Biophysics

Biophysics · 22.15

フォン尺度(phon scale)

The phon scale

🧠 は、周波数によって異なる耳の感度を補正したである。 ある音と同じ大きさに聞こえる1 kHz値とする。

周波数選択性を生む基底膜のが周波数ごとの感度差を作るため、同じでもは一定にならない。を「何倍の大きさに聞こえるか」へ換算する尺度はである。

定義

例えば、周波数100 Hzの音が1 kHz・60 dB SPLの音と同じ大きさに感じられるなら、そのは60 phonである。1 kHzでは数値上、dB SPLと値が一致する。

は、各周波数で同じを生むを結んだ曲線である。ヒトの耳は約2–5 kHzに高感度で、・非常に高い周波数では同じを得るために大きなが必要になる。

flowchart TD
  A["試験音を提示"] --> B["1 kHz基準音を調整"]
  B --> C["同じ大きさに感じる点"]
  C --> D["基準音のdB SPL値"]
  D --> E["試験音のphon値"]

の物理尺度ではなく、型の対数感覚と周波数感度を含む心理物理尺度である。

⭐ 同じdB SPLでも周波数が違えば同じ大きさには聞こえない。はこの差を補正する。

まとめ

  • は周波数依存の聴覚感度を反映するである。
  • 同じ大きさに聞こえる1 kHzのdB SPLで定義する。
  • を用いて周波数間を比較する。