Neurology

Neurology · G2-23

臨床神経生理検査:EEG・EMG・ENG・TMS・誘発電位

G2-23: Clinical neurophysiological diagnostic procedures (EEG, EMG, ENG, transcranial magnetic stimulation and evoked potentials - BAEP, VEP, SSEP)

前提:正常
神経細胞とグリア細胞の生理学脳波(EEG)・睡眠現象・学習と記憶
症状
ミオキミア
検査値
横隔神経伝導検査交感神経皮膚反応

🧠 全体像:神経生理検査は構造ではなく機能を時間軸で測る。EEGは大脳皮質、は末梢神経・筋、は感覚経路、TMSは皮質脊髄路を主に評価する。

検査の比較

検査 測定対象 主な用途 限界・注意
EEG 頭皮上から記録する大脳皮質の電位変化 てんかん、意識障害、脳症、睡眠 が低い。通常EEG正常でもてんかんを否定できない
末梢神経の、振幅、 、絞扼性障害、脱髄・の区別 障害や神経根近位病変を単独では捉えにくい
安静・時の筋活動電位 変化、分布と慢性度 侵襲と疼痛、出血リスク、検者依存
TMS に対する運動など 皮質脊髄路、皮質興奮性、術前機能マッピング 、頭蓋内金属、発作リスクを個別評価
刺激に対する感覚経路の時間同期反応 視覚、聴覚脳幹、体性感覚経路 異常の局在精度に限界があり、と一致しないことがある

EEG

flowchart TD
    A["発作性症状・意識障害"] --> B["病歴と動画を評価"]
    B --> C["通常EEG"]
    C --> D{"診断に必要な異常を記録できたか"}
    D -->|"いいえ"| E["睡眠<span class='jp-term jp-term-diagram' title='activation'>賦活</span>・長時間・ビデオEEGを検討"]
    D -->|"はい"| F["臨床発作と波形の対応を判定"]

EEGのはてんかんを支持するが、臨床発作なしに診断を確定しない。代謝性・脳症ではを示しうる。死は標準化した臨床診察とが基本で、補助検査は診察をできないなど指針上の条件に限る。

NCSと針筋電図

  • NCSは皮膚上刺激・記録で、を測る。
  • 振幅低下は、著明な伝導遅延・は脱髄を示唆するが、温度・年齢・測定条件を考慮する。
  • では、陽性鋭波、電位、動員を評価し、神経根・末梢神経・運動ニューロン・筋疾患の分布を考える。

誘発電位とTMS

略語 刺激・記録 主な評価
VEP などの視覚刺激から後頭部記録 視神経・などで延長
BAEP 音から頭皮記録 から脳幹
SSEP 末梢神経電気刺激から脊髄・頭皮記録 後索-を中心とする体性

TMSはの反復TMSと、診断・マッピング目的の単発・を区別する。「金属があれば全例不可」ではなく、刺激部位近傍のや電子機器、発作リスクを安全指針に沿って評価する。

まとめ

  • EEGは大脳皮質、NCS・は末梢神経筋、、TMSは皮質脊髄路の機能をみる。
  • 正常結果は病変を完全には否定せず、検査時期・対象線維・記録時間の限界を考える。
  • 波形だけで診断せず、病歴、診察、画像、検査条件と統合する。