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Symptoms · Published

薬疹

Drug eruption

臓器系
皮膚
科目
Dermatology
トピック
皮膚科 1-07:薬疹の病型と主な原因薬皮膚科学 3-03:薬剤による皮膚有害反応と薬疹の管理
起因薬
ベムラフェニブ

🧠 全体像の診療で最初にすべきことは病型名を当てることではなく、軽症か重症かをで振り分けることである。大半は左右対称に体幹から広がるの軽症だが、⚠️ 粘膜疹・皮膚痛・・発熱を伴えば(SJS/TEN、DRESS)を疑い、を直ちに中止する。病型の確定診断を待って中止を遅らせてはならない。

軽症薬疹の典型像

左右対称に体幹優位に拡がる紅斑・丘疹とそう痒が主体で、初回曝露では投与開始後1〜2週での発症が典型的である(再曝露ではより早い)。などが代表的な原因薬になる。を投与すると高率にこの型の発疹が出現するが、これは必ずしも持続的なアレルギーを意味しない。

軽症と重症薬疹の見分け方

所見 軽症( (SJS/TEN・DRESS・AGEP)
皮膚の痛み なし あり得る。掻痒より痛みが前面に出る
粘膜(口腔・眼・ 侵されない 2部位以上のを伴うことが多い
皮膚の変化 紅斑・丘疹にとどまる 水疱、
発熱・顔面浮腫・リンパ節腫脹 通常なし DRESSで顕著。好酸球増多や肝腎障害を伴う
発症までの期間 1〜2週 SJS/TENで4〜28日、DRESSで2〜8週と遅れて出ることが多い

⚠️ MIRM()は、粘膜病変が優位で皮膚病変が軽微というとは逆のパターンを取る。「発疹+粘膜病変」という見た目だけでSJS/TENと同一視せず、感染の証拠を確認して不要な中止を避ける。

対応の要点

⭐ 重症を示す徴候(皮膚痛、、発熱、顔面浮腫)を認めた時点でをすべて中止する。薬剤名とを具体的に記録し、「すべての抗菌薬にアレルギー」のような不必要に広いラベルは避ける。のように同一部位に反復し薬剤曝露と時間的に関連する病型もあり、原因薬の恒久的な回避が基本となる。

まとめ

  • 大半のは左右対称・体幹優位ので、そう痒はあるが皮膚痛や粘膜病変を伴わない。
  • 粘膜疹・皮膚痛・・発熱は(SJS/TEN、DRESS)のであり、確定診断を待たずを中止する。
  • MIRMは粘膜病変優位・皮膚病変軽微という逆のパターンを示し、と機序が異なる。
  • を具体的に記録し、過剰に広いアレルギー表示を避ける。