Pharmacology

Pharmacology · Core18

線形・非線形薬物動態

Core18: Linear and non-linear pharmacokinetics

応用トピック
抗てんかん薬・鎮痛補助薬

📉 要点では、用量↑ → 濃度/AUCが比例して↑ し、CL/T1/2は一定。では過程が飽和し、小さな増量で濃度/AUCが大きく上昇 してが高まる。

線形薬物動態

  • 消失または吸収が、拡散や濾過のように のときに起こる。
  • 関連する濃度範囲で過程が飽和に近くなければ、線形に振る舞う。
  • は濃度に比例する。
  • 典型的な一次速度曲線:
    • 濃度-負の
    • 対数濃度-時間プロットでは、おおむね直線になる。
  • では:
    • クリアランス
    • 半減期
    • AUCに到達したに比例する。
    • 反復/一定投与では、に比例する。

非線形薬物動態

  • 消失または吸収が になると起こる。
  • 濃度が Km を超えると、比例関係が失われる。
  • 消失は予想より遅くなり、に近づくことがある。
  • では:
    • 関連するCLとT1/2を一定値として信頼しにくい。
    • AUCが不均衡に増えることがあり、例:2倍量 → 約4倍AUC
    • により、予想外に高いになることがある。
    • にはモニタリングが必要なことが多い。

  • エタノール:臨床的に重要な濃度範囲で
  • フェニトインが狭い。
  • :高用量で
  • メトトレキサートのため、の調整が必要なことがある。

臨床的意義

特徴 線形PK(Linear PK) PK(Non-linear PK)
用量と濃度 比例 不均衡
クリアランス 一定 固定できない
半減期 一定 固定できない
増量後の 予測しやすい 高い

覚え方

  • 線形 = 予測しやすい
  • = 飽和 + 危険
  • フェニトイン:小さな用量変更で血中濃度が大きく変わりうる