生物物理学 · 15.04
Feedback amplifier
Feedback amplifiers
🧠 負帰還増幅器negative feedback amplifier 負帰還増幅器(negative feedback amplifier)negative feedback amplifier(負帰還増幅器) は出力の一部を逆相で入力へ戻し、開ループ利得open-loop gain 開ループ利得(open-loop gain)open-loop gain(開ループ利得) を犠牲にして直線性・帯域・利得gain 利得(gain)gain(利得) の再現性を改善するが、安定性には十分な位相余裕 reserve 余裕(reserve) reserve(余裕) が必要である。
閉ループ利得
開ループ利得open-loop gain 開ループ利得(open-loop gain)open-loop gain(開ループ利得) を、帰還率をとすると負帰還時の利得 gain 利得(gain) gain(利得) は、
である。ならとなり、素子自体の変動に影響されにくい。
負帰還の効果
利得gain 利得(gain)gain(利得) を低下させる代わりに、非線形non-linear 非線形(non-linear)non-linear(非線形) 歪みを減らし、周波数帯域と回路特性の再現性を改善できる1。雑音低減は回路構成に依存し、利得gain利得(gain)gain(利得)・帯域・整合とのトレードオフ trade-off トレードオフ(trade-off) trade-off(トレードオフ) を伴う2。生体信号のように振幅差が大きい入力では、飽和を避けながら再現性ある増幅を得るために重要である。
正帰還と安定性
同相で戻す正帰還は、ループ利得 gain 利得(gain) gain(利得) と位相条件が揃うと発振する。負帰還回路でも高周波 high frequency 高周波(high frequency) high frequency(高周波) で位相が遅れ、実質的に正帰還となれば不安定化しうる。増幅後の帯域制限はフィルター回路filter circuitフィルター回路(filter circuit)filter circuit(フィルター回路)、対象となる振幅は生体信号の範囲で確認する。
まとめ
- 負帰還の閉ループ利得 closed-loop gain 閉ループ利得(closed-loop gain) closed-loop gain(閉ループ利得) はである。
- 利得gain 利得(gain)gain(利得) を下げる代わりに安定性・直線性・帯域を改善する。
- 位相遅れを含むループ条件によっては発振するため、安定余裕 reserve 余裕(reserve) reserve(余裕) が必要である。
出典
- 1.The mammalian MAPK/ERK pathway exhibits properties of a negative feedback amplifier(Science Signaling・2010)負帰還増幅は出力安定化・頑健性・線形化を与える設計原理である閲覧 2026-08-20
- 2.Wideband SiGe-HBT Low-Noise Amplifier with Resistive Feedback and Shunt Peaking(Sensors・2023)帰還増幅器では帯域・利得・雑音・直線性を同時に設計する閲覧 2026-08-20