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Symptoms · Published

情緒不安定

Emotional lability

別名
情動失禁
臓器系
神経精神
科目
Pathology
トピック
病理 B/31:リウマチ熱・リウマチ性心筋炎
関連疾患
リウマチ熱・リウマチ性心疾患筋萎縮性側索硬化症

🧠 全体像は単一の機序を持つ現象ではない。ここでは、障害される部位ももまったく異なる2つの文脈——ALSにおけると、における大脳基底核の自己免疫性障害——を扱う。同じ名だからといって同一の病態として説明しないこと。

ALS:偽性球麻痺の一部としての情動失禁

ALSでは両側のが障害されるの一部として、状況にそぐわない泣き・笑いが本人の意思とはに生じる()。を司る皮質-脳幹回路のが機序であり、抑うつと取り違えやすいが・誘因・本人ので鑑別できる。詳細な鑑別表はに譲る。

⚠️ を気分の変調・抑うつとしない。 誘因に不釣り合いな短時間の発作的な表出で、本人が感情内容と表出の乖離をしていることが多い。抑うつと一括りにすると、この病態に応じた薬剤選択の機会を逃す。

リウマチ熱:Sydenham舞踏病に伴う情緒不安定

では、感染に対する自己抗体が大脳基底核の糖蛋白と)することでが生じる。はこのに伴う精神症状の一つで、不随意・非律動的なと並行して現れる。の障害ではなく基底核の自己免疫性炎症という点で、ALSの機序とは異なる。多くは支持療法のみでとともに自然軽快し、を残さない。

ALS(
障害部位 両側 大脳基底核
機序 回路の 自己免疫()による炎症性障害
随伴所見 ・嚥下障害、 、しばしば片側優位
経過 基礎疾患の進行とともに持続 の軽快とともになく消退

まとめ

  • は単一の機序ではなく、ALSととでが異なる別々の現象である。
  • ALSでは両側の障害によるの一部としてが生じる。詳細はを参照。
  • ではに伴う精神症状として現れ、大脳基底核への自己免疫性障害が機序であり、とともになく消退する。