Oncology

Oncology · I-30

腫瘍学における臨床試験

Clinical trials in oncology

前提:病態
薬物開発の段階(概要)臨床試験の種類

🧠 全体像は、の仮説を人で安全性、用量、抗腫瘍活性、比較有効性、へ段階的に翻訳する。相は単なる順番ではなく、答える問いが違う。

開発相

中心となる問い 主な設計・評価
第I相 安全な投与法と推奨用量は何か DLT、MTD、PK/PD、。抗がん薬では患者を対象にすることが多い
第II相 特定腫瘍に抗腫瘍活性があるか ORR、PFS、安全性。単群または
第III相 標準治療より臨床的に優れる/劣らないか 比較、OS、PFS、QOL、安全性
第IV相 実臨床での稀な・遅発性リスクは何か 後監視、リスク・再評価
flowchart TD
    A["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='preclinical'>前臨床</span>:作用・毒性"] --> B["第I相:用量と安全性"]
    B --> C["第II相:疾患別の活性"]
    C --> D["第III相:標準治療と比較"]
    D --> E["承認・実装"]
    E --> F["第IV相:長期・稀な毒性"]

第I相の概念

  • を事前定義し、(RP2D)を決める。
  • 古典的3+3法だけでなく、Bayesian model、加速漸増、が使われる。
  • 分子標的薬ではMTD未満で十分な標的抑制が得られる場合があり、生物学的有効用量も重視する。

バイアスを減らす設計

concealment、、層別化、した解析、intention-to-treat解析が比較可能性を高める。クロスオーバーは患者利益を高め得るがOS差を薄める可能性がある。

代表的エンドポイント

指標 定義
から全死因死亡まで
から進行または死亡まで
後から再発または死亡まで
規定基準でCRまたはPRとなった割合
症状・機能・QOLを患者自身が評価

まとめ

  • の問い、対象、エンドポイントを対応させる。
  • だけでなく、絶対利益、毒性、QOL、を読む。