Oncology

Oncology · I-19

画像誘導放射線治療

Image-guided radiation therapy

前提:正常
CTの原理と世代パルスエコー原理

🧠 全体像は、照射直前または照射中に患者と標的の位置を再確認し、計画時の座標へ補正してから照射する仕組みである。目的は線量を増やすことではなく、計画線量を正しい場所へ届ける確実性を上げることにある。

基本原理

flowchart TD
    A["治療計画画像と基準位置"] --> B["治療時画像を取得"]
    B --> C["骨・軟部組織・マーカーを照合"]
    C --> D["並進・回転誤差を算出"]
    D --> E["治療台またはビームを補正"]
    E --> F["標的と<span class='jp-term jp-term-diagram' title='irradiation field'>照射野</span>を一致させて照射"]
  • は日ごとの体位、臓器充満、体重変化で生じる。
  • は呼吸、嚥下、腸蠕動など照射中の動きで生じる。
  • 肺腫瘍などX線で見える標的は追跡できる。見えにくい標的ではを利用する。

画像誘導法の比較

方法 主な強み 限界・注意
3次元超音波 被ばくがなく前立腺などを描出 プローブ圧で臓器位置が変化し得る
2D MV画像・ 多くのに標準搭載 骨・高密度マーカー中心で軟部組織が低い
2D kV画像 MV画像より高 追加装置が必要で、基本は投影像
kVCT(CBCT) 治療位置で3D照合できる 診断用CTより散乱が多く・被ばくに注意
CT/MV CT 断層像で広範囲を照合 装置、撮像時間、患者移動の影響
埋込アンテナを連続追跡 侵襲的で専用設備が必要
光学・ 非侵襲的に体表と呼吸を監視 深部標的の位置を直接示すとは限らない

💡 IGRTで位置不確実性が減れば計画(planning target volume:PTV)の縮小が可能になるが、画像誘導の精度、臓器変形、輪郭誤差を含めて判断する。

まとめ

  • IGRTは「撮像、照合、補正、照射」の安全工程である。
  • 骨照合、軟部組織照合、マーカー追跡を標的と装置に応じて選ぶ。
  • 呼吸性移動には照射中監視、を組み合わせる。