を relatedDiseases から causesDiseases(原因側)へ付け替えた。

    • 疾患淋菌感染症セフトリアキソンの投与経路が日本の添付文書では静脈内注射・点滴静注に限定され筋肉内注射の記載が無いことを確認し、米国CDC・英国BASHHの筋注と対比する形で地域差の記述を追加した(出典:セフトリアキソンナトリウム添付文書, KEGG MEDICUS収載, 2026年改訂)。
    • 薬剤ceftriaxone淋菌感染症における投与経路の地域差(日本の添付文書は静注・点滴静注のみで筋注の記載が無い一方、米国CDC・英国BASHHは筋注)を追記し、sourcesを新設した(出典:セフトリアキソンナトリウム添付文書, KEGG MEDICUS収載, 2026年改訂)。
    • 微生物Neisseria gonorrhoeaeセフトリアキソンの投与経路の地域差(日本は静注・点滴静注、米国CDC・英国BASHHは筋注)を追記し、sourcesを新設した(出典:セフトリアキソンナトリウム添付文書, KEGG MEDICUS収載, 2026年改訂)。
    • 疾患破傷風受傷後の曝露後予防(創傷管理)が本文に無かったため新設。清潔創・汚染創ごとのトキソイド追加接種の年数基準とTIGの適応・用量を追記した(出典:ACIP 2019年勧告 MMWR 2020、Minnesota Dept. of Health 創傷管理ガイド 2025年版)。あわせて自律神経症状に用いる硫酸マグネシウムのWikilinkを、静注薬理を扱う正しい参照先(drugs/magnesium-mg)へ修正した。
    • 疾患白内障術後合併症の後発白内障(後嚢に遺残した水晶体上皮細胞の増殖による混濁)が本文に無かったため新設し、Nd:YAGレーザー後嚢切開術の適応と合併症(眼圧上昇・嚢胞様黄斑浮腫・網膜剥離)を追記した(出典:An Overview of Nd:YAG Laser Capsulotomy, 2014)。あわせて糖尿病・副甲状腺機能低下症との関係をrelatedDiseasesからcausesDiseases(原因側)へ付け替えた。
    • 疾患糖尿病白内障との関係をcausesDiseases(続発疾患)として明示した(cataract.md側のrelatedDiseasesとの重複を解消)。
    • 疾患副甲状腺機能低下症白内障との関係をcausesDiseases(続発疾患)として明示し、本文で言及されていたが未リンクだった白内障にWikilinkを追加した。
  134. 2026 08.03

    バッチ19の横断監査で、ジフェノキシレートの黄疸が禁忌から慎重投与へ格下げされていたのを添付文書どおりに戻し、重症筋無力症ノートに欠けていた周術期の筋弛緩薬の扱いを追記した。

    • 薬剤diphenoxylate黄疸を「高度の肝機能障害」と一括りにして慎重投与として扱っていたが、Lomotil SmPCでは4.3項の禁忌に独立して挙げられているため、禁忌へ戻した(出典:Lomotil 2.5mg/0.025mg Tablets SmPC, HPRA Ireland, 2015年改訂)。
    • 疾患重症筋無力症神経筋伝達を障害しうる薬剤としてマグネシウム製剤・アミノグリコシド系・フルオロキノロン系のみを挙げ、周術期に問題となる筋弛緩薬に触れていなかったため追記した。ロクロニウム・ベクロニウムなど非脱分極性筋弛緩薬は禁忌ではなく、感受性亢進のため神経筋モニタリング下で少量から滴定する慎重投与であること、脱分極性のサクシニルコリンは逆に抵抗性を示すこと、日本の添付文書ではスガマデクス過敏症の既往を併せ持つ場合のみが禁忌であることを明示した(出典:Esmeron SmPC, electronic Medicines Compendium, 2026年2月改訂)。
  135. 2026 08.03

    デクスケトプロフェンとジスチグミンの禁忌・適応・用法用量を一次資料で是正し、同じ抜けがあったナプロキセンにも波及した。

    • 薬剤(dex)ketoprofen禁忌が消化性潰瘍のみでcontraindicatedDiseasesも同様だったため、重度心不全・中等度〜重度腎機能障害・重度肝障害(Child-Pugh 10〜15)・NSAID誘発喘息を添付文書どおりに追加した。適応欄が『急性痛風発作・片頭痛の補助』を含んでいたが承認適応には無いため削除し、経口(軽中等度痛:筋骨格痛・月経困難症・歯痛)とIV/IM(術後痛・腎疝痛・腰痛、1日最大150mg・原則2日以内)で適応が異なることを明記。indicationDiseases(尿路結石症)・majorInteractionDrugs(メトトレキサート・リチウム)・monitoringLabValues(クレアチニン)を新設した。(出典:Enantyum 25mg Ficha TécnicaEnantyum 50mg/2ml注射剤 Ficha Técnica
    • 薬剤distigmin用法・用量が『1日1回投与』とだけ書かれ実際の用量が無かったため、排尿障害は1日5mg固定・重症筋無力症は1日5〜20mgを1〜4回分割という添付文書どおりの記載に是正した。禁忌に迷走神経緊張症・脱分極性筋弛緩薬(スキサメトニウム等)併用を追加し、コリン作動性クリーゼが投与開始2週間以内を中心に死亡例も報告されている旨を明記。本文で言及されながらリンクが無かった『徐脈性不整脈』にWikilinkを張り、日本の電子添文では気管支喘息・徐脈性不整脈が慎重投与にとどまる一方、海外の添付文書はこの2つを禁忌に分類する国差をcontraindicatedDiseasesと本文の両方に反映した。indicationDiseases(神経因性膀胱・重症筋無力症)・majorInteractionDrugs(サクシニルコリン)を新設した。(出典:ウブレチド錠5mg添付文書Ubretid Package Insert
    • 薬剤naproxenデクスケトプロフェンと同じ抜けを確認。禁忌が消化性潰瘍のみだったが、重度心不全・重度腎機能障害(CrCl<30 mL/min)・重度肝不全・NSAID/アスピリン誘発喘息を添付文書どおりに追加し、contraindicatedDiseasesにも反映した。(出典:Naprosyn 500mg SmPC
  136. 2026 08.03

    サリルマブの適応がリウマチ性多発筋痛症へ拡大されていた点が反映されておらず、比較先のトシリズマブにも同じ誤りが波及していたため、両ノートとインスリン系2剤の承認適応欄を一次資料で埋め直した。

    • 薬剤sarilumab『適応は関節リウマチが中心でトシリズマブのような広がりはない』という記述を是正し、欧州・米国でリウマチ性多発筋痛症(ステロイド不応・減量中再燃例)へ適応拡大済みであること、日本のケブザラは未承認であることを追記した。indicationDiseases(関節リウマチ)とaffectedLabValues(肝酵素)を新設。禁忌欄で『好中球減少』を絶対禁忌のように列挙していたのを、ANC 2×10^9/L未満での投与開始非推奨という基準に是正し、結核の扱いがEU(活動性重篤感染に包含)と日本(独立禁忌事由)で異なる点を明記した。(出典:Kevzara SmPCケブザラ添付文書
    • 薬剤tocilizumabサリルマブとの比較節に残っていた『サリルマブはRA単独』という同じ古い記述を是正した。indicationDiseases(関節リウマチ・巨細胞性動脈炎・高安動脈炎・若年性特発性関節炎・COVID-19)を新設。全身性強皮症関連間質性肺疾患(SSc-ILD)を無条件の適応選択肢のように書いていたのを、米国添付文書のみの適応でEU・日本には無い旨を明記する形に修正した。(出典:RoActemra SmPCアクテムラ添付文書ACTEMRA FDA prescribing information
    • 薬剤glulisin本文で1型糖尿病・2型糖尿病を適応として挙げながらindicationDiseasesが空だったため、両疾患へのリンクを新設した。2型糖尿病が本文でリンクされていなかった点も是正。適応年齢(6歳以上)を追記し、投与タイミングの記載(食事の0〜15分前または食直後)を添付文書の表現に揃えた。(出典:Apidra SmPC
    • 薬剤aspart insulin同じ波及先として確認。indicationDiseasesが空だったため1型糖尿病・2型糖尿病・妊娠糖尿病へのリンクを新設し、適応表で本文プレーンテキストのままだった『2型糖尿病』にWikilinkを張った。適応年齢(1歳以上)を追記した。(出典:NovoRapid SmPC
  137. 2026 08.03

    セフィキシムの適応・淋菌感染症の扱いと、コレラの抗菌薬適応・経口ワクチン有効率を一次資料で是正した。

    • 薬剤cefixime本文に単純性尿路感染・中耳炎の適応が書かれていたのにindicationDiseasesが空だったため、日本の添付文書と英国SmPCで確認して尿路感染症・中耳炎を追加した(淋菌感染症はいずれの添付文書にも独立適応として無いため追加せず)。淋菌感染症での代替用量をCDC 2020年改訂版(IM不可時に800mg単回経口)・BASHH 2025年版(400mgを2回+アジスロマイシン併用)で具体化し、用法・用量の『1回200mgを1日1回』という誤った記載を添付文書どおりの1日2回投与に修正。機序節を新設し、添付文書にある重篤な副作用(無顆粒球症・TEN/SJS・間質性肺炎等)を補った。(出典:CDC MMWR 2020BASHH 2025セフスパン添付文書Suprax SmPC
    • 疾患コレラ本文が低カリウム血症・代謝性アシドーシス・循環血液量減少性ショックを挙げていたのにlabValues・complicationDiseasesが空で、symptomsには本文の『非発熱性』という記載と矛盾する発熱が入っていたため是正した。抗菌薬の扱いをGTFCC 2022年技術ノートに基づき更新し、ドキシサイクリンが年齢・妊娠を問わず第一選択であること(旧来の『乳児・妊婦はアジスロマイシン』という記載は撤回)、投与対象は重症脱水・高頻度水様便・輸液不応・危険因子がある例に限ることを明確化した。経口コレラワクチンの有効率『約50%・数か月』という記載を、2025年系統的レビューの実測値(2回接種で12か月55%→48か月44%、1回接種で6か月70%→30か月42%)に置き換えた。(出典:GTFCC 2022Lancet Global Health 2025StatPearls 2024
    • 微生物Vibrio choleraeコレラ側と同じ抗菌薬・OCV有効率の古い記載(乳児・妊婦はアジスロマイシン、有効率約50%・数か月)を確認し、同じ内容で是正した。(出典:GTFCC 2022Lancet Global Health 2025
  138. 2026 08.03

    アトピー性皮膚炎はEuroGuiDermの現行ガイドラインに沿ってシクロスポリンの位置づけを補足し、本文の治療薬・鑑別疾患・症状のリンク漏れを是正した。丹毒・蜂窩織炎は壊死性軟部組織感染症などの鑑別・合併症リンクを補い、IDSA基準(第一選択薬・MRSA基準・5日間治療)の現行性を確認した。波及先のデュピルマブは承認適応(indicationDiseases)が空だったため一次資料で埋めた。

    • 疾患アトピー性皮膚炎本文の『中等症〜重症の治療』表に薬名は並んでいたがtreatmentDrugsが4件のみだったため、既存ノートのあるメトトレキサート・アザチオプリン・ミコフェノール酸モフェチルを追加。symptomsに紅斑を、differentialDiseasesに疥癬を追加し、本文の乾癬・疥癬・接触皮膚炎・膿痂疹化・カポジ水痘様発疹症・治療薬のリンク漏れを是正した。EuroGuiDerm living update(2025年)に基づき、シクロスポリンが生物学的製剤・JAK阻害薬の登場後は『それらが使えない重症例向けの選択肢』という位置づけへ後退している旨を補記した。(出典:EuroGuiDerm atopic eczema living update
    • 疾患丹毒・蜂窩織炎differentialDiseasesが深部静脈血栓症1件のみだったため痛風を追加(せつ・よう・皮膚膿瘍と壊死性軟部組織感染症は既に相手ノート側の対称関係で反映済みのため未追加)。complicationDiseasesが空だったため敗血症を追加。本文の壊死性筋膜炎・接触皮膚炎・うっ滞性皮膚炎・急性痛風・発熱/悪寒/倦怠感/リンパ浮腫/静脈不全/紅斑のリンク漏れを是正した。IDSA SSTI 2014ガイドラインを一次資料で確認し、第一選択の経口薬(レンサ球菌標的)・MRSAカバーの適応基準・5日間という標準治療期間が現行のまま撤回・更新されていないことを確認した。(出典:IDSA SSTI Guidelines 2014
    • 薬剤dupilumabindicationDiseasesが空だったため、UK/EU SmPCを実際に読んでアトピー性皮膚炎・気管支喘息・慢性副鼻腔炎(鼻ポリープ合併)・COPD・好酸球性食道炎・慢性特発性蕁麻疹の6件を追加し、本文『適応』表の喘息・慢性副鼻腔炎・蕁麻疹にWikilinkを張った(結節性痒疹は受け皿ノートが無いため未リンク)。(出典:Dupixent SmPC
  139. 2026 08.03

    多形紅斑・単純ヘルペスウイルス感染症のリンク欠落と抗ウイルス薬用量を一次資料で是正し、(バル)アシクロビルとHSV-2ノートに波及した同じ抜けも直した。

    • 疾患多形紅斑treatmentDrugsが空だったが、反復性EMに対するアシクロビル抑制療法(400mg1日2回を6か月以上)を本文が挙げているため(バル)アシクロビルを追加。causativeDrugsのクリンダマイシンが本文に一度も登場していなかったため誘因表へ明記し、感染(HSV・マイコプラズマ)が誘因の約9割を占めること、マイコプラズマは小児で重要な誘因であること、全身性副腎皮質ステロイドは有効性のエビデンスが限られる旨を一次資料で確認して追記した。(出典:StatPearls: Erythema MultiformeBAD: Erythema Multiforme
    • 疾患単純ヘルペスウイルス感染症complicationDiseasesが空だったため、本文が挙げるHSV脳炎の受け皿として既存の「ウイルス性脳炎」ノートをリンクした。治療表の性器ヘルペス用量を欧州ガイドラインで是正(バラシクロビル初回1g→500mg、投与期間7〜10日→5〜10日)し、再発時の短期治療レジメン・HIV陽性者の用量・妊娠36週からの母体抑制療法・分娩時初発病変児へのPCR評価とアシクロビル開始の考え方を新たに記載。HSV脳炎の静注アシクロビル用量(10mg/kgを8時間ごと、14〜21日間、新生児・小児はより高用量)も追記した。(出典:IUSTI 2017 European guidelines for the management of genital herpesStatPearls: Herpes Simplex Encephalitis
    • 薬剤(val)aciclovirindicationDiseasesが空だったため、EU添付文書(SmPC)を実際に読んで承認適応(単純ヘルペスウイルス感染症・水痘帯状疱疹)を記載した。HSV脳炎・新生児ヘルペスは承認適応に含まれず静注アシクロビルを用いる旨、CMV感染予防は対応する疾患ノートが本vaultに無いため空欄のままである旨を明記し、用法・用量のHSV脳炎の記載を用量・期間まで具体化した。(出典:Valtrex SmPC
    • 微生物Herpes simplex virus 2herpes-simplex-infectionノートと同じ性器ヘルペス初回エピソードの用量誤り(バラシクロビル1g1日2回)が波及していたため、欧州ガイドラインどおり500mg1日2回・5〜10日間に是正した。(出典:IUSTI 2017 European guidelines for the management of genital herpes
  140. 2026 08.03

    PCOSからPMOSへの改称を反映した際の一括置換が、旧称を指すべき箇所まで書き換えていた。改称そのものを一次資料で再確認したうえで、12ファイルの旧称表記を復元した。

    • 疾患多嚢胞性卵巣症候群旧称の綴りが「polycystic ovary syndrome(PMOS)」と誤っていたため PCOS へ復元し、まとめの「2026年5月以降の正式名称:PMOS」という同語反復を「2026年5月改称。旧称PCOS」に是正した。あわせて、冒頭では「略語はPMOSに揃える」と述べながら名称節では「主に旧称PCOSの表記を用いる」と書いていた矛盾を解消し、旧称PCOSを別名に追加した。改称は2026年5月12日付で確認済み。(出典:Lancet 2026 global consensus00717-8/fulltext)、Endocrine Society
    • 疾患卵巣機能性嚢胞・良性腫瘍まとめの「PMOS(従来PMOS)」という同語反復を「PMOS(従来PCOS)」へ是正した。
    • トピックStein-Leventhal syndrome (PMOS)見出し・全体像・まとめで旧称が「従来PMOS」「従来 polycystic ovary syndrome:PMOS」と新称に置き換わっていたため、旧称PCOSを復元した。
    • トピックSecondary amenorrhea続発性無月経の卵巣性原因の表で「従来PMOS」となっていた旧称を PCOS へ復元した。
    • トピックCauses of infertility. The infertile couple不妊の排卵因子の表で「従来PMOS」となっていた旧称を PCOS へ復元した。
    • トピックPediatric gynecology小児婦人科の扱う病態一覧で「従来PMOS」となっていた旧称を PCOS へ復元した。
    • トピックEtiology and precancerous states of corporal cancer (hyperplasias)子宮体癌の危険因子の表で「従来PMOS」となっていた旧称を PCOS へ復元した。
    • トピックSymptoms signs and screening of corporal cancer子宮体癌の問診項目で「従来PMOS」となっていた旧称を PCOS へ復元した。
    • トピックFunctional cysts of ovaries機能性卵巣嚢胞との鑑別で「従来PMOS」となっていた旧称を PCOS へ復元した。
    • トピックVirilism and hirsutism多毛症・男性化の原因の表と全体像・まとめの計4箇所で「従来PMOS」となっていた旧称を PCOS へ復元した。
  141. 2026 08.03

    多嚢胞性卵巣症候群がPCOSからPMOSへ正式改称されたのに対応。CYP2D6の誘導薬・巨核球マーカー・カルバマゼピンのHLAに誤りがあり是正した。

    • 疾患多嚢胞性卵巣症候群2026年5月12日、PCOSはPMOS(polyendocrine metabolic ovarian syndrome)へ正式改称された。旧称は「卵巣に嚢胞ができる病気」という誤解を招き診断の遅れにつながっていた。移行期は3年で2028年の国際ガイドライン改訂で完全移行するため、旧称の併記は残した。
    • トピックCore23: Enzyme inducersCYP2D6の誘導薬としてデキサメタゾン・コルチコステロンを挙げていた記述を撤回。根拠だった2016年の論文(Drug Metabolism and Disposition 44:750-757)は撤回されている。CYP2D6は古典的な誘導薬でも誘導されず、臨床的に問題になるのは遺伝多型と阻害である。
    • トピックDiagnostic methods of hematology (biopsy, flow cytometry, histochemical, cytogenetic, molecular diagnosis)巨核球マーカーの「CD64」を是正。CD64(FcγRI)は単球・マクロファージ系のマーカーで、巨核球はCD41(GPIIb)・CD61(GPIIIa)・CD42b(GPIbα)が正しい。
    • 薬剤carbamazepineHLA-B*15:02(漢民族・東南アジア系)のみを挙げていた記述に、日本人でカルバマゼピン薬疹と最も強く関連するHLA-A*31:01と、SJS/TENに関連するHLA-B*15:11を補った。日本ではHLA-A*31:01が実務上の主役になる。
    • 薬剤dihydrocodeine「禁忌・慎重投与」の欄がモニタリング項目の羅列になっており禁忌が書かれていなかったため、実際の禁忌(呼吸抑制状態・喘息発作中・イレウス・12歳未満・扁桃摘出後・授乳中)に書き直した。QT延長は中枢神経系の有害事象ではないという指摘も本文に残した。
    • 薬剤chlorhexidine術野消毒の根拠を「WHO 2016年版」から現行の第2版(2018年12月)へ更新した。アルコール性クロルヘキシジンを推奨する勧告自体は第2版でも維持されている。
    • 薬剤bleomycinABVDでの中間PET陰性時のブレオマイシン省略について、記述は正しかったため一次資料(RATHL試験、NEJM 2016)を追加し、Deauville 1〜3という基準と3年PFS・OSの数値を明記した。
    • 薬剤lumefantrine生の英語で残っていた schizonticide を「赤内型シゾント殺滅薬」へ日本語化し、辞書に登録した。
    • トピックClinical presentation, diagnostics and treatment of otosclerosis「ウィリジー錯聴」を標準的な用語「ウィリス錯聴」(paracusis willisii)へ是正した。
  142. 2026 08.03

    一次資料に到達できず保留になっていた8件を解消。PDH複合体欠損の予後と横紋筋肉腫の年齢閾値、大動脈弁閉鎖不全のフォロー間隔、カルバコールの製剤に誤りがあり是正した。

    • トピックLactic acidosis (Midterm 1) — S IPDH複合体欠損の予後「中等度〜重度の乳児は2〜3年しか生存できない」を撤回。スウェーデン全国コホート(Neurology 2026)では累積死亡率は5歳時15.1%で40歳まで不変、死亡は乳児期早期に集中し(中央値30日)、PDHA1で男児42.9%・女児3.4%と性差が大きい。
    • 疾患大動脈弁閉鎖不全症フォロー間隔を2025年ESC/EACTSの記載に合わせた。中等症は臨床年1回・心エコー2年ごと、無症候性重症は年1回(閾値接近時3〜6か月)。軽症ARの間隔は同ガイドラインに記載が無いため、従来の「3〜5年ごと」を根拠なしと明記した。
    • 疾患横紋筋肉腫傍精巣原発の後腹膜リンパ節郭清の年齢閾値について「欧州は10歳超、北米は10歳以上」という食い違いの記述を撤回。欧州標準診療文書(EpSSG/CWS、version 1.6)も10歳以上で一致しており、サンプリングは7〜12個。
    • 薬剤carbachol緑内障用点眼の濃度を「製剤・地域による」としていた箇所を是正。米国・スイスとも現行の承認製剤は前房内用0.01%眼内液のみで適応は術中縮瞳、緑内障は適応に無い。緑内障の縮瞳薬はピロカルピンを参照する旨を明記した。
    • 薬剤glipizideスルホニル尿素薬の位置づけをADA Standards of Care 2026第9章に基づいて更新。追加治療の既定ではなく、インスリン強化時は限定または中止、費用が障壁の場合の低コスト選択肢として残る位置づけであることを明記した。
    • 薬剤glimepiride同上。ADA 2026での位置づけを追記した。
    • 疾患神経管閉鎖不全(二分脊椎・無脳症)高リスク群の葉酸4 mg/日と再発70%減少の根拠を、二次資料からMRC Vitamin Study(Lancet 1991)の原著へ差し替えた。相対危険度0.28(95%CI 0.12–0.71)=72%減少。
    • 疾患皮膚有棘細胞癌病期分類の版を確認。UICC TNM第9版でも皮膚癌の分類は第8版から変更されておらず、部位によって版を使い分ける関係にはないことを明記した。
    • 疾患蕁麻疹慢性自然発症性蕁麻疹の追加治療の推奨強度を原文で確認。オマリズマブは強い推奨(We recommend/↑↑)、デュピルマブ・レミブルチニブは条件付き推奨(We suggest/↑)で、既存の記述は正しかった。出典に原文の文言を記録した。
  143. 2026 08.02

