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Gleasonスコア

Gleason score

臓器系
腫瘍
科目
PathologyUrology
トピック
病理学 C/83:前立腺癌泌尿器科学 N-06:前立腺癌の頻度・症状・診断
適用疾患
前立腺癌

🧠 全体像は、前立腺癌の生検・切除検体でを1〜5の5段階で評価し、最も頻度の高い主パターンと2番目に多い(または最も悪い)副パターンの合計で組織学的悪性度を表すである。のような「広がり」を測るとは異なり、腫瘍そのもののを評価する指標である。

目的と適用場面

内容
目的 前立腺癌の組織学的悪性度を評価し、決定の中心的入力にする
対象・使う場面 または検体で前立腺癌と診断された患者。時にPSA・と統合してする
評価しないもの 腫瘍の解剖学的な広がり(の領域)、PSA値そのもの

構成要素

)を1〜5で評価し、主パターン+副パターンの合計(2〜10点)で表す。パターン1〜2は現在の診断ではほぼ用いられない。

パターン 構築
1〜2 小さく均一な腺 高分化(現在はほぼ用いられない)
3 明瞭に浸潤性の辺縁を持つ腺 中分化
4 腫瘍腺の不整な癒合塊 低分化
5 がほとんど消失

解釈とカットオフ

⚠️ 現行のではに加え、(ISUP Grade Group、1〜5)を併記するのが標準(2014年ISUPコンセンサス以降)。同じ合計スコア7でも主パターンが3か4かで予後が異なり、グレードグループ1は6以下(3+3以下)、2は3+4=7、3は4+3=7、4は8(4+4、3+5、5+3)、5は9〜10に対応する。

Grade Group/は予後と高く相関し、PSA・と統合した(低リスク〜)の中心的な入力になる。低リスク(Grade Group 1、PSA 10 ng/mL未満など)はの対象になりうる。

限界と使ってはいけない場面

  • ⚠️ だけでは決まらない。 PSA、など複数因子を統合してリスクを層別化する。
  • ⚠️ 生検はを伴い、生検のGrade Groupが手術検体と一致しないことがある。腫瘍の一部にのみパターンが存在するも踏まえて解釈する。

まとめ

  • (1〜5)の主+副パターンの合計(2〜10点)で前立腺癌の組織学的悪性度を表し、現行診療では(1〜5)を必ず併記して主パターンで予後を区別する。
  • PSA・と統合したの中心的な入力情報になる。
  • 生検はを伴うため、単独ではなく複数因子と併せてを決める。