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Symptoms · Published

丸薬丸め様振戦

Pill-rolling tremor

臓器系
神経
科目
Neurology
トピック
神経学 G1-28:パーキンソン病の診断
関連疾患
パーキンソン病

🧠 全体像:母指とが擦り合わさる動きが丸薬を丸める手つきに似ることからこの名がある、パーキンソン病のの典型像である。診断的な価値は形そのものではなく、安静時に出て動作で消え、片側から始まるという振る舞いにある。振戦全体の分類軸は振戦が扱う。

所見の特徴

項目 内容
周波数 4〜6 Hz
出現条件 肢を完全に支えた安静時。動作を始めると軽減・消失し、睡眠中は消える
増強因子 精神的緊張、暗算などの認知負荷、歩行、対側の肢を動かすこと
分布 上肢遠位から始まり片側優位。数年かけて対側へ及ぶ

⭐ 増強因子は診察に使える。振戦がはっきりしないときは、暗算をさせる、廊下を歩かせる、反対側の手で反復運動をさせると顕在化する。

💡 姿勢を保持させると数秒のをおいて同じ振戦が戻ることがある()。見た目はだが実体はで、との鑑別で決め手になる。

鑑別と限界

との対比は、姿勢時か安静時か・両側対称か片側発症か・飲酒で軽減するか、の3点でほぼ済む。詳細は振戦の対比表による。

⚠️ この振戦がなくてもパーキンソン病は否定できない。 振戦を欠く病型があり、逆にこの振戦があっても、を確認しなければとは言えない。でも同様のは出るため、の服を必ず確認する。

まとめ

  • 4〜6 Hzので、動作で軽減し精神的緊張・歩行で増強する。
  • 上肢遠位の片側発症が典型で、非対称性が診断を支持する。
  • との鑑別は安静時か姿勢時か、片側性か、飲酒で軽減するかで判断する。
  • この振戦の有無だけでパーキンソン病を診断も除外もしない。の確認との聴取が要る。