    泌尿器科学の腎腫瘍のトピックが、進行腎細胞癌の全身療法で分子標的薬(VEGF-TKI)単剤と免疫チェックポイント阻害薬を対等に並べたままだったため、現行の一次治療である併用療法を軸にした記述へ是正した。

    • トピックRenal tumors進行腎細胞癌の全身療法の記述で、VEGF-TKI単剤と免疫チェックポイント阻害薬が対等な選択肢として並んでいたのを是正した。現行の一次治療の中心は免疫チェックポイント阻害薬を含む併用療法(ニボルマブ+イピリムマブのデュアルICI、またはペムブロリズマブ+レンバチニブ・ニボルマブ+カボザンチニブなどのICI+VEGF-TKI)であることを明示し、VEGF-TKI単剤は併用療法が使えない場合や二次治療以降に位置づけられることを追記した。
  144. 2026 08.02

    免疫学のHLAタイピングのトピックで、強直性脊椎炎患者のHLA-B27陽性率が98%と過大に書かれていたため、メタアナリシスの統合有病率78%へ是正し、陽性率が集団によって大きく異なることを追記した。

    • トピックHLA typing疾患関連HLAの表で、強直性脊椎炎(AS)患者のHLA-B27陽性率を「98%」としていたのを「約78%」へ是正した(隣接するセリアック病の行のDQ2・DQ8保有率98%と取り違えたものと思われる)。根拠はAS患者2,236例を含むメタアナリシスの統合有病率78.0%(95%信頼区間73.9〜81.9%)。あわせて、陽性率は集団によって大きく異なり白人では9割前後・日本人では5割台にとどまることを追記し、「陽性率が高い=どの集団でも同じように診断に使える」という誤読を防いだ。
  145. 2026 08.02

    腸回転異常のノートで、超音波のSMA/SMV位置逆転と渦巻き徴候を同一視していた記述を、意味の異なる2つの所見として区別する形へ是正した。

    • 疾患腸回転異常・中腸軸捻転腹部超音波の記述で、SMAとSMVの位置関係の逆転と渦巻き徴候(whirlpool sign)を同じ所見として扱い、まとめて「軸捻転を示唆する補助所見」としていた点を是正した。位置関係の逆転は腸回転異常という解剖学的素因を示す所見(腸回転異常に対する感度80〜90%、位置関係が正常でも腸回転異常は否定できない)であるのに対し、渦巻き徴候は腸間膜軸の周囲を渦巻く動的所見として現に起きている中腸軸捻転を示し、緊急手術の判断に直結する。両者を同一視すると、素因にすぎない所見を捻転の証拠と取り違えるか、逆に渦巻き徴候を単なる補助所見として過小評価することになる。(出典:Imaging Review of Intestinal Malrotation and Midgut Volvulus
  146. 2026 08.02

    尿崩症のアルギニン刺激コペプチン試験の診断精度が、別々の2研究の数値を取り違えて記載されていたため是正。

    • 疾患尿崩症アルギニン刺激コペプチン試験の診断精度を是正。2023年のNEJM頭対頭比較試験の結果として「高張食塩水負荷と同程度に高い(91〜93%程度)」と記載していたが、同試験の実際の値はアルギニン負荷74.4%・高張食塩水負荷95.6%で、高張食塩水負荷が21.2ポイント優れる。91〜93%は頭対頭比較ではない2019年Lancetの別研究の値であり、両者を分けて記述したうえで「精度が同等という理解は誤り」であることを明示した。
  147. 2026 08.02

    品質監査バッチ1(10ノート)。声帯麻痺の「甲状腺手術が最多原因」という断定を是正し、遺伝性血管性浮腫のオンデマンド・長期予防薬を2025年承認薬まで含めて出典付きに更新、ムンプスに流行時の第3回MMR接種勧告を追加した。

  148. 2026 08.02

    品質監査バッチ7の波及分。バッチ本体で是正した放射性ヨウ素と甲状腺眼症・小児敗血症の輸液・JSH2025の降圧目標・フェブキソスタットの心血管安全性を、同じ主張を持つ17ノートへ反映した。

    • 疾患新生児敗血症敗血症性ショックの初期輸液量が年版・出典なしで書かれていたため、Surviving Sepsis Campaign小児版2026年ガイドライン(2026年3月刊、Pediatric Critical Care MedicineとIntensive Care Medicineへ同時掲載)と照合した。数値と「低血圧を伴わない敗血症にはボーラスを行わない」という推奨、対象スコープ(在胎37週以上〜18歳、早産児は対象外)はいずれも一致したため、版を明示して出典を付けた。(出典:SSC 小児版 2026(SCCM)
    • 薬剤iodine放射性ヨウ素(131I)アブレーションと甲状腺眼症の関係が記載されていなかったため、活動性の中等度〜重度眼症・視神経症では原則回避し、軽度でRAIを選ぶ場合はグルココルチコイドを予防投与する、という使い分けを補った。あわせて、このノートが主題とする高用量ヨウ素(Wolff-Chaikoff効果による一時的な抑制)と放射性ヨウ素アブレーション(腺の恒久的な破壊)が別の治療である点を明示した。(出典:ATA 2016 甲状腺機能亢進症ガイドラインEUGOGO/ATA-ETA比較(2025)
    • 薬剤allopurinolHLA-B*58:01スクリーニングの対象が「漢民族・タイ系・韓国系」だけでアフリカ系が抜けていたため補い、日本人の保有率が他のアジア集団より低い点を明記した。開始用量を「1日1回100 mgから」だけの記述から、CKDステージ3〜4では50 mg/日以下から始める腎機能別の区別へ改めた。フェブキソスタットとの心血管安全性の比較にFAST試験を加えた。(出典:ACR 2020 痛風ガイドラインFAST試験(Lancet 2020)32234-0/abstract))
    • 薬剤febuxostat心血管安全性がCARES試験とFDAの枠組み警告だけで書かれており、読者が「危険な薬」と単純に受け取りかねなかった。後続のFAST試験でアロプリノールに対し主要心血管イベントの非劣性が示され、死亡・重大有害事象の増加も認められなかったこと、両試験の結果が食い違う一方で規制上の警告は現在も維持されていることを追記した。(出典:FAST試験(Lancet 2020)32234-0/abstract))
    • トピックHemolytic anemia寒冷凝集素症の治療が「保温、原因治療、リツキシマブ系または補体標的治療」という優先順位のない並列表現だったため、治療を要する例ではリツキシマブ単独またはベンダムスチン併用が第一選択という国際コンセンサス(2020年)の序列へ整理し、抗C1s抗体スチムリマブ(2022年2月承認)を具体名で加えた。(出典:First International Consensus Meeting on AIHA(Blood Reviews 2020)ENJAYMO添付文書(FDA 2022)
    • トピックHyperregenerative Anemiasまとめ節の「寒冷凝集素症は保温と病態標的治療を用いる」という要約を、治療を要する例ではリツキシマブ(単独またはベンダムスチン併用)が第一選択であるという序列が読み取れる形へ改めた。(出典:First International Consensus Meeting on AIHA(Blood Reviews 2020)
    • トピックHyperthyroidism放射性ヨウ素治療の可否が「活動性中等度〜重度眼症では悪化に注意する」という、重症度を問わない曖昧な言い回しだった。活動性の中等度〜重度眼症・視神経症では原則回避して抗甲状腺薬または手術を優先し、軽度眼症でRAIを選ぶ場合はグルココルチコイドを予防投与する、という重症度別の使い分けへ是正した。(出典:ATA 2016 甲状腺機能亢進症ガイドラインEUGOGO/ATA-ETA比較(2025)
    • トピックBenign diseases of the thyroid gland, and treatmentバセドウ病治療表の放射性ヨウ素の欄が「活動性眼症を悪化させ得る」という曖昧な注意書きだったため、甲状腺眼症の重症度による回避基準とグルココルチコイド予防投与の要否を明記した。(出典:ATA 2016 甲状腺機能亢進症ガイドラインEUGOGO/ATA-ETA比較(2025)
    • トピックSigns of sepsis. Management of sepsis in the first few hours小児敗血症性ショックの初期輸液に版と出典が無く、集中治療が利用できる環境(最初の1時間で最大40〜60 mL/kg)と利用できない環境(低血圧を伴う場合のみ最大40 mL/kg)の使い分けも不完全だった。Surviving Sepsis Campaign小児版2026年の推奨へ揃え、抜けていた「集中治療が利用できない環境で低血圧を伴わない敗血症にはボーラスを行わない」という強い推奨を補った。(出典:SSC 小児版 2026(SCCM)
    • トピックDefinition & forms of hypertension; secondary hypertension; complicationsESC 2024とACC/AHA 2025の閾値だけが書かれ日本高血圧学会への言及が無かったため、JSH2025を追加した。高血圧の診断基準自体(診察室140/90、家庭135/85 mmHg以上)はJSH2019から変更がない一方、降圧目標は75歳以上への緩和目標が廃されて全年齢で診察室130/80 mmHg未満・家庭125/75 mmHg未満に統一された点を明示し、「診断基準」と「治療目標」が別の数値であることを区別できるようにした。(出典:JSH2025 改訂ポイント(日大医学雑誌 84(6):257-261)
    • トピックDiagnosis of hypertension, complications and blood pressure goals降圧目標を扱う節にJSH2025を追加し、JSH2019の年齢層別目標(75歳以上は140/90 mmHg未満)が廃されて全年齢で診察室130/80 mmHg未満・家庭125/75 mmHg未満へ統一されたことを明記した。診断基準はJSH2019から据え置きである点も併記し、両者の混同を防ぐ一文を加えた。(出典:JSH2025 改訂ポイント(日大医学雑誌 84(6):257-261)
    • トピックTreatment of hypertension and resistant hypertension段階的治療のフロー図が「目標達成?」と問うだけで対応する数値が本文に無かったため、ESC 2024・ACC/AHA 2025に加えJSH2025の統一目標(年齢によらず診察室130/80 mmHg未満・家庭125/75 mmHg未満)を明記した。(出典:JSH2025 改訂ポイント(日大医学雑誌 84(6):257-261)
    • トピックHypertension I. Etiology, diagnosis診断を扱う節にJSH2025を追加し、高血圧の診断基準自体(診察室140/90、家庭135/85 mmHg以上)はJSH2019から変更されていないことを明記した。(出典:JSH2025 改訂ポイント(日大医学雑誌 84(6):257-261)
    • トピックA13: Drugs used for treatment of gout. Drugs for headache syndromesフェブキソスタットの心血管安全性がCARES試験のみを根拠にしていたため、非劣性を示したFAST試験の結果を追記し、両試験の結論が食い違う一方で規制上の警告は維持されている点を明記した。(出典:FAST試験(Lancet 2020)32234-0/abstract))
    • 薬剤octacog定期補充療法のトラフ値目標3〜5 IU/dLという記述に出典が無かったため、WFHガイドライン第3版を根拠として明示した。(出典:WFH Guidelines for the Management of Hemophilia, 3rd edition
    • 薬剤nonacog定期補充療法のトラフ値目標3〜5 IU/dLという記述に出典が無かったため、WFHガイドライン第3版を根拠として明示した。(出典:WFH Guidelines for the Management of Hemophilia, 3rd edition
  149. 2026 08.02

    呼吸器学13〜17の品質監査。画像検査、検体検査、吸入・全身薬物療法、酸素療法を現行ガイドラインへ揃え、同じ誤解が残る結核・COPD・薬剤ノートにも反映した。

    • トピックImaging techniques in pulmonology肺高血圧の胸部X線所見を中枢肺動脈拡大と末梢血管減少として明確化した。ヨード造影ではAKI・eGFR 30 mL/min/1.73 m²未満を予防的輸液の主な検討対象とし、eGFR 30〜44では個別リスクで判断すること、必要な造影を腎機能値だけで一律中止しないことを追記した。肺癌低線量CTはUSPSTFの対象・終了条件、MRIは条件付きデバイス、妊娠中の画像検査は必要時に遅らせずガドリニウムを限定する原則へ整理した。(出典:USPSTF 肺癌スクリーニング勧告ACR Manual on Contrast Media 2025ACR Manual on MR Safety 2024ACOG Committee Opinion No. 723
    • トピックMicrobiology cytology histology and laboratory techniques市中肺炎の培養・尿中抗原検査を重症度とMRSA・緑膿菌リスクに応じて選ぶ形へ改め、低プロカルシトニンだけで初期抗菌薬を見送らない点を補った。ツベルクリン皮膚試験は0.1 mL皮内投与、48〜72時間後の硬結測定、CDCの5・10・15 mmリスク別閾値、BCG接種者でのIGRA優先を明記し、10 mm群の小児対象も5歳未満児などへ精密化した。経気管支肺クライオバイオプシーは経験ある施設での選択肢で、診断不能時には外科的生検が必要になりうることを加えた。(出典:CDC Tuberculin Skin TestATS/IDSA 市中肺炎ガイドラインERS 経気管支肺クライオバイオプシー指針
    • トピックInhalation pharmacotherapy成人・思春期喘息は全例でICS含有治療を用い、SABA単独とLABA単独を避けること、低用量ICS-ホルモテロールを優先リリーバーとし適切な製剤だけをMARTに用いることを明記した。COPDはLABA/LAMAを軸にし、ICSを増悪歴・血中好酸球・肺炎リスクで選ぶ形へ整理し、治療強化前の診断、吸入手技、アドヒアランス確認も補った。(出典:GINA 2026 Strategy ReportGOLD 2026 Report
    • トピックSystemic pharmacotherapyCOPD中等症・重症増悪の全身性ステロイドをプレドニゾン換算40 mg/日・5日間とし、経口投与が静注と同等に有効であることを明記した。抗菌薬は喀痰膿性化を含む症状2項目、既往培養陽性、または人工呼吸を要する場合というGOLD 2026基準へ更新した。静注テオフィリン・アミノフィリンは非推奨とし、安定期E群のLABA/LAMA、好酸球300細胞/µL以上での三剤併用検討、喘息併存時のICS必須も整理した。(出典:GOLD 2026 Report
    • トピックOxygen therapy急性期酸素目標を多くの低酸素血症でSpO₂ 94〜98%、高CO₂血症リスクで88〜92%とし、酸素開始・変更30〜60分後の血液ガス再検を追加した。LTOTは安定時PaO₂ 55 mmHg以下またはSpO₂ 88%以下、PaO₂ 56〜59またはSpO₂ 89%では浮腫・ヘマトクリット55%以上・P pulmonaleの合併を条件とし、1日15時間以上、導入契機別の再評価時期、携帯酸素との区別、安全教育を明記した。(出典:BTS Guideline for Oxygen Use 2017ATS Home Oxygen Therapy Guideline 2020
    • トピックTuberculosisTSTのリスク別判定とBCG接種者でのIGRA優先を監査結果へ横展開した。高リスク例ではTST/IGRA陰性でも活動性結核の微生物検査を止めない点を明記した。薬剤感受性肺結核の4か月2HPMZ/2HPMは12歳以上・40 kg以上などの適格条件と除外条件を補い、BPaLM/BPaLは14歳未満・妊娠授乳中に用いず、BDLLfxCは小児と妊娠授乳中も推奨対象となる現行WHO基準へ更新した。(出典:CDC Tuberculin Skin TestWHO TB Module 4: Treatment and care 2025WHO TB Module 1: Prevention 2024
    • 薬剤prednisoloneCOPD増悪のプレドニゾン換算40 mg/日・5日間と経口投与の位置づけを追加した。3〜4週未満の短期投与は通常漸減不要で、長期投与は原疾患が制御され不要になってから生理量付近まで漸減する基準へ修正した。全身性感染症を一律禁忌とする記述を改め、全身性真菌感染症の禁忌、結核などの再活性化監視、免疫抑制量での生ワクチン回避を区別した。固形腫瘍に『効かない』との断定も、直接的なリンパ球傷害性は主にリンパ系腫瘍で利用する、という表現へ是正した。(出典:GOLD 2026 ReportESE/Endocrine Society 2024 ガイドラインDailyMed Prednisolone label
    • 薬剤theophylline安定期COPDでの限定的追加薬と、急性増悪時の静注テオフィリン・アミノフィリン非推奨を区別した。低用量HDAC2仮説は増悪抑制効果が確認されていないことを明記し、血中濃度は多くの患者で定常状態ピーク10〜15 µg/mL、20 µg/mL超で有害事象増加という標識情報へ修正した。不整脈・痙攣性疾患を絶対禁忌から極めて慎重な使用へ改め、年齢別半減期、アデノシンとの拮抗、喫煙・シプロフロキサシン・クラリスロマイシンの相互作用も精密化した。(出典:GOLD 2026 ReportDailyMed Theophylline ER label
    • 疾患慢性閉塞性肺疾患酸素療法ノートと同じ誤解を防ぐため、安定期LTOTの閾値をPaO₂ 55 mmHg以下/SpO₂ 88%以下、またはPaO₂ 56〜59/SpO₂ 89%で浮腫・ヘマトクリット55%以上・P pulmonaleを伴う場合へ統一した。1日15時間以上と、安定期導入後60〜90日、増悪後導入では1〜4週・12〜16週の再評価も追記した。(出典:ATS Home Oxygen Therapy Guideline 2020
  150. 2026 08.02

    呼吸器学18〜22の品質監査。呼吸リハビリテーション、肺移植、喘息、COPDと急性増悪を現行ガイドラインへ揃え、同じ基準を疾患・スコアノートにも反映した。

    • トピックRespiratory physiotherapy, rehabilitation, and palliative care呼吸リハビリテーションを安定期COPD、COPD増悪による入院後、間質性肺疾患では推奨、肺高血圧症では条件付き提案として整理し、施設型と遠隔型の選択、安全な運動中止条件も補った。慢性呼吸困難へのオピオイドはATS 2020の条件付き提案とERS 2024の条件付き反対が併存することを明記し、定型投与せず例外的試行では利益・害を反復評価する形へ改めた。(出典:ATS呼吸リハビリテーション指針2023ATS COPD薬物療法指針2020ERS症状管理指針2024
    • トピックLung transplantation移植施設への紹介と待機リスト登録を区別し、一般的な生存予測、絶対禁忌と複数リスク因子の個別評価をISHLT基準へ更新した。維持免疫抑制と感染予防を個別化し、移植肺の新規陰影では感染・拒絶を並行評価する流れへ修正した。CLADは術後最良FEV₁から20%以上低下した時点、3週後、3か月後の段階判定とBOS・RAS分類を明確化した。(出典:ISHLT肺移植候補選定2021国際CMVコンセンサス2025維持免疫抑制コンセンサス2022ISHLT CLADコンセンサス201931426-1/fulltext))
    • トピックBronchial asthma成人の気管支拡張薬反応基準とPEFの個人最良値による評価を明確化した。成人・思春期のAIR/MARTを優先する段階治療、代替経路でもICSを確実に組み込む原則、MARTに使える配合剤の条件を整理し、急性増悪では室内気SpO₂ 92%未満で酸素を開始して92〜95%を目標とすること、成人の全身ステロイド量・期間を追記した。(出典:GINA 2026 Strategy Report
    • トピックCOPD and emphysemaCOPD全患者でα₁アンチトリプシン欠乏を一度検査することを補った。症状および/または危険因子で疑い、気管支拡張薬後FEV₁/FVCが0.60〜0.80なら別日に再検する診断フローへ修正した。GOLD 2026のA・B・E評価へ更新し、関連スコアでもE群は増悪歴で決まり、A・B・E群は初期治療に用いることを明確化した。(出典:GOLD 2026 Report
    • トピックCOPD acute exacerbationCOPD増悪を数日から最長14日の症状悪化として定義し、ローマ重症度分類と鑑別を追加した。制御酸素88〜92%、全身ステロイド40 mg・5日間、GOLD 2026の抗菌薬適応と期間を明確化した。NIVは呼吸性アシドーシスを伴う高CO₂血症性呼吸不全で早期使用し、固定pHだけで挿管を決めない安全原則へ修正した。(出典:GOLD 2026 ReportBTS緊急酸素療法指針ERS/ATS NIV指針
    • 疾患気管支喘息GINA 2026に依存する診断閾値、成人・思春期のICS含有段階治療、急性増悪の酸素療法と全身ステロイドへページ内の出典を追加し、トピックノートと同じ根拠を追跡できるようにした。(出典:GINA 2026 Strategy Report
    • 疾患慢性閉塞性肺疾患GOLD 2026に合わせ、増悪時の抗菌薬適応を呼吸困難増加・発熱・喀痰量増加・膿性化のうち膿性化を含む2項目以上、既往培養陽性、または人工呼吸を要する場合へ更新した。LTOTの多血症条件もヘマトクリット55%以上へ統一した。(出典:GOLD 2026 ReportATS在宅酸素療法指針2020
  151. 2026 08.02

    呼吸器学23〜28の品質監査。喘息・COPD薬物療法、気管支炎・気管支拡張症、肺炎、ウイルス性肺炎、結核、日和見肺感染症を現行指針へ揃え、抗菌薬・抗ウイルス薬の誤解を逆参照ノートにも反映した。

