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Symptoms · Published

恥骨上部痛

Suprapubic pain

臓器系
生殖・産婦人科腎・泌尿器
科目
Internal MedicineGynecology
トピック
内科学 I-09:尿路感染症:無症候性細菌尿・膀胱炎・前立腺炎婦人科学 28:子宮内膜症と子宮腺筋症
関連疾患
間質性膀胱炎子宮内膜症・子宮腺筋症尿路感染症

🧠 全体像は下腹部正中、のすぐ頭側に感じる痛みで、位置だけでは原因臓器を一つに絞れない。膀胱と子宮は隣接し体表投影領域が重なるため、実地ではを伴うか(膀胱由来)に関連するか(子宮由来)という随伴症状の軸で切り分ける。

部位の解剖と機序

膀胱は充満・炎症により伸展・攣縮すると恥骨上部に痛みを投影する。子宮も内膜症性病変やによる炎症・線維化が同じ下腹部正中に痛みを投影しうる。両臓器の神経が重なるため、圧痛の局在だけで原因臓器を確定することはできない。

膀胱由来と子宮由来の切り分け

膀胱由来(尿路感染症 子宮由来(
随伴症状 頻尿、、時に血尿
急性発症、感染性の経過 に一致して増悪する慢性・進行性の経過
検査の焦点 尿検査・尿培養 、臨床診断に基づく

⚠️ 発熱・悪寒・痛を伴えば腎盂腎炎への進展を疑い、急な激痛にを伴えばの破裂などのを考える。いずれもだけにとどまらない所見の追加が鍵になる。

まとめ

  • は位置だけで原因臓器を決められず、随伴症状で膀胱由来と子宮由来を切り分ける。
  • 膀胱由来は(頻尿・)を伴う急性の経過が典型で、尿検査・尿培養で評価する。
  • 子宮由来はに関連した慢性の経過が典型で、を伴いやすく、と臨床診断で評価する。
  • 発熱を伴う増悪は腎盂腎炎、を伴う破裂などのを疑う。