Biophysics

Biophysics · 12.13

α線・β線・γ線のエネルギースペクトル

Energy spectra of alpha, beta, and gamma radiations

🧠 α・γ線は離散的な核準位差を反映する、β線はニュートリノとのエネルギー分配を反映するを示す。

三種類の比較

放射線 スペクトル 形を決める理由 読み取れる情報
α線 離散的 主に二体崩壊 親娘核の質量差・娘核準位
β線 0から終端まで連続 電子とニュートリノがQQ値を分配 終端エネルギー
γ線 離散的 核準位間の光子放出 準位差・核種同定

α崩壊γでは、特定の遷移に対して粒子・光子エネルギーが定まる。β崩壊は三体以上の終状態をもつため、電子だけを測ると連続分布になる。

実測スペクトルの広がり

本来のも、検出器の有限エネルギー分解能、線源内でのエネルギー損失、などにより幅をもつ。β線では物質中の散乱・がさらに形を変える。

検出・遮蔽への利用

ピークエネルギーは核種同定やエネルギー窓設定に使われ、最大エネルギーと相互作用は厚・検出材料を決める。測定装置との接続は検出器で扱う。

まとめ

  • α線・γ線は主に離散、β線はを示す。
  • β終端は崩壊QQ値、γピークは核準位差を反映する。
  • 実測形状には検出器分解能と物質中の相互作用が重なる。