    • トピックAsthma and COPD pharmacotherapyGINA 2026に沿ってSABA単独を避ける喘息治療経路を整理した。GOLD 2026に合わせ、COPD初期三剤療法の好酸球300細胞/µLと、LABA/LAMA後の増悪でICS追加を検討する100細胞/µLを区別し、ロフルミラスト、現在喫煙していない患者へのアジスロマイシン、ICS中止条件を明確化した。(出典:GINA 2026 Strategy ReportGOLD 2026 Report
    • トピックBronchitis and bronchiectasis急性気管支炎で肺炎を疑うバイタル・局所所見、着色痰だけでは細菌感染と判断しないこと、抗菌薬を定型投与しない原則を明確化した。ERS 2025に基づき、気道クリアランス、増悪時抗菌薬、高増悪リスク、長期マクロライド・吸入抗菌薬、ICSの位置づけを更新し、逆参照の湿性咳嗽ノートにも同じ抗菌薬原則を反映した。(出典:CDC成人外来抗菌薬指針ERS気管支拡張症指針2025
    • トピックPneumoniaATS/IDSA重症CAP基準を具体化し、プロカルシトニン低値だけで初期抗菌薬を控えない原則、臨床安定後の非重症CAPは最低3日を確保した5日未満、重症CAPは5日以上、HAP/VAPは原則7日という期間を整理した。非重症CAPへのステロイド定型投与を避け、インフルエンザを除く重症CAPでは早期投与を個別検討する形へ更新した。(出典:ATS/IDSA CAP指針2019ATS CAP更新2025ATS/IDSA HAP/VAP指針2016
    • トピックViral pneumonia入院・重症・進行性インフルエンザでは検査確定や発症48時間を待たずオセルタミビルを開始し、合併症のない外来例の薬剤選択と分離した。高リスクCOVID-19外来例の抗ウイルス薬開始期限と優先順、モルヌピラビルの妊娠回避、酸素需要別ステロイド、進行例で追加する免疫調節薬を明確化し、抗凝固強度を重篤例と非重篤入院例で分けた。(出典:CDCインフルエンザ抗ウイルス薬指針2026CDC COVID-19外来治療2026IDSA COVID-19治療指針ASH COVID-19抗凝固指針2025
    • トピックTuberculosisWHO 2025に合わせ、迅速分子検査を初期検査とし、HIV感染成人・青年では呼吸器検体と尿LF-LAM、小児では呼吸器検体・便と適応時の尿LF-LAMを並行評価する流れを追加した。結核予防治療へ1HPとMDR/RR-TB接触者への6Lfxを加え、活動性結核を除外してから年齢・妊娠・相互作用・感染源の耐性に応じて選ぶことを明確化した。(出典:WHO結核診断指針2025WHO結核治療指針2025WHO結核予防指針2024
    • トピックOther pulmonary infectionsHIV関連PCPの21日治療、補助ステロイドの酸素化基準、2週間以内のART開始、一次予防の開始・中止条件を整理した。ISHAM 2024に合わせてABPAのIgE基準と単剤/併用療法を更新し、CPAの6か月以上治療、IPAのボリコナゾール優先・イサブコナゾール代替と6〜12週間以上の治療を明確化した。(出典:NIH HIV関連PCP指針2026ISHAM ABPA指針2024IDSAアスペルギルス症指針
    • 疾患インフルエンザ詳細表と矛盾していたまとめを修正し、入院・重症・進行性例ではバロキサビル等を並列にせず、検査結果前からオセルタミビルを開始することをページ内出典付きで統一した。(出典:CDCインフルエンザ抗ウイルス薬指針2026
    • 疾患新型コロナウイルス感染症外来抗ウイルス薬へ現行出典を追加し、モルヌピラビルは他剤が使えない成人の代替で妊娠中は避けることを明記した。酸素を要する例の全身性ステロイド、進行例で追加する免疫調節薬、重症度・血栓リスク・出血リスク別の抗凝固強度を統一した。(出典:CDC COVID-19外来治療2026IDSA COVID-19治療指針ASH COVID-19抗凝固指針2025
  152. 2026 08.02

    呼吸器学29〜34の品質監査。肺癌の病理・TNM第9版・現行薬物療法と、睡眠関連呼吸障害の診断・治療を現行指針へ揃え、同じ基準を疾患ノートにも反映した。

  153. 2026 08.02

    品質監査バッチ2(10ノート+波及14ノート)。WHOが2026年7月に改訂した東アフリカの内臓リーシュマニア症の第一選択を反映し、狂犬病の曝露後予防から2018年に推奨外となったRIGの遠隔部位筋注を削除、住血吸虫症の肝病変を『肝硬変』から『門脈周囲線維化』へ訂正した。

    • 疾患リーシュマニア症内臓リーシュマニア症の地域別治療方針を更新した。WHOが2026年7月29日に東アフリカの推奨を五価アンチモン製剤(SSG)+パロモマイシン筋注17日間から、経口ミルテホシン+パロモマイシン筋注14日間(SSGを使わないレジメン)へ切り替え、SSG併用レジメンは新レジメンを使えない患者向けの代替に位置づけが変わった。インド亜大陸の単回投与リポソーマルアムホテリシンB中心という方針は現行のまま。(出典:WHO updates treatment guidelines on visceral and post-kala-azar dermal leishmaniasis, 2026-07-29IDSA/ASTMH Leishmaniasis Guidelines 2016
    • 微生物Leishmania donovani「薬剤耐性が低い東アフリカでは五価アンチモン製剤(SSG)を用いる」という記述が、上記のWHO 2026年7月改訂で古くなっていたため、疾患ノートと同じ内容へ更新した。(出典:WHO, 2026-07-29
    • 薬剤amphothericin-bリーシュマニア症の適応欄が「リポソーム製剤が内臓型の第一選択の一つ」とだけ書かれていたため、内臓型の第一選択が地域で異なること(インド亜大陸は単回投与リポソーマル製剤、東アフリカはミルテホシン+パロモマイシン)を補った。(出典:WHO, 2026-07-29
    • 疾患狂犬病曝露後予防の記述をWHO 2018年の見解表明に合わせて是正した。浸潤しきれなかった抗狂犬病免疫グロブリン(RIG)を遠隔部位へ筋注する旧来の運用は推奨から外れているため削除し(現在は破棄または同日中に他患者へ按分)、米国型の4回筋注に加えWHOが推奨に加えた皮内接種の短縮レジメン、曝露カテゴリI/II/IIIの表、RIGの代替となるモノクローナル抗体を追記した。あわせて「ミルウォーキー・プロトコル」が現在は推奨されないことを明記した。(出典:WHO Rabies vaccines and immunoglobulins position, April 2018Jackson, Demise of the Milwaukee Protocol for Rabies, Clin Infect Dis 2025
    • 微生物Rabies virus「治療と予防」節に疾患ノートと同じ古い記述(RIGの残量を遠隔部位へ筋注する運用)が残っていたため削除し、皮内接種の短縮レジメン・曝露カテゴリの枠組み・モノクローナル抗体の位置づけを反映した。(出典:WHO Rabies position, April 2018
    • 疾患住血吸虫症*S. japonicum* の慢性肝病変を「肝硬変(黄疸)」としていた記述を、病理学的に正しい「虫卵肉芽腫による門脈周囲線維化(Symmers線維化)」へ訂正した。再生結節を伴う真の肝硬変とは別物で、肝細胞機能は末期まで保たれやすく黄疸は典型的でない(持続感染やウイルス性肝炎の合併では真の肝硬変・肝細胞癌へ進みうる)。あわせてプラジカンテルの種別用量(*S. mansoni*・*S. haematobium* は40 mg/kg、*S. japonicum* は60 mg/kg)、急性期(片山熱)で重症例は副腎皮質ステロイドを先行させプラジカンテルは症状鎮静後に投与し4〜6週後に反復すること、WHOの予防的化学療法(MDA)の対象が学童中心から2歳以上の全年齢層・地域全体へ拡大されたことを追記した。(出典:Pathology and molecular mechanisms of Schistosoma japonicum-associated liver fibrosis, Front Cell Infect Microbiol 2022WHO schistosomiasis fact sheetMSD Manual Professional: Schistosomiasis
    • 微生物Schistosoma japonicum疾患ノートと同じ「肝肉芽腫から肝硬変(黄疸)へ進行する」という不正確な記述が残っていたため、門脈周囲線維化(Symmers線維化)へ訂正した。(出典:Front Cell Infect Microbiol 2022
    • 疾患ライム病IDSA/AAN/ACR 2020年ガイドラインに基づき4点を是正した。曝露後予防の適応を「流行地域で長時間付着」という曖昧な条件から3条件(*Ixodes* 属と同定・高蔓延地域・付着36時間以上)へ絞り、神経ボレリア症・ライム心炎の治療期間(通常14〜21日間)を明記し、遊走性紅斑への短期ドキシサイクリンが8歳未満の小児でも安全とされる2020年の転換を追記し、治療後に長期・反復抗菌薬を続けない旨に出典を付けた。あわせて細菌性髄膜炎を「関連疾患」から「鑑別疾患」へ整理し、髄液所見(神経ボレリア症は単核球優位・亜急性、急性化膿性髄膜炎は多核球優位)による鑑別根拠を本文に加えた。(出典:IDSA/AAN/ACR 2020 Lyme Disease Guidelines
    • 微生物Borrelia burgdorferi疾患ノートと同じ曖昧な曝露後予防の記述が残っていたためIDSA/AAN/ACR 2020年の3条件へ是正し、神経ボレリア症・ライム心炎の治療期間(14〜21日間)とドキシサイクリンの小児短期使用の安全性を追記した。(出典:IDSA/AAN/ACR 2020
    • 微生物Borrelia afzelii慢性萎縮性肢端皮膚炎(ACA)の抗菌薬治療期間が「他の病期より長め」としか書かれていなかったため、IDSA/AAN/ACR 2020年ガイドラインの推奨(21〜28日間、弱い推奨・低い質のエビデンス)を明記した。(出典:IDSA/AAN/ACR 2020
    • 疾患疥癬角化型疥癬のイベルメクチン投与が「複数回投与」としか書かれていなかったため、CDCの具体的な日程(1・2・8・9・15日目、重症例は22・29日目を追加)へ置き換えた。イベルメクチン2回目の投与時期が英国ガイダンス(7日後)と米国CDC(14日後)で異なることを理由とともに明示し、近年の治療失敗率(イベルメクチン単回15.2%に対し2回投与7.1%)を追記した。(出典:BAD/BSPAD Management of Scabies in the UK, 2023CDC STI Treatment Guidelines: Ectoparasitic Infections, 2021Failure of scabies treatment: systematic review and meta-analysis, Br J Dermatol 2023
    • 疾患尋常性痤瘡経口抗菌薬の投与期間が「限られた期間」とだけ書かれていたため、AAD 2024年版ガイドラインに沿って「通常3〜4か月を目安」へ具体化し、外用抗菌薬を単剤で漫然と使わず過酸化ベンゾイルを併用して耐性を防ぐ根拠に出典を付けた。狭域スペクトラムのサレサイクリンを条件付き推奨の選択肢として追記し、薬剤性痤瘡様発疹の原因薬に具体薬(アンドロゲン製剤・EGFR阻害薬)を示した。(出典:Guidelines of care for the management of acne vulgaris, J Am Acad Dermatol 2024;90(5):1006
    • トピックAcne Comedonica - Clinical Forms and Therapy疾患ノートと同じく経口抗菌薬の投与期間を「通常3〜4か月を目安」へ具体化した(AAD 2024年版)。あわせて非展開のまま使われていた略語「BPO」を「過酸化ベンゾイル」に統一した。(出典:J Am Acad Dermatol 2024;90(5):1006
    • 疾患酒皶・口囲皮膚炎酒皶の表現型に基づく評価が、旧来の4亜型分類(紅斑毛細血管拡張型・丘疹膿疱型・鼻瘤型・眼型)からNRS専門委員会の2017年改訂で移行したものであることを明示して出典を付け、抗炎症量のドキシサイクリンに具体的な用量目安(40 mg徐放製剤相当)を加えた。口囲皮膚炎で誘因の外用副腎皮質ステロイドを中止する手順に、長期・高力価では急な中止がリバウンド様増悪を招くため力価・頻度を段階的に落としてから中止する、という要点を追記した。(出典:Standard classification and pathophysiology of rosacea: the 2017 update, J Am Acad Dermatol 2018;78(1):148ROSCO 2019 panel update, Br J Dermatol 2020;182(5):1269Periorificial dermatitis, J Am Acad Dermatol 2026;94(5):1483
    • トピックRosacea and Perioral Dermatitis疾患ノートと同じく表現型別分類に出典を付け、抗炎症量ドキシサイクリンの用量目安(40 mg徐放製剤相当)と、口囲皮膚炎での外用ステロイドの段階的漸減を追記した。(出典:J Am Acad Dermatol 2018;78(1):148Br J Dermatol 2020;182(5):1269J Am Acad Dermatol 2026;94(5):1483
    • 薬剤doxycycline酒皶・口囲皮膚炎の適応欄が「低用量で抗菌ではなく抗炎症目的」とだけ書かれていたため具体的な用量(40 mg徐放製剤相当)を明記し、「8歳未満の小児は原則禁忌」という記述と、直後の「短期投与では歯牙着色リスクは無視できる」という注記の関係が読み取りにくかったため、IDSA/AAN/ACR 2020年ライム病ガイドラインが8歳未満への短期投与を明示的に認めていることを根拠として添えて整合させた。(出典:Br J Dermatol 2020;182(5):1269IDSA/AAN/ACR 2020 Lyme Disease Guidelines
    • 疾患基底細胞癌リスク層別化の記述が「大きさの閾値は解剖部位によって異なる」とだけで具体値を欠いていたため、AAD 2018年ガイドラインのH/M/L解剖部位区分と閾値(H領域は大きさを問わず高リスク、M領域は10 mm以上、L領域は20 mm以上)を明記した。あわせて低リスク病変の標準切除マージン4 mm、Mohs顕微鏡下手術の適応基準(AUC)、ヘッジホッグ阻害薬に不応・不適な進行例での抗PD-1抗体セミプリマブの位置づけに出典を付けた。(出典:Guidelines of care for the management of basal cell carcinoma, J Am Acad Dermatol 201832529-X/fulltext)、AAD/ACMS/ASDSA/ASMS 2012 Mohs AUC00667-6/fulltext)、LIBTAYO (cemiplimab) Prescribing Information, FDA 2023
    • トピックBasal Cell Carcinoma疾患ノートと同じく「閾値は部位で異なる」とだけ書かれていた箇所に、H/M/L解剖部位区分と具体的なサイズ閾値を追記した。(出典:J Am Acad Dermatol 201832529-X/fulltext))
    • 疾患皮膚T細胞リンパ腫セザリー症候群の血液病変(B分類)の診断基準が本文に無かったため、ISCL/EORTC 2007年改訂に基づきB0/B1/B2の区分とB2の閾値(絶対セザリー細胞数1,000/μL以上、CD4/CD8比10以上、CD4+CD7−細胞40%以上またはCD4+CD26−細胞30%以上、あるいはT細胞クローナリティ陽性)を追記した。あわせて、皮膚筋炎・多発筋炎の診断基準であるBohan–Peter基準が生検の解釈の文脈へ誤って混入していた記述を除去し、薬効群名だけで書かれていた治療(レチノイド・HDAC阻害薬・外用化学療法)に代表薬を補った。(出典:Olsen et al., Revisions to the staging and classification of mycosis fungoides and Sézary syndrome, Blood 2007;110:1713
    • トピックCutaneous T-cell Lymphoma疾患ノートと同じくセザリー症候群の血液病変(B分類)の診断基準が欠けていたため、ISCL/EORTC 2007年改訂に基づき追記した。(出典:Blood 2007;110:1713
    • 疾患アレルギー性鼻炎治療の第一選択が鼻噴霧用ステロイド単独としか書かれていなかったため、ARIA 2019年版に基づき中等症〜重症では鼻噴霧用ステロイドと鼻噴霧用抗ヒスタミン薬の配合剤が、鼻噴霧用ステロイドと経口抗ヒスタミン薬の併用より優れ第一選択となることを追記した。あわせて第1世代経口抗ヒスタミン薬を避ける機序的根拠(血液脳関門通過による鎮静・抗コリン作用)、小児での舌下免疫療法の早期導入による喘息発症予防、気管支喘息との併存(one airway, one disease)の疫学的根拠を加えた。(出典:Next-generation ARIA guidelines based on GRADE and real-world evidence, 2019
  154. 2026 08.02

    品質監査バッチ3(10ノート+波及9ノート)。ベーチェット病の国際診断基準の配点誤り(口腔アフタを1点としていた)を一次資料で是正し、TNM病期分類が臓器ごとに第9版へ順次移行している事実を反映して肺癌ノートの「T・M分類は第8版から変更なし」という誤りを訂正、脂漏性皮膚炎の主因菌を現行文献の菌種へ改めた。

  155. 2026 08.02

    品質監査バッチ4(10ノート+波及7ノート)。先天代謝異常症の高アンモニア血症で血液浄化療法の準備開始が一段階遅い記述になっていたのを一次資料で是正し、DICの抗凝固療法に日本のガイドラインが推奨する製剤が抜けていたのを疾患ノートとトピックの両方で補い、トラネキサム酸のDICが禁忌ではなく慎重投与であることを添付文書で確かめて明記した。

