Histopathology

Histopathology · H2-050A

慢性胆嚢炎(診断原則)

Chronic cholecystitis (image)

描出疾患
胆石症

🧠 全体像という疾患名だけでは、胆石、、壁線維化、などの個別所見を確定できない。診断では複数の形態所見と臨床情報を統合する。

診断根拠の範囲

根拠 判断できること 判断できないこと
疾患名のみ が検討対象であること 胆石の有無、炎症の程度、癌の有無
組織形態 慢性炎症、萎縮、線維化、上皮陥入 症状の強さ、胆道全体の閉塞
肉眼所見 壁肥厚、粘膜変化、結石 深部上皮の良悪性
臨床画像 胆石、壁肥厚、胆管拡張 顕微鏡的な上皮異型

特定の形態情報がない状態で、胆石、コレステロール裂隙、洞形成、異形成、浸潤癌などを補ってはならない。

診断の流れ

flowchart TD
    A["右上腹部症状・胆嚢病変"] --> B["超音波で胆石・壁・胆管を評価"]
    B --> C["切除適応を臨床的に判断"]
    C --> D["粘膜・壁を系統的に組織評価"]
    D --> E["慢性炎症・線維化・上皮陥入を確認"]
    E --> F["異形成・癌を除外"]

鑑別

疾患 鑑別の軸
慢性炎症、、壁線維化
、浮腫、壊死
壁肥厚と上皮陥入・筋層増生
異型腺管の破壊性浸潤、

形態と臨床管理の詳細は に集約する。

まとめ

  • 疾患名だけから個別の病理所見を推定しない。
  • 慢性炎症、萎縮、線維化、上皮陥入を組み合わせる。
  • 深部上皮構造では良性陥入と浸潤癌を区別する。