Biophysics

Biophysics · 13.03

気体電離箱

The gas ionization chamber

🧠 は、放射線が気体中に作った電子・対を外部で回収し、その総電荷から沈着エネルギーを測る。

電離電荷の収集

電離箱内の気体を放射線が通るとイオン対が生じる。十分な電圧を印加すると、再結合する前に電子とが反対電極へ移動し、電流または積算電荷として読める。

電圧領域の意味

電離箱領域では初期イオン対をほぼ全て集めるが、気体増幅は起こさない。そのため信号は小さい一方、回収電荷は沈着エネルギーに対応し、の再現性が高い。さらににすると比例領域を経てガイガー・ミュラー領域(Geiger–Müller region)へ移る。

線量測定での注意

気体密度は温度・圧力で変わり、イオン再結合、漏れ電流、壁材との相互作用も補正が必要になる。空気中の電離量から組織のへ移るには物質差を含む換算が必要である。

まとめ

  • 放射線が気体へ作るイオン対をで集めて測定する。
  • 電離箱領域では気体増幅がなく、電荷量がエネルギー沈着を反映する。
  • 温度・圧力・再結合を管理することで基準線量計として使える。