    • 疾患先天代謝異常症高アンモニア血症の段階的介入で、血液浄化療法の準備開始が一段階遅く書かれていたため一次資料で是正した。旧記述は血中アンモニア425〜850 µg/dL(250〜500 µmol/L)帯では薬物治療のみとし、850 µg/dL帯に入ってから「血液浄化療法を準備」としていたが、現行ガイドラインでは425 µg/dL帯からL-アルギニン・安息香酸ナトリウム・フェニル酪酸ナトリウムの開始と並行して血液浄化療法の準備を進め、850 µg/dL帯では速やかに導入へ進む。あわせて、発症時の最高値が600 µg/dL(360 µmol/L)以上になると精神神経発達予後不良と関連するため、超えたら300 µg/dL(180 µmol/L)未満への速やかな低下を目標とすることを追記した。PKUの血中フェニルアラニン管理目標(生涯 ≤360 µmol/L)と2025年7月にFDA承認されたセピアプテリンにも出典を付けた。(出典:新生児マススクリーニング対象疾患等診療ガイドライン2025・尿素サイクル異常症, 日本先天代謝異常学会ACMG 2023 phenylalanine hydroxylase deficiency guideline00223-5/fulltext)、SEPHIENCE (sepiapterin) FDA label, 2025
    • 疾患播種性血管内凝固抗凝固療法の記述がヘパリンと抗線溶薬だけで、日本血栓止血学会の2024年版ガイドラインが敗血症関連DICへGrade 1Bで推奨するアンチトロンビン濃縮製剤・遺伝子組換えトロンボモジュリンに一言も触れていなかったため補い、同じガイドラインが造血器腫瘍関連DIC(急性前骨髄球性白血病を含む)ではヘパリン類を弱く非推奨とし、ATRA投与中のトラネキサム酸も推奨しないという病型ごとの違いを明記した。診断基準もISTH顕性DICスコアしか挙げていなかったため、JAAM急性期基準(高感度で早期に拾う)とJSTH2017年版(基礎疾患別に3型でカットオフが異なる)の使い分けを追加し、2025年改訂のISTH顕性DICスコアの配点が現行版と一致することを確認して出典を付けた。(出典:JSTH DIC診療ガイドライン2024, Int J HematolIba et al., Updated definition and scoring of DIC in 2025, J Thromb HaemostWada et al., JSTH DIC diagnostic criteria 2017, Thromb J
    • トピックDisseminated intravascular coagulation疾患ノートと同じ抜けが残っていたため揃えた。診断基準の使い分け(JAAM=早期・高感度、JSTH2017年版=基礎疾患別3型)と、敗血症関連DICへのアンチトロンビン濃縮製剤・遺伝子組換えトロンボモジュリン(いずれもGrade 1B)、造血器腫瘍関連DICでのヘパリン類の弱い非推奨、ATRA投与中のトラネキサム酸非推奨を追記した。(出典:JSTH DIC診療ガイドライン2024, Int J Hematol
    • 薬剤tranexaminic acid禁忌の節が「活動性血栓塞栓症」としか書いておらず、DICのような消費性凝固障害がその中に含まれるのかが読み取れなかったため、添付文書で確かめて区別を明記した。日本の添付文書上の禁忌はトロンビン投与中と本剤過敏症のみで、DICを含む消費性凝固障害は禁忌ではなく慎重投与に位置づけられ、投与する場合はヘパリン等の抗凝固薬と併用する。急性前骨髄球性白血病でATRA投与中はトラネキサム酸の使用が推奨されないことも加えた。(出典:トランサミン添付文書 2023年1月改訂, PMDAJSTH DIC診療ガイドライン2024
    • 疾患パーキンソン病「運動症状が生活の質へ影響する場合、レボドパを不必要に遅らせない」という方針に根拠が示されていなかったため、LEAP試験の5年長期追跡(早期開始群と遅延開始群で運動合併症の頻度にも病勢進行にも有意差がなかった)を示して裏づけた。進行期のデバイス補助療法に、2024年10月にFDA承認されたフォスレボドパ・フォスカルビドパ(24時間持続皮下注入)を加え、MAO-B阻害薬の「相互作用を確認」という書き方ではリスクが伝わらないため、SSRI・SNRI・トラマドール等との併用によるセロトニン症候群と他のMAO阻害薬との併用禁忌を具体的に書いた。薬剤性パーキンソニズムは原因薬の中止で可逆でありパーキンソン病そのものとは別物である点も明示した。(出典:Frequin et al., Long-Term Follow-Up of the LEAP Study, Mov Disord 2024;39(6):975Postuma et al., MDS clinical diagnostic criteria for Parkinson's disease, Mov Disord 2015;30(12):1591U.S. FDA Approves VYALEV, AbbVie 2024
    • トピックG3-11: Treatment of Parkinson's disease疾患ノートと同じ2つの抜けが残っていたため揃えた。MAO-B阻害薬の欄が「相互作用を確認」で止まっていたのをセロトニン症候群のリスクと他のMAO阻害薬との併用禁忌まで具体化し、進行期治療が脳深部刺激療法にしか触れていなかったのを、アポモルヒネ持続皮下投与・レボドパ/カルビドパ空腸内持続投与・2024年10月承認のフォスレボドパ/フォスカルビドパを含む現行の選択肢へ広げた。(出典:U.S. FDA Approves VYALEV, AbbVie 2024
    • 疾患一酸化炭素中毒高気圧酸素療法の適応が「搬送距離と時間で判断する」としか書かれていなかったため、ACEPの2025年臨床ポリシーに沿って、推奨が症状の重症度と高気圧酸素療法の利用可能性に基づくLevel C(低い確実性)にとどまることを明記した。妊婦への適応は出典の確認できない記述だったため、胎児のCO排出が母体よりおよそ3.5倍遅いという機序とともに現行のポジションステートメントへ差し替え、COHbの半減期(室内気で約4.5時間、常圧100%酸素で約1.5時間、3気圧の高気圧酸素で約20分)を具体値で示した。遅発性神経精神障害は「予測できない」とだけ書かれていたので、来院時GCS 9以下と曝露から高気圧酸素療法開始まで200分超という報告された危険因子を加えた。(出典:ACEP Clinical Policy: Acute Carbon Monoxide Poisoning, Ann Emerg Med 202501264-2/fulltext)、Management of acute carbon monoxide poisoning — position statement, Polish Society of Clinical Toxicology 2025
    • 疾患気分障害(うつ病・双極性障害)リチウム維持療法の目標血中濃度が本文になく「血中濃度を監視する」としか書かれていなかったため、ISBD/IGSLIタスクフォースの系統的レビューに基づき、成人の維持療法ではおおむね0.6〜0.8 mmol/Lを目標とし安定後は3〜6か月ごとに測定することを明記した。治療抵抗性うつ病の選択肢として、これまで frontmatter にあるだけで本文に一度も説明のなかった経鼻エスケタミンを加え、2025年1月に米国で単剤療法としての適応が追加されたこと、解離症状・鎮静・血圧上昇のため投与後は医療機関内で経過観察することを書いた。バルプロ酸の妊娠に関する記述にも現行規制の出典を付けた。(出典:Nolen et al., ISBD/IGSLI Task Force on treatment with lithium, Bipolar Disord 2019SPRAVATO monotherapy approval, Johnson & Johnson 2025Valproate and related substances referral, EMA
    • 疾患統合失調症亜型分類の廃止をDSM-5についてしか書いていなかったため、ICD-11(2022年発効)でも妄想型・破瓜型などの古典的亜型が単一コードへ統合され、初回/多回エピソード・持続性といった経過の特定用語に置き換わったことを追記した。キサノメリン・トロスピウム(Cobenfy)の2024年9月承認と、2025年のクロザピンREMS撤廃(規制上の好中球数報告義務は無くなったが臨床上のモニタリングは引き続き推奨される)の記述が現行のとおりであることを確認し、出典を付けた。(出典:ASCP Statement on the Elimination of the Clozapine REMS, 2025FDA Approves COBENFY, Bristol Myers Squibb 2024ICD-11 6A20 Schizophrenia, WHO
    • 疾患鼠径ヘルニア無症候〜軽症の男性に対する経過観察の帰結が「多くは結局手術になる」という曖昧な書き方だったため、12年追跡の無作為化比較試験の数値(経過観察群の64%が最終的に手術へ移行、嵌頓は約4%で死亡例なし)へ置き換えた。片側初発ヘルニアでも腹腔鏡下修復をLichtenstein法より優先するというHerniaSurge 2023年改訂の強い推奨が現行のとおりであることを確認して出典を付け、術後慢性疼痛が腸骨鼠径神経・腸骨下腹神経・陰部大腿神経の絞扼によって生じるという機序を補った。(出典:Update of the international HerniaSurge guidelines, BJS Open 2023van den Dop et al., 12-year follow-up of watchful waiting versus surgery, eClinicalMedicine 2023;64:102207
    • 疾患腸回転異常・中腸軸捻転画像診断で超音波を補助的所見としてしか扱っていなかったため、系統的レビューの精度(統合感度94%・特異度100%)を示したうえで、被曝を避けるため超音波を第一選択として運用する小児放射線科施設が増えていることを追記した。上部消化管造影が依然として診断の基準検査であることも一次資料で確認して出典を付け、腹腔鏡下Ladd手術と開腹の使い分け(新生児の緊急例では約9割が開腹)を多施設研究の数値で具体化した。(出典:Nguyen et al., Ultrasound for malrotation and volvulus, Arch Dis Child 2021Mattioli et al., Updates Surg 2023Yang et al., Front Pediatr 2024
    • 疾患皮膚有棘細胞癌リスク層別化でBWH分類・AJCC病期分類(第8版)・NCCNのリスク区分を混ぜて書いていたため、それぞれ別個の枠組みであることを整理し、NCCNが独自に超高リスクとする条件(腫瘍径4cm超、低分化、線維形成性、深達度6mm超、脈管浸潤)を明記した。frontmatterに原因薬として挙げながら本文で一度も説明していなかったボリコナゾール・リプレチニブを危険因子の表に加え、機序を1文で補った。セミプリマブの術後補助療法(2025年10月FDA承認)にも出典を付けた。(出典:Karia et al., Evaluation of AJCC, UICC, and BWH staging for cSCC, J Clin Oncol 2014FDA Approves Cemiplimab-rwlc for Adjuvant Treatment of CSCC, 2025NCCN Guidelines: Squamous Cell Skin Cancer
    • 疾患HPV感染症(疣贅・尖圭コンジローマ・子宮頸部異形成)皮膚有棘細胞癌との関係が続発疾患として保存されておらず、本文にも記述がなかったため、確立している範囲に限って追加した。日光露出部に生じる通常型の皮膚有棘細胞癌の主因は紫外線でありHPVの関与を一般化できないが、爪囲・爪下部の皮膚有棘細胞癌ではHPV16をはじめとする高リスク型が高頻度に検出され、表皮発育異常症ではβ-HPV(特に5型・8型)が紫外線と相乗し、臓器移植後などの医原性免疫抑制でも同様の後天性病型が生じ得る。(出典:Ungual and periungual HPV-associated squamous cell carcinoma: a review, J Am Acad Dermatol 2010Epidermodysplasia Verruciformis, StatPearls 2024
    • 疾患強直性脊椎炎NSAIDsの使い方が「第一選択とする」までしか書かれていなかったため、ASAS-EULAR 2022年改訂に沿って、良好な反応が持続する患者では頓用より連続投与を優先することを明記した。あわせてTNF阻害薬とIL-17阻害薬を同格の第一選択生物学的製剤として扱うこと、JAK阻害薬は心血管・血栓リスクを評価したうえで選択する位置づけであることが現行の推奨どおりであると確認し、出典を付けた。(出典:Ramiro et al., ASAS-EULAR recommendations for the management of axial spondyloarthritis: 2022 update, Ann Rheum Dis 2023
  156. 2026 08.02

    動脈血液ガスの検体取扱いに「室温30分以内・プラスチックは氷冷しない」を明記し、呼吸不全の数値定義とA–aDO₂の説明を補った。

    • トピックArterial blood gas test and interpretation of the results検体取扱いを具体化——プラスチックシリンジは室温30分以内に測定し、30分を超えるならガラス容器で0〜4℃へ。プラスチックのまま氷冷するとO₂透過と低温での溶解度・Hb親和性上昇でPaO₂が偽高値になるため禁物であること、気泡混入・抗凝固不十分・室温30分超は測定してはならない検体であることを追記した。同じ具体化を lab-values/arterial-blood-gas にも反映した。(出典:AARC Clinical Practice Guideline: Blood Gas Analysis and Hemoximetry: 2013
    • トピックArterial blood gas test and interpretation of the results呼吸不全を「低酸素血症が主体」といった定性的記述から数値定義へ改め、I型はPaO₂ <60 mmHg、II型はこれに加えPaCO₂ >45 mmHgとした。急性II型ではPaCO₂ >45 mmHgかつpH ≤7.35が非侵襲的換気を検討する目安であること、急性と慢性を分けるのはpHであることを追記。あわせて図中でしか触れていなかったA–aDO₂の定義・肺胞気式・読み分け表と、アニオンギャップが低アルブミン血症で過小評価される点を補った。(出典:Official ERS/ATS clinical practice guidelines: noninvasive ventilation for acute respiratory failure
    • トピックPractical clinical aspects of lung anatomy and respiratory physiology解剖学的死腔・肺胞死腔・生理学的死腔の区別と肺胞換気量の式を追加し、速く浅い呼吸では分時換気量が同じでも肺胞換気量が落ちることを数値で示した。誤嚥物が落ちる区域は誤嚥時の体位で決まること(仰臥位ではS2・S6、坐位・立位ではS8〜S10)、肺を胸壁に追従させているのは胸膜腔の陰圧と胸水による液体結合であること、低酸素性肺血管収縮が全肺に及んで慢性化すると肺高血圧・肺性心に至ることを補った。
  157. 2026 08.02

    品質監査バッチ5。慢性蕁麻疹・水疱性類天疱瘡・大動脈弁膜症・CKDの貧血で、ガイドライン改訂に追いついていなかった治療推奨を一次資料で確認して更新した。

  158. 2026 08.02

    呼吸器学03〜07の品質監査。6分間歩行試験、肺機能検査、気管支誘発試験、胸痛、呼吸困難の判定基準と安全管理を現行の学会基準に合わせ、波及2ノートも修正した。

  159. 2026 08.02

    呼吸器学08〜12の品質監査。咳嗽、呼吸器身体診察、呼吸器救急、気管支鏡、胸腔穿刺の評価・安全管理を現行基準に合わせ、関連3ノートにも修正を反映した。

  160. 2026 08.02

    品質監査バッチ7(疾患10件)。高血圧の降圧目標・骨髄腫の病期分類・血友病の遺伝子治療の市販状況など、現行の一次資料と食い違っていた記述を是正した。

    • 疾患高血圧症日本高血圧学会の降圧目標を JSH2025(2025年8月29日発刊)へ更新し、JSH2019の年齢層別目標(75歳未満130/80未満・75歳以上140/90未満)が全年齢一律の診察室130/80 mmHg未満・家庭125/75 mmHg未満へ統一されたことを明示した。診断基準自体(診察室140/90、家庭135/85 mmHg以上)は据え置きである点も併記し、ESC 2024・ACC/AHA 2025・JSH2025のどの指針の数値かを本文で区別できるようにした。(出典:高血圧管理・治療ガイドライン2025 改訂ポイント(日大医学雑誌 84(6):257-261)
    • 疾患多発性骨髄腫病期分類R2-ISSの説明が「1q21異常を加えてISS IIを分割する」という不正確な単純化になっていたため、ISS・LDH・高リスク細胞遺伝学・1q21異常の加算式スコアでI〜IV期に分ける現行の形へ是正した。再発・難治例の免疫療法をCAR-T(イデカブタゲン ビクルユーセル、シルタカブタゲン オートルユーセル)と二重特異性抗体(テクリスタマブ、タルケタマブ、エルラナタマブ)の具体名に更新し、サイトカイン放出症候群・ICANSの監視が必要な点を補った。(出典:R2-ISS(D'Agostino et al., JCO 2022)IMWG Bone Working Group(Blood Cancer J 2018)
    • 疾患血友病A・B遺伝子治療を「承認済み=使える」と読める書き方だったため、市販状況まで含めて是正した。血友病B用フィダンアコゲン エラパルボベクは2024年4月に承認されたが需要不足で2025年2月に全世界で販売中止、血友病A用バロクトコゲン ロクサパルボベクも事業判断として2026年に市場撤退しており、現在市販されているのは血友病B用エトラナコゲン デザパルボベクの1剤のみである。第IX因子の半減期が第VIII因子より長く予防投与間隔を空けやすい点も追加した。(出典:WFH Guidelines 3rd editionBEQVEZ製造中止(AABB, 2025)ROCTAVIAN市場撤退(BioMarin, 2026)
    • 疾患バセドウ病放射性ヨウ素治療と甲状腺眼症の関係が「悪化し得るため検討する」と曖昧だったため、中等度〜重度の活動性眼症では原則回避し、軽度で放射性ヨウ素を行う場合にのみグルココルチコイド予防投与を併用する、という現行の推奨へ明確化した。テプロツムマブの位置づけを2021年EUGOGO(静注グルココルチコイドが第一選択)と2022年ATA/ETA(複視・眼球突出の改善を目標とする場合は第一選択)で書き分け、2025年6月のEU承認も反映した。抗甲状腺薬による無顆粒球症の頻度も明記した。(出典:ATA 2016 甲状腺機能亢進症ガイドラインEUGOGO/ATA-ETA比較(2025)
    • 疾患痛風アロプリノールの開始用量を「低用量から」という曖昧な記述から、100 mg/日以下・CKDステージ3〜4では50 mg/日以下という具体値へ改め、血清尿酸6 mg/dL未満を目標とするtreat-to-target戦略を明記した。HLA-B*58:01スクリーニングの対象を「保有頻度が高い集団」から東南アジア系・アフリカ系という具体的な集団へ改め、日本人の保有率が他のアジア集団より低い点を補った。フェブキソスタットの心血管安全性にFAST試験(2020年)を追記した。(出典:ACR 2020 痛風ガイドラインFAST試験(Lancet 2020)32234-0/abstract))
    • 疾患頭頸部癌HPV陽性中咽頭癌がAJCC第8版で独立したT・N分類を持つ経緯(T4a/T4bとTisを設けないT分類、側性と最大径のみで規定する臨床N分類)を補い、p16免疫染色の陽性判定基準を腫瘍細胞70%以上・中等度以上の核細胞質染色と明記した。セツキシマブがシスプラチンの代替にならない根拠にRTOG 1016の5年生存率(77.9%対84.6%)を、再発・転移例の一次治療にKEYNOTE-048のCPS≥1という閾値を出典付きで加えた。(出典:CAP HPV検査ガイドライン更新(2025)RTOG 1016(Lancet 2019)KEYNOTE-048(Lancet 2019)32591-7/fulltext))
    • 疾患遺伝性・後天性溶血性貧血(遺伝性球状赤血球症・G6PD欠乏症・自己免疫性溶血性貧血・発作性夜間ヘモグロビン尿症)寒冷凝集素症の治療が「リツキシマブ系レジメンまたは補体標的治療」と曖昧だったため、治療を要する例ではリツキシマブ単独またはベンダムスチン併用が第一選択という国際コンセンサス(2020年)の序列へ整理し、抗C1s抗体スチムリマブ(2022年2月承認)を具体名で加えた。発作性夜間ヘモグロビン尿症の近位補体阻害薬(イプタコパン・ダニコパン)に承認年を明記し、G6PD欠損症で避ける薬剤を「一部の抗菌薬・解熱薬など」からプリマキン・スルファメトキサゾール+トリメトプリム・ラスブリカーゼという具体名へ改めた。(出典:First International Consensus Meeting on AIHA(Blood Reviews 2020)ENJAYMO添付文書(FDA 2022)
    • 疾患胃食道逆流症プロトンポンプ阻害薬の減量・中止方針に、バレット食道とびらん性食道炎では中止を試みないという例外を追加した。pH-インピーダンス検査の判定にLyon Consensus 2.0の閾値(酸曝露時間6%超で確定、4%未満で否定)を加え、カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(ボノプラザン)が治療薬として登録されているのに本文で全く説明されていなかった欠落を、高度食道炎とPPI抵抗例での位置づけとして補った。(出典:ACG GERDガイドライン 2022Lyon Consensus 2.0(Gut 2024)AGA P-CAB Clinical Practice Update 2024
    • 疾患全身性エリテマトーデスループス腎炎の三剤療法にKDIGO 2024の出典を付け、カルシニューリン阻害薬の選択肢として腎機能温存とポドサイト保護を狙うボクロスポリンを具体名で明記した。ヒドロキシクロロキンの目標量(実体重5 mg/kg/日)とグルココルチコイドの維持目標(5 mg/日以下、可能なら中止)にEULAR 2023の出典を与え、早期から免疫抑制薬・生物学的製剤を導入する理由がステロイド曝露の蓄積を避けるためであることを補った。(出典:EULAR 2023 SLE管理推奨KDIGO 2024 ループス腎炎ガイドライン
    • 疾患敗血症本文が根拠として挙げていた「2026年SSC」が実在の資料かを照合した。Surviving Sepsis Campaign 2026年版(SCCM/ESICM合同、2026年3月にIntensive Care MedicineとCritical Care Medicineへ同時掲載、成人版129ステートメント)は実在し、抗菌薬の時間枠・初期晶質液30 mL/kg・平均動脈圧65 mmHg目標・ステロイド・血糖180 mg/dL閾値・qSOFAを単独スクリーニングに使わない点はいずれも一致していたため、出典を明示して裏付けた。感染源別の代表的原因菌と、感染源特定に用いる画像所見の具体例も補った。(出典:Surviving Sepsis Campaign 2026(SCCM)Sepsis-3(JAMA 2016)
  161. 2026 08.02

    品質監査バッチ6で、感染性心内膜炎のDuke基準を2023年改訂版へ、COPDの増悪時抗菌薬の判断基準を正しいAnthonisen 3徴へ是正するなど、10ノートとその波及先を現行の一次資料に合わせた。

  162. 2026 08.01

    低ナトリウム血症の重症度分類が2件のトピックで現行ガイドラインとずれていたため更新した。

    • トピックSodium (Na+) and water balance disorders低Na血症の生化学的重症度を「中等度120–130・重度<120 mmol/L」から現行のESE・ESICM・ERA-EDTA合同ガイドライン(2014年)の区分「中等度125–129・高度<125 mmol/L」へ更新し、あわせて生化学的重症度と症状の重さは一致しない(高度でも無症状のことがあり、中等度でも重い神経症状が出る)ため治療方針は症状で決める、という原則を明記した。
    • トピックCorrection of life-threatening electrolyte disorders (Na, K, Ca)低Na血症の症状重症度分類で嘔吐と悪心の位置づけが逆になっていたため訂正。嘔吐は高張食塩水を急ぐ重症症状、嘔吐を伴わない悪心は中等症状であり(Society for Endocrinology 緊急ガイダンス2022年版、ESE・ESICM・ERA-EDTA 2014年ガイドライン)、あわせて昏睡の基準にGCS 8以下を明示した。
  163. 2026 08.01

    心筋梗塞の3トピックで、CK-MBが再梗塞評価の第一選択とされたままだったため、現行のトロポニン基準へ更新。

    • トピックAcute myocardial infarction再梗塞のバイオマーカーが「CK-MB」のままだったため、第4版 心筋梗塞の普遍的定義(2018)に沿って更新。再梗塞は症状再燃時にトロポニンを測り直し、2回目の検体で20%を超える上昇があるかで判定する、と明示し、CK-MBはトロポニンが測定できない場合の代替という位置づけへ改めた。
    • トピックMyocardial infarction, sudden cardiac death診断バイオマーカーとしてトロポニン・CK-MB・LDHが並列に並んでいたため、トロポニンを優先バイオマーカーとし、CK-MBとLDHは感度・特異度で劣る補助的な位置づけであることを明記した。
    • トピックST-segment elevation Acute Coronary Syndrome I: Etiology, pathomechanism, diagnosis「CK-MBは再梗塞評価など選択された状況で補助的に用いる」という記述を、再梗塞もトロポニンの連続測定(高値で安定・低下中なら2回目で20%超の上昇)で判定するという現行基準へ書き換え、CK-MBはトロポニンが測定できない場合の代替であることを明示した。
  164. 2026 08.01

    リハビリテーションと公衆衛生の2トピックで、評価スケールの段階数とAUDITのスコア区分別の対応が原典・WHO原文と食い違っていたため是正。

    • トピックFunctional assessment in rehabilitation: mobility, muscle strength, and standardized scalesFAC(機能的歩行分類)を「臨床医が5段階で評価」としていたが、原典(Holden ら, Phys Ther 1984;64:35-40 および Phys Ther 1986;66:1530-1539)のカテゴリは0〜5の6段階であるため「0〜5の6段階」へ訂正。
    • トピックAlcohol SBI (Screening and Brief Intervention) - roleplayAUDITのスコア区分別の対応を WHO AUDIT マニュアル(2001年第2版)の原文へ合わせて訂正。0〜7点を「対応不要」から「飲酒に関する教育」へ改め、16〜19点は「介入・専門機関への紹介」ではなく助言+短時間カウンセリング+経過観察が本来の推奨で、紹介は無反応時や依存疑いの場合であることを明記した。
  165. 2026 08.01

    リハビリテーションと公衆衛生の3トピックで、評価スケールの段階・区分・評価軸が原典と食い違っていたため是正。

    • トピックFunctional assessment in rehabilitation: mobility, muscle strength, and standardized scalesWAI(Walking Ability Index)を「3 m(10フィート)の歩行距離を1〜10で評価」としていたが、原典(Pohjolainen ら, 下肢切断者の義肢装着後の転帰研究)では距離を測る尺度ではなく、歩行能力を臨床的な観察で1〜6(1=正常歩行、6=歩行不能)に格づけするものであるため訂正。
    • トピックSmoking minimal intervention - roleplayFagerströmテストの依存度区分表から0点が抜け落ちていたため、原著(Heatherton ら, Br J Addict 1991)に基づく0〜2/3〜4/5/6〜7/8〜10の5区分へ訂正。あわせて短縮版(HSI)の説明から「4点以上ならバレニクリンを推奨」という薬剤選択の記述を削除した——2008年版USPHSガイドラインは依存度の点数で第一選択薬を選び分ける確立したアルゴリズムは無いとしており、バレニクリンの効果もベースラインの依存度スコアと交互作用を示さない。
    • トピックNutrition MIEOSS(エドモントン肥満病期分類)の評価要素に「入院歴」を挙げていたが、原著(Sharma・Kushner, Int J Obes 2009)の評価軸は身体(medical)・精神(mental)・機能(functional)の3つで入院歴は含まれないため訂正。
  166. 2026 08.01

