Pathophysiology

Pathophysiology · P-2-24

循環性ショック 症例3

Circulatory shock, Case 3

前提:病態
循環性ショックの定義と分類
症状
肝頸静脈逆流

症例提示

介護施設入所中の85歳男性が、右下胸部の突然の痛みと呼吸困難増悪のため救急搬送され、ICUへ入室した。

病歴(7日前): 7日前から呼吸困難が出現し、同時に両下腿・足部の浮腫を認めた。軽度があり、利尿薬が投与された。著しい全身のため、ほぼ状態であった。

:

  • 右下肢腫脹が有意に強く、同部に痛あり
  • 胸部X線で右下葉末梢に淡い陰影

: 診察後、呼吸が急速に不規則化して停止、脈拍触知不能となり、蘇生を要した。


重要な引用と示唆

引用 / 値 解釈
数日間“ほぼ状態” により(Virchow’s triad)→ リスク増大
“右下肢の腫脹が著明で痛あり” 片側性下肢腫脹と疼痛は)を強く示唆
“右下胸部痛が突然出現し呼吸困難” 急性 + 呼吸困難で肺塞栓症を示唆
CXR: “右下葉末梢の淡い陰影” 末梢を伴うの可能性
” / 軽度 / 下肢浮腫 上昇とに合致するうっ血所見
し脈拍触知不能” 巨大塞栓による路閉塞から心停止へ進展

要点

  • ショック型: 巨大肺塞栓による
  • : 長期)で促進された右下肢血栓。
  • 病態生理: 塞栓で肺動脈流出路が閉塞 → 右室増大 → 左室前負荷低下 → 心拍出量低下 →
  • 鑑別の鍵: など上昇を伴う「」はの特徴。
  • 経過: 急速に心肺停止へ進行し蘇生を要した。