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Symptoms · Published

胆道疝痛

Biliary colic

臓器系
肝胆膵
科目
Surgery
トピック
外科学 S-09:胆嚢・胆道結石の症候・診断・治療
関連疾患
胆石症

🧠 全体像は、胆石が一過性に塞ぐことで生じる痛みである。脂肪食後にの刺激で胆嚢が収縮し、出口が塞がれた状態で内圧が上がることで痛む。閉塞が自然に解除されれば数時間以内に軽快する点が、閉塞が持続して炎症を起こすとの決定的な違いである。

誘因と痛みのパターン

  • 脂肪分の多い食事の後、分泌によるが典型的な誘因になる。
  • 痛みは右上腹部〜に生じ、・背部へ放散する。横隔膜下面と肩甲部が同じ神経分節を共有するためのである。
  • は30分〜数時間で、閉塞が解除されると消失する。発熱・黄疸を伴わないことがとの鑑別点になる。

胆道疝痛と急性胆嚢炎の違い

30分〜数時間、閉塞解除で消失 6時間以上持続
発熱・悪寒 なし あり
陰性のことが多い 陽性
対応 症候性なら 早期の外科的管理を要する

Murphy徴候は陽性にならないことが多い

⚠️ を圧迫しながら深吸気させると吸気が途中で止まる所見)は炎症の存在を示す所見であり、単純なでは陰性であることが多い。陽性ならへの進展を疑う。

治療

にはNSAIDsを第一選択のとする。症候性であれば、を計画する。緊急処置を要するのは、痛みが持続化・増悪してや胆管炎へ進展した場合である。

まとめ

  • の一過性閉塞による内圧上昇で生じ、脂肪食後に誘発される。
  • 右上腹部〜から右・背部への放散が典型で、発熱・黄疸を伴わない。
  • は炎症所見であり、単純なでは陰性のことが多い。陽性化はへの進展を示唆する。
  • 第一選択はNSAIDs。症候性ならを計画する。