    法医学・泌尿器科学・組織病理の3トピックで、乱用薬物の作用機序・死因・抗アンドロゲン薬の代表例・悪性黒色腫の治療順序が現行の一次資料と食い違っていたため是正。

    • トピックCommonly misused drugs and drug-related deathLSDの幻覚作用を「強い抗セロトニン作用による一過性精神病」としていたが、幻覚作用の本体は5-HT2A受容体への作動(アゴニスト)作用である。「抗セロトニン薬」という呼称は1950年代の末梢平滑筋標本での観察に由来する歴史的な誤解であることを明記して訂正した(Nichols DE, Pharmacol Rev 2016;68:264-355)。
    • トピックCommonly misused drugs and drug-related death妊婦のヘロイン使用に対し「メサドンによる治療が推奨される」とメサドン単剤の推奨になっていたが、現行の推奨は離脱のみではなくメタドンまたはブプレノルフィンによる作動薬維持治療であるため訂正した(ACOG Committee Opinion No. 711, Obstet Gynecol 2017;130:e81-e94)。
    • トピックCommonly misused drugs and drug-related deathアンフェタミン過量投与の死因を「慢性静脈不全」としていたが、これは下肢静脈の慢性疾患であり急性中毒死の死因として成立しない。原文の circulatory collapse の訳し崩れであり、FDA承認添付文書の記載(不整脈・血圧異常・循環虚脱を来し、致死的中毒はけいれんと昏睡が先行する)に沿って「循環性ショック」へ訂正した。
    • トピックGroups of antineoplastic drugs in urology進行前立腺癌のホルモン療法で経口抗アンドロゲン薬の代表例を「フルタミドなど」としていたが、フルタミドは重篤な肝毒性のため主流ではなく、現行ガイドラインが第一世代非ステロイド性抗アンドロゲン薬の代表として挙げるのはビカルタミドである。代表例をビカルタミドへ差し替え、フルタミドの位置づけを併記した。ボルト内の病理C/83(「フルタミドは肝毒性の懸念から現在は主流ではない」)との食い違いも解消した。
    • トピックMalignant melanoma進行悪性黒色腫の治療を「BRAF V600E変異陽性であればBRAF阻害薬(ベムラフェニブなど)を含む分子標的治療、免疫チェックポイント阻害薬が選択肢」とし、BRAF阻害薬を単剤で用いるようにも、両者が同格の選択肢であるようにも読めた。BRAF阻害薬はMEK阻害薬との併用が標準であること、BRAF変異陽性例でも一次治療は抗PD-1を中心とする免疫チェックポイント阻害薬が優先されることを明記した(DREAMseq/ECOG-ACRIN EA6134:Atkins MB, et al. J Clin Oncol 2023;41:186-197)。
  167. 2026 08.01

    リハビリテーションの歩行能力スケールWAIの出典が別人の別スケールと取り違えられていたため訂正した。

    • トピックFunctional assessment in rehabilitation: mobility, muscle strength, and standardized scales歩行能力を1〜6に格づけするWAI(Walking Ability Index)の出典を「Pohjolainen ら, 1991」から正しい原著「Siriwardena・Bertrand, 1991」(J Rehabil Res Dev 28巻3号、PMID 1880748。義肢装着後3・6・9・12か月で評価する指標として報告された)へ訂正した。Pohjolainenの分類は義肢の実用的使用をClass I〜VIIで表す別の指標であり、段階数も測るものも異なるため、取り違えやすい点を注記として追加した。
  168. 2026 08.01

    生化学のクレアチンキナーゼの節が、心筋梗塞の診断を旧来の酵素(CK・LDH・AST)で説明したままだったため、心筋トロポニンを正本とする現行の定義へ是正した。

    • トピックEnzymes as diagnostic tools; determination of creatine kinase activity — P II「CK・LDH・ASTが心筋梗塞の検査に使われる」という現在形の記述を、心筋梗塞の普遍的定義(第4版、2018年)に合わせて是正した。バイオマーカーの正本は心筋トロポニン(できれば高感度法)であり、CK-MBは心筋トロポニンが測定できない場合の代替、LDH・ASTは診断目的では推奨されないことを追記し、この節は酵素活性測定という測定原理を学ぶ題材として読む位置づけを明示した。
  169. 2026 08.01

    法医学と微生物学の2トピックで、メタノール中毒の第一選択解毒薬とアデノウイルスの型分類が現行の一次資料と食い違っていたため是正。

    • トピックCarbon-monoxide poisoning. Arsenic, cyanide, lead and methanol poisoningメタノール中毒の解毒薬を「エタノールおよびフォメピゾール」と並列に挙げ、どちらを優先するかが読み取れなかった。現行の診療ではホメピゾール(アルコール脱水素酵素阻害薬)が第一選択で、エタノールは投与設計が煩雑・治療濃度の維持に頻回採血を要し中枢神経抑制や低血糖などの有害事象が多い代替薬である。この優先順位を明記し、あわせて薬剤名を国内承認の一般名「ホメピゾール」へ統一した(AACT Practice Guidelines on the Treatment of Methanol Poisoning, J Toxicol Clin Toxicol 2002;40:415-446)。
    • トピックAdenovirusesアデノウイルスを「57血清型」としていたが、現在は全ゲノム配列に基づくgenotype分類へ移行しており、7つの種(species A〜G)・51血清型・116 genotypeが認められている。53番以降のgenotypeは複数の型に由来する遺伝子を併せ持つ型間組換え体であり、中和試験の抗原性で分ける従来の血清型とは分類の原理そのものが異なる点を追記した(ICTV/J Clin Microbiol 2023, doi:10.1128/jcm.00836-22)。
    • トピックAdenoviruses「血清型14がヒトに対して最も重症化しやすい」という断定を是正した。重症例で検出されやすいのは種B(B3・B7・B14・B21・B55)で、小児の重症入院例や免疫正常成人の市中肺炎で目立つ。B14は既存免疫の乏しい集団に入ると重症・致死的肺炎のアウトブレイクを起こすが、検出頻度そのものは他の型に比べ散発的であり、単独で「最重症」とは言えない(J Clin Microbiol 2023, doi:10.1128/jcm.00836-22)。
  170. 2026 08.01

    感染性心内膜炎で「viridans群レンサ球菌は三尖弁に多い」という誤りを2トピックで是正し、viridans群心内膜炎の抗菌薬治療期間を現行ガイドラインの自己弁4週・人工弁6週へ改めた。

    • トピックMicrobiological diagnosis of bacteriaemia, endocarditis, and sepsis起因菌の表・⭐ブロック・まとめの3箇所で、S. aureusとviridans群レンサ球菌の心内膜炎が「いずれも三尖弁に多い」とされていた。感染性心内膜炎は全体として左心系(僧帽弁・大動脈弁)が主戦場であり、三尖弁が前に出るのは静注薬物使用者のS. aureusという条件つきの話で、viridans群が侵すのはもとから障害のある弁、とくに僧帽弁である。「どちらも三尖弁」を共通点に置いた対比の組み立て自体が成り立たないため、毒力と取りつける弁の条件が対になっているという形へ書き直した(AHA科学的声明 Infective Endocarditis in Adults, Circulation 2015;132:1435-1486 の "In non-IDUs, S aureus IE involves primarily the left side of the heart... S aureus IE in IDUs often involves the tricuspid valve"、および Damlin et al. BMC Infect Dis 2019 の確診IE 492例コホートで viridans群と僧帽弁疣贅の関連 OR 1.70, 95%CI 1.07-2.71)。
    • トピックStaphylococcus aureus急性心内膜炎の特徴を「主に三尖弁。静注薬物使用者で高リスク」と、弁の分布を無条件に断定していた。非静注薬物使用者では左心系が主体で、三尖弁が前に出るのは静注薬物使用者に限られる、という条件づけへ改めた(AHA 2015 同上。Damlin et al. 2019 では静注薬物使用歴で層別するとS. aureusと三尖弁疣贅の関連は静注薬物使用群のみ有意 OR 4.75、非使用群では有意差なし OR 1.96, p=0.12)。
    • トピックStreptococcus pneumoniae, oral streptococci and cariogenesis. Anaerobic cocci口腔レンサ球菌の治療を「ペニシリンまたはバンコマイシン+アミノグリコシド系の併用(約6週間の長期治療)」としていたが、期間・併用のいずれも現行推奨と食い違っていた。ペニシリン高度感受性株による自己弁心内膜炎はペニシリンGまたはセフトリアキソンの単剤4週間が標準で、アミノグリコシド併用は必須ではなく2週間の短縮レジメンを選ぶときの選択肢である。6週間は人工弁の期間であり、バンコマイシンを使う場合はアミノグリコシド併用を要しない。この区別が読み取れる形へ書き直した(AHA 2015 Table 7-9、ESC 2023 Guidelines for the management of endocarditis)。
    • 微生物Streptococcus mitis心内膜炎の治療を「ゲンタマイシンなどのアミノグリコシド系を併用し、約4〜6週間」としていたが、アミノグリコシド併用を必須と読ませる書き方であり、自己弁4週間・人工弁6週間という離散的な区分を一つの帯にぼかしていた。高度感受性株の自己弁は単剤4週間が標準、人工弁は6週間、アミノグリコシド併用は2週間の短縮レジメンと感受性低下株に限る、という形へ改めた(AHA 2015 Table 7-9)。
  171. 2026 08.01

    先天性心疾患ノートで、動脈管を開存させるPGE1の説明が、動脈管を閉じる薬であるインドメタシンのノートへリンクしていたため是正した。

    • 疾患先天性心疾患(非チアノーゼ性・チアノーゼ性)大動脈縮窄の行にある「動脈管依存性が疑われればPGE1で開存を維持し」という記述が、PGE1という表示のままインドメタシンのノートへリンクしていた。インドメタシンはCOX阻害によりPGE2を絶って動脈管を収縮・閉鎖させる薬であり、動脈管依存性病変で開存を維持する目的で用いるPGE1(アルプロスタジル)とは作用が正反対である。リンクを外し、薬剤名をPGE1(アルプロスタジル)と明示する形へ改めた。
  172. 2026 08.01

    アレルギー予防の指導内容、抗コリン薬の緑内障禁忌の範囲、神経因性尿失禁への人工括約筋の適応条件を、いずれも現行の一次資料に合わせて是正した。

    • トピックHypersensitivity Iアレルギー予防の具体策が「加水分解乳製品を早期導入する」となっていたが、予防効果を裏づける確立した根拠は無い。LEAP試験(2015)とNIAID 2017年addendumガイドラインに基づき、鍵はアレルゲン性食品そのものの早期導入である旨(高リスク児は特異的IgE・皮膚プリック試験でのスクリーニング後に生後4〜6か月から、湿疹のない児は生後6か月頃から)へ書き換えた。
    • トピックAnesthesiology II.: Premedication抗コリン薬前投薬の副作用として「緑内障悪化」が緑内障の型を区別せずに挙げられていた。眼圧上昇が問題になるのは閉塞隅角緑内障(狭隅角眼)に限られ、開放隅角緑内障は禁忌ではない。日本でも2019年に添付文書の禁忌が「緑内障」から「閉塞隅角緑内障」へ改められている旨を明記した。
    • トピックUrine leaks and urodynamics神経因性尿失禁の受動型に対する人工尿道括約筋埋め込みが、適応条件なしで手術的治療として挙げられていた。上部尿路障害のリスクと排尿筋圧が制御できている場合にのみ適応となり、間欠自己導尿など排出管理の併用を要することが多い旨を補った。
    • 疾患尿失禁神経因性尿失禁の受動型の治療が「人工尿道括約筋の埋め込みを検討する」だけで、適応条件が書かれていなかった。上部尿路障害のリスクと排尿筋圧が制御できている場合にのみ適応となること、括約筋側だけを閉じて排出障害を残すと高圧蓄尿から水腎症・腎機能障害へ進むことを追記した。
  173. 2026 08.01

    胸腺腫の分類が半世紀前の旧分類のままだったほか、膜性腎症・脂肪腫でも現行分類とずれた記述があったため、計3件のトピックを更新した。

    • トピックDisorders of the spleen and thymus胸腺腫の分類を「良性・被包型/悪性I型(局所浸潤性)/悪性II型(=胸腺癌)」という旧分類から、WHO胸部腫瘍分類第5版(2021年)のA・AB・B1・B2・B3型+胸腺癌へ更新した。現行分類には「良性胸腺腫」というカテゴリが存在せず、A〜B3型のいずれも転移・再発をきたしうる腫瘍として扱われる。あわせて、予後を規定するのは組織型より病期であることを示すため、Masaoka-Koga分類とTNM分類(第8版、2017年発効)の節を追加した。
    • トピックThe nephrotic syndrome膜性腎症について2点を訂正した。(1)「85%が特発性(抗PLA2R抗体)」という記述は本来別々の2つの数字を1つに潰したもので、正しくは一次性が全体の約75〜80%、そのうち抗PLA2R抗体陽性が約70〜80%である。(2) 実験モデルのHeymann腎炎をヒトの抗PLA2R抗体と同一視していたが、Heymann腎炎の標的抗原はメガリン(gp330)であり、メガリンはヒトのポドサイトには発現しない——両者は上皮下免疫複合体が形成される機序が似ているだけで、抗原そのものは別分子である。
    • トピックTumors of adipose tissue血管筋脂肪腫を「脂肪腫の亜型」として扱っていた記述を訂正した。現行のWHO軟部・骨腫瘍分類第5版(2020年)では血管周囲類上皮細胞腫瘍(PEComa)群に分類され、脂肪腫の亜型ではない。腎に好発すること・結節性硬化症と関連することは従来どおり。
  174. 2026 08.01

    疾患ノート20件の作成中に見つかった、上咽頭癌の組織分類と治療、Ehlers-Danlos症候群の旧型番号、嚢胞性線維症の胎便性イレウス発症率を現行の一次資料へ是正。

    • トピックTumors of nasal passages, nasopharynx and larynx上咽頭癌の組織型が2005年以前のWHO type I/II/III のままで、未分化癌を非角化癌と並列に置き、2005年に加えられた基底細胞様扁平上皮癌が抜けていた。現行WHO分類(角化性扁平上皮癌/非角化癌〈分化型・未分化型〉/基底細胞様扁平上皮癌)へ改めた。
    • トピックTumors of nasal passages, nasopharynx and larynx上咽頭癌の治療を「免疫療法(インターフェロン)、放射線療法、化学療法」としていたが、インターフェロンは現行の治療に含まれない。放射線治療(IMRT)が主体で、局所進行例にはシスプラチンを用いた化学放射線療法を併用するという現行の標準へ改めた。
    • トピックIntracranial haemorrhagesくも膜下出血の危険因子が「Ehlers-Danlos IV型」という1997年以前の型番号で書かれていた。2017年国際分類の呼称である血管型Ehlers-Danlos症候群(vEDS)へ改め、新設した疾患ノートへリンクした。
    • トピックCystic fibrosis嚢胞性線維症が新生児期に胎便性イレウスで発症する割合を「5〜10%」としていたが、現行の記載は15〜20%であるため是正した。
  175. 2026 08.01

    髄膜腫のWHOグレード判定が2件のトピックで旧基準のままだったため、現行のWHO中枢神経系腫瘍分類第5版へ更新した。

    • トピックMeningiomagrade 3の分子基準の欄にあった「乳頭型・横紋筋様型も形態にかかわらずgrade 3」という記述を削除した。この規則はWHO中枢神経系腫瘍分類第5版(2021年)で廃止されており、乳頭状構造や横紋筋様細胞質があっても他の亜型と同じく形態基準と分子基準に照らしてgrade 1〜3へ振り分ける(WHO CNS5要約 Neuro-Oncology 2021、cIMPACT-NOW update 8)。あわせて、その点を注意として本文に明記した。
    • トピックTumors of central and peripheral nervous system髄膜腫のグレード分類が分子基準に触れておらず、乳頭状型・横紋筋様型を無条件にgrade 3とする旧基準のままだったため、WHO中枢神経系腫瘍分類第5版(2021年)へ更新した。TERTプロモーター変異またはCDKN2A/Bホモ接合性欠失があれば形態が軽度でもgrade 3とすること、明細胞型・脊索腫様型は亜型だけでgrade 2となること、乳頭状型・横紋筋様型は亜型だけでは自動的にgrade 3としないことを明記した。
  176. 2026 08.01

    常染色体劣性多発性嚢胞腎の死因と肝病変、および消化管間質腫瘍の由来細胞について、2件のトピックで古い記述を現行の一次資料へ是正した。

    • トピックDevelopmental abnormalities and cystic diseases of the kidney常染色体劣性多発性嚢胞腎(ARPKD)の臨床経過が「しばしば乳児期に腎・肝不全で死亡」とされていたが、重症例の主な死因は羊水過少による肺低形成からの呼吸不全(周産期・新生児期)であるため是正した。あわせて肝病変を「肝嚢胞」ではなく胆管板形成異常による先天性肝線維症と明記し、肝硬変と同一視していた記述を分離して、生存例では門脈圧亢進が主体になることを示した(GeneReviews「Autosomal Recessive Polycystic Kidney Disease (PKHD1-Related)」2024年更新、StatPearls NBK537137)。ADPKDとの比較表も同じ内容に揃えた。
    • トピックGastric tumors消化管間質腫瘍(GIST)を「低悪性度の平滑筋紡錘細胞腫瘍」とする1998年のKIT変異発見以前の分類のままだったため、Cajal介在細胞(消化管のペースメーカー細胞)に由来する間葉系腫瘍であり平滑筋腫瘍とは別系統であることへ是正した。あわせて「良性・悪性いずれもありうる」という二分法を、腫瘍径・核分裂数・部位・腫瘍破裂で評価する再発リスクの連続体という現行の考え方へ改めた(Hirota et al., Science 1998;NCI PDQ 消化管間質腫瘍の治療)。
  177. 2026 07.29

    検査値エンティティノートのバッチ50〜52執筆に伴い、参照した授業ノート1件のトキソカラ症診断・治療を現行のCDC資料に合わせて修正。

    • トピックToxocara canis, T. catiトキソカラ症の診断を曝露歴・臨床像・血清学の統合評価へ改め、眼型では末梢血好酸球数が正常でも除外できないことを明記。旧来のチアベンダゾール並列を削除し、内臓型はアルベンダゾールまたはメベンダゾール、眼型は炎症制御と眼科的処置を組み合わせる現行の位置づけへ更新。
  178. 2026 07.29

    検査値ノートのバッチ53〜56執筆に伴い、参照した授業ノート5件の高カリウム血症、血清学、尿路結石、鉄過剰評価を現行ガイドラインに合わせて更新。

    • トピックPotassium (K+) balance disorders高カリウム血症の旧来の8 mmol/L境界を削除し、軽度5.5〜5.9、中等度6.0〜6.4、重度6.5 mmol/L以上へ更新。心電図変化は血清K値と一対一に対応しないことも明記。
    • トピックElectrolyte Disorders静注カルシウムの適応を高カリウム血症による心電図変化がある場合に整理し、重度高K血症のK低下療法と役割を分離。
    • トピックPrinciples of the evaluation of serological tests. Paired sera test, meaning of titreIgM単独陽性、ペア血清、4倍上昇、採取間隔、ウインドウ期を病原体・測定法別に解釈する形へ改め、一律の急性感染確定基準という記述を修正。
    • トピックDiagnostics and treatment of urinary stonesESWLを一律の第一選択とする内部矛盾を解消し、結石の大きさ・部位・密度・解剖・患者背景に応じてESWL、URS/RIRS、PCNLを選択する現行方針へ更新。
    • トピックHemochromatosis and Wilson DiseaseTSAT測定で空腹時採血を必須とする記述を修正し、鉄過剰を疑う目安を女性45%超・男性50%超に分けて明記。
  179. 2026 07.29

    検査値ノートのバッチ57〜59執筆に伴い、抗核抗体を扱う授業ノートのSLE分類基準と臨床診断の混同を修正。

    • トピックScreening methods for autoantibodiesANA陰性ならSLEを除外できるという記述を改め、ANA 1:80以上は2019 EULAR/ACR分類基準の入口であって臨床診断の絶対的除外基準ではないことを明記。
  180. 2026 07.29

    HbFと2,3-BPGの関係を絶対表現から比較表現へ修正。

  181. 2026 07.29

    胸部画像の非推奨語と、無気肺の可逆性・緊急度に関する一律表現を更新。

    • トピックAtelectasis and acute respiratory distress syndrome無気肺の可逆性と対応の緊急度を病型だけで一律化せず、原因・範囲・低酸素・閉塞の有無で判断する記述へ修正。
    • トピックImaging techniques in pulmonology非推奨の「浸潤影」を非特異的な肺野陰影へ置き換え、標準化された画像パターンへ具体化する読み方を追記。
    • トピックPneumonia肺炎の画像表現を「浸潤影」から肺野陰影・コンソリデーションなどの標準用語へ更新。
  182. 2026 07.29

    間質性肺疾患の画像用語と、蜂巣肺の現行定義を更新。

  183. 2026 07.29

    甲状腺結節のFNA適応、先天性腎疾患、尿管損傷の画像診断を現行基準へ更新。

  184. 2026 07.29

    スコア体系エンティティノートのbatch 70執筆に伴い、参照した授業ノート1件のGOLD分類E群閾値を現行の2026年改訂版に合わせて修正。

    • トピックCOPD and emphysemaGOLD ABE評価のE群閾値を、旧基準(年2回以上の中等度増悪、または入院を要する増悪1回以上)から、GOLD 2026年版の現行基準(中等度以上の増悪が1回以上)へ更新。A・B群の定義も「中等度増悪0〜1回」から「中等度・重度増悪なし」へ揃えた。
  185. 2026 07.28

