生物物理学

生物物理学 · 17.06

パルスエコー原理

The pulse-echo principle

応用トピック
麻酔・集中治療における超音波の役割超音波検査の実技画像誘導放射線治療

🧠 は短い超音波パルスを送り、エコーの往復時間を測る。 反射体までの深さはと時間差から求める。

往復時間から深さを求める

距離式の2はパルスが反射体まで往復するためである。送信後に受信を待つ時間は最大表示深度を決め、パルス反復周波数を高くしすぎると前のパルスのを次のパルス由来と誤認する。

パルスエコー原理を表す式

d=c Δt2d=\frac{c\,\Delta t}{2}

ddは深さ、ccは組織内、Δt\Delta tは送信から受信までの時間である。

送信パルスとエコー受信

往復距離であるため2で割る。

flowchart TD
  A["往復時間から深さを求める"] --> B
  B["送信パルスとエコー受信"] --> C
  C["往復距離であるため2で割る"] --> D
  D["最大深度と距離誤差"]

最大深度と距離誤差

圧電が短い送信パルスを作り、の異なる境界がエコーを返す。装置は到達時間を深さへ変換し、受信エコーへ減衰補正・・ビーム形成などを施した値をへ割り当てる1ため、と情報を分けて理解する必要がある。

各反射体の位置と処理後のエコー強度を組み合わせて画像を作る。深さ計算は媒質内の平均を一定と仮定するため、差は距離の系統誤差になる2。

まとめ

  • 短い超音波パルスを送り、エコーの往復時間を測る。反射体までの深さはと時間差から求める。
  • 往復距離であるため2で割る。
  • 各反射体の位置とエコー強度を組み合わせて画像を作る。

出典

  1. 1.Advances in ultrasonography: image formation and quality assessment(Journal of Medical Ultrasonics・2021)Bモード画像の輝度は受信エコーに画像形成処理を施して生成される閲覧 2026-08-20
  2. 2.Iterative Pulse–Echo Tomography for Ultrasonic Image Correction(Sensors・2024)不均一な組織音速はパルスエコー画像の位置・画質を歪める閲覧 2026-08-20