Pharmacology

Pharmacology · Core7

集団レベルでの用量反応関係

Core7: Dose-effect relationships at population level

📊 要点:集団レベルのは、1人で効果がどれだけ強いかではなく、何人が反応するか に注目する。重要な指標は ED50 = 集団の50%に有効な用量

基本概念

  • 用量 は投与されたを指す。
  • 個人ごとの反応は同一ではないため、 が問題になる。
  • 集団内の感受性は、しばしば/ として示される。

用量反応の種類

種類 意味
段階的/ 1人の被験者で、用量とともに効果が連続的に増える 用量が増えるほど血圧がより低下する
量的/ 各被験者の反応を「あり/なし」で判定する 頭痛が消失した、血圧が20 mmHg以上低下した

量的用量反応

  • 集団レベルでは、通常 を評価する。
  • y軸は 陽性反応を示した被験者の割合/
  • には、より低い用量ですでに反応した被験者も含まれる。
  • の下面積は、試験された被験者の100% に相当する。

有効量50(ED50)

  • ED50 は、集団の50%が陽性反応を示す用量
  • ED50は、の中央値に相当する。
  • ED50は 常にとは限らない
    • 全か無かのでは、1人の患者は反応するかしないかのどちらか。
    • 臨床では、安全性によって ED90 / ED95 / ED99 のほうが合理的なことがある。
  • は、 と利用可能な剤形・に強く左右される。

覚え方

  • 段階的 = 「1人でどれだけ効くか?」
  • 量的 = 「何人が反応するか?」
  • ED50 = 「50%反応用量」であり、自動的に最良のになるわけではない。