Histopathology

Histopathology · H2-040A

耳下腺多形腺腫の標本読解

GASTROENTEROLOGY 2 HISTOLOGY SLIDES

描出疾患
唾液腺腫瘍

🧠 全体像は上皮・筋上皮系細胞と、様・軟骨様間質が混在する唾液腺の良性腫瘍である。異なる見え方の成分が一つの腫瘍内で連続することを低倍率から追う。

観察の順序

flowchart TD
    A["被膜と正常耳下腺を確認"] --> B["上皮性腺管・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='serpentine'>索状</span>構造"]
    B --> C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='myoepithelial cells'>筋上皮細胞</span>"]
    C --> D["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='Myxoma'>粘液腫</span>様・軟骨様間質"]
    D --> E["被膜外の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pseudopodia'>偽足</span>状突出・衛星結節を確認"]
所見 読み方
上皮成分 腺管・索・胞巣を形成し濃くみえる
筋上皮成分 多様な形態をとり、間質形成に関与
様間質 淡く疎な基質
軟骨様間質 青白い様基質
被膜 境界を作るが不完全なことがある

「混合腫瘍」は複数の胚葉由来という意味ではなく、同じ腫瘍性上皮・が多彩な形態と間質を作ることを指す。

正準的な病態・治療は 耳下腺 で確認する。

まとめ

  • 上皮、筋上皮、様・軟骨様間質を一続きに読む。
  • 被膜があっても状突出や衛星結節を伴いうる。
  • 低倍率の構築と高倍率の細胞像を統合する。