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Microbe Atlas · 細菌

Mycobacterium africanum

分類
抗酸菌 / Acid-fastMycobacterium
性状
抗酸菌 Acid-fast桿菌 Bacilli
科目
Medical Microbiology
トピック
2/34: Causative agents of human tuberculosis, Mycobacterium leprae
原因となる疾患
結核

🧠 全体像M. africanumは西アフリカで見られるヒト結核の原因菌で、M. bovisと同じMycobacterium tuberculosis complex(MTBC)に属す第三のメンバー。臨床像・診断・治療はヒト型結核とほぼ同一であり、この菌固有の知識は「どこで・誰に見られるか」という疫学的な位置づけに尽きる。

微生物学的な特徴

形態・染色性(抗酸菌、Ziehl-Neelsen陽性)はMTBCの他種と共通する。生化学的性状はM. tuberculosisM. bovisの中間的な性質を示すことが知られ、遺伝学的にはM1・M2の2つのに分けられる。M. tuberculosisよりも発育がやや緩徐な傾向がある。

感染経路と疫学

  • 西アフリカ(特にガンビア川流域諸国)でヒト結核の相当な割合を占め、地域によってはM. tuberculosisと同程度の頻度を示す
  • 伝播経路はヒト型結核と同じ(ヒト-ヒト間)
  • 西アフリカ出身者の結核でも検出されうる

起こす疾患・診断・治療

臨床像()、診断法(WHO推奨・培養)、標準治療(2HRZE/4HRを含む)はいずれものノートに準ずる。M. bovisと異なり感受性は保たれているため、標準4剤レジメンをそのまま用いる。

まとめ

  • MTBCの第三のメンバーで、西アフリカのヒト結核の重要な原因菌。
  • 臨床像・診断・治療はとほぼ同一で、感受性も保たれる点がM. bovisとの違い。
  • 遺伝学的にM1・M2に分かれ、M. tuberculosisM. bovisの中間的な生化学的性状を示す。