    病態生理フォルダの辞書カバレッジ精査に伴い、13件の医学的記載を現行の一次資料に合わせて更新。

  186. 2026 07.28

    麻痺・運動 family の症状ノート29件の執筆に伴い、参照した授業ノート7件の医学的記載を修正。

    • トピックExtrapyramidal system (related to basal ganglia)錐体外路障害の徴候として3か所に挙げられていた「痙縮」を削除し、固縮(速度非依存性・鉛管様/歯車様)へ修正。痙縮は速度依存性・折りたたみナイフ現象を示す錐体路=上位運動ニューロン障害の徴候であり、同ノートの⚠️が「錐体路障害と混同しやすい」と警告しながら本文でその混同を犯していた。(出典:StatPearls: Spasticity
    • トピックNeurological examination: meningeal signs項部硬直の誘発法を「頭部を左右に回旋させる/回旋に対する抵抗」から、標準の他動的な頸部前屈へ修正。回旋・側屈が保たれることが髄膜刺激徴候の特徴で、回旋も制限される場合は頸椎疾患・項部固縮を疑うという鑑別点を追記した。旧記載のままでは頸椎疾患を髄膜刺激と読み違える。(出典:StatPearls: Nuchal Rigidity
    • トピックEmergency Treatment of Seizures and Status Epilepticus「痙攣は異常で過剰・同期した神経放電による一過性症状で、焦点起始と全般起始に分類する」を「てんかん発作は…」へ修正。過剰同期放電と定義され焦点/全般に分類されるのはてんかん発作であり、痙攣は目に見える不随意の筋収縮を指す運動の記述で、テタニー・破傷風・代謝性など非てんかん性でも起こる旨を併記した。(出典:ILAE: Operational classification of seizure types (2017)
    • トピックNeurological examination: cranial nerves (CN I–XII)舌咽・迷走・副神経が頭蓋底で障害される「代表的原因」の列挙に球麻痺が含まれ、症候群名を原因として挙げる循環した記述になっていた。頸静脈孔症候群・頭蓋底腫瘍・髄膜癌腫症へ置き換え、球麻痺はその結果として生じる症候群である旨を明記。
    • トピックG2-07: Control and disorders of muscle toneジストニアが「溢流性尿失禁を伴うことがある」との記載を、隣接筋群へ活動が波及する溢流現象(motor overflow)へ修正。原語 overflow を泌尿器用語と取り違えた誤訳で、ジストニアに溢流性尿失禁は伴わない。(出典:StatPearls: Dystonia
    • トピックDiseases of myelin肝性脳症の表で「アルツハイマー病 II型アストロサイト」となっていた誤訳を「Alzheimer II型アストロサイト(アルツハイマー病とは無関係の形態学的名称)」へ修正。同ノート本文側は既に正しい表記だった。
    • トピックPicornaviruses: Poliovirusポリオの診断を「血清学的診断」のみとしていた記載を、現行標準である便・咽頭ぬぐい液からのウイルス分離とRT-PCRへ改め、血清学は補助的である旨を明示。CSF陰性でも除外できないという注意も併記した。疾患ノート側は既に正しく記載されていた。(出典:WHO: Polio laboratory manual
    • トピックHyperthyroidism薬剤名「atenolol」が英語のまま残っていたため「アテノロール」へ統一。
  187. 2026 07.28

    尿・循環・消化管・発熱 family の症状ノート26件の執筆に伴い、参照した授業ノート6件と疾患ノート1件の医学的記載を修正。

    • トピックHematuria「血尿類似所見」の表で、リファンピシンとサルファ薬が「尿試験紙偽陽性」の行に置かれていた分類を修正。リファンピシンは尿の着色であってヘム蛋白ではなくペルオキシダーゼ活性を持たないため試験紙は陽性にならない。真の偽陽性はヘモグロビン尿・ミオグロビン尿・精液混入・酸化剤で、薬剤・食品は着色側にまとめた。(出典:StatPearls: Hematuria
    • トピックHematuria「特に40歳以上の無症候性肉眼的血尿は」という記載を「成人の無症候性肉眼的血尿は年齢を問わず」へ修正。現行の血尿診療ガイドラインは肉眼的血尿に年齢閾値を設けず全成人を高リスクとして扱い、年齢・喫煙歴によるリスク層別化は顕微鏡的血尿の精査強度を決める枠組みである旨を併記した。(出典:AUA/SUFU Microhematuria Guideline (2020)
    • トピックUrological emergency肉眼的血尿の上部尿路評価を「静脈性腎盂造影・CT」からCTウログラフィへ更新し、静脈性腎盂造影は現在ほぼ置き換えられている旨を明記。
    • トピックCystitis and urethritis急性単純性膀胱炎の症状が「恥骨上部痛、尿意切迫感、血尿」となっており中核症状である排尿痛と頻尿が脱落していたため補い、発熱があれば上部尿路感染を疑う旨を追記。同内容を統合した diseases/urinary-tract-infection では正しく記載されていた。
    • トピックHeart failure: causes and symptoms心不全の前方不全の症状「夜間多尿(nycturia)」から誤った英語併記を削除。nycturia は nocturia(夜間頻尿)の異綴りで、夜間多尿(nocturnal polyuria)とは別語。日英対応がずれたまま辞書生成に取り込まれる恐れがあった。
    • トピックB25: Drugs used in constipation (laxatives) and diarrhea. Drugs promoting digestion. Pharmacology of liver and biliary tractfrontmatter の japanese にあった誤字「止瀧薬」を「止瀉薬」へ修正。本文中の見出しでは正しく表記されていた。
    • トピックsurgery/b-21-hemorrhoids-anal-fissure-perianal-abscess-and-fistula裂肛の術式名が mermaid では「閉鎖式外側内括約筋切開術」、箇条書きとまとめでは「閉鎖式外側括約筋切開術」と割れていたため前者へ統一。外括約筋を切開すると便失禁を来すため「内」を落とすと意味が変わる。(出典:ASCRS Clinical Practice Guidelines for the Management of Anal Fissures (2023)
    • 疾患尿崩症臨床像の「夜間多尿(nocturia)」を「夜間頻尿(nocturia)」へ修正。nocturia は夜間頻尿であり、1日尿量に対する夜間尿量の割合が上がる夜間多尿とは定義が別。尿崩症は24時間尿量そのものが増える多尿であるため、リンク先も symptoms/nocturnal-polyuria から symptoms/nocturia へ張り替えた。
  188. 2026 07.28

    意識・精神 family の症状ノート14件の執筆に伴い、参照した授業ノート1件の医学的記載を修正。

    • トピックAtherosclerosis動脈硬化の危険因子表で「喫煙(1日1箱 → 約200倍のリスク)」となっていた誤記を「約2倍」へ修正。同じ機序を扱う diseases/atherosclerosis は正しく「約2倍」と記載しており、桁の誤記だった。
  189. 2026 07.28

    症状エンティティノートのバッチ46・47執筆に伴い、参照した授業ノート1件の旧式治療記載を現行指針に合わせて修正。

    • トピックHypersensitivity Iアナフィラキシー急性期治療を「アドレナリン・抗ヒスタミン薬・グルココルチコイドの3本柱」としていた記載を、筋注アドレナリンを第一選択として気道・呼吸・循環の支持を並行し、抗ヒスタミン薬は安定化後の皮膚症状への補助、グルココルチコイドはルーチン投与しないという現行の位置づけへ修正。観察時間も一律の一晩ではなくリスクに応じて個別化するとした。
  190. 2026 07.27

    Paget病ノート作成に伴い、topicノートの治療の優先順位を現行ガイドラインに合わせて修正。

    • トピックOsteomyelitis. Paget's diseasePaget病の治療をカルシトニン→ビスホスホネートの順からビスホスホネート(ゾレドロン酸静注)第一選択・カルシトニンは禁忌/不耐容時の代替、の順に修正(Endocrine Society Clinical Practice Guideline 2014に整合)。
  191. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成(第73バッチ、産婦人科系5件)で参照トピック2件の記述を現行ガイドラインに合わせて更新。

    • トピックPathology of pregnancy子癇前症の定義を修正:旧来の「高血圧+タンパク尿+浮腫(三徴)」を、現行ACOG/ISSHP基準(妊娠20週以降の新規高血圧に、タンパク尿または他の母体臓器障害のいずれかを伴えば診断でき、タンパク尿は必須ではなく浮腫も診断基準に含まれない)に更新。
    • トピックNormal and abnormal positions of the vagina and uterus (genital prolapse) and their treatment経腟メッシュの合併症記載に、米国FDAが2019年4月に前壁・頂部修復用の経腟合成メッシュ製品の販売を中止させた規制措置(現在も継続)を追記し、規制対象外である仙骨腟固定術(腹側からのメッシュ留置)との違いを明記した。
  192. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成(第74バッチ、産婦人科系5件)で葉状腫瘍の外科的マージン方針を扱う参照トピック2件を現行NCCN方針に合わせて更新。

    • トピックBenign breast lesions (symptoms, diagnosis, treatment)葉状腫瘍の記載を修正。良性が悪性化するという誤った経過ではなく組織学的グレード(良性/境界悪性/悪性)による分類であること、NCCN方針(2021年第4版以降)では良性葉状腫瘍に断端確保目的の再切除は不要でボーダーライン・悪性のみ1cm以上のマージンを目標とした広範切除を行うこと、乳房切除術の適応は絶対的サイズ基準(5cm)ではなく腫瘍・乳房比と整容性による個別判断であることを追記・訂正。
    • トピックBreast diseases葉状腫瘍の表の記載が「良性〜悪性まで一律に十分な断端を確保して切除」という古い一律マージン基準の表現になっており、同バッチのbenign-breast-diseaseノートおよびsurgery/b-24(NCCN方針に基づき更新済み)と齟齬があったため、良性=再切除不要・境界悪性/悪性=1cm以上の陰性マージンを目標とした広範切除、という現行NCCN方針に整合する記述に修正した。
  193. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成(第75バッチ、産婦人科系5件:難産・骨盤位/胎位異常・前期破水・前置胎盤・常位胎盤早期剥離)で参照トピック1件のPPROM潜伏期抗菌薬レジメンを現行方針に合わせて更新。

    • トピックAnomalies of rupture of membranes前期破水(PPROM)の待機管理における潜伏期抗菌薬レジメンを修正:エリスロマイシンを第一選択とする記載を、供給不安定・忍容性の問題から現行標準であるアンピシリン+アジスロマイシン(単回投与で同等以上の潜伏期延長効果、絨毛膜羊膜炎・子宮内膜炎の発生率もむしろ良好)に更新し、あわせてエリスロマイシンの投与期間の誤記(1日4回×14日)をMercerプロトコルに基づく正しい投与法(点滴静注6時間ごと48時間→内服8時間ごと5日間、計7日間)に訂正した。
  194. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成(第76バッチ、産婦人科系5件:分娩後出血・産褥敗血症・妊娠悪阻・妊娠性肝内胆汁うっ滞症・多胎妊娠)で参照トピック1件に妊娠性肝内胆汁うっ滞症(ICP)の記載が欠落していたため新設節を追加。

    • トピックPregnancy and gastrointestinal disordersトピックノートに妊娠性肝内胆汁うっ滞症(ICP)の記載が一切なかった(全体像文では「妊娠特有肝疾患」を謳いながら本文は急性妊娠脂肪肝のみだった)ため、総胆汁酸値による重症度分類(軽症19〜39・中等症40〜99・重症100 μmol/L以上)、現行の分娩時期層別化、ウルソデオキシコール酸第一選択の要点を新設節として追加した。
  195. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成バッチ78(ダウン症候群・エドワーズ/パトー症候群・プラダー・ウィリー症候群・先天性甲状腺機能低下症・成長ホルモン分泌不全性低身長症)で参照したトピック1件を現行データに合わせて修正。

    • トピックChromosomal aberrations染色体異常の比較表で、ダウン症候群の特徴に「IQ約25」(重度〜最重度知的障害相当)としていた記載を、現行データに基づく「IQ平均約50(軽度〜中等度知的障害が中心、個人差が大きい)」に修正。
  196. 2026 07.27

    疾患ノート第79バッチ(小児・新生児5疾患)の作成に伴い、参照した小児科トピック3件を現行の一次ガイドラインに合わせて修正。

    • トピックEpiglottitis, Bacterial Tracheitis and Croup急性喉頭蓋炎の起炎菌をHibワクチン導入後の現行分布(Staphylococcus aureus・A群溶血性連鎖球菌・Streptococcus pneumoniae が主体、非莢膜型 Haemophilus influenzae は接種児にも発症するため接種歴で否定しない)へ更新し、経験的抗菌薬を第三世代セフェム単独から、MRSA分離率の高い地域・毒性外観例でのバンコマイシンまたはクリンダマイシン併用の検討を含む記載へ更新。
    • トピックRecognition and Emergency Treatment of Sepsis and Septic Shock新生児へのセフトリアキソンについて「避ける状況がある」という過小な表現を、FDA添付文書に沿った明確な禁忌記載(アルブミンからのビリルビン置換による核黄疸、カルシウム含有輸液との沈殿による死亡例、カルシウム含有輸液を要する生後28日以内の新生児は禁忌)へ修正し、代替としてセフォタキシムを明示。あわせて早発型敗血症の標準的な経験的治療(アンピシリンまたはベンジルペニシリン+ゲンタマイシン)を追記。
    • トピックMetabolic disorders代謝クリーゼ初期対応のフローに、タンパク完全除去の時間上限が欠けていた。24〜48時間を超える完全なタンパク除去は内因性タンパクの異化を促して高アンモニア血症をかえって悪化させるため、「完全除去は48時間以内にとどめ少量の必須アミノ酸を再開」を明記(日本先天代謝異常学会『新生児マススクリーニング対象疾患等診療ガイドライン2025』尿素サイクル異常症に整合)。
  197. 2026 07.27

    疾患ノート第73・74バッチ(10疾患)の作成に伴い、参照トピック7件と既存疾患ノート6件を現行の一次資料に照らして修正。

    • トピックStaphylococcus aureus剥脱毒素をスーパー抗原と誤分類していた記載を修正。ETA/ETBはグルタミン酸特異的セリンプロテアーゼでデスモグレイン1のみを切断し、スーパー抗原活性は否定されている。「隠れる/乗っ取る」の二軸の記憶術を「隠れる/乗っ取る/切り離す」の三軸へ再構成。
    • トピックDisorders associated with prematurity (IRDS, NEC, Sudden Infant Death)乳幼児突然死症候群の節で、弓状核低形成を「SIDSの所見」として列挙し剖検で積極診断できるかのように読める記載を、全所見が非特異的で除外診断であると明記する形へ修正。発生機序を三重リスクモデル+延髄セロトニン系の発達障害へ更新し、予防をAAP 2022推奨へ拡充。
    • トピックJuvenile idiopathic arthritis治療の記載が2026年5月改訂のACR/Arthritis Foundationガイドラインで撤廃された段階的増強(step-up)の原則を前提としていたため、従来型DMARDの失敗を待たない生物学的製剤の導入、第一選択としてのTNF阻害薬、経口メトトレキサートの優先(2019年版からの逆転)へ更新。
    • トピックNon-accidental injury in childhoodTEN-4-FACESp判断ルールの乳児年齢閾値が「生後4か月未満」となっていたが検証済みルールは「生後4.99か月以下」であり、生後4〜5か月児を打撲スクリーニングから取りこぼしていたため修正。「F」を上唇小帯に限定していた記載も口腔内小帯へ一般化。
    • トピックStaphylococcal diseases and toxic shock syndrome蜂窩織炎の項の「ガスも主要病原体で」が、原文GAS(A群溶連菌)を日本語の「ガス」と誤訳した機械スワップ由来のアーティファクトで、ガス産生菌が主要病原体であるかのように読める状態だったため修正。
    • トピックFever with rash in childhoodまとめの「猩紅熱はガスを検査で確認して」が同型のGAS誤訳アーティファクトだったため「A群溶連菌(GAS)」へ修正。
    • トピックMouth and throat disordersまとめの「ガスは年齢と検査結果に基づいて治療する」が同型のGAS誤訳アーティファクトだったため「A群溶連菌(GAS)」へ修正。
    • 疾患異常子宮出血(機能性子宮出血)表内wikilinkのパイプをバックスラッシュでエスケープしていた7箇所を除去。この記法はリンク先URLの末尾に%5Cが付き404になるため。
    • 疾患早産陣痛・早産表内wikilinkのバックスラッシュエスケープを除去(%5C付き404の解消)。
    • 疾患妊娠高血圧腎症・子癇・HELLP症候群表内wikilinkのバックスラッシュエスケープを除去(%5C付き404の解消)。
    • 疾患精巣上体炎・精巣炎表内wikilinkのバックスラッシュエスケープを除去(%5C付き404の解消)。
    • 疾患妊娠糖尿病表内wikilinkのバックスラッシュエスケープを除去(%5C付き404の解消)。
    • 疾患良性乳房疾患表内wikilinkのバックスラッシュエスケープを除去(%5C付き404の解消)。
  198. 2026 07.27

    デスモイド型線維腫症・結節性筋膜炎の定義と治療方針、Ewing肉腫の分類・起源を現行基準へ更新。

    • トピックFibroblast-myofibroblast differentiated soft tissue tumors結節性筋膜炎のUSP6融合を全症例に認めるとの断定を大多数のUSP6再構成へ修正。デスモイド型線維腫症を良性とする定義を中間型(局所侵襲性・非転移性)へ改め、診断直後の広範切除とタモキシフェン・NSAIDsを一律に勧める旧記載を、積極的監視から開始して進行・症状・部位に応じて局所・全身治療を選ぶ現行方針へ更新し、進行性成人例のニロガセスタットを追記。
    • トピックTumors and tumor-like lesions of the boneEwing肉腫を神経外胚葉由来とする旧記載を、原始間葉系幹細胞起源が示唆されるEWSR1–ETS融合未分化小円形細胞肉腫へ修正し、pPNETなどの歴史的用語とWHO 2020の分子分類を明記。
  199. 2026 07.27

    強迫症に対する反復経頭蓋磁気刺激の位置づけと、パーソナリティ症の診断表現を現行の公式基準へ更新。

  200. 2026 07.27

    自殺・自傷トピックの用語・WHO参照と、性機能障害トピックのPDE5阻害薬に関する安全情報を更新。

  201. 2026 07.27

    骨形成不全症ノートの監査で、抗スクレロスチン抗体(setrusumab)の治験結果を最新情報に更新。

    • 疾患骨形成不全症抗スクレロスチン抗体(setrusumab)の記載を「第II相データのみで第III相待ち」から、2025年12月発表の第III相ORBIT/COSMIC試験が主要評価項目(骨折頻度低下)未達だった旨に更新(骨密度の副次評価項目のみ改善、承認見込みは現時点で立っていない。出典: Ultragenyx/Mereo発表、pharmaphorum記事)。
  202. 2026 07.27

    アセトアミノフェン中毒の評価・NAC基準と知的発達症の遺伝学的検査を現行化し、認知症の疾患名表記を修正。

    • トピックMedication Poisoning — Digitalis, Opioids, Benzodiazepines, and ParacetamolRumack–Matthewノモグラムを単回摂取だけに限定していた記載を、摂取開始から24時間未満なら摂取パターンを問わない現行定義へ修正。反復過量時のNAC開始基準と、薬物濃度・AST/ALT・INR・全身予後指標を再評価するACMT 2026のNAC終了基準を追記。
    • トピックMajor and minor neurocognitive disorders (dementia): etiology, diagnostic criteria and clinical management重複していた「アルツハイマー病病」を修正し、疾患名を日本語表記へ統一。NICE NG97に沿って、レビー小体型でのドネペジル・リバスチグミン、ガランタミン、メマンチンの順位を明確化し、純粋な血管性認知症と前頭側頭型へのAChE阻害薬・メマンチン非適応、レビー小体型の抗精神病薬過敏性を追記。
    • トピックIntellectual Disability in Children原因不明の知的発達症で染色体マイクロアレイ・脆弱X検査を先行しエクソーム/ゲノム解析を後段とする旧アルゴリズムを、AAP 2025に沿って、表現型に基づく標的検査または第一段階のゲノム解析/エクソーム解析+染色体マイクロアレイへ更新。脆弱X検査は表現型・家族歴・検査環境に応じて選ぶ位置づけへ修正。
  203. 2026 07.27

    最終疾患バッチの参照トピック4件を、現行の中毒・溺水・環境救急指針に合わせて更新。

  204. 2026 07.27

    デュシェンヌ型筋ジストロフィーノート作成に伴い、topicノートの無治療自然史の記述を治療時代の予後に合わせて修正。

    • トピックMuscular atrophy, dystrophies and myositisDMDの予後を「10〜12歳で車椅子、20歳代前半で死亡」と無治療時代のデータのみで説明していた本文・要約表・結語のblockquoteを、現行の標準治療(ステロイド+心肺管理)下では歩行可能期間が延長し生存が30歳代以降に及ぶ例が増えている旨を明記する記述に修正。
  205. 2026 07.27

    topics/pathologyの辞書カバレッジ・ハーベスト中に見つかった治療推奨の陳旧化を2件修正。

    • トピックMelanocytic tumorsBRAF変異メラノーマの治療をBRAF阻害薬単剤(ベムラフェニブ/ダブラフェニブ)から、現行標準のBRAF+MEK阻害薬併用(ダブラフェニブ+トラメチニブ等)へ修正し、進行転移例では抗PD-1±抗CTLA-4免疫療法がBRAF変異例でも第一選択となることが多い旨を追記(DREAMseq試験・ASCO 2024/NCCNガイドラインに整合)。(出典:ASCO Systemic Therapy for Melanoma Guideline Update
    • トピックGastric tumorsイマチニブ耐性GISTの次治療としてダサチニブを挙げていたが、ダサチニブはGIST標準治療に含まれない薬剤(CML等で使用)であり誤り。NCCNの実際の逐次治療(イマチニブ→スニチニブ→レゴラフェニブ→リプレチニブ)に修正。(出典:NCCN Guidelines for GIST, summarized via OncLive
  206. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成バッチ67(甲状腺結節・甲状腺癌・脂質異常症・肥満症・DKA/HHS)で参照した外科学トピック2件の陳旧化を修正。

  207. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成バッチ68(低血糖・男性性腺機能低下症・ターナー症候群・クラインフェルター症候群・先天性副腎過形成)で参照した遺伝学トピック1件の頻度データを修正。

    • トピックChromosomal aberrations性染色体異数性の頻度表で45,X(ターナー症候群)の頻度が「8/1350」(≈1/169、実際の約15倍の過大値)のまま残っていた点を、現行の疫学値(生児女児1/2,000〜1/2,500)に基づき「40/10万(生児女児)」(1/2,500)へ修正。(出典:StatPearls: Turner Syndrome
  208. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成バッチ69(アンドロゲン不応症・ポルフィリン症・褐色細胞腫・副腎皮質癌・IgA腎症)で参照した病態生理トピック1件の性腺摘除術タイミングの記載を修正。

  209. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成バッチ71(腎動脈狭窄症・腎尿細管性アシドーシス・急性腎盂腎炎/腎膿瘍・尿失禁・精巣捻転/卵巣捻転)で参照したトピック2件を現行ガイドラインに合わせて修正。

