Pediatrics

Pediatrics · 3-19

小児性腺疾患

Gonadal Disorders

前提:正常
泌尿生殖器系:生殖器系染色体異常
疾患
Frasier症候群Kallmann症候群

🧠 全体像:性腺疾患は、染色体、性腺、、外性器、ホルモン作用を別々に評価する。では、子宮の有無とLH/FSHが診断のになる。

性腺形成異常と性分化

では正常な胚細胞を欠くとなり、と一部で性腺を来す。核型、LH/FSH・性ステロイド、(AMH)、画像、遺伝学的検査を、で本人・家族へのとともに行う。

病態 核型・性腺 子宮 主な特徴
Turner症候群 多くは45,Xまたはモザイク; あり 、卵巣機能不全、、心血管・
46,XY異常(Swyer症候群) 機能しない性腺 あり 女性型外性器、;Y染色体を含む性腺の
Müller管無形成(MRKH症候群) 46,XX、機能する卵巣 欠如/低形成 は通常正常、
完全型 46,XY、精巣あり なし 女性型外性器、あり、が少ない

では精巣由来AMHがMüller管を退縮させ、子宮を欠く。テストステロンの一部はエストロゲンへされ乳房が発育するが、アンドロゲン作用がないためWolff管由来構造も十分発達しない。プロゲステロンへの変換で乳房が発育するわけではない。

性腺摘出の要否・時期は病型別、自然な思春期、本人のを考慮し個別化する。すべてのを一律に即時摘出するわけではない。

低ゴナドトロピン性性腺機能低下

  • :GnRHニューロンとの発生異常により、LH/FSH低値、を来す。
  • などの視床下部・下垂体病変:頭痛、、他の欠乏を伴い得る。
  • 、慢性疾患、過度の運動では機能性抑制が起こる。

性ホルモン補充でと骨量を支え、妊孕性を希望する場合はゴナドトロピンまたはGnRHを検討する。

クラインフェルター症候群

典型核型は47,XXYで、障害によるを来す。・長い四肢、小さい硬い精巣、、不妊、学習・言語の困難、骨量低下や代謝異常がみられる。核型で確定し、思春期頃からテストステロン補充を個別化する。妊孕性温存は早期に生殖医療へ相談する。

ターナー症候群

、卵巣機能不全、手足のなどを示す。、大動脈拡張・解離、高血圧、を系統的に検索する。

成長期のGH治療と、適切な年齢から低用量エストロゲンを開始して漸増し、その後を加える。Y染色体物質が検出される場合はリスクのため性腺摘出を検討する。妊娠前には大動脈リスクを専門評価する。

flowchart TD
    A["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='primary amenorrhea'>原発性無月経</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='delayed puberty'>思春期遅発</span>"] --> B["子宮の有無"]
    B --> C["子宮あり"]
    C --> D["LH/FSH高値:<span class='jp-term jp-term-diagram' title='gonadal dysgenesis'>性腺形成異常</span>"]
    C --> E["LH/FSH低値:視床下部・下垂体性"]
    B --> F["子宮なし"]
    F --> G["46,XX:MRKHを考える"]
    F --> H["46,XY:<span class='jp-term jp-term-diagram' title='androgen insensitivity syndrome, AIS'>アンドロゲン不応症</span>を考える"]

まとめ

  • 子宮の有無、核型、LH/FSHを組み合わせる。
  • Y染色体を含む形成不全性腺ではを病型別に評価する。
  • 心血管・骨・妊孕性・心理社会面を含む長期支援が必要である。