Biophysics

Biophysics · 09.05

Planckの放射法則

Planck’s radiation law

🧠 Planckの放射法則は、が各波長へどれだけエネルギーを分配するかを、光子エネルギーのから記述する。

分光放射発散度

波長表示のPlanck分布は次式で与えられる。

Mλ(T)=2πhc2λ51ehc/(λkBT)1M_{\lambda}(T)=\frac{2\pi hc^2}{\lambda^5}\frac{1}{e^{hc/(\lambda k_BT)}-1}

MλM_\lambdaは単位波長幅・単位面積あたりの放射TTは絶対温度、hhはPlanck定数、ccは光速、kBk_BはBoltzmann定数である。対象はにあるであり、実在物体ではを掛ける。

量子化が解決した問題

古典論では側のエネルギーがするが生じた。Planckは物質と放射のエネルギー交換をE=hfE=hfの離散単位として扱い、短波長側がに抑えられる分布を得た。光子エネルギーとの対応は光子エネルギーとeV尺度につながる。

二つの巨視的法則を含む

Planck分布を全波長で積分するとStefan–Boltzmannの法則が得られ、波長について極大条件を求めるとWienの変位則が得られる。したがって三法則は独立な暗記事項ではなく、分布・面積・極大という関係にある。

まとめ

  • Planckの法則はの分光放射を波長と絶対温度の関数として与える。
  • E=hfE=hfというにより短波長側のを回避する。
  • 分布の積分と極大条件から、総放射量と極大波長の法則が導かれる。