Biophysics

Biophysics · 17.03

音響インピーダンスと音の反射率

Acoustic impedance and reflection of sound (reflectivity)

🧠 ZZは密度との積である。 ZZが異なる境界で音波の一部が反射する。

音響インピーダンス

境界へする強度反射率Rは両媒質のZだけで決まる。Zが等しければ反射はなく、差が大きいほど反射が強いが、その分だけ背後へ透過するエネルギーは減る。

音響インピーダンスと音の反射率を表す式

Z=ρc,R=(Z2Z1Z2+Z1)2Z=\rho c,\qquad R=\left(\frac{Z_2-Z_1}{Z_2+Z_1}\right)^2

ZZの単位はkg·m⁻²·s⁻¹(rayl)。RR時の強度反射率で0〜1の無次元量である。

境界での反射と透過

が大きいほどエコーは強い。

flowchart TD
  A["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='acoustic impedance'>音響インピーダンス</span>"] --> B
  B["境界での反射と透過"] --> C
  C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='impedance mismatch'>インピーダンス不整合</span>が大きいほどエコーは強い"] --> D
  D["組織境界を作る<span class='jp-term jp-term-diagram' title='contrast'>コントラスト</span>"]

組織境界を作るコントラスト

音波ZZの異なる境界へ入射すると一部が反射し、不整合が大きいほどエコーは強くなる。とくに空気と組織の差は大きいため、へ超音波を伝えるにはゲルが必要になる。

反射率との釣り合いが組織境界の描出を決める。斜入射では反射に加えて屈折が起こり、界面の粗さが波長に比べ大きいと散乱が増える。

まとめ

  • ZZは密度との積である。ZZが異なる境界で音波の一部が反射する。
  • が大きいほどエコーは強い。
  • 反射率との釣り合いが組織境界の描出を決める。