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Symptoms · Published

早産陣痛

Preterm labor

臓器系
生殖・産婦人科
科目
Obstetrics
トピック
産科学 13:早産陣痛と早産
関連疾患
羊水過多症・羊水過少症

🧠 全体像陣痛と同じ「規則的収縮+進行性の頸管変化」という所見を、妊娠37週未満という時期で区別した概念である。は陣痛のノートに譲り、ここでは早産に至る危険因子と、)をいつ使い、いつ使わないかに絞る。

危険因子

の背景には、既往(自然早産、、頸管)、妊娠要因(、胎盤早期剥離、)、子宮・頸管因子(、短い頸管)、感染・炎症(、腎盂腎炎、症候性尿路感染)、生活・社会因子(喫煙、、短い妊娠間隔)が挙げられる。

による子宮のは、陣痛そのものを誘発しうる直接的な危険因子である。 子宮壁が過度に伸展されると収縮が起こりやすくなり、規則的収縮からへ進みやすい。

⚠️ 感染が背景にあるは、新生児側の評価の閾値を変える。 ・子宮内感染を伴う早産ではのリスクが高いとみなし、出生した児に血液培養を採取したうえで経験的抗菌薬を開始する閾値を下げる。一方、や陣痛のないなど感染以外の理由による早産では、この閾値を一律には下げない。

トコライシスの適応

)は早産を根本的に防ぐ薬ではなく、の効果発現や施設への搬送のために48時間程度の時間を稼ぐことが目的である。

状況 対応
頸管変化を伴うで、母児が安定 を開始し、ステロイド投与・搬送準備を並行する
、母体の重症合併症、 を行わず分娩を優先する
分娩が著しく進行している の成功率が低く合併症のみ増えるため行わない

まとめ

  • 陣痛と同じ所見を妊娠37週未満という時期で区別した概念で、は陣痛のノートに譲る。
  • 危険因子は既往、妊娠要因、子宮・頸管因子、感染・炎症、生活・社会因子に大別される。による子宮はその一例である。
  • 感染関連ののリスクを高めるため、出生児への経験的抗菌薬開始の閾値を下げる。
  • は早産を止める薬ではなく、ステロイド効果発現・搬送のための時間稼ぎであり、感染・母体不安定・・分娩の高度進行があれば行わない。