    • トピックUrological emergency精巣捻転の診断節で「精巣シンチグラフィが最も確定的な検査」としていた記載を、現行の実臨床ではドプラUS(超音波検査)が第一選択の画像検査であり、精巣シンチグラフィは施行に時間がかかるため緊急対応にはそぐわず、限られた施設・非典型例に限られる二次的な検査である、という位置づけへ修正。(出典:Testicular Torsion, StatPearlsEAU-ESPU Paediatric Urology Guidelines: Summary of 2024 Updates00144-7/fulltext))
    • トピックUrinary incontinence切迫性尿失禁・過活動膀胱(OAB)の治療節が「1→2→3」の一律段階的進行(step therapy)として記載されていたが、2024年AUA/SUFU改訂ガイドラインはこの段階的進行を明確に退け、抗コリン薬とβ3受容体作動薬に優先序列を設けず、第三選択治療(ボツリヌス毒素・神経刺激)も共同意思決定のもとで薬物療法を経ずに早期提示できる「メニュー方式」へ転換したため、節見出しと本文をその内容へ更新。(出典:AUA/SUFU Guideline on Diagnosis and Treatment of Idiopathic Overactive BladderJournal of Urology 2024 guideline
  210. 2026 07.27

    疾患ノート定期作成バッチ72(泌尿生殖器外傷・前立腺炎・停留精巣・包茎/傍包茎・精巣上体炎/精巣炎)で参照したトピック3件を現行ガイドラインに合わせて修正。

    • トピックInjuries to the kidney, the ureter and the bladder腎損傷の治療節を修正:旧来「活動性出血=手術絶対適応」としていた記述を、血行動態安定性を最優先基準とし、他に開腹適応がない活動性出血にはまず選択的血管塞栓術を優先する現行方針に更新。AAST Grade別の非手術的管理の目安と、高Grade・穿通性損傷での追跡CTの適応も追記。(出典:EAU Urological Trauma Guidelines
    • トピックLesions of the urethra and the genital organs, their early and late consequences後部尿道損傷(PFUI)の治療節を修正:受傷後48時間未満の一次尿道形成術は禁忌とする現行方針(急性期はカテーテルで尿路確保→可能なら早期内視鏡下整復、失敗/施行不能なら恥骨上瘻+3か月以上待った待機的尿道形成術)に更新し、旧来の「完全断裂に早期一次吻合術」という記載を削除。女性PFUIは7日以内の早期修復が推奨される点も追記。(出典:EAU Urological Trauma Guidelines
    • トピックInflammations of the prostate and the male genitals急性細菌性前立腺炎の起因菌に淋菌・クラミジア(35歳未満、または高リスク性行動のある35歳以上)を追加し、抗菌薬選択(重症度別レジメン、STI疑い時のセフトリアキソン単回筋注+ドキシサイクリン)と総投与期間を具体化。医学的根拠が確認できない「半去勢術(semicastration)」の記載を削除し、難治性慢性細菌性前立腺炎に対するTURPなど限定的な外科的選択肢の記述に置き換えた。(出典:AAFP: Acute Bacterial Prostatitis、CDC 2021 STI Treatment Guidelines)
  211. 2026 07.26

    疾患ノート第38バッチ(百日咳・レジオネラ症・破傷風・ボツリヌス症・CDI)の作成にあたり、参照した微生物学トピック4件で治療記載が現行ガイドラインより古かったため更新。

    • トピックBordetella genus治療の項がエリスロマイシンを例示するのみで、年齢層による使い分けや曝露後化学予防の期限に言及がなかった。生後1ヶ月以上ではアジスロマイシンが最も広く用いられること、生後1ヶ月未満ではエリスロマイシン・クラリスロマイシンが肥厚性幽門狭窄症のリスクのため推奨されずアジスロマイシンのみが推奨されること、家庭内接触者への曝露後化学予防は咳嗽発症から21日以内に行うことを追記した。
    • トピックLegionella pneumophila治療の項がリファンピシン併用を選択肢の一つとして併記していたが、現行のエビデンスでは呼吸器用フルオロキノロンまたはマクロライドの単剤療法で足り、リファンピシン追加は転帰を改善せず入院期間延長や肝機能障害のリスクを増すことが示されている。単剤療法を第一選択とし、リファンピシン併用は重症例・免疫不全宿主・難治例に限定する旨に修正した。
    • トピックClostridium tetani治療の項に抗菌薬・創部デブリードマン・痙攣管理・自律神経障害への対応が全く記載されておらず、受動免疫(TIG)とワクチンのみだった。メトロニダゾールが抗菌薬の第一選択であること(ペニシリンGはGABA-A受容体拮抗作用により毒素の作用を増強しうるため代替に留まる)、デブリードマンはTIG投与後に行うこと、ベンゾジアゼピンによる痙攣管理、硫酸マグネシウムによる自律神経症状の緩和を追記した。
    • トピックClostridium botulinum and C. difficile2点を修正。①ボツリヌス症の治療が「多価抗毒素血清」とのみ記載され、乳児にはヒト由来のBabyBIGを用いウマ由来のヘプタバレント抗毒素(BAT)は乳児に使用しない点への言及がなかったため追記した。②C. difficile感染症の治療が経口バンコマイシン・メトロニダゾールを並列に記載していたが、2021年IDSA/SHEA改訂以降はフィダキソマイシンが初回・再発いずれも第一選択でメトロニダゾールは初回治療の第一選択から外れているため、その旨に修正した。
  212. 2026 07.26

    疾患ノート第48バッチ(子宮頸癌・子宮体癌・子宮筋腫・多嚢胞性卵巣症候群・卵巣癌)の作成にあたり、参照した婦人科系トピック4件を現行情報に更新。うちPCOSは2026年5月の国際的合意による名称改定(PMOS)を反映。

    • トピックRadiotherapy, surgical and pharmacological treatment of cervical cancer根治的子宮全摘術の項に、低侵襲(腹腔鏡・ロボット支援)手術のアプローチに関する記載がなかった。LACC試験(無作為化比較試験、JCO 2024年最終解析)で低侵襲根治的子宮全摘術が開腹術に比べ無病生存・全生存で有意に劣ることが示され、NCCNガイドラインが開腹アプローチを標準に改訂した旨を追記した。
    • トピックTumors of the endometrium and myometrium①子宮内膜癌(悪性)の節が旧来のI型/II型二分法のみだったため、現行のTCGA由来4分子群(POLEmut/MMRd/NSMP/p53abn)による分子分類と、FIGO2023病期分類がこの分類を病期表記に統合している旨の小節を追加した。②平滑筋腫の節に「稀にしか平滑筋肉腫に転化しない」という記載が、直後の平滑筋肉腫の節の「平滑筋腫からではなくde novoに生じる」という記載と矛盾していたため、平滑筋肉腫は既存平滑筋腫の悪性転化ではなくde novo発生である旨に整合させた(WHO Female Genital Tumours分類に基づく現行コンセンサス)。
    • トピックNon-neoplastic diseases of the ovary and fallopian tube多嚢胞性卵巣疾患(PCOS)の節に、2026年5月の国際的合意プロセスによりpolyendocrine metabolic ovarian syndrome(PMOS)へ改称された旨を追記。あわせて卵巣皮質下の構造を「嚢胞」ではなく発育停止した胞状卵胞(真の病的嚢胞ではない)と訂正し、比較表・まとめのポイントも同様に修正した。
    • トピックDisorders of the gonads多嚢胞性卵巣症候群の見出し・本文に、2026年5月改称のPMOS(polyendocrine metabolic ovarian syndrome)への言及を追加した。診断基準・治療方針は既に現行ガイドライン準拠だったため内容変更なし。
  213. 2026 07.26

    疾患ノート第50バッチ(食道癌・アカラシア・好酸球性食道炎・セリアック病・過敏性腸症候群)の作成にあたり、参照した食道癌トピック2件を現行情報に更新。ESOPEC試験(NEJM 2024/2025)を受けた組織型別の術前治療方針を反映。

    • トピックRadiotherapy, surgical and pharmacological treatment of esophageal cancer切除可能局所進行癌の治療アルゴリズムが「術前化学放射線または周術期化学療法」と組織型を区別せず併記していたため、ESOPEC試験(438例のランダム化第III相試験、NEJM)で周術期化学療法(FLOTレジメン)が術前化学放射線療法(CROSSレジメン)より全生存期間を延長した(中央値66か月 vs 37か月)ことを受け、腺癌ではFLOT型周術期化学療法を優先し、扁平上皮癌ではCROSS型術前化学放射線療法を継続する、というNCCNガイドラインの組織型別方針を明記した。
    • トピックMalignant diseases of the oesophagus, diagnosis, treatment根治治療の一覧表で「術前化学放射線療法または組織・部位に応じた周術期化学療法後に手術」と一括表記されていた局所進行切除可能癌の項を、腺癌(周術期FLOT優先、ESOPEC試験に基づく)と扁平上皮癌(CROSS型術前化学放射線療法)の2行に分割し、現行の組織型別方針を明確化した。
  214. 2026 07.26

    疾患ノート第51バッチ(憩室症・憩室炎、腸間膜虚血、細菌性急性胃腸炎、良性肛門疾患、イレウス・腸閉塞)の作成にあたり、参照したイレウストピック1件を現行のエビデンスに合わせて修正。

    • トピックIleus. Diagnosis and treatment「絞扼の4徴候(発熱・頻脈・限局圧痛・白血球増多)がそろえば緊急手術適応」と断定的に記載していたが、これらの古典的徴候は単独でも組み合わせても感度・特異度が低く、そろわなくても絞扼を否定できないという現行のエビデンスに合わないため、造影CT所見・乳酸値と総合して判断する旨に修正した(同一トピック内の要点・まとめ両方を修正)。
  215. 2026 07.26

    疾患ノート第53バッチ(腹壁ヘルニア、膵癌、慢性膵炎、肝細胞癌、胆道癌)の作成にあたり、参照した外科トピック2件を現行のエビデンス・ガイドラインに合わせて修正。

    • トピックSurgical aspects of chronic pancreatitis (symptoms, diagnosis, treatment)手術適応を「膵癌が疑われる場合、または難治性疼痛の場合」とのみ記載し、内視鏡治療が奏効しない場合の最後の手段であるかのような位置づけだったが、拡張した主膵管を伴う疼痛性の閉塞性慢性膵炎では、内視鏡治療を反復してから手術に進むstep-upより、適切な手術候補には早期の外科的減圧術を検討する方が長期の疼痛制御・患者満足度に優れることをESCAPE試験の長期追跡(JAMA Surgery 2024)が示しているため、その旨の⭐コールアウトを追記した。
    • トピックTumors of the biliary tract (bile duct and gallbladder)切除不能・転移性胆道癌の緩和的全身療法を「化学療法(フルオロピリミジン系)」とのみ記載していたが、現在はNCCNガイドライン(Biliary Tract Cancers, V2.2025)でゲムシタビン+シスプラチンにデュルバルマブまたはペムブロリズマブを加える免疫化学療法(TOPAZ-1試験・KEYNOTE-966試験)がカテゴリー1の第一選択であるため、その旨に修正した。
  216. 2026 07.26

    疾患ノート第54バッチ(自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎/原発性硬化性胆管炎・非アルコール性脂肪肝疾患・アルコール性肝疾患・バッド・キアリ症候群)の作成にあたり、参照トピック2件の古い名称・治療記載を現行の一次資料に基づき修正。

    • トピックMetabolic and inherited liver diseasesNAFLD/NASHという名称のまま記載されていた点を、2023年のAASLD・EASLなど多学会合意によるMASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)/MASH(同脂肪肝炎)への改称を反映して修正し、除外診断(非飲酒)から心代謝リスク因子に基づく積極的診断への転換とMetALDの位置づけを追記した。
    • トピックCirculatory disorders of liverバッド・キアリ症候群の治療が「門脈体循環シャントで予後改善」という外科的シャント優位の古い記載のままだった点を、現行のAASLD/EASL/APASLガイダンスに基づく抗凝固療法を基盤とした段階的治療(血管形成術→TIPS→肝移植のstepwise approach)へ更新した。
  217. 2026 07.26

    疾患ノート第55バッチ(急性胆管炎・ヘモクロマトーシス・ウィルソン病・ヒルシュスプルング病・肥厚性幽門狭窄症)の作成にあたり、参照トピック1件の発生学的な誤りを修正。

    • トピックDigestive System — Clinicalヒルシュスプルング病の機序記載で、腸管神経堤細胞の移動方向が「直腸から口側へ向かう途中で停止」と実際とは逆向きに書かれていた点を、正しい頭側から尾側(口側から肛門側)への移動が直腸に達する前に停止するという記載へ修正した。
  218. 2026 07.26

    疾患ノート第39バッチ(ジフテリア・伝染性単核球症・ウイルス性胃腸炎・インフルエンザ・ムンプス)の作成にあたり、参照した微生物学トピック2件で治療・予防の記載が現行の一次資料と異なっていたため更新。

    • トピックCorynebacterium diphtheriae, diphtheroids and the Propionibacterium genus治療の項で「ペニシリン・エリスロマイシン・アミノグリコシド系抗菌薬の併用」としていたが、CDCの現行臨床ガイダンスでは呼吸器・皮膚ジフテリアの抗菌薬治療はペニシリンまたはエリスロマイシンの14日間投与のみが推奨されており、アミノグリコシド系抗菌薬は適応に含まれない。アミノグリコシドの記載を削除し、投与期間(14日間)を明記した。
    • トピックRota-, Calici- and Astrovirusesロタウイルスワクチンの接種年齢制限を「生後3か月以前に開始」と曖昧に記載していたが、CDC/ACIPの現行推奨では初回接種は生後15週0日(14週6日まで)を過ぎると開始できず、全接種は生後8か月0日までに完了する必要がある。年齢閾値をACIPの正確な基準に修正した。
  219. 2026 07.26

    疾患ノート第40バッチ(麻疹・細気管支炎(RSV)・ポリオ・狂犬病・風疹)の作成にあたり、参照した微生物学トピック1件でRSV予防薬の記載が現行の一次資料より古かったため更新。

    • トピックParamyxoviruses: RSV, ParainfluenzavirusRSV予防の記載がパリビズマブ(高リスク乳児へのシーズン中反復投与)のみだったが、2023年以降のニルセビマブ・クレソロビマブ(2025年)のFDA承認とAAP 2025年ポリシーステートメントにより、初回RSVシーズンを迎えるすべての乳児(高リスク児に限定しない)への単回投与がRSV予防の第一選択に置き換わっている。パリビズマブは2025年末で販売終了となったため、本文・比較表・まとめの3箇所をニルセビマブ/クレソロビマブへ更新した。
  220. 2026 07.26

    疾患ノート第41バッチ(ウイルス性肝炎・マラリア・エキノコックス症・住血吸虫症・ニューモシスチス肺炎)の作成にあたり、参照した微生物学トピック3件で治療・予防の記載が現行の一次資料より古かったため更新。

    • トピックHepatitis viruses: B, C, D, GB型肝炎の治療がラミブジン+インターフェロンαのみだったが、AASLD/EASL 2024-2025年版ガイドラインでは高耐性バリアのテノホビル・エンテカビルが第一選択であり、ラミブジンは耐性出現率の高さから第一選択を外れたレガシー薬に位置づけられる。第一選択薬を明記し、ラミブジンの位置づけを訂正した。
    • トピックPlasmodiaPlasmodium falciparumの治療がクロロキン・メフロキン・アルテミシニンを並列に挙げていたが、falciparumに対するクロロキン耐性は世界的に広範囲へ拡大しておりWHOはACT(アルテミシニン系combination therapy)を第一選択として推奨している。また、マラリアワクチンの記載が「2018年以降」となっていたが、WHOがRTS,S/AS01を推奨したのは2021年、R21/Matrix-Mを推奨したのは2023年であり、年代とワクチン名を訂正した。
    • トピックEchinococcus speciesE. granulosus(単包性包虫症)の治療が外科的摘出とメベンダゾール/アルベンダゾールの記載のみで、WHO-IWGE病期分類に基づく低侵襲治療PAIR(穿刺・吸引・注入・再吸引)の記載が欠落していた。嚢胞径・病期に応じたアルベンダゾール単独/PAIR+アルベンダゾール/外科的摘出の使い分けを追加した。
  221. 2026 07.26

    疾患ノート第42バッチ(侵襲性アスペルギルス症・クリプトコッカス症・トキソプラズマ症・デング熱ほかアルボウイルス感染症・プリオン病)の作成にあたり、参照した微生物学トピック4件で治療・予防の記載が現行の一次資料より古かったため更新。

    • トピックFlaviviruses (yellow fever, Dengue)デング熱の予防を「弱毒生ワクチンは黄熱のみ」としていたが、2023年9月にWHO SAGEが高度流行地域の6〜16歳児への導入を推奨した弱毒生ワクチンQdenga(TAK-003、血清判定不要)が実用化されている。旧世代のDengvaxia(CYD-TDV)は未感染者への接種で抗体依存性感染増強による重症化リスクが問題となり既感染者限定の使用にとどまっていたが、需要低下により製造終了となった点も含めて予防節・まとめを更新した。
    • トピックFlaviviruses: tick-borne encephalitis, West Nile and Zika virus「黄熱と異なり、デング・West Nile・Zikaには実用化ワクチンはない」という記載が、3-23で修正したデング熱ワクチン(Qdenga/TAK-003、2023年WHO SAGE推奨)の現状と矛盾していたため、デングを対象から除外し3-23への参照を追加した。
    • トピックZygo- (phyco-) mycoses. Aspergillus species and Penicillium genus侵襲性アスペルギルス症の治療を「アムホテリシンB」と記載していたが、IDSA 2016年版ガイドラインでは静注ボリコナゾールが第一選択(強い推奨・高品質エビデンス)で、アムホテリシンBは不耐用時等の代替薬に位置づけが変わっている。第一選択薬を明記し、アスペルギローマの治療も無症候例は経過観察・有症状例のみ外科的切除に修正した。
    • トピックCryptococcus neoformans, Pneumocystis jirovecii (carinii)クリプトコッカス髄膜炎の導入療法が「アンフォテリシンB+フルシトシンを2週間」という古典的レジメンのみだったが、WHO 2022年版ガイドラインはAMBITION-cm試験の結果を受け、リポソーマルアンフォテリシンB単回高用量(10 mg/kg)+フルシトシン14日間+フルコナゾールを毒性が少なく実装しやすい標準治療として推奨している。両レジメンを併記する形に更新した。
  222. 2026 07.26

    疾患ノート第43バッチ(腸管線虫症・腸管原虫症・マイコプラズマ肺炎・不明熱・再生不良性貧血)の作成にあたり、参照した微生物学トピック2件で診断・治療の記載が現行の一次資料より古かったため更新。

    • トピックMycoplasma and Ureaplasma genus診断表のPCRの記載「感度は優れるが特異度は低い(他菌種との交差反応あり)」を、現行文献(特異度92〜100%、培養よりゴールドスタンダードとして位置づけ)に基づき「現行のゴールドスタンダード。高感度・高特異度(培養より迅速)。ただし無症候性保菌でも陽性となりうるため臨床像と併せて解釈する」へ修正。旧記載は寒冷凝集反応など血清学的検査に典型的な交差反応の弱点をPCRに誤って適用したもので、現行のPCR診断精度と矛盾していた。
    • トピックCryptosporidium spp. and Blastocystis hominis免疫不全患者(HIV/AIDS)向けの治療記載が「ニタゾキサニド、マクロライド系(スピラマイシン、アジスロマイシン)」のみだった。現行のNIH/HIV.gov opportunistic infectionsガイドラインでは、ARTによる免疫再構築が唯一確立された有効な治療でありARTなしに寄生虫根絶は困難な点、ニタゾキサニドの有効性がCD4>50/µLの患者に限られる点、マクロライド単独療法の有効性が確立されていない点が欠けていたため、治療節とまとめを修正。
  223. 2026 07.26

    疾患ノート第44バッチ(巨赤芽球性貧血・慢性疾患に伴う貧血・遺伝性/後天性溶血性貧血・鎌状赤血球症・サラセミア)の作成にあたり、参照トピック1件でCKD貧血のESA開始基準が2026年改訂KDIGOガイドラインより古かったため更新。

    • トピックAnemia associated with chronic diseases非透析CKDにおけるESA開始基準を「Hb 8.5〜10.0 g/dLの範囲で個別化」という固定閾値の記載から、KDIGO 2026年改訂版が採用した『固定閾値を廃止し、症状・利益・リスクを踏まえた共有意思決定で個別化する』方針へ更新。透析患者の開始基準(Hb 9〜10 g/dL以下)を明記し、維持Hb 11.5 g/dL未満という上限自体は現行のまま維持した。
  224. 2026 07.26

    疾患ノート第45バッチ(フォン・ヴィレブランド病・慢性骨髄性白血病・真性多血症/本態性血小板血症/原発性骨髄線維症・骨髄異形成症候群・急性リンパ性白血病)の作成にあたり、参照トピック2件で不正確な記載を修正。

    • トピックPolycythemia vera, essential thrombocythemiaETの生命を脅かす血小板増多への緊急処置が「血漿交換」と誤記されていたため、正しい処置である「血小板アフェレーシス(plateletpheresis)」に修正し、効果が一過性でヒドロキシウレア等の細胞減量薬を同時に開始する点を補足した。血漿交換は血小板を除去しないため、この適応では成立しない。
    • トピックMyelodysplastic syndromes「芽球増加を伴うMDS(>20%)」という記載は誤りで、芽球比率20%以上は定義上AML(国際コンセンサス分類ではMDS/AML)となるため、MDS-EBの正しい範囲(骨髄5〜19%または末梢血2〜19%)に修正した。
  225. 2026 07.26

    疾患ノート第47バッチ(溶血性尿毒症症候群・血液腫瘍救急・腎細胞癌・膀胱癌・精巣腫瘍)の作成にあたり、参照トピック3件で古い統計・治療戦略を現行の一次資料に基づき修正。

