Pathophysiology

Pathophysiology · P-1-24

体性神経障害の診断のための診察法

Examination for somatic nerve neuropathy

前提:病態
糖尿病の細小血管合併症

🧠 全体像: のスクリーニングは、と足の診察を組み合わせ、温度覚・痛覚・触覚・振動覚・反射を系統的に評価する。必要に応じてや組織学的検査を追加する。

スクリーニングの開始時期

診断の進め方は1型糖尿病2型糖尿病で多少異なる。

糖尿病の型 DSPNスクリーニング
1型糖尿病 診断5年後から開始し、その後は年1回行う
2型糖尿病 DSPNスクリーニングを行う

スクリーニングの構成

を障害するDSPNのスクリーニングは、次の2要素からなる。

  1. :病歴と症状を確認する。
  2. :足の外観、感覚、反射を評価する。

身体診察

評価項目 方法 評価する内容
足の変形、創傷、その他の異常を確認する 潰瘍や圧迫点につながる
温度覚 させ、冷たく感じる金属製プローブと、冷たさの弱い製プローブで足に触れ、違いを答えてもらう 温度識別能
痛覚 鈍端と鋭端をもつ針で刺激し、違いを答えてもらう 鋭鈍覚
触覚 足底の複数部位に触れ、感じたかを答えてもらう 足底の触覚
振動覚 振動器具をに当て、振動が消失した時点を答えてもらう 振動覚の低下
反射 腱反射を診察する 末梢神経機能

💡 症状が乏しくても防御感覚が低下していることがあるため、だけでなく足を直接診察することが重要である。

機器・組織学的検査

  • :末梢神経のを測定する。
  • 組織学的検査などで採取した検体を評価する。侵襲的検査であり、なDSPNスクリーニングではなく、必要性を吟味して用いる。