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Microbe Atlas · ウイルス

Buffalopox virus

水牛痘ウイルス

分類
ポックスウイルス / Poxviruses
性状
エンベロープあり EnvelopeddsDNA
科目
Medical Microbiology
トピック
3/19: Poxviruses

🧠 全体像は、他の動物Orthopoxvirusとは成り立ちが異なり、野生に起源を持つ独立種ではなくに由来すると考えられている——キャンペーンで使われたが水牛の集団に定着し、化したとみられる。後にワクチン接種が中止されが低下したことで、むしろ近年になって顕在化しやすくなったというな経緯を持つ。

構造・ゲノム型・複製様式

と同じOrthopoxvirus属に属し、線状dsDNA・エンベロープあり・・細胞質での増殖というを共有する(詳細はを参照)。ゲノム配列はときわめて近縁で、事実上その一系統とみなされている。

感染経路と臨床像

インド亜大陸・東南アジアを中心に、水牛(乳牛を含むこともある)の乳頭・乳房に局所のを起こすとして定着している。搾乳作業者・畜産従事者がとの接触を通じて感染し、手指・前腕にの局所膿疱を形成する。

💡 ワクチン中止が流行の顕在化に寄与した可能性。 1980年の後、世界的にワクチンのが中止されたことで、(およびその近縁株)に対するが世代を追って低下している。由来と考えられるため、この免疫低下がインドなどの畜産従事者における感染の顕在化・報告増加に関与している可能性が指摘されている。

診断と治療

  • 曝露歴(水牛・乳牛との接触)と局所膿疱の臨床像から疑い、PCRで確定する
  • 健常者は対症療法のみで自然治癒する局所疾患にとどまる

まとめ

  • Orthopoxvirus属に属し、独立した野生由来種ではなくに由来するとみられる。
  • インド亜大陸・東南アジアで水牛・乳牛の乳頭・乳房にを起こす
  • 搾乳・畜産従事者にの手指・前腕局所膿疱を起こす。
  • 後の低下が、近年の顕在化に関与している可能性がある。