Biophysics

Biophysics · 13.17

代表的線量と線量限度

Typical dose values and dose limits

🧠 代表線量は桁と量の種類をそろえて比較し、診断の、治療の局所、法的な線量限度を混同しない。

桁をつかむ目安

自然放射線による被ばくは地域差が大きいが世界平均で年約2.4 mSvとされる。単純X線検査は部位により大きく異なり概ね0.01–1 mSv、CTは数mSvからそれ以上になりうる。値は装置・撮像範囲・患者体格で変わるため固定値ではない。

診断と治療を比べない

診断で用いるmSvは主にの概算である。一方、放射線治療の数十Gyは腫瘍・臓器の局所であり、目的・対象体積・量の定義が違う。

線量限度の位置づけ

職業・の限度は、された計画被ばくを管理する上限で、患者の医療被ばくには同じ形の限度を適用しない。医療では便益に基づく最適化を行う。

⚠️ 法的限度や代表値は国・勧告改訂で変わりうるため、実務では現行規則を確認する。

まとめ

  • 代表値は検査条件で幅があり、桁の目安として使う。
  • 診断mSvと治療Gyは異なる量・目的なので単純比較しない。
  • 患者医療被ばくは一律限度ではなく、と最適化で管理する。