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Symptoms · Published

発疹性黄色腫

Eruptive xanthoma

臓器系
内分泌・代謝
科目
Biochemistry
トピック
生化学 5/4:リポタンパクリパーゼ(LPL)の組織特異的側面とLPL欠損症
関連疾患
脂質異常症

🧠 全体像は、空腹時血漿トリグリセリド(TG)が概ね1,000 mg/dLを超えるような著明を示す視覚的なである。数日〜数週の単位で急速に多発する黄色〜紅色のという経過そのものが、に進行するなど他のと一線を画す特徴であり、この所見をみたらのリスク評価を同時に行う必要がある。

臨床像

  • 直径数mm程度の黄色〜黄白色の丘疹が、しばしば紅斑性のを伴って体幹・・四肢伸側(肘・膝)に急速に多発する。組織学的には真皮内に脂質を貪食した)がする。
  • 血漿が著増する病態(空腹時TG ≥1,000 mg/dL)でみられ、(Fredrickson I型)や、増悪した(IV型)が代表例。
  • しばしばの白色化)や肝脾腫を伴う。空腹時にもかかわらず血漿がを呈する所見()も同じ病態を示す。
  • 背景の脂質異常が是正されTGが低下すれば、数週間程度で自然消退する

他の黄色腫との違い

の型 主な脂質異常 分布・形態
著明高TG(多くは≥1,000 mg/dL 体幹・・四肢伸側に急速多発する黄色
著明高LDL-C( ・手指伸筋腱にに形成される結節
(III型) 手掌の皺に沿う黄色調沈着

⚠️ 著明の患者が急な腹痛を訴えたら、の有無にかかわらずを疑って評価する。膵炎の発症確率は血漿TG値と相関し、はTG<500 mg/dLへ下げて再発を予防することにある。

まとめ

  • は著明(多くはTG≥1,000 mg/dL)を示す急速多発性の皮膚で、に進行するとは経過が異なる。
  • ・肝脾腫を伴うことがあり、血漿脂質が是正されれば自然消退する。
  • 臨床的な意味は美容上の問題ではなく、リスクの高さを示すである点にある。