Biophysics

Biophysics · 13.08

吸収線量

The absorbed dose

応用トピック
線量測定の基礎概念

🧠 は、放射線が物質のへ実際に沈着したエネルギーを表す、最も基本的な線量の物理量である。

定義と単位

D=dEˉdm,1 Gy=1 J/kgD=\frac{d\bar E}{dm},\qquad 1\ \mathrm{Gy}=1\ \mathrm{J/kg}

dEˉd\bar Eは微小質量dmdmへ平均して付与されたエネルギーである。放射線源のBqではなく、対象物質側のエネルギー沈着を測る。

同じGyでも影響は同じとは限らない

Gyは放射線種、LET、臓器の感受性を含まない。α線とX線が同じ1 Gyを与えても微視的な電離密度が異なるため、生物効果は同じとは限らない。放射線種を考慮する量がである。

測定と換算

線量計は気体の電離、結晶発光、電荷などを直接測り、係数で対象物質のGyへ換算する。空気中の測定値を組織線量へ移す場合はエネルギー吸収特性の差が必要になる。

まとめ

  • へ沈着したエネルギーで、単位はGy=J/kgである。
  • Bqは線源の崩壊率、Gyは対象のエネルギーを表す。
  • 生物効果を比べるには放射線種・組織感受性を別に考慮する。