Biophysics

Biophysics · 10.11

蛍光分光光度計

The fluorescence spectrometer

🧠 は、励起波長と発光波長を別々に選び、強いから弱い蛍光を空間・波長の両方で分離して測る装置である。

光学系の測定経路

flowchart TD
  A["光源"] --> B["励起モノクロメーター<br>入射波長を選択"]
  B --> C["試料<br>蛍光を発生"]
  C --> D["入射軸に対し90°方向で集光"]
  D --> E["発光モノクロメーター<br>検出波長を選択"]
  E --> F["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='photomultiplier'>光電子増倍管</span>などの検出器"]
  F --> G["波長ごとの強度を記録"]

二つのを独立にすることで、を取得できる。

90度配置の意味

透過したは入射方向へ進むため、検出器を通常90°に置くとを避けられる。ただしレイリー散乱、は残るため、波長選択と測定が必要である。

定量を乱す要因

低濃度では蛍光強度が濃度にほぼ比例するが、高ではが試料手前で吸収される内効果や自己吸収が生じる。観測値には量子収率だけでなく、光源強度と検出器の波長感度も含まれる。

まとめ

  • 励起側と発光側の波長選択器を独立に備える。
  • 90°検出は透過を減らし、蛍光の信号対背景比を高める。
  • 定量では、内効果、装置の波長応答を管理する。