Biophysics

Biophysics · 21.08

時間に伴う膜電位変化

Membrane potential change as a function of time

🧠 の充電により電流を加えてもVmは瞬時に変わらない。 τ=RmCmが応答速度を決める。

膜時定数

電流ステップに対する受動膜の電位応答はで、τ後に最終変化の1−e⁻¹≈63%へ達する。Rmが大きいと同じ電流で変化量も大きく、Cmが大きいと同じ電圧変化により多くの電荷を要する。

時間に伴う膜電位変化を表す式

V(t)=V+(V0V)et/τV(t)=V_\infty+(V_0-V_\infty)e^{-t/\tau}

V0V_0は初期値、VV_\inftyは十分時間が経った定常値、τ\tauである。

電流ステップへの指数応答

1τで最終変化の約63%へ到達する。

flowchart TD
  A["膜<span class='jp-term jp-term-diagram' title='time constant'>時定数</span>"] --> B
  B["電流ステップへの指数応答"] --> C
  C["1τで最終変化の約63%へ到達する"] --> D
  D["能動チャネルが開く場合"]

能動チャネルが開く場合

膜のRC回路ではτ=RmCm\tau=R_mC_mが応答速度を決め、ステップ入力後1τ1\tauで最終変化の約63%へ到達する。これは一点での時間応答であり、軸索やに沿う減衰距離はで別に記述する。

RmまたはCmが大きいほど電位変化は遅い。単一指数は一様な受動膜という近似で、チャネルが開くと応答は線形RC回路から外れる。

まとめ

  • の充電により電流を加えてもVmは瞬時に変わらない。 τ=RmCmが応答速度を決める。
  • 1τで最終変化の約63%へ到達する。
  • RmまたはCmが大きいほど電位変化は遅い。