生物物理学

生物物理学 · 14.14

相対深部線量

Relative depth dose

🧠 相対深部線量は、ビーム軸上のある深さの線量を基準深の線量に対する百分率で表し、体内での線量変化を比較する。

定義

RDD(d)=D(d)D(dref)×100%RDD(d)=\frac{D(d)}{D(d_{ref})}\times100\%

測定点、基準深、、線源表面間距離、条件を固定して比較する。絶対線量ではないため、RDDだけから処方Gyは求められない。

深さ方向の形

高エネルギー光子ビームでは表面直下でが蓄積する領域を経てdmaxd_{max}で最大となり、その後は減弱とで低下する。陽子のとは形と機構が異なる。

RDDを変える条件

ビームエネルギーが高いほど深部到達性は増し、拡大は散乱線を増やす。線源表面間距離を変えると幾何学が変わるため、計画では同じ条件の曲線を使う。

まとめ

核医学診断と放射線治療では、/線源の物理、検出・画像化、線量分布を一連の過程として扱う。12

  • RDDはに対する深さddの線量比である。
  • ビームエネルギー、、距離、物質が曲線を変える。
  • 相対値なので、測定幾何と絶対線量を別に指定する。

出典

  1. 1.Nuclear imaging probes: from bench to bedside(Clinical Cancer Research・2007)PET・SPECTにおける放射性トレーサー、分子イメージングと定量の原理閲覧 2026-08-21
  2. 2.Brachytherapy evolution as seen today(Medical Physics・2023)放射線治療における線源配置、逆二乗則および線量計算の基礎閲覧 2026-08-21