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Imaging findings · Published

CT高吸収域

High attenuation on CT

別名
高吸収域hyperdensehyperattenuating
臓器系
全身
科目
NeurologyTraumatology
トピック
神経内科 G1-12:外傷性頭蓋内出血外傷学 09:外傷性頭蓋内血腫
関連疾患
くも膜下出血外傷性脳損傷脳卒中脳内出血(非外傷性)

🧠 全体像:「CTで白く見える」ことの原因は、・石灰化・造影剤・金属というまったく異なる4つの物質のいずれかである。)で定量できる利点を生かし、をまず確認したうえで、分布・形状・からを絞り込む。では、そのものが血腫の種類を教えてくれる。

定義

CTでの(高濃度)は、が周囲組織より高いことを示し、画面上は白く描出される。原因は主に、(ヘモグロビンのタンパク質濃度による)、石灰化)、、金属(クリップ・片など)の4系統に分けられる。

非造影か造影後かで読み方が変わる

を評価する最初の一手は、かを確認することである。

状況 主に疑う原因
での 、石灰化、
での新規 造影剤の血管内・

頭蓋内出血:形が血腫の種類を教える

血腫の型 CT形状 機序
を越えない 損傷が典型。硬膜が骨に強く付着するため形になる
を越えうる の牽引・は連続しているため広がりやすい
・脳槽に沿う の小血管損傷。頭痛・を伴いうる
底部などの衝撃/部に多い 実質内の小血管損傷。に増大しうる

⚠️ では初回CTが軽度でも、数時間後の再評価で血腫が増大しうる。神経症状の悪化があれば画像所見の軽さに安心せず再評価する。

も同じ物理原理()で描出されるが、外傷の有無・出血部位のパターン(・視床など深部が高血圧性、脳表・)で背景疾患を鑑別する。

時間経過による変化

急性期の血腫はだが、時間とともに吸収が低下する。が進むにつれ、亜急性期には化し、周囲と区別しにくくなる時期を経て、慢性期には低吸収化する。このを知らないと、亜急性期のを見落としうる。

紛らわしいもの

類似所見・状況 見分けるポイント
期の亜急性 単純な吸収値だけでなく、の局所的な・造影MRIで確認する
骨や金属に隣接した線状・放射状ので、実質の解剖学的形状に一致しない
生理的な 正中構造に対称性に存在し、に安定している

まとめ

  • CTでのの原因は・石灰化・造影剤・金属の4系統で、まずかを確認して絞り込む。
  • )、硬膜下()、くも膜下(・脳槽に沿う)という形の違いで鑑別できる。
  • 血腫は時間とともに→低吸収へ変化し、亜急性期の化を見落とさないよう注意する。
  • 神経症状が悪化する外傷例では、初回CTが軽度でも再評価を怠らない。