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Killip分類

Killip classification

臓器系
循環器
科目
Cardiology
トピック
循環器内科 A-06:急性心不全・心原性ショックの病因・症状・診断
構成:症状
呼吸困難低血圧
適用疾患
急性冠症候群肺水腫

🧠 全体像は、に合併した所見だけで4段階に層別化するである。<a href=“/scores/nyha-functional-classification” class=“wikilink” data-goes-to=“心機能分類”>の「どこまで動けるか」を問うのに対し、は入院時点の「肺うっ血がどこまで進んでいるか、末梢循環が保たれているか」というベッドサイド所見に絞り込んでおり、も評価軸も別物である。

何を評価する分類か

内容
目的 に伴うの重症度を層別化し、を推定する
対象 で入院した患者
使う場面 入院時・経過中の身体所見からの迅速なリスク評価
評価しないもの の機能制限(の領域)、心筋梗塞そのものの範囲・部位

構成要素

所見だけで判定し、・画像所見を必要としない。

クラス 身体所見
I 心不全の徴候なし
II 軽度の呼吸困難下部のなどの軽度うっ血所見
III 肺水腫(両側性の全体に及ぶ)
IV 低血圧の徴候)

解釈

クラスが上がるほどは段階的に上昇する。現代のの普及により、開発当時(が一般的でなかった時代)の死亡率データより実際の死亡率は低下しているが、クラス間の相対的な重症度の序列自体は現在も臨床的に有用である。クラスIII〜IVは、より積極的な血行動態モニタリング、の検討につながる。

限界と使ってはいけない場面

⚠️ に伴う専用であり、一般のには用いない。 の機能評価は<a href=“/scores/nyha-functional-classification” class=“wikilink” data-goes-to=“心機能分類”>で行う。

⚠️ 所見のみに基づくため、評価者間でばらつきうる。特にクラスIとIIの境界(軽度うっ血の有無)は主観が入りやすい。

⚠️ 開発当時の死亡率データはが普及する前のものであり、現代の実際の予後をそのまま反映しない。絶対値ではなく相対的なとして使う。

まとめ

  • に伴うを、身体所見だけでI〜IVの4段階に層別化する。
  • クラスが上がるほどが段階的に上昇し、クラスIII〜IVはより積極的な管理につながる。
  • 一般には使わない。その評価はが担う。
  • 開発当時の死亡率データは現代の普及後の実際の予後とは異なり、相対的な序列として解釈する。