Anatomy

Anatomy · 8.1

頸部:骨と筋膜

Neck — Skeleton & fascia

応用トピック
急性扁桃炎の合併症と扁桃周囲膿瘍頸部の解剖:頸部間隙、血管、神経、リンパ系頸部奇形と頸部軟部組織の炎症性疾患

🧠 頸部は「頭部と胸郭をつなぐ細い通路」で、骨格はと舌骨、軟部組織はの層で整理する。 筋膜の層を理解すると、感染がどの空間を通って広がるかも読める。

頸部骨格

頸部の骨格は7個の(C1-C7)、舌骨、を中心に構成される。

構造 ポイント
椎体がなく、を作る
を持ち、回旋運動に重要
を持つ
長いが触れやすい
舌骨 他の骨と直接関節せず、舌・喉頭・舌骨上/下筋の支持点

には通常、がC6から入り、上行してへ向かう。

深頸筋膜

は頸部の筋・内臓・血管神経を包み、区画を作る。

包む構造
・耳下腺の被膜
、甲状腺、気管、食道
総/、迷走神経

は下方でへ連続するため、頸部感染が縦隔へ広がる経路になりうる。

頸動脈鞘

は左右の頸部を縦走する筋膜性の鞘で、重要な神経血管束を含む。

内容 位置の目安
内側寄り
外側寄り
迷走神経 動脈と静脈の後方
沿い

の中ではなく、その後内側、膜の前方を走る。

筋膜隙

空間
咽頭と膜の間。感染が広がる
頭蓋底からへ連続しうる
膜の深部
気管・甲状腺周囲

💡 頸部筋膜は感染の地図。 は、を通って縦隔へ波及することがある。

まとめ

  • 、舌骨、を中心に構成される。
  • C1は、C2はで、頭部のうなずき・回旋に重要である。
  • は被覆筋膜、に整理できる。
  • には頸動脈、、迷走神経が入る。
  • は感染の広がり方を理解する鍵である。