Pharmacology

Pharmacology · Core13

薬物の分布

Core13: Distribution of drugs

応用トピック
吸入麻酔薬

🧭 要点は、血液から組織へ薬物が移動すること。主な規定因子は 、バリア、pH/

4つの規定因子

因子 ポイント 臨床的意味
作用を示し、クリアランスされるのはだけ
血流が多いほど分布が速い 灌流の多い臓器では効果発現が速い
バリア 血液脳関門や胎盤が移行を制限・修飾する 脂溶性とトランスポーターが重要
pH/ は脂溶性が高い 炎症で酸性化した組織では、の浸透が低下しうる

タンパク結合

  • として働く。
  • などでが少ないと、が増える
  • 低下の結果:
    • 作用が増強 する。
    • がより速くクリアランス/排泄されるため、は短くなる

組織コンパートメント

  • 血液:約 5 L
  • 間質:約 9 L
  • :約 28 L
  • 脂肪:約 5 Lの重要な
  • 脂肪量の変化:
    • 体重増加 → より長く、弱い効果。
    • 体重減少 → より速く、強い効果。

灌流と特殊組織

  • 肺は実質的に循環血液量の 100% を受ける。
  • 腎臓は約 20% を受ける。
  • 脂肪は約 10% を受け、として働く。
  • 骨は一部の薬物を蓄積しうる。例:テトラサイクリン

バリア

  • 血液脳関門
    • 孔がない。
    • 脂溶性が高いほど通過しやすい。
    • MDRは中枢神経系への移行を減らす。
  • 胎盤
    • の約 10% を受ける。
    • 脂溶性が高いほど通過しやすい。
    • 小分子ほど通過しやすい:600 Da未満 は通りやすく、1000 Da超 は通りにくい。

覚え方

  • = 作用 + 排泄
  • = 速い効果発現
  • 脂溶性 = BBB/胎盤を通過しやすい
  • = が高い