Histopathology

Histopathology · H2-048A

膵癌(診断原則)

Pancreatic carcinoma (image)

描出疾患
膵癌

🧠 全体像という疾患名だけでは、組織型、、浸潤、転移を確定できない。診断では、十分な組織に基づいて浸潤性腺管、間質反応、神経周囲・を評価し、臨床画像と統合する。

診断できる範囲を守る

根拠 判断できること 判断できないこと
疾患名のみ 膵悪性腫瘍が検討対象であること 組織型、、病期、
組織形態 腺管形成、細胞異型、浸潤様式 全身病期の全体
の補助 単一マーカーだけでの確定
造影CT・MRI 局所進展、血管関係、転移 微小な組織浸潤の確定

形態的根拠が提示されていない状態で、腫瘍腺管、壊死、、リンパ節転移などの個別所見を推定してはならない。

膵悪性腫瘍の診断経路

flowchart TD
    A["膵腫瘤または<span class='jp-term jp-term-diagram' title='duct obstruction'>膵管閉塞</span>"] --> B["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pancreas-protocol contrast CT'>膵プロトコル造影CT</span>"]
    B --> C["必要に応じ<span class='jp-term jp-term-diagram' title='endoscopic ultrasonography, EUS'>超音波内視鏡</span>下組織採取"]
    C --> D["組織型と浸潤を評価"]
    D --> E["必要最小限の免疫・分子検査"]
    E --> F["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='resectability'>切除可能性</span>と全身病期を統合"]

主な鑑別

疾患 鑑別の軸
(pancreatic ductal adenocarcinoma) 浸潤性異型腺管と線維性間質
腺房脱落、線維化、慢性炎症だが浸潤性異型腺管を欠く
神経内分泌形態とマーカー、
腺房分化を示す形態と酵素関連マーカー

の形態、症候、診断、治療は に集約する。

まとめ

  • という名称だけから、組織型や浸潤所見を補わない。
  • 十分な組織形態を診断の中心に置き、免疫は鑑別補助として用いる。
  • ・全身病期を分けて評価し、最後に統合する。