    • トピックTumors of kidney腎細胞癌の5年生存率が「約45%」という古い統計のまま残っていたため、SEERデータ(2015〜2021年診断例)に基づき「全病期合計で約79%(限局例93%、地域進展例76%、遠隔転移例19%)」に修正した。
    • トピックTumors of the testis根治的精巣摘除後の治療を「精上皮腫→放射線、非精上皮腫→化学療法」と単純化していた記載を、現行のNCCNガイドラインに基づき「ステージIはいずれの組織型でも経過観察が第一選択(放射線・カルボプラチン単剤、後腹膜リンパ節郭清・BEP1サイクルは代替選択肢)」に更新した。
    • トピックMuscle-invasive bladder cancer筋層浸潤性膀胱癌の周術期・転移例の全身療法が更新に追いついていなかったため、NIAGARA試験に基づく周術期デュルバルマブ(術前化学療法併用+術後継続、2025年NCCNカテゴリー1・FDA承認)、CheckMate 274試験に基づく術後補助ニボルマブ、EV-302試験に基づくenfortumab vedotin+ペムブロリズマブの一次治療優先化、JAVELIN Bladder 100試験に基づくアベルマブ維持療法を追記した。
  226. 2026 07.25

    疾患ノート3件(急性骨髄性白血病・骨粗鬆症・原発性アルドステロン症)の新規作成過程で、参照トピック3件に医学的誤りを発見・修正。

    • トピックAcute myeloid leukemia, lymphoplasmocytic lymphoma免疫表現型表で巨核芽球(M7)のマーカーが単芽球系マーカーの「CD64」と誤記されていたのを、正しいCD41・CD61(CD42b)に修正。単芽球の行にもCD64を追記。
    • トピックPrimary and secondary hyperaldosteronism原発性アルドステロン症のサブタイプ頻度を旧来のアルドステロン産生腺腫(APA)約80%/特発性両側過形成(IHA)約20%から、現行文献に基づく未選択スクリーニング集団の実態であるIHA約60%/APA約40%へ修正。
    • トピックHypo- and hyperfunctions and tumors of the adrenal gland褐色細胞腫の「10の法則」を無条件の事実として記載していたのを、遺伝学的検査の進歩により現在は不正確(家族性は実際約30〜40%、悪性は転移の有無で定義され頻度は遺伝子型依存)である旨の注記に修正。
  227. 2026 07.25

    疾患ノート「リーシュマニア症」の新規作成過程で、参照トピック1件の治療に関する記載を現行のIDSA/ASTMHガイドラインに合わせて更新。

    • トピックLeishmaniae治療の項が「いずれの病型にもスチボグルコン酸ナトリウム+インターフェロンγ、内臓型にはアムホテリシンB」という画一的な記載になっていた。現行のIDSA/ASTMHガイドラインでは病型・原虫種・流行地域・宿主要因に応じて治療を個別化しており、内臓型はリポソーマルアムホテリシンB(または南アジア由来L. donovaniの免疫正常患者では経口ミルテホシン)が第一選択、単純な皮膚型は局所療法を優先、粘膜皮膚型は全例で全身治療を行うのが現行標準であるため、その内容に修正した。
  228. 2026 07.25

    疾患ノート第37バッチ(結節性紅斑・腸チフス・コレラ・赤痢・ペスト)の作成過程で、参照トピック4件の抗菌薬治療に関する記載を現行のCDC/WHO一次資料に合わせて更新。

    • トピックSalmonella typhi and Salmonella paratyphi A, B, C治療の項がフルオロキノロン系を筆頭に列挙するのみで耐性状況への言及がなかった。フルオロキノロン耐性が南アジア由来株を中心に拡大し経験的第一選択から外れていること、現行はアジスロマイシン・セフトリアキソンが経験的第一選択であること、パキスタン・イラク由来の超多剤耐性(XDR)株はアジスロマイシン・カルバペネムにのみ感受性を保つことを追記した。
    • トピックVibrio cholerae治療の抗菌薬選択肢が「テトラサイクリン系、シプロフロキサシン」のみで具体的な第一選択・用量・耐性時の代替が示されていなかった。ドキシサイクリン単回投与を第一選択とし、乳児・妊婦や耐性疑い時の代替としてアジスロマイシンを追記、小児への亜鉛補充にも言及した。
    • トピックShigella genus治療の項に薬剤耐性拡大への言及がなかった。CDCが2023年に発出した超多剤耐性(XDR)赤痢菌(アンピシリン・アジスロマイシン・セフトリアキソン・シプロフロキサシン・ST合剤に耐性)の急増(XDR比率が2021年0%→2024年17%)を追記し、経験的単剤投与ではなく感受性検査に基づく選択を明記した。
    • トピックYersinia genus (Y. pestis and yersiniosis)ペストの治療がアミノグリコシド+ドキシサイクリンの併用を標準治療であるかのように記載していた。2021年CDC改訂ガイドラインでは腺ペスト・敗血症型ペストの第一選択はアミノグリコシドまたはフルオロキノロン(シプロフロキサシン等、本改訂で新たに第一選択へ追加)の単剤治療であり、併用療法は肺ペスト・髄膜炎など重症例に限られる点を修正した。
  229. 2026 07.25

    疾患ノート3件(血友病A・B、強直性脊椎炎、痛風)の新規作成過程で、参照トピック2件に医学的誤りを発見・修正。

  230. 2026 07.25

    疾患ノート5件(急性虫垂炎、胃食道逆流症、鼠径ヘルニア、統合失調症、気分障害)の新規作成過程で、参照トピック3件を現行の一次資料に合わせて修正。

    • トピックAppendicitis acuta. Diagnosis and treatmentAlvarado scoreの判定を旧来の二分法(0-3で除外、4以上で精査)から、現行の三段階リスク層別化(5未満は低確率で除外、感度約99%/5-6は中間で画像検査が必要/7以上は高確率で特に男性では画像なしの手術方針も許容)へ修正し、成人ではスコア単独で確定診断としないというWSES 2020の推奨を追記。
    • トピックInguinal and femoral hernias腹腔鏡下(TEP/TAPP)修復とLichtenstein法の位置づけを更新。2023年改訂の国際HerniaSurgeガイドラインでは、術者の技量・設備が十分であれば両側・再発・女性に限らず片側初発の鼠径ヘルニアでも腹腔鏡下修復をLichtenstein法より優先する強い推奨(術後疼痛・慢性疼痛の減少が根拠)へ改められており、その旨と留意点(コスト・習熟曲線)を追記。
    • トピックPsychopharmacology I: Antipsychotics and anxiolytics: mechanism of action, indications, effects and side effects抗精神病薬の表に、2024年にFDA承認された非ドパミン作動性(ムスカリンM1/M4作動)のキサノメリン・トロスピウム塩化物合剤(xanomeline-trospium、商品名Cobenfy)を追加。従来のD2遮断薬とは異なる作用機序であることを明記。
  231. 2026 07.25

    疾患ノート「前立腺肥大症」の新規作成過程で、参照トピック1件を現行の一次ガイドラインに合わせて修正。

    • トピックConservative and surgical treatment of BPH (benign prostatic hyperplasia)低侵襲治療の一覧表に、経尿道的マイクロ波療法(TUMT)・経尿道的針焼灼術(TUNA)のみを挙げていた旧構成を修正。AUA 2023年版ガイドライン改訂でTUMT/TUNAが推奨声明から除外されレガシー技術として位置づけ直された旨を明記し、現行のAUA/EAUガイドラインが実際に推奨する低侵襲選択肢(前立腺尿道リフト術=UroLift、水蒸気治療=Rezum、前立腺動脈塞栓術)とホルミウムレーザー前立腺核出術(体積上限なく適応可)を追記した。
  232. 2026 07.25

    疾患ノート「リウマチ熱・リウマチ性心疾患」の新規作成過程で、参照トピック1件のJONES基準記載を現行の2015年AHA改訂版に合わせて修正。

    • トピックRheumatic fever and rheumatic myocarditis改訂前の記載は1992年版に近い一律のJONES基準(大基準5つ・小基準3つを列挙するのみ)だった。2015年AHA改訂版に基づき、先行溶連菌感染の証拠を原則必須とする条件、心エコー・ドプラでの潜在性心炎(subclinical carditis)の大基準への追加、対象集団のリスク(低リスク人口/中〜高リスク人口)による関節炎(多関節炎のみ vs 単関節炎・多関節痛も可)・発熱閾値(38.5℃ vs 38.0℃)・ESR閾値(60mm/時 vs 30mm/時)の層別化を追記した。
  233. 2026 07.25

    疾患ノート「結節性多発動脈炎」の新規作成過程で、参照トピック1件のHBV関連PANの疫学的記載を現行の統計に合わせて修正。

    • トピックSjögren Syndrome, Scleroderma, Polyarteritis NodosaPANのHBV関連割合が「約30%」と、HBVワクチン普及・血液製剤スクリーニング導入前の古い数値のまま記載されていた。現行の総説等に基づき「現在は約5〜10%」へ更新し、ワクチン普及前の約30%から低下した経緯を併記した。
  234. 2026 07.25

    疾患ノート「α1アンチトリプシン欠乏症」の新規作成過程で、参照トピック1件のAAT補充療法の適応記載を2025年版現行ガイドラインの具体的基準に合わせて修正。

    • トピックGenetic pulmonary disorders静注AAT補充療法の適応が「重症欠乏かつ適切な肺病変では検討する」という曖昧な記載のみだった。2025年カナダ胸部疾患学会(CTS)の目標指向型testing/augmentationガイドラインに基づき、血清AAT<11 μmol/L(<0.57 g/L)、AAT欠乏関連SERPINA1遺伝子型確認済み、非喫煙/禁煙、FEV1<80%予測値、画像上肺気腫あり、COPD治療最適化済み、という具体的な条件付き推奨基準を明記した。
  235. 2026 07.25

    疾患ノート「蕁麻疹」の新規作成過程で、参照トピック1件の慢性蕁麻疹治療アルゴリズムを2025年FDA承認薬を反映した現行の内容に更新。

    • トピックManagement of Chronic Urticaria抗ヒスタミン薬抵抗性の慢性自然発症性蕁麻疹への段階的治療で、オマリズマブの次の選択肢としてシクロスポリンのみを挙げていた記載に、2025年9月30日にFDAが承認した経口BTK阻害薬レミブルチニブ(商品名Rhapsido)を追加。オマリズマブと並ぶ追加治療の選択肢として位置づけ、比較試験ではオマリズマブがなお高い奏効率を示す一方、レミブルチニブは経口投与・速い効果発現という特徴を持つ旨を明記した。
  236. 2026 07.25

    疾患ノート「水痘・帯状疱疹」の新規作成過程で、参照トピック1件の帯状疱疹予防ワクチンに関する記載を現行のACIP推奨に合わせて更新。

    • トピックHerpesviruses: VZV予防の項が「生ワクチンを小児・高齢者に接種し、60歳以上には帯状疱疹予防の追加接種(ブースター)を行う」という記載のみで、水痘の一次予防(生ワクチン)と帯状疱疹の再活性化予防を区別していなかった。旧来の生帯状疱疹ワクチン(zoster vaccine live: ZVL)は2020年に米国で販売中止となっており、現行のACIP推奨では50歳以上の免疫正常者・19歳以上の免疫不全者に組換え帯状疱疹ワクチン(RZV、非生ワクチン)を2回接種するのが第一選択であるため、水痘生ワクチンと帯状疱疹ワクチンの項目を分離し、RZVへの切り替えを明記した。
  237. 2026 07.24

    疾患ノート定期バッチ(肥大型心筋症・急性膵炎・HIV感染症/AIDS)の作成過程で、参照トピック4件の医学的現行性を更新。

    • トピックHypertrophic cardiomyopathy治療節に心筋ミオシン阻害薬(マバカムテン、アフィカムテン)、ジソピラミド、外科的中隔心筋切除術を追加し、ICD適応を単純な壁厚閾値ではなく危険因子に基づく共同意思決定として記載するよう更新(2024年AHA/ACC/マルチソサエティHCMガイドライン、2023年ESC心筋症ガイドラインに整合)。
    • トピックGeneral Medical Aspects of HIV InfectionAIDS指標疾患の一覧にあったOCR文字化け「種子寒天髄膜炎」をCryptococcus neoformansによる「クリプトコッカス髄膜炎」に修正。
    • トピックRetroviruses and AIDSHIV確認検査の記載を、現在は使われないウエスタンブロットから、CDC現行アルゴリズム(第4世代抗原抗体同時検査→HIV-1/2抗体鑑別検査→判定保留時のHIV-1 RNA核酸増幅検査)へ更新。
    • トピックScreening and verification of HIV-infections. Microbes causing opportunistic infections related to AIDS (list)HIVスクリーニング節と診断フローチャートを旧来のELISA→ウエスタンブロット二段階アルゴリズムからCDC現行の第4世代抗原抗体同時検査ベースのアルゴリズムへ全面更新し、OCR文字化け「種子寒天 neoformans」をCryptococcus neoformansに修正。
  238. 2026 07.24

    疾患ノート定期バッチ(大動脈弁狭窄症・バセドウ病・細菌性髄膜炎)の作成過程で、参照トピック4件の医学的現行性を更新。

    • トピックPathogenesis of hyperthyroidism and its symptoms甲状腺クリーゼの治療記載でチオナミド投与が抜けて高用量ヨウ素点滴のみになっていた点、およびTRAb/TSIを「しばしば抗TPO抗体」と誤って説明していた点を修正。チオナミド→ヨウ素の順序(Jod-Basedow現象の回避)とTRAb/TSIと抗TPO抗体の区別を明記。
    • トピックThyroiditis, hypo- and hyperfunctions of the thyroid gland抗甲状腺薬としてメチマゾールとPTUを並列列挙し優先順位が不明瞭だった記載を、メチマゾール優先・PTUは妊娠第1三半期や甲状腺クリーゼなど限定的状況に限る旨へ修正。
    • トピックInfections of the central nervous system (meningitis, encephalitis)真菌性髄膜炎の起因菌名がOCRで「種子寒天neoformans」と文字化けしていたのをCryptococcus neoformansへ修正。
    • トピックNeisseria meningitidis. Apathogenic Neisseria species存在しない血清型「D」を含む髄膜炎菌ワクチン記載を削除し、5価ワクチン(MenABCWY)の情報を追加。本文とまとめ節の両方に残っていた同じ誤記を整合させて修正。
  239. 2026 07.24

    疾患ノート定期バッチ(深部静脈血栓症・鉄欠乏性貧血・肺癌)の作成過程で、肺癌領域の参照トピック3件の医学的現行性を更新。

    • トピックEpidemiology, etiology, histology, staging, symptoms and diagnosis of lung cancerTNM病期分類が第8版のN1/N2/N3のみだった記載に、2025年発効の第9版(IASLC肺癌病期分類プロジェクト)によるN2のN2a(単一リンパ節ステーション)/N2b(複数リンパ節ステーション)分割を追加し、T・M分類は不変で一部症例がIIB/IIIA/IIIB間で再分類される旨を明記。
    • トピックPrimary and metastatic tumors of the lung肺癌の全体5年生存率を旧来の約15%とする記載を、米国2015〜2021年診断例に基づく現行データ(全病期約28%、NSCLC約32%、SCLC約9%、病期別内訳を含む)へ更新。
    • トピックSurgical and pharmacological treatment of lung cancer分子標的治療のフローでKRAS G12C陽性例も他ドライバーと同様に一次治療で分子標的薬へ進むように読めた記載に、NCCN現行指針に基づき一次治療は免疫療法単独・化学免疫療法を優先しKRAS G12C阻害薬は二次治療以降とする注記を追加。SCLC再発治療にtarlatamab(DLL3標的T細胞誘導二重特異性抗体)を追加し、限局型SCLCの同時化学放射線療法後にADRIATIC試験に基づくデュルバルマブ地固め療法(FDA承認済み)を追加。
    • トピックRadiotherapy of lung cancer限局型SCLCの放射線療法記載に、ii-28と整合させる形でADRIATIC試験に基づくデュルバルマブ地固め療法(FDA承認済み)を追加。
  240. 2026 07.24

    疾患ノート定期バッチ(ネフローゼ症候群・原発性副腎不全・大腸癌)の作成過程で、参照トピック3件の医学的現行性を更新。

    • トピックThe nephrotic syndrome膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)の電顕I/II/III型分類を現行の唯一の枠組みとして提示していた記載に、2013年以降の免疫蛍光所見に基づく機序別分類(免疫複合体性MPGN vs 補体性のC3腎症)との対応を補足する注記を追加。旧来の「II型MPGN=高密度沈着物病」はC3腎症の一病型として位置づけた。
    • トピックAdrenocortical insufficiency (acute/chronic); congenital adrenal hyperplasiaエポニムの誤記「Waterhouse-Friedrichsen」を正しい綴り「Waterhouse-Friderichsen」へ2箇所修正。
    • トピックSurgical and pharmacological treatment of small intestinal and colorectal cancerBRAF V600E変異転移性大腸癌の一次治療がFOLFOX+エンコラフェニブ+セツキシマブ/パニツムマブ(BREAKWATER試験、2025年FDA本承認)へ更新されたことを反映し、既治療後の2剤レジメンと区別。MSI-H/dMMR転移癌の一次治療にニボルマブ+イピリムマブ(CheckMate-8HW試験、2025年FDA承認)も追記。
  241. 2026 07.24

    疾患ノート定期バッチ(ネフリティック症候群・多発性骨髄腫・多発性硬化症)の作成過程で、参照トピック3件の医学的現行性を更新。

    • トピックRapidly progressive glomerulonephritisIII型(ANCA関連/pauci-immune)RPGNの治療記載を、シクロホスファミド優先からリツキシマブ優先(再燃例・PR3-ANCA陽性例で特に)+アボコパン併用可へ更新し、血漿交換は全例ではなく重症腎障害・肺胞出血などの選択例に限定する旨(PEXIVAS試験の結果を反映)を本文・比較表・まとめの3箇所に追記。
    • トピックMultiple myeloma and related plasma cell disorders生存期間中央値「4〜6年」は新規薬剤(プロテアソーム阻害薬・免疫調節薬・抗CD38抗体)導入前の旧いデータで現状を過小評価していたため、自家移植適応例で10年超、移植非適応・高齢例でも約5年へ更新。あわせて治療記載を「化学療法+自家骨髄移植」から現行標準の複合薬物療法+自家末梢血幹細胞移植へ修正。
    • トピックDiseases of myelin「4つの臨床経過:再発寛解型・二次性進行型・一次性進行型・進行再発型」という記載が2013年Lublin改訂で廃止された進行再発型(PRMS)を独立病型として残していたため、CISを含む現行の4病型+活動性/進行性修飾語の枠組みに修正し、PRMSは現在は活動性を伴う一次進行型として扱う旨を明記。
  242. 2026 07.24

    疾患ノート定期バッチ(尿路感染症・急性肝不全・前立腺癌)の作成過程で、参照トピック2件の医学的現行性を更新。

    • トピックTreatment of advanced prostate cancer去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)獲得後の治療として、PARP阻害薬(オラパリブ:HRR/BRCA変異陽性例、既治療後単剤またはアビラテロン+プレドニゾロンとの一次併用)とPSMA標的療法(177Lu-PSMA-617、PSMA PET陽性mCRPCへの適応拡大)の節が完全に欠落していたため新設。
    • トピックCarcinoma of the prostate肝毒性のため主流でなくなった抗アンドロゲン薬フルタミドの記載をビカルタミド等へ修正し、mHSPCへの診断早期からのADT+ARPI/ドセタキセル併用が現行標準である旨を追記。あわせてGleasonパターン表のみでISUP Grade Group(1〜5)の対応が欠けていたため表を追加(2014年ISUPコンセンサス/WHO 2016準拠)。
  243. 2026 07.24

    疾患ノート定期バッチ(肺高血圧症・甲状腺機能低下症・抗リン脂質抗体症候群)の作成過程で、参照トピック1件の医学的現行性を更新。

    • トピックPulmonary hypertension肺高血圧症の定義がRobbins病理学の伝統的な比率表現(肺動脈圧が体循環圧の1/4以上)と旧来の一次性/二次性の二分法のみで、現行のWHO第1〜5群分類との対応が欠落していたため、2022年ESC/ERSガイドラインに基づく血行動態的定義(安静時mPAP>20 mmHg、前毛細血管性PHはPAWP≤15 mmHg・PVR>2ウッド単位を追加)を明記し、旧mPAP≥25 mmHg閾値を廃止として注記。一次性=第1群、二次性=第2〜4群という対応関係を追記し、病理学的な機序記載自体は保持した。
  244. 2026 07.24

    疾患ノート定期バッチ(気胸・血栓性血小板減少性紫斑病・シェーグレン症候群)の作成過程で、参照トピック1件の医学的誤りを修正。

    • トピックSLE, systemic sclerosis and Sjögren's syndromeシェーグレン症候群の悪性腫瘍リスクの記載が「偽リンパ腫(10%)/ホジキンリンパ腫(1%)」となっており、シェーグレン症候群に伴うリンパ腫は非ホジキンB細胞リンパ腫(大半がMALT型辺縁帯リンパ腫)であってホジキンリンパ腫ではないという誤りがあったため、「非ホジキンB細胞リンパ腫(大半がMALT型辺縁帯リンパ腫、生涯リスク約5〜10%)」へ修正し、旧来の「偽リンパ腫」という呼称は現在は低悪性度MALTリンパ腫のスペクトラムに含まれると理解されている旨を追記した。
  245. 2026 07.23

    高血圧症と2型糖尿病の参照トピック2件を現行ガイドラインに合わせて更新。

  246. 2026 07.23

    肺血栓塞栓症・肝硬変・てんかんの参照トピック9件を現行ガイドラインに合わせて更新。

  247. 2026 07.23

    慢性腎臓病・潰瘍性大腸炎・関節リウマチの参照トピック11件を現行ガイドラインに合わせて更新。

  248. 2026 07.23

    市中肺炎・消化性潰瘍・結核の参照トピック3件を現行ガイドラインに合わせて更新。

  249. 2026 07.23

    外科(topics/surgery)フォルダの辞書カバレッジ精査中に見つかった医学的記述2件を現行ガイドラインに合わせて更新。

  250. 2026 07.23

    生化学トピック3件で、現行ガイドライン・添付文書情報との不一致を修正。

  251. 2026 07.22

    RA分類基準の年号誤記を修正。

  252. 2026 07.22

    乳児CPRの胸骨圧迫手技を2025年版AHA/AAPガイドラインに合わせて更新。

  253. 2026 07.21

    forensicフォルダの用語辞書拡充中に2件の医学的正確性の誤りを修正。

  254. 2026 07.21

    rehabilitationフォルダの用語辞書拡充中に1件の医学的正確性の誤りを修正。