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Drug Atlas · B31 Antineoplastics / 抗腫瘍薬

6-チオグアニン

6-thioguanin

分類
Antineoplastics / 抗腫瘍薬
商品名(EU)
Lanvis
科目
Pharmacology
トピック
B31: Drugs used in cancer treatment I (antimetabolites)
監視検査値
血算
相互作用
アロプリノール
対象疾患
急性骨髄性白血病

🧠 全体像(6-TG)はと同じだが、主要な不活化経路がXOではなくTPMTによるメチル化であるという代謝の違いが臨床上のになる。この違いのおかげで6-TGは/と併用しても6-MPほどの大幅減量を要さない——チオプリン系=XO阻害薬で必ず大減量、と機械的に覚えると6-TGで足をすくわれる。一方で6-TGは長期経口という独自の肝が目立ち、この副作用プロファイルの違いから現在はALLの長期維持療法では6-MPに取って代わられ、AMLの短期併用療法が主な出番になっている。

6-メルカプトプリンとの違い

項目
化学構造
活性化 HGPRTでTIMPへ→さらに代謝されTGNに HGPRTでより直接的に
主要な不活化経路 (XO) TPMTによるメチル化(XOの寄与は小さい)
/併用 大幅減量が必須(XO阻害で 原則として同様の大幅減量は不要(XO経路への依存が小さいため)
主な適応 ALLの長期維持療法 AML誘導・での短期併用が中心
特徴的な肝毒性 肝毒性あり が長期投与でより目立つ

「チオプリン系=XO阻害薬で必ず大減量」という単純化は6-TGでは通用しない。 6-MPとの構造的な近さから同じ注意が必要に見えるが、代謝経路の違いにより相互作用の強さは異なる。ただし添付文書上の記載や施設判断で慎重投与とされることはあるため、実臨床では個別に確認する。

適応・用法

領域 使いどころ
血液腫瘍 (寛解導入・での他剤との短期併用)

PO。に基づく投与でレジメンにより異なる。長期の連日のリスクから避けられる傾向にあり、短期の併用療法での使用が中心。実際の用量は施設のプロトコル・添付文書で確認する。

禁忌・注意・副作用

  • 禁忌:既知の耐性、妊娠
  • ⚠️ 長期連日投与はのリスクを高める。 この副作用がALL維持療法での6-MPからの置き換えを制限した経緯がある
頻度 内容
高頻度 骨髄抑制(血算でモニタリング)
注意
重篤・まれ )・

まとめ

  • だがで、6-MP()とは構造が異なる。
  • DNA/RNAへの取り込みとde novoの二重機序(6-MPと共通)。
  • 主要な不活化経路はTPMT(XOへの依存は小さい)——/併用でも6-MPほどの大幅減量は原則不要。
  • 長期投与でのが特徴的な毒性で、ALL長期維持療法では6-MPに取って代わられた。
  • 現在の主な出番はAMLの寛解導入・での短期併用。