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Drug Atlas · C5 Antivirals / 抗ウイルス薬

エテセビマブ

etesevimab

分類
Antivirals / 抗ウイルス薬
科目
Pharmacology
トピック
C5: Agents to treat Herpes simplex (HSV), varicella-zoster (VZV), cytomegalovirus (CMV). Anti-influenza agents. Drugs against Corona- and other viruses
承認適応
COVID-19
標的微生物
SARS-CoV-2
副作用
インフュージョンリアクション

🧠 全体像:はの耐性化を補うために追加されたパートナー抗体で、単剤で使われることはない。全体像・共通の教訓は・のノートを参照。

バムラニビマブとの違い

単剤での使用歴 あり(初期にされ後に耐性懸念で併用へ) なし(常にとの併用薬として設計)
狙うエピトープ Spike RBD上のエピトープ と異なるエピトープ(/と同じ)
役割 単剤時代の反省の出発点 単剤の弱点(1エピトープ依存)を補う目的で追加

💡 +の併用も、+と同じ「2エピトープを同時に狙う」設計だが、Omicron株の大量変異には同様に及ばなかった。

適応・用法

は単剤で承認されたことはなく、常にと併用(EUA 094)で投与された。2022年1月24日時点では、Omicron株に対する活性が著しく低下したことを理由に、この併用を米国のいかなる地域でも認可しないとした1。その後、Lillyの要請(供給終了・全ロット失効)を受けて2023年12月14日、はEUA自体を取り消した2。現在+の併用は法的に使用できない。

禁忌・注意・副作用

の項を参照。過敏症・(を含む)に注意する点は群に共通する。

まとめ

  • はの単剤時代の弱点(1エピトープ依存による耐性化)を補うために追加された併用パートナー抗体。
  • 単剤としての使用歴・適応はない(EUAも常にとの併用としてのみ発行された)。
  • Omicron株の出現で+の併用もを喪失し、2022年1月24日にが全米での使用を事実上認めないよう制限、2023年12月14日にはEUA自体が取り消された。

出典

  1. 1.Etesevimab(StatPearls Publishing(NCBI Bookshelf)・2023)2022年1月24日時点のFDAのファクトシートが「Omicron株の高い頻度のため、バムラニビマブとエテセビマブの併用はOmicron株に対する著しく低下した活性のゆえに米国のいかなる地域でも現在認可されておらず、FDAが別途通知するまでEUA下でCOVID-19の治療にも曝露後予防にも投与してはならない」と記していること、エテセビマブが単剤では承認されずバムラニビマブとの併用でのみ用いられたことを確認した閲覧 2026-08-25
  2. 2.Revocation of Emergency Use of a Drug Product During the COVID-19 Pandemic; Availability (Federal Register, Vol. 89, No. 48)(U.S. Food and Drug Administration・2023)Lillyが2023年10月23日にFDAへ取り消しを要請し(EUA下で製造・表示された全ロットが失効し、同社が米国での提供を継続しない意向を示したため)、FDAが2023年12月14日付でバムラニビマブ+エテセビマブ併用のEUA(EUA 094)を取り消したことを確認した。閲覧 2026-08-03