Biophysics

Biophysics · 22.08

光感覚の反応過程

Reaction steps of light sensation

検査値
網膜電図

🧠 光受容では、1光子がを活性化し、―PDEカスケード(transducin–PDE cascade)が信号を約10610^6倍へ増幅してに過分極を起こす。

網膜のが吸収した光子は、ここで扱う光受容カスケードを介して膜電位変化へ変換される。この過分極は段階的なとして、後続ニューロンへの量を調節する。

暗所での状態

暗所では細胞内cGMPが多く、cGMP依存性が開いている。このによりは比較的脱分極し、グルタミン酸を持続放出する。

光を受けた後

flowchart TD
  A["光子を<span class='jp-term jp-term-diagram' title='rhodopsin'>ロドプシン</span>が吸収"] --> B["11-cis-retinal → all-trans-retinal"]
  B --> C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='activated rhodopsin (metarhodopsin II)'>活性型ロドプシン</span>"]
  C --> D["Gタンパク質<span class='jp-term jp-term-diagram' title='transducin'>トランスデューシン</span>の活性化"]
  D --> E["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='PDE'>ホスホジエステラーゼ</span>の活性化"]
  E --> F["cGMP低下"]
  F --> G["cGMP依存性<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cation channel'>陽イオンチャネル</span>の閉鎖"]
  G --> H["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='photoreceptor'>視細胞</span>の過分極"]
  H --> I["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='glutamate release'>グルタミン酸放出</span>の低下"]

1つのが多数のを活性化し、各PDEが多数のcGMPを分解するため、大きなカスケード増幅が得られる。

💡 通常の感覚細胞では刺激が脱分極を起こすことが多いが、は光でチャネルが閉じて過分極する。暗所で開き、光で閉じると覚える。

光子から膜電位までの増幅は、刺激エネルギーをへ変えるのうち、Gタンパク質を介するの例である。

まとめ

  • が光子を吸収するとする。
  • ―PDE系(transducin–PDE system)がcGMPを低下させる。
  • 閉鎖によりは過分極し、が減る。