生物物理学

生物物理学 · 02.12

倍率と角倍率の概念

Concepts of magnification and angular magnification

🧠 倍率には像の実寸比を表すと、眼に見える角度の増加を表すがある。

横倍率と角倍率

顕微鏡やの「大きく見える」は、網膜上の像を決める視角が増えることを意味する。単なる像高の比とは区別する。

flowchart TD
  A["物体が眼に視角 θを作る"]
  B["光学系が像または<span class='jp-term jp-term-diagram' title='virtual image'>虚像</span>を形成"]
  C["眼に入る角度θ′が増大"]
  A --> B
  B --> C

倍率を表す式

m=y′y,M=tan⁡θ′tan⁡θ≃θ′θm=\frac{y'}{y},\qquad M=\frac{\tan\theta'}{\tan\theta}\simeq\frac{\theta'}{\theta}

mmは、MMは、θθは裸眼、θ′θ'は光学器械使用時の視角。

倍率と分解能の違い

はとから求め、は眼に入る視角を表す。この区別は顕微鏡の二段階の像形成で必要になる。

  • は物体と像の大きさの比で、符号は像の向きを表す。
  • は観察距離を含むため、基準として25 cmを用いることが多い。
  • 大きな倍率だけでは細部が増えず、分解能も十分である必要がある。

医学・測定への応用

、、顕微鏡の性能表示では、どの倍率を指すか確認する。対物・接眼系を変えて倍率を可変にする設計が可能だが、細部の観察には倍率とは別にで決まる分解能が必要である。12

まとめ

  • 倍率には像の実寸比を表すと、眼に見える角度の増加を表すがある。
  • は物体と像の大きさの比で、符号は像の向きを表す。
  • 、、顕微鏡の性能表示では、どの倍率を指すか確認する。

出典

  1. 1.Large zooming range adaptive microscope employing tunable objective and eyepiece(Scientific Reports・2020)対物・接眼光学系の可変倍率設計閲覧 2026-08-21
  2. 2.Ultrahigh Numerical Aperture Metalens at Visible Wavelengths(Nano Letters・2018)高開口数と浸液が可視光での高分解能に必要であること閲覧 2026-08-21