Biophysics

Biophysics · 03.06

波の回折

Wave diffraction

🧠 回折は波が開口や障害物の縁で広がる現象で、構造の大きさが波長に近いほど顕著になる。

開口で生じる回折

開口内の各点からのが干渉し、と側方極大・極小を作る。幾何学的な影の中にも波が回り込む。

flowchart TD
  A["波が有限開口へ到達"]
  B["開口内の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='secondary wavelet'>二次波</span>が広がる"]
  C["方向ごとの干渉で回折パターン形成"]
  A --> B
  B --> C

単スリット回折の条件

asinθ=mλ(m=±1,±2,)a\sin\theta=m\lambda\qquad (m=\pm1,\pm2,\ldots)

aaθθは観察角。aaが小さいほどパターンは広がる。

開口と回折広がり

単一開口では連続した内の干渉が広がった像を作り、周期的な多数の開口ではの鋭いが現れる。

  • 回折は遠方またはレンズ焦点面、 回折は近傍で扱う。
  • は単スリットで最も広く明るい。
  • 回折は光学機器の分解能に原理的限界を与える。

医学・測定への応用

顕微鏡では微細構造からのが集めることで像情報を形成する。

まとめ

  • 回折は波が開口や障害物の縁で広がる現象で、構造の大きさが波長に近いほど顕著になる。
  • 回折は遠方またはレンズ焦点面、回折は近傍で扱う。
  • 顕微鏡では微細構造からのが集めることで像情報を形成する。