Biophysics

Biophysics · 21.14

アイントーベン三角形(Einthoven triangle)と積分ベクトル(integral vector)

Einthoven triangle — integral vector

🧠 心臓全体の瞬時の電気活動を一つので要約する。 ・左脚を頂点とするモデルである。

心起電力ベクトルの投影

値はと誘導軸の内積、すなわち投影である。三角形を等辺とする近似では三誘導の向きが60°ずつ異なり、電極電位の定義からII=I+IIIが恒等的に得られる。

アイントーベン三角形と積分ベクトルを表す式

Lead II=Lead I+Lead IIILead\ II=Lead\ I+Lead\ III

を同じ時刻・同じ符号規約で定義したとき、電極電位の差からこの関係が成り立つ。

三つの肢誘導の幾何学

誘導I・II・IIIはの各軸への投影を測る。

flowchart TD
  A["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cardiac electromotive force vector'>心起電力ベクトル</span>の投影"] --> B
  B["三つの肢誘導の幾何学"] --> C
  C["誘導I・II・IIIは<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cardiac electromotive force vector'>心起電力ベクトル</span>の各軸への投影を測る"] --> D
  D["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='Einthoven'>アイントーベン</span>モデルの近似"]

アイントーベンモデルの近似

体表電位・左脚の3点で測ると、上のの異なる軸への投影になる。この幾何学に、電極間のとして定義したI・II・IIIを対応させると、II=I+IIIII=I+IIIが得られる。

の法則としてII=I+IIIが成り立つ。心臓が三角形中心にある均一容積導体という単純化を用いるため、実際の体形や組織導電率は完全には表さない。

まとめ

  • 心臓全体の瞬時の電気活動を一つので要約する。・左脚を頂点とするモデルである。
  • 誘導I・II・IIIはの各軸への投影を測る。
  • の法則としてII=I+IIIが成り立つ。