生物物理学

生物物理学 · 21.15

ECG波形の説明

Explaining the ECG curve

🧠 P波はを表す。 はを表す。

ECG各波と興奮過程

波形は活動電位そのものではなく、興奮前線の向きと量を誘導軸へ投影した体表である。心房再分極は通常に隠れ、T波は再分極でありながら主ベクトルがQRSと同方向になりやすい。

興奮ベクトルの時間変化

T波はを表す。

flowchart TD
  A["ECG各波と興奮過程"] --> B
  B["興奮ベクトルの時間変化"] --> C
  C["T波は<span class='jp-term jp-term-diagram' title='ventricular repolarization'>心室再分極</span>を表す"] --> D
  D["誘導軸と波形解釈"]

誘導軸と波形解釈

心筋内を興奮が伝播する順序により、P波は、は、T波はを表す。ただし各波の極性と大きさは、瞬間ごとのが誘導軸へどう投影されるかで変わる。

波形の符号と大きさはが誘導軸へどう投影されるかで決まる。ST部分や間隔の解釈には振幅だけでなく時間軸とが必要で、単一誘導だけでは元的な位置を決められない。

まとめ

体表面ECGは心筋の電気活動が体内を伝わって得られるであり、誘導ごとに投影が異なる。12

  • P波はを表す。はを表す。
  • T波はを表す。
  • 波形の符号と大きさはが誘導軸へどう投影されるかで決まる。

出典

  1. 1.Basis and applicability of noninvasive inverse electrocardiography: a comparison between cardiac source models(Frontiers in Physiology・2023)心筋電気活動と体表面ECGの順問題・逆問題の関係閲覧 2026-08-21
  2. 2.A Fully-Coupled Electro-Mechanical Whole-Heart Computational Model: Influence of Cardiac Contraction on the ECG(Frontiers in Physiology・2021)心臓の電気活動、興奮伝播、体表面ECG波形の関係閲覧 2026-08-21