生物物理学

生物物理学 · 02.05

全反射とその応用

Total internal reflection and its applications

🧠 は、高媒質から低媒質へ向かう光がを超えると、理想的な境界では伝搬する屈折光が消失して反射する現象である。 境界外の低側にはが残る。

全反射の成立条件

(Snell’s law)で屈折角が90°になるをという。それより大きいでは伝搬する屈折光が存在せず、境界外にはだけが形成される。

flowchart TD
  A["高<span class='jp-term jp-term-diagram' title='refractive index'>屈折率</span>媒質内を進行"]
  B["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='critical angle'>臨界角</span>を超えて境界へ入射"]
  C["透過光が消失して<span class='jp-term jp-term-diagram' title='total internal reflection (TIR)'>全反射</span>"]
  A --> B
  B --> C

臨界角

sin⁡θc=n2n1(n1>n2)\sin\theta_c=\frac{n_2}{n_1}\qquad (n_1>n_2)

θcθ_cは。にはn1>n2n_1>n_2とθi>θcθ_i>θ_cの両方が必要である。

光ファイバーとエバネッセント場

はSnellの法則で屈折角を90°として求める。境界外に残るは、だけでなく光のを使って説明する。

  • は金属鏡と異なり、適切な条件では反射損失が非常に小さい。
  • ではのをより高くして光を閉じ込める。
  • の強度は境界からに減衰し、その侵入深さは波長・・差に依存するため、では界面近傍を選択的に励起できる。12

医学・測定への応用

内視鏡、通信用、、で光の誘導または表面選択的励起に利用される。

まとめ

  • は、高媒質から低媒質へ向かう光がを超えると、透過せず全て反射する現象である。
  • は金属鏡と異なり、適切な条件では反射損失が非常に小さい。
  • 内視鏡、通信用、、で光の誘導または表面選択的励起に利用される。

出典

  1. 1.Waveguide-based total internal reflection fluorescence microscope enabling cellular imaging under cryogenic conditions(Optics Express・2021)全反射のエバネッセント場を利用した表面選択的蛍光励起閲覧 2026-08-20
  2. 2.Around-the-objective total internal reflection fluorescence microscopy(Applied Optics・2009)TIRFの光学配置とエバネッセント励起の特性閲覧 2026-08-20