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アプガースコア

Apgar score

臓器系
小児
科目
Pediatrics
トピック
小児科 2-17:新生児蘇生とApgarスコア
構成:症状
チアノーゼ蒼白
適用疾患
低酸素性虚血性脳症(周産期仮死)

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皮膚色(Appearance)
心拍(Pulse)
刺激反応(Grimace)
筋緊張(Activity)
呼吸(Respiration)

合計

/ 10点

🧠 全体像は、出生後1分・5分時点の児の状態を標準化して記録する尺度であり、蘇生を開始するかどうかを決めるではない。呼吸・心拍の評価と(保温・乾燥・刺激、必要なら生後60秒以内の)はスコアの採点を待たずに並行して進める。

目的と適用場面

  • 対象:全ての新生児。
  • 評価するもの:皮膚色(外観)・心拍・刺激反応・筋緊張・呼吸の5項目。
  • 使う場面:出生後1分・5分に評価し記録する。5分値が7点未満なら、20分まで5分ごとに再評価する。

構成要素と配点

⭐ 各項目0〜2点、5項目の合計で0〜10点。

0点 1点 2点
蒼白・全身チアノーゼ 体幹桃色・ 全身桃色

0点 1点 2点
なし 100/分未満 100/分以上

0点 1点 2点
なし 顔をしかめる 咳・くしゃみ・活発な反応

0点 1点 2点
弛緩 四肢軽度屈曲 活発な運動

0点 1点 2点
なし 緩徐・不規則 良好・力強い

解釈とカットオフ

7〜10点は良好、4〜6点は中等度異常、0〜3点は低値とされる。低値は蘇生への反応が不十分であることを示すが、それ自体が特定の診断ではない。

限界と使ってはいけない場面

⚠️ だけでを診断できない。の原因は仮死以外にも分娩時の鎮静薬投与、神経筋疾患、など多数あり、逆に仮死があってもスコアが保たれることがある。診断には蘇生歴、血液ガス、などの統合評価が要る。

⚠️ 採点のためにの開始・手順を遅らせてはならない。蘇生と並行して記録する。

⚠️ 個人の長期予後を単独で予測する指標ではない。

まとめ

  • は出生後1分・5分の皮膚色・心拍・刺激反応・筋緊張・呼吸を各0〜2点、合計0〜10点で記録する。
  • 7〜10点良好、4〜6点中等度異常、0〜3点低値とし、5分値7点未満は20分まで再評価する。
  • 蘇生開始の判断基準ではなく、蘇生と並行して状態を記録する尺度である。
  • 低値だけでを診断したり、個人の長期予後を予測したりしてはならない。