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Microbe Atlas · 細菌

Plesiomonas

分類
湾曲・水系 G− 桿菌 / Curved and aquatic Gram− rodsPlesiomonas
性状
Gram陰性 (G−)桿菌 Bacilli通性嫌気性 Facultative
科目
Medical Microbiology
トピック
2/16: Vibrio parahaemolyticus, V. vulnificus. Aeromonas and Plesiomonas genus5/1: Bacteria causing skin and wound infections (list) and their diagnosis5/7: Pathogens of enterally (faecal-oral route) spreading bacterial infections (list) and their diagnosis

🧠 全体像PlesiomonasAeromonasと並ぶの水系グラム陰性桿菌の1つで、この一群の中では魚介類を介した胃腸炎だけを起こす、臨床像が最も単純な菌として位置づけられる。単独の劇的な毒素も、V. vulnificusのような侵襲性の重症化パターンも持たない——「海産物・水系曝露歴が診断の手がかりになる」という本群共通のルールに当てはまる典型例として理解すればよい。

微生物学的な特徴

  • グラム陰性、運動性あり、——E. coliをはじめとする腸内細菌科()との鑑別点
  • や魚介類に生息する

病原性の仕組み

のような特定の劇的な毒素機序は確立されておらず、腸管への定着そのものが胃腸炎の主体と考えられている。

感染経路と疫学

  • 魚介類を介して伝播する(食品媒介)

起こす疾患

病態 特徴
胃腸炎 水様〜血性下痢を伴う

診断

  • 便検体の培養でのグラム陰性桿菌として検出
  • 魚介類摂取歴の聴取が診断を後押しする

治療と予防

  • 多くは自然治癒し、対症療法(補液)が中心
  • 重症例・遷延例では感受性に応じた抗菌薬(など)を追加する
  • 予防:魚介類の十分な加熱

まとめ

  • Plesiomonasの水系グラム陰性桿菌で、魚介類を介した胃腸炎(水様〜血性下痢)を起こす。
  • 同じ水系グラム陰性桿菌の仲間(Vibrio choleraeAeromonas)と違い、特定の劇的な毒素機序や重症化パターンは確立されていない。
  • 治療は多くが対症療法で十分。