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ENT · 33

内視鏡下副鼻腔手術と拡大適応

Endoscopic sinus surgery, extended applications

前提:正常
頭部:鼻腔と副鼻腔
疾患
髄液漏頭蓋底腫瘍

🧠 全体像は、鼻孔から内視鏡を挿入し、病的閉塞を除いて自然排泄路と換気を回復させる。現在は炎症性疾患だけでなく、頭蓋底・眼窩・腫瘍手術への経鼻ルートとしても用いられる。

機能的内視鏡下副鼻腔手術の目的

は、などの病変を処置し、正常粘膜を可能な限り温存する。単に「洞内の粘膜をすべて除去する手術」ではない。

閉塞した周囲の骨・病的粘膜・を選択的に除去すると、洞の排泄と換気、術後の洗浄・局所薬到達が改善する。

適応

  • 症状、病型、生活の質、既治療を踏まえ、手術の利益が保存治療を上回る、びまん性1
  • の眼窩・
  • 、真菌性病変、選択された骨腫
  • 矯正、、異物除去をする症例
  • 減圧、髄液瘻・髄膜閉鎖
  • 選択された、下垂体病変、

手術の方向

古典的概念 進行方向
前方から後方へ、病変の排泄路を追う
後方から前方へ、・後部側から展開

実際にはコンピュータ断層撮影(CT)解剖、病型、症状、病変範囲、の計画に応じて組み合わせ、粘膜肥厚や陰影の程度だけで手術範囲を決めない。、骨びらん、真菌性病変では、単なる開口部拡張ではなく洞内を十分に展開して病的組織を除去する1。ナビゲーションは頭蓋底・眼窩近傍、、解剖変異で補助となるが、解剖知識の代わりではない。

利点と限界

  • 顔面皮膚切開を避け、病変へ直接到達できる。
  • 、入院・間を減らせることが多い。
  • 出血やレンズ汚染で視野が悪化し、狭い空間で重要構造に近接する。
  • 機器・訓練が必要で、術後の洗浄、、薬物療法も重要である。

合併症

損傷部位 合併症
前・後 大出血、眼窩血腫、脳虚血
眼窩紙様板・ 出血、損傷、、視力障害
視神経 ・失明
頭蓋底・硬膜 、髄膜炎、頭蓋内損傷
鼻腔粘膜 癒着、狭窄、再発

急な眼痛・、制御不能な出血、透明である。

まとめ

  • の中心は自然排泄路の機能回復と粘膜温存である。
  • 手術は副鼻腔から眼窩・頭蓋底へ適応が拡大している。
  • 合併症は眼窩、頭蓋底、との近接から生じる。

出典

  1. 1.Clinical Practice Guideline: Surgical Management of Chronic Rhinosinusitis(Otolaryngology–Head and Neck Surgery・2025)慢性鼻副鼻腔炎の手術適応は症状、病型、生活の質、既治療から個別判断し、術式範囲をCT所見だけで決めず、鼻茸、骨炎、骨びらん、真菌性病変では洞の十分な展開と病的組織除去を行うこと閲覧